❖541)─1─日本のカトリックとプロテスタントの両教会代表団は、韓国を訪問し、韓国キリスト教会と共同で靖国参拝を非難し、昭和天皇の戦争責任を訴えた。2000年。〜No.1258/@       

キリスト教会と天皇制―歴史家の視点から考える (新教新書)

キリスト教会と天皇制―歴史家の視点から考える (新教新書)

旧題名・「ユダヤ民族と日本民族は同族か? 天皇の祖先はユダヤ人か?」
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 プロフィールに、6つのブログを立ち上げる。 ↗
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 山田洋次「お客さんが一番笑うところは、俳優は泣きながら演じるんだ。覚えておきなさい。喜劇は泣きながら作るもので、悲劇は笑いながら作るものなんだ。渥美さんは寅さんが振られる時、目の奥で涙が潤んでいる。だから観客が笑うんだ。そう演じなさい」
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 一部のキリスト教会は、反天皇として、普遍宗教に基づき民族宗教・日本神道を認めず、祖先神・氏神の人神信仰や農作物に神性を与えた自然崇拝を邪教として完全否定した。
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 韓国のカルト的教組型キリスト教団は、朝鮮戦争から高度経済成長期に合わせて、「セックスやカネ」といった個人欲を「隣人愛や友愛」の教義に結びつけ急速に信者を増やして来た。
 自らを神と名乗る教祖が20人。再臨のイエスを主張する教祖が50人以上。
カルト的キリスト教団は、プロテスタント系に多く存在し、異端視されていた。
 教組の多くが詐欺や性犯罪で逮捕され化けの皮が?がれるや、各教団から大量の信者がを離れていった。
 各教団は、韓国内での信者獲得が思うように行かなくなった為に、信仰の自由が保障されている日本への進出を積極化させ、騙されやすいている日本人、特に日本人女性の獲得に力を入れ始めた。
 カルト教団の教義は幼稚なだけに、常識を持って冷静に聴けばそのいかがわしさが理解できた。
 だが。キリスト教に憧れる日本人女性は意図も容易く騙される為に、2010年頃から韓国人信者よりも日本人信者の方が増え、被害が拡大している。
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 2000年5月 森喜朗首相の「神の国」発言。
 ワシントン・ポスト紙「アメリカの政策立案者達はこれに注意を払う必要がある。この発言は日本におけるナショナリズムの感情の強さを示している。そして、首相が幾らダメージ・コントロールに努力しようとも、この発言には日本の領土拡大論者が抱く、アジアとの、さらには最後にアメリカとの戦争に駆り立てた神秘主義的好戦主義が含まれている事を物語っている」
 5月23日 天皇皇后両陛下は、オランダを公式訪問し、アムステルダムのダム広場中央に立つ第二次世界大戦の犠牲者の戦没者紀念碑に献花を捧げた。
 5月24日 天皇皇后両陛下は、コック首相主催の昼食会に出席する為に首相府に向かった。
 戦争被害者ら約150人は、首相府前に集まり、両陛下の車にブーイングを浴びせた。
 両陛下がオランダ滞在中に、オランダ人は国内各地で小規模の反日天皇デモを起こしていた。
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 2001年8月7日 革命的労働者協会解放派)による、新しい歴史教科書をつくる会事務所放火事件
 9月11日 アメリカ同時多発テロ事件
 ブッシュ大統領は、速やかに非常事態を宣言し、イギリスのブレア首相、フランスのシラク大統領、ロシアのプーチン大統領中華人民共和国江沢民国家主席ら4名の常任理事国首脳と電話会談し、テロ対策で共闘を合意した。
 NATO (北大西洋条約機構) とロシアは、「国際社会が結束してテロと戦うべき」という共同声明を発表した。
 欧州連合米州機構東南アジア諸国連合アフリカ統一機構アラブ連盟イスラム諸国会議機構なども、ブッシュ大統領の呼びかけに応じた。 
 国際連合安全保障理事会で、国際連合安全保障理事会決議1368が採択された。
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 アメリカは、捜査の結果、テロ実行犯は国際テロ組織アルカイダと断定し、アフガニスタンタリバン政権に対して、アルカイダのリーダーであるサウジアラビア人のオサマ・ビンラディンの引き渡しを再三にわたって要求した。
 タリバン政権は、拒絶した。
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 エドワール・ホールー「2000年以上接触しているにもかかわず、西欧人とアラブ人はまだお互いに理解し合っていない」(『かくれた次元』)
 話し合えばわかり合える、相手が理解できる、それは嘘である。
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 9月16日 湾岸協力会議を構成するアラブ諸国は、テロ攻撃を批判し、アメリカ軍によるアフガニスタン攻撃を支持する声明を出した。
 9月18日 ブッシュ大統領は、武力容認法に署名した。
 9月21日 ラムズフェルド国防長官は、アフガニスタンの反タリバン勢力である北部同盟と共同して作戦に当たる事を発表した。
 欧州連合外相会議は、全会一致でアフガニスタンタリバン政権への攻撃を支持した。
 9月28日 国際連合安全保障理事会決議1373が採択され、国連加盟国にテロリズムの防止と制圧に緊急に協力することが要請され、テロ組織への援助は禁止された。
 10月 タリバン政権は、数度に渡る国連安保理決議によるオサマ・ビンラディンとアルカーイダの引渡し要求を拒否し続けた。
 アメリカは、埒もない外交的話し合いを続けて解決でず、テロ攻撃に対して即時反撃しなければ第二、第三のテロで国家の威信と国民の安全が守れないと判断してアフガニスタン攻撃を決断した。
 10月2日 NATOは、「集団的自衛権」を発動し、アメリカと共同してアフガニスタンへの攻撃を決定した。
 同盟国は、理由がどうであれ、同盟国が攻撃されたら集団的自衛権で同盟国を守る為に共に戦った。
 それが、国際信義であった。
 これは国際連合憲章に定められた国連軍ではなく、国連憲章第51条によって定められ、事前に国連決議を必要としない集団的自衛権の発動によるという論理であった。
 この論理は、米州機構、EU、そして日本を含む同盟国と法学者に広く認められた。
 日本は、湾岸戦争の大失態を教訓として、テロ対策特別措置法や自衛隊インド洋派遣をめぐる国会論議で審議した後に裁決し、海上自衛隊給油艦護衛艦を派遣した。
 法学者の一部は、アメリカの戦争に巻き込まれる危険性があるとして、テロ攻撃に対して集団的自衛権は発動できないという見解を発表し、自衛隊の派遣に猛反対した。
 10月7日 アメリカとイギリス・フランス・カナダ・ドイツ等の有志連合諸国は、アフガニスタンへの空爆を開始した。
 10月11日 歴史教育者協議会は、戦争では物事は解決できないし、報復は更なる報復を生むみだけであるとして、アメリカの軍事行動を非難する声明を出した。
 「私達は、無差別殺人というべきテロに反対し、その犠牲者に深く哀悼の意を表するとともに、限りないテロの連鎖を生み出す報復戦争に反対します。それは、平和を希求する人類の長年の努力の到達点である国連憲章国際法にも違反するものです。ところがアメリカは、10月8日、国際世論を無視して遂に報復戦争を実行に踏み出しました。私達はこの暴挙に深く怒りと悲しみをもって強く抗議し、罪もない子供や一般住民に大きな犠牲をもたらしているこの戦争を一刻も早く中止する事を要求します」
 「全ての紛争を平和的話し合いによって解決し、核兵器廃絶、軍備の縮小廃止、さらに戦争そのものを廃絶する事、そして紛争の根源となるさまざまな不平等と抑圧を解消する事は、21世紀の人類に課せられた課題です」
 左翼・左派の反戦平和市民団体も、反米反安保運動の一環として、軍事力を背景にしたアメリカの横暴が9・11同時多発テロの原因として、アメリカのアフガン攻撃と日本政府のアフガン戦争支援に猛反対した。
 「日本国民にとって宝物であり、世界中の平和を願う人達にとっても共通の財産である日本国憲法第9条が今、大変な危機に瀕しています」
 日本の歴史教育諸団体の多くは、マルクス主義による反天皇反日組織として、歴史を通じて学問の発展と教育の充実を図る学術組織ではなく、中立的な歴史教育や歴史の研究ではなく思想教育の促進と反体制的な政治活動に重点を置いている。
 11月13日 タリバン政権は、北部同盟軍に首都カーブルを制圧された為に地方に配送した。
 だが、オサマ・ビンラディンは発見できず、タリバンの抵抗で戦闘は泥沼化した。
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 12月 日本のカトリックプロテスタントの教会を代表する18名は、韓国を訪問して現地の教会の代表と共同で靖国参拝などを日本の右傾化として非難し、天皇の戦争責任を訴えた。
 日本国内のキリスト教会で、日本人神父よりも韓国人神父の活躍が増えている。
 新興宗教による霊感商法や性犯罪行為が急増して、社会問題化している。宗教家による犯罪が増えた為に、日本人の間で反宗教無神論が増えている。
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 キリスト教徒の教職員は、入学式や卒業式やスポーツ観戦などの全ての式典で、「日の丸」に向かい起立せず、「君が代」を斉唱しない事で処罰されるのは、思想・良心の自由を保証する憲法19条に違反すると訴えた。彼等は、国歌としての「君が代」と国旗としての「日の丸」を否定した。
 一部の学生と人権擁護団体や反戦平和市民団体は、日本が行った侵略戦争を命じた昭和天皇を告発する立場から、教職員達の「君が代」法廷闘争を支援した。
 東京地裁は、訴えを認め、「起立や伴奏を強制する都の指導は、思想・良心の自由を保障した憲法に違反する」との判決を下した。式典で起立し斉唱を義務化する事は違憲であり、従わない事で処罰を受ける事は不当である」との判決を下した。
 原告は、「日の丸」と「君が代」は天皇を美化する国家神道につながるものであると事を認めた、「司法の良心」であると歓迎した。 
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 日本のキリスト教会の一部は、韓国のキリスト教会同様に反天皇である。
 韓国の牧師「キリスト教を信じなければ、日本は滅びる。その証拠に、汗水垂らして働いているのに、日本人が住んでいるのはウサギ小屋ではないか。日本人はお金を稼ぐが、それを使っているのは、クリスチャンであるアメリカ人ではないか。あくせく働くのは、大罪を犯した罪人への天罰であり、人として不幸な事である。日本人は、徳がなく、理解力がない為に、神の法を受け入れない呪われている奴隷である。泥と油に塗れて働くという罰から逃れる為にも、日本人はキリスト教を受け入れて生まれ変わる必要がある」
 一人前の立派な大人は、働いてカネを稼がない。
 上から目線で、働くしか能力のない目下の者からカネを得て、貧しい者が作った物を購入してやると見下していた。
 儒教価値観に於いて、働かず遊んで暮らせる事を最高の幸せとされていた。
 その代表例が、朝鮮の両班階級であった。
 儒教世界では、働く人間は最下層の卑しい身分と軽蔑され、犯罪行為が明らかとなっても嘘を付きしらを切り認めず、動かぬ証拠で事実と判明しても謝らず、助けられ金銭的支援を受けても感謝をしないのが常識でとされた。
 日本の「重労働を美徳」とする神道価値観と中華の「労働を卑しい行為」とする儒教価値観とは、生き方に於いて水と油である。
 同様に、多神教神道一神教キリスト教ユダヤ教イスラム教は正反対の宗教で、共通性は少ない。
 韓国系キリスト教会と一部の日本系キリスト教会は、日本古来の祖先神・自然神・職業神への崇拝という宗教観を悪魔的神道原理主義として完全否定している。
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 宗教の総信者人口約67億人中、キリスト教は33.4%、イスラム教は21.5%、ヒンズー教は13.5%、仏教は5.7%、中国民間宗教5.7%、土着宗教4%、新宗教1.6%、シク教0.4%、ユダヤ教0.2%、その他14.3%。
 イスラム圏の人口増加でイスラム教徒が増加し、キリスト教は宗教離れで減少している。
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 2002年 在日米軍横田基地の米国空軍将校会22名は、靖国神社を参拝し、本殿にて花輪を捧げ、全員で敬礼して黙祷を捧げた。
 「過去に日米間で不幸にも戦争はあったものの、国を愛し、守る者として、日本の戦没将兵に敬意を表したい。参拝は当然の事である」
 各国の軍人が日本を訪れると、例外なく靖国神社を参拝し、靖国神社を訪れない軍人はほんの極少数であった。
 文藝春秋 6月号 「高橋紘『皇室は人のうらみを買う様な怨府(えんぷ)であってはならない。……天皇は心得として「世の平らぎ」を祈り、どんな人、どんな国に対しても愛情をもって接し、平等に扱う。……天皇の名前にある「仁」は、他人に対する思いやり、慈しみの意味で、これも天皇家の家訓だ』」
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 2004年1月23日〜26日 国立劇場おきなわ開場記念公演観覧。
 9月15日 パラオ共和国コロール島の国立競技場でペリリュー戦60周年記念式典が開催され、式場に日本・アメリカ・パラオ三ヶ国の国旗が掲げられた。
 だが、パラオ大統領とアメリカ大使は列席したが、日本の駐パラオ大使は欠席した。
 12月 韓国の海外犠牲同胞追念事業会は、日本を戦争犯罪者として告発し、日本人の犯罪行為を後世に残し、パラオ反日意識を植え付ける目的で、首都マルキョク州の国会議事堂から150メートルほど離れた所に「韓国人犠牲者追念平和祈願塔」を反日的日本人の協力を得て建てた。
 その碑文は、真実が1%で残りの99%が日本を貶める為の悪意の嘘と捏造であった。
 反日の韓国には、歴史的事を日本と共有しようという意志は微塵もなかった。
 中国共産党政府は、パラオ第二列島線の南端に位置づけ、海外侵出の重要拠点として大量のヒト・モノ・カネを出して取り込もうとしている。
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 2005年 読売新聞による世論調査
 幸せな生活を送る上で宗教は大切か?そうは思わない、60%。
 11月 駐日中国大使の王毅「1985年に(靖国神社に)A級戦犯が祀られている事が公になってから、我々も反対の立場を貫いています」
 「中国は反日教育など行っていない」
 中国共産党は、反日・敵日・侮日感情を子供達に植え付けるべく愛国主義教育を、1994年9月の「愛国主義教育実施綱要」から行っている。
 幼稚園から大学まで、全教育日程で徹底的に洗脳に近い反日教育が実施されている。
 中国共産党による首相の靖国神社公式参拝批判は、1985年9月に自民党田中はの訪中団に対する彭真全人代常務委員長の警告発言からであった。
 A級戦犯達が、靖国神社合祀が公表されたのは1979年4月であった。
 この間、中国共産党は、大平正芳キリスト教徒)、鈴木善幸中曽根康弘の3代首相の靖国神社公式参拝には抗議しなかった。
 A級戦犯とは、戦争を始めた罪、平和に対する罪の事である。、
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 2006年7月21日 元右翼団体構成員平岡元秀による、日本経済新聞東京本社に対する火炎瓶投擲事件。
 8月15日 大日本同胞社による、加藤紘一宅放火事件。
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 2007年7月25日 統一戦線義勇軍による、防衛省火炎瓶投擲事件。
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 2008年 東京都・統計数理研究所による「日本人の国民性調査」
 日本人で信仰があると答えた人は、27%。(1978年、34%)
 宗教的な心が大切と答えた人は、69%。(1983年、80%)
 日本人の信仰離れが進み、宗教を嫌い心の拠り所を無神論に求める若者が増えつつある。
 人口からして、日本は他国よりも無神論者が多い。
 日本人で、宗教を問われても無宗教と答える。
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 ISSPの国際世論調査。40ヵ国で実施。
 ・実際に神が存在する事を知っており、神の存在に何の疑いを持っていない。
 1、トルコ‥93.1%
 10、アメリカ‥61.3%
 34、フランス‥17.5%
 35、ベルギー‥15.1%
 36、ノルウェー‥15.0%
 37、デンマーク‥13.4%
 38、チェコ‥12.9%
 39、スウェーデン‥10.3%
 40、日本‥4.4%
 ・神の存在を信じない。
 日本‥8.4%
 ・神の存在を信じる時もあるが、信じない時もある。
 日本‥32.2%
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 平成20年 神戸女学院中学入試。「『我らはここに、朝鮮国の独立国であることと、朝鮮人の自由民であることを宣言する』という宣言に最も関係の深い人物や事項をA、Bより選び、記号で答えなさい。
 A ①安重根 ②柳𥶡順 ③李舜臣
 B ①朝貢貿易 ②土地調査 ③強制連行
 答えは、Aは②、Bは②である」
 フェリス女学院中学入試試験。「安重根は、ある日本人を暗殺して処刑されました。韓国では彼は国のために戦った人物として知られています。彼が暗殺した日本人は、朝鮮支配のために置かれた役所の最初の責任者でしたが、この日本人とはだれのことですか。」
 平成21年 東京女学館中学入学試験「明治以降、日本は中国よりはやく西洋型の近代化に成功し、日清戦争に勝利してからは中国を軽く見るようになりました。その後、1931年の()事変から日中戦争へと続く中国侵略が行われました」
 平成23年 立教女学院中学入試問題「1937年から本格的に日中戦争がはじまりました。この年の12月に、日本軍は当時の中国の首都南京を占領し、多くの中国人を殺害しました。南京の位置を答えなさい」
 平成24年 東京女学館中学入試「ここに中華民国の時代には首都があったため、日中戦争の1937年12月には、日本軍により占領され、武器をすてた兵士や、女性や子どもをふくむ多くの中国人が殺害されたそうです」
 朝鮮人小学生ではなく、日本人小学生に対する入試問題である。
 官僚や大会社に努めるエリート家庭の母親達は、我が子を名門私立中学に入学させ、エリートに育て上げるべく、過去に日本が朝鮮や中国で犯したと言われる犯罪行為を子供達に徹底して教えている。
 それは、明らかなる、上流家庭の子供に生まれ育った祖国日本を嫌悪させ憎悪を植え付ける反日洗脳教育であった。
 巷では、日本国民より地球市民が心地よく囁かれ、日本文化の再発見よりも異文化交流がもて囃されている。
 反日教育は、グローバル化の美名のもとで、英語教育の普及と共に進められている。
 洗脳の対象は、戦争に興味がある男児ではなく争い事を嫌う女児であった。
 日本社会は、家庭から崩壊しつつある。
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 2008年 益川敏英は、ノーベル物理学賞を受賞し、ストックホルムの受賞式で「私は海外へ行ったことが一度もない」「英語ができません」と日本語でスピーチして世界中を驚かせた。
 海外に出ず、日本国内だけで研究だけでノーベル賞を受賞した科学者は、益川敏英以外に湯川秀樹福井謙一がいた。
 他国で高等教育を受け他国の研究機関で成果を出してノーベル賞受賞者を出した国は、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、ロシアと日本の5ヶ国のみである。
 その最大の理由は、自国語のみで世紀の大発見をなしたからである。
 日本国語には、それだけの言語力があった。
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 見せ掛けの教育強化政策と費用対効果の短期的成果主義によって、本質的な発想・独創という無から有を生み出す教育力は低下する。
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 2009年9月17日号 週刊新潮管見妄語 藤原正彦
 自国でノーベル賞をまかなえる国
 近年の我が国の生徒達の学力低下は国際テストに表れている通りだし、大学生のふがいなさはすべての大学教官のこぼすところである。また数年前から国立大学の予算が毎年減らされていて、すでに一人当たりGDPに比べた高等教育費は先進国中最低となっている。責任を転嫁しようと文科省経産省などは、10年ほど前から産学連携ばかりを叫んでいる。その結果、大学では資金導入のため産業界の役に立ちそうな研究ばかりが強調され、当然ながら学生や研究者は餌(えさ)に群がるようにそうした分野に集まるようになった。このため基礎科学のごとくすぐには役に立たない分野は気息奄々(きそくえんえん)となっている。
 このままでは早晩、日本も自国でノーベル賞をまかなえない普通の国となってしまうだろう」
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神(ゴッド)と近代日本―キリスト教の受容と変容

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