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・ ・ {東山道・美濃国・百姓の次男・栗山正博}・
全ての戦没者の慰霊を行えるのは、祭祀王である天皇のみである。
反天皇派日本人は、その事実を理解した上で、天皇の存在を完全否定している。
つまり、天皇を否定する日本人は、戦没者の慰霊という宗教行事そのものをも否定している。
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反天皇反日的日本人は、A級戦犯達がユダヤ人難民を保護したり中国人飢餓民を救助した事を知りながら、歴史の闇に葬り去った。
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1994年 天皇皇后両陛下は、硫黄島・父島・母島へ御行幸啓された。
「硫黄島では日米合わせて3万人近くの人命が失われ、いまだに1万柱以上の遺骨が地下に眠っている事に心を痛めております」
両陛下の全国御巡幸は続けられ、祈る御一人として、各地の神社参拝と戦争や災害で犠牲になった人々の慰霊を行われている。
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1995年 日本カトリック教会の司教団20名は、戦前に日本が行った全ての犯罪行為を認め反省し謝罪する声明を発表し、『平和への決意─戦後50年にあたって』という小冊子を出版した。
日本のキリスト教会は、韓国のキリスト協会同様に、反天皇であった。
反戦平和と非武装中立を訴えていた。
仏教界の一部も、同様の非難声明を出している。
日本を貶めようとしているのは、天皇制度廃絶の左翼・左派のマルクス主義勢力だけではなく、天皇制度擁護の右翼・右派や保守勢力など多方面に存在する。
1月31日 今上天皇・美智子皇后両陛下は、阪神・淡路大震災の被災地を慰問され、体育館や小学校の避難所を訪れ、避難者に優しい言葉を掛けて労った。
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3月 警察は強制捜査で、オウム真理教教団の「11月戦争計画」(国家転覆計画・無差別大量殺戮計画)を頓挫させた。
教団は、11月に教団所有の軍用ヘリコプターを使って東京上空からサリンを散布し、東京都民を大量殺戮する。そして日本の混乱に乗じて、米・露・朝の各軍隊による核戦争を誘発させる。その間、教団はサティアンに造られた屋内退避シェルターに篭り、核戦争終結後に日本を統治するというものであった。
教祖・麻原彰晃らは、皇居を見下ろせる千鳥ヶ淵の高層マンションに部屋を借りて、ここから小型模型ヘリコプターを飛ばしてサリンを皇居に散布して、天皇・皇后両陛下や皇族を暗殺しようとした。
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6月10日(〜26日) 天皇皇后両陛下は、アメリカを訪問し、約10都市を巡った。
当時のアメリカでは、ジャパン・バッシングの嵐が吹き荒れ、反日キャンペーンが巻き起こっていた。
6月11日 ワシントン・ポスト紙「訪問の意図は大戦のきっかけとなった攻撃を、米国に対してわびる気持ちを示すことであった。2国間の過去の苦い歴史を和らげることを目的としている」
6月23日(沖縄戦終結日) 天皇皇后両陛下は、ハワイ・ホノルルに到着し、翌24日には国立太平洋記念墓地(パンチボール)に献花した。
真珠湾のアリゾナ記念館訪問と献花は、日本の大使級の高官によって最初予定されていたが、国内の反発が強かった為に外された。
天皇皇后両陛下の訪問で、反日感情は沈静化し、日米関係は好転していった。
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8月2日 戦後50年慰霊の旅。
今上天皇陛下・美智子皇后両陛下は、毎年8月15日に行われる全国戦没者追悼式へのご臨席と、沖縄、硫黄島、長崎、広島など国内各地や海外まで戦没者の慰霊を行っておられる。
更に、国内各地で発生した大きな自然災害地の視察、被害者への慰問、災害復旧に携わる関係者との接見など、国民と寄り添うべく公人として私人の時間を削ってまで赴かれている。
日本で最もブラック企業的仕事が、国事行事と私事行事の皇室行事である。
天皇・皇后両陛下や皇太子・同妃殿下ら皇族ほど、一瞬でも気の抜けない、国内外で国家と国民の過去と現在と未来の運命を左右する過酷な仕事をこなしている。
その仕事を代わりにこなせる日本人は、いない。
2000年近く一子相伝として継承されてきた宗教的皇室行事は、皇室の血をひく者のみができて、血がつながらない他人には行う資格がなかった。
何故なら、宗教的皇室行事とは、自分を生んでくれた祖先を敬い奉る祖先神・氏神の人神信仰であるからである。
伝統的皇室行事を止める事ができるのは、皇族を離脱するか、さもなくば逝去される時だけである。
天皇制度を廃止し、皇族を断絶させる事は、自分の祖先を大事にするという日本独自の祖先神・氏神の人神信仰を消滅させる事である。
祭祀王家・皇室の役割を認めず、宗教的天皇制度を否定する事は、日本人としての自分の祖先を拒絶しその霊魂を亡きものにする事である。
美智子皇后陛下のご成婚50年の記者会見「伝統と共に生きると言う事は、時に大変な事でもありますが、伝統がある為に、国や社会や家が、どれだけ力頭よく、豊かになれているかということに気付かされることがあります。一方で型のみで残った伝統が、社会の発展を拒んだり、伝統という名の下で、古い習慣が人々を苦しめている事もあり、この言葉が安易に使われる事は好ましく思いません。
また、伝統には表に現れる型と、内に秘められた心の部分があり、その二つが共に継承されている事も、片方だけで伝わってきている事もあると思います。WBCで活躍した日本の選手達は、鎧も着ず、切腹したり、『ゴザル』とか言ってはおられなかったけれど、やはり何処か『サムライ』的で、美しい強さをもって戦っておりました」
だが。戦後教育を受けた若い世代は、皇室への関心が薄れ、左翼的なマスコミが敬意も払わず垂れ流す表面的な華やか生活や高価な服装に嫌悪を抱き始めていた。
左翼・左派の教師・教育関係者は、天皇制度廃止の為に皇室と日本国民の絆に楔を打ち込むべく、子供達に皇室への無関心を植え付ける教育に力を入れていた。
未来を切り開く日本人とは、古い伝統や時代遅れの価値観や閉鎖的な文化に囚われた日本民族ではなく、新しい知識と普遍的な価値観による開放された生き方を身に付けた地球市民になるべきであると。
彼等が目指す理想的人間とは、祖先との根っこ的つながりを断ち切り、祖先が艱難辛苦を乗り越えて残した叡智を頭の中から完全に排除した、虚無に包まれた心なき一匹の「個」としての生き物である。
その為に。ブラック・プロパガンダとして、皇室及び皇族への捏造・歪曲・誇張による非難中傷やバッシングを行っている。
彼等の理想とする社会は、共産主義国家であった。
美智子皇后「常に国民の関心の対象となっているというよれりも、国の大切な折々にこの国に皇室があって良かった、と国民が心から安堵し喜ぶ事のできる皇室でありたいと思っています。
国民の関心の有無という事も、決して無視してはならない事と思いますが、皇室としての努力は、自分達の日々のあり方や仕事により、国民に信頼される皇室の維持の為に払われねばならないと考えます」
歴史的事実として、日本の皇室には、
政治権力として、世界の王室・帝室のように武力で敵対者を根絶やしその屍の上に築いた王国ではなく、国民に重税を課し逆らえば処刑して維持した玉座でもない。
宗教権威として、普遍宗教のように絶対神の代理人として十字軍を組織し、異教徒を根絶する聖戦を命じた事もない。
さらに。意に従わない人間を人民の敵と告発して弾圧し、人民裁判で虐殺する、共産主義やファシズムのような血も涙もない残忍さも皆無であった。
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1996年 マイロン・ポリコーブ博士(カリフォルニア大学)「我々の細胞は、常に自然放射線(年間1ミリシーベルト)の1,000万倍のアタックを受け、細胞一個あたり1日に100万件もDNA修復をして生きている。敵は活性酸素で、DNAの修復活動こそ生命維持の全てである。マラーの実験など我々の細胞には何の関係もない。マラーの実験を重視したLNT仮説によるICRP(国際放射線防護委員会)の勧告など、もってのほかである」
低レベル放射線は、生物には有益である。
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1996年 国際司法裁判所は、「核兵器の使用・威嚇は一般的には国際法・人道法の原則に違反する」と、国連い対して勧告的意見を行った事をあきらかにした。
だが、核兵器自体を違法とはしなかった。
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1998年 美智子皇后陛下御即位10年に当っての記者会見「社会に生きる人々には、それぞれの立場に応じて役割が求められており、皇室の私共には、行政に求められるものに比べ、より精神的な支援としての献身が求められているように感じます。
様々な事柄に関し、携わる人々と共に考え、よい方向を求めていくとともに、国民の叡智がよい判断を下し、人々の意志が良き事を志向するように常に祈り続けていらっしゃる陛下のお側で、私も全てがあるべき姿にあるよう祈りつつ、自分の分を果たしたいと考えています」
日本皇室の最重要な責務は、日本神道における祖先神・氏神の人神信仰に基づいた「祈り」ある。
祭祀王・天皇の祈りとは、国家の発展と国民の安寧と世界の平和を、自然の中に存在する八百万の神々への祈りである。
国民がいなければ国家は存在せず、国家が集まって世界が形成されている。
世界が平和でなければ国家は安定せず、世界が安定していなければ国民は安心して日々を暮らせない。
そして、それら全てを包んでいるのが自然である。
日本皇室は国民に寄り添い、日本神道は自然を畏れ敬い奉っている。
ゆえに。日本の神社は、町外れの自然の中にヒッソリと、自然を邪魔しないように素朴な建物で神々を祀っている。
美智子皇后陛下は、インド・ニューデリーで開催された国債児童図書評議会(IBBY)第26回世界大会に、ビデオテープで「橋をかける──子供時代の読書の思い出」という基調演説をなされた。
ビデオ公演を見た全ての参加者は、美智子皇后陛下の「私達は、複雑さに生きて行かなければならないと言う事。人と人との関係においても、国と国との関係に於いても」「生け贄という酷い運命を進んで自らに受け入れながら、おそらくはこれまでの人生で最も愛と感謝に満ちた瞬間の思い出を歌っている事……愛と犠牲という二つのものが、私の中で最も近いものとして、むしろ一つのものといて感じられ」というお言葉に感動して、万雷の拍手を送った。
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5月 天皇・皇后両陛下のイギリス訪問。
イギリスの新聞紙は、日本軍の捕虜問題を取り上げて非難した。
5月26日 イギリス人で、旧日本軍の捕虜となり虐待を受けた退役軍人とその家族は、反日デモをしない代わりにパレードで両陛下が乗る馬車に背を向けて立ち、口笛で映画のテーマ曲「クワイ河マーチ」を吹いて抗議した。
元捕虜は、日章旗を燃やした。
イギリス政府は、2000年に元捕虜やその家族に1人あたり1万ポンド(約200万円)の補償金を支給した。
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8月号 『文藝春秋』「高松宮宣仁親王『皇族というのは国民に守ってもらっているんだから過剰なな警備なんかいらない。大々的に警護しなければならないような皇室なら何百年も前に滅んでいる』」
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1999年 朝日新聞は、皇太子ご夫妻の了解を得ずに、皇太子妃雅子様のご懐妊をスクープとして大々的に報じた。
その結果、雅子様は流産した。
朝日新聞は、世論の批判に対して「皇族は公人中の公人」でプライバシーは「無い」と正当性を主張した。
マスコミは、皇室・皇族のスクープ合戦を始めた。
特に、雑誌各社は皇室・皇族ネタは売れると見るや、事実確認もせず憶測だけである事ない事を捏造し、皇室・皇族バッシングを激化させた。
反天皇反日的日本人は、天皇制度を廃絶する事こそ正義として、国民に天皇・皇室・皇族への嫌悪感や敵意を持たせる為に皇室・皇族バッシングを煽った。
11月 今上天皇陛下のご即位10年に際してのお言葉「この戦争により、それぞれの祖国の為に戦った軍人、戦争の及んだ地域に住んでいた数知れない人々の命が失われました。哀悼の気持ち切なるものがあります。今日の日本が享受している平和と繁栄は、このような多くの犠牲の上に築かれたものである事を心しないといけないと思います」
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