✨26)─1─子孫が、祖先の霊魂を、人神として靖国神社や各地の護国神社で慰霊し顕彰し感謝する信仰はありか?なしか?~No.105No.106No.107 @ 

ものがたり宗教史 (ちくまプリマー新書)

ものがたり宗教史 (ちくまプリマー新書)

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 関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。
   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・  
 人類史及び宗教史における、特異な事例としての靖国神社問題。
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 東久邇宮首相は、昭和天皇に、内閣は連合軍による戦争犯罪者裁判が行われる前に、日本人の手で戦犯裁判を行う旨をマッカーサーに要請する事の許しを奏上しでた。
 昭和天皇は、戦犯裁判は自分の名で行うのかどうかを問いただした。
 東久邇宮首相は、憲法に従って正式に行う以上は、裁判官は天皇の名で行うと答えた。
 昭和天皇は、自分の名で宣戦布告して戦争を始め、自分の名で停戦を命じて降伏し、今また自分の名で戦争犯罪者を指定して裁判を行う事の矛盾から反対した。
 「自分としては国民の一人でも戦争犯罪人として裁判する事は出来ない。国民は一人残らず忠良な国民として君国につくした。戦勝国戦勝国の名に於いて勝手に裁判するのなら致し方ないが、自分の名に於いては何人も戦争犯罪人というものに当たる者はいない」
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 フィリピンのマパラガットの神風特別攻撃隊の慰霊祭には、州知事が参列した。
 タルラック州での慰霊祭では、村人が日の丸を持って参加した。
 パラオ共和国など太平洋の国々は、戦死した旧日本軍兵士の慰霊を欠かさない。
 国家と国民を守る為に戦死した兵士を慰霊するのは、信仰心を持つ者の当然の責務と考えられている。
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 安倍晋三首相「国のために戦い、倒れた方々に手を合わせて尊崇の念を表し、ご冥福をお祈りする気持ちは今も同じだ。リーダーとしてそういう気持ちを表すのは当然のことだ」
 2013年8月3日 産経新聞 「首相の靖国参拝に懸念 米議会報告書
 【ワシントン=佐々木類】米議会調査局は2日、日米関係に関する報告書を公表し、安倍晋三首相が終戦記念日の15日に靖国神社を参拝すれば「北東アジア地域の緊張が激化する可能性がある」と指摘した。
 報告書は、安倍首相について「強固なナショナリズムの考えを持つことで知られる」と指摘。安倍首相や閣僚による歴史認識に関する言動は、「周辺国との関係を不安定にさせ、米国の国益を損ねるとの懸念を高めてきた」とした。
 また、首相が目指す憲法改正集団的自衛権の行使容認に関し、中韓両国から警戒の目を向けられていると分析。「首相が日米関係をどう維持していくか依然として不透明だ」と否定的に報告している。
 米議会調査局は連邦議員の立法活動に役立てるために専門スタッフが定期的に報告書をまとめている。テーマは多種多様だが、専門家の個人的な見解が反映されるケースもある。
 今年5月の報告書でも慰安婦について、朝鮮日報の記事を検証しないまま引用し、「クリントン国務長官が“性奴隷”という言葉を使うよう指示した」と明記した経緯がある。このため、「考証不足が目立つ内容だ」(与党関係者)などと、政府・与党から不快感の表明が相次いでいた。」
 アメリカなどの諸外国と中国、韓国・北朝鮮などのアジア諸国は、政治家の靖国神社参拝に猛反対する。
 靖国神社に好意的発言する者は、少数派である。
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 池波正太郎「いまこのときがあるのみよ。いまこのときに、無我夢中となればよい」(『真田太平記』)
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 日本の八百万の神々は、天地創造を行った全知全能にして不死不滅の存在でもなく、全てを統べる絶対的価値観を示す最郄善ではなく、生死を支配し奇跡を起こして運命を変える事ができる存在でもない、ただ死にうる神である。
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 日本人は、言霊を信仰する持つがゆえに、場に支配され、空気に追い立て暴走する。
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 9月23日朝日新聞 「伊勢神宮式年遷宮を記念して、宗教学者山折哲雄さんの講演会『「遷宮」とは何か─伝統と現代』……遷宮を『日本の神の死と再生の儀式』ととらえ、1千年以上継承されてきたことの希少性と魅力を説いた。
 千年超え 歴史に刻む
 ……
 山折哲雄
 ……
 夜、日が落ちてから、ご神体やご神宝が次々と古いお宮から運び出されていく。そのすべてが終わったとき、私は不思議な感覚に襲われました。のど元を突き上げてきたのが『古い神は死に、新しき神誕生せり』の言葉でした。日本の神の死と再生の儀式だと思ったのです。これは、我が国が神話の歴史、そして神事の全てを理解するうえで、極めて重要な観点ではないでしょうか。
 そもそも、日本神話には様々な神々が登場します。そのなかで大切なのは、一時的に身を隠す永遠性を備えた神様がいると同時に、死んで葬られる無常性を体現する神々がいるということです。神も死ぬという観念が、昔からあったということです。遷宮には、日本の神々の永遠性と無常性、この二つの性格を反映されています。
 神の命をいっぺん死んだことにして、さらに再生させる。これで永遠性を担保する。こういう形の儀式は、世界の歴史の中でも非常に貴重で、1千年の歴史を超えて継承されてきたところが、大変魅力的です。
 ……
 遷宮によって日本人の信仰がどう深まり、どう支えられてきたのかを、考えてみなければならない。明治期まで、伊勢神宮の境内には仏教的な建物、祭事をする場所がありましたが、神仏分離令で全て撤去されました。
 本来、伊勢は神仏習合の聖地でもありました。神は仏を嫌わず、仏は神を排除しない。日本人の信仰の原点でした。それは、伊勢の東南にある朝熊山を見れば分かるんです。江戸時代までは朝熊山にもお参りしていましたが、今の方々はおいでになるかどうか。朝熊山密教の山で、伊勢神宮とは神仏共存の関係を取り結んでいた。
 これは日本における山岳信仰の最も基本的な考え方をあらわしています。そういう重層的な信仰の中から、伊勢参りが日本全国に広まっていったことを振り返る必要があります。
 例えば、イスラエルの首都、エルサレムではユダヤ教キリスト教イスラム教などの一神教の神殿がある。信者の方々は自分たちの神殿だけお参りして帰って行きますが、日本人はその全部をまわる。我々の宗教では神仏分け隔てなく参詣する習慣があったからです。
 遷宮を契機に、日本の政治のあり方、神のあり方の本質を知り、伊勢の地にも仏教の信仰が息づいていたんだということ知る。日本人の信仰心の基本を、世界の皆さんにも伝えることが大切だと思っています。
 遷宮とは何か
 様々な民族、文化圏で継承されている代表的な儀式の中で、1千年以上続くものはほとんどない。遷宮が長く続いた要因の一つは、日本の風土だ。季節の変化に富み、災害も多いなか、生き抜いて一つのものを続けることは非常に難しい。そのために、日本人は自然を畏敬する心を作り上げた。
 ただ、近代化、都市化の過程で、自然と人間の関係はだんだん怪しくなっている。例えば、原発。毎日のように地震がある日本に、なぜ54基もつくったのか。政治家が自然、風土を『バカ』にしていたからだ。この愚を繰り返してはいけない」
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 国際外交で最も注意すべき事は、相手国の宗教を尊重し、信仰の自由を認めて干渉しないと言う事である。
 20世紀以降で宗教が否定されたのは、ユダヤ教国家神道及び靖国神社であった。
 人類史の常識として、敬虔な信仰を持つ者の信仰を否定すれば暴動から戦争に発展するのが道理であった。
 それ故に。意味なき大量虐殺を奨励する悪魔崇拝で無い限り、相手が信仰している宗教をとやかく言うような干渉をしないのが、大人の常識とされている。
 「相手が尊いと信じている神や仏は、何かしら理屈では証明できない尊い所があるものである」
 人類は、ヨーロッパの中世キリスト教による宗教弾圧、異端審問、魔女狩りで、相手の神聖な祈りの場に土足で踏み込み、神性ある宗教施設及び宗教道具を穢し破壊し、敬虔な信仰を否定する事のおぞましさを、学んだはずである。
 イスラム教はテロリストを生む出しているから棄教すべきだと説教したり、礼拝などの宗教儀式の中止を強要すれば、イスラム教徒は信仰を護る為に命を捨てて「聖戦」「正しい戦争」を主張して戦う。
 イスラム教徒で信仰心が篤い者ほど、預言者ムハンマドの神聖を大事にし、名誉を穢した相手は決して許さず信仰の証として殺害した。
 人としての尊厳を護ろうとする人間は、「民族の心の自立」を死守する為に、自分が信仰する「神の御名」より、自己犠牲精神で戦争を仕掛けて殉教する。
 中国と韓国・北朝鮮は、人類の一員として、心ある人間として、絶対に犯してはならない霊魂・死者への尊厳に対しての大罪を行っている。
 その破壊行為は、反宗教無神論マルクス主義と同罪である。
 此の宗教・信仰否定という事実は、人類史及び宗教史に於いて永久に残すべき事例である。
 宗教は、人類が集団として社会生活を始めた頃から存在する。
 宗教を無用の長物とし、神や仏を否定し始めたのは、20世紀のマルクス主義からである。
 死後の世界を否定し、霊魂の救いを期待せず絶望して死ぬべきだと確信する者が、反宗教無神論者である。
 マルクス主義者は、死後の世界を認めず、霊魂の存在を否定し、霊魂への尊厳を持たず、霊魂の追悼に興味が無いどころか拒絶する。
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 1932年 上智大学カトリック信者が、靖国神社参拝命令を拒否した背兼が起きた。
 東京教区のシャンボン大司教は、「信仰の自由」を護るべく、文部省と陸軍省に対して神社参拝が宗教行事であるどうかの公式質問状をだした。
 日本側は、国家神道は何れの宗教宗派にも属さない無宗教的なもので、靖国神社に祀られている祭神は国家を護る為に戦って死んだ国民で有り、遺骨を納めた宗教施設ではなく、ただ国の為に死んだ者の霊魂を追悼する施設であると返答した。
 神社とは、祖先神・氏神の人神信仰であって、特定の個人を神格化する個人崇拝ではない。
 神道における死生観では、生きている者は死者に対して敬意を払い、謙虚に遜りくだる事を美徳としていた。
 靖国神社は、生き残っている家族が、国の為に戦死した祖先・父親・息子・兄弟・夫と霊的交感する穢すベからざる神聖な場である。
 無宗教的追悼施設である以上、神道はもちろん、仏教徒でも、キリスト教徒でも、如何なる宗教を信じても、故人を思う者が参拝しても差し支えないと。
 「参拝は教育上の理由で有り、敬礼も愛国心と忠誠を表すだけで、宗教的な敢行ではない」
 昭和天皇も軍国日本も、反宗教無神論で「神殺し・仏殺し・霊魂抹殺」を行う共産主義勢力から日本の霊性を守る為に、ローマ教皇庁との宗教的連携を維持しようとした。
 だが、祖先神・氏神の人神を祀る祭祀王としての天皇の神性を否定する者は、何人たりとも許さなかった。
 日本民族日本人は、神代からの神の裔である天皇の神性という民族中心神話を、自己を犠牲にしても守り抜こうとした。
 その代えがたき尊きモノを護って死ねば、靖国神社に祀られると固く信じていた。
 1936年 ローマ教皇庁は、日本の信者に対して「靖国神社参拝は宗教的行動ではないから、日本のカトリック信者は自由に参拝してよろしい」と通達した。
 死者の霊魂と遺族への哀悼の意を込めて頭を垂れる事は人への尊厳であり、大いなる存在である絶対神の御心にそうものであると。
 1951年 ローマ教皇庁は、日本全体のキリスト教化を断念し、宗教行事としてではない参拝を再確認した。
 クリスチャンの大平正芳首相は、ローマ教皇庁の見解に従い、生き残った日本人の責務として堂々と靖国神社に参拝した。
 それは、私人ではなく公人としてであった。
 カトリック教会の「隣人愛信仰」は、同時に「赦しの信仰」であり、人間の俗法で処刑された極悪人でも、犯した凶悪な罪状とは別に、其の霊魂は絶対神の恩寵で救済すべきであるされている。
 絶対神の愛とは、別け隔てしない最高の「愛」であると。
 国家の為に、同胞の為に、家族の為に犠牲となった全ての者を祀り祈る行為は、人として当然のことで有り、何人もその神聖なる行為を否定し禁止する事は出来ないと。
 それが、公権力などにいる強制的義務感による行為ではなく、心から行う自然な行為であるならばなおさらであると。
 弁明できない死者を裁きむちを打ち断罪するのは、死者を冒瀆する恥ずべき行為であると。
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 家族に対して、戦地から帰れなかったら霊魂なって靖国神社で待っているから会いに来てくれと言い残し、笑顔を見せながら心で泣いて戦地に赴いた。
 戦友と、戦死したら霊魂となって靖国神社で再会しようと誓い合って、死を覚悟して敵に向かって突進していた。
 日本人は、軍部に騙されたわけでもないし、軍部の無謀な侵略戦争の犠牲者でもなかった。
 日本人には戦死以外に選択肢がなかったが、泣く泣く惨い運命を呪いながらも納得して受け入れて戦った。
 靖国神社の精神とは、そういうものである。
 もうそろそろ「軍部に騙された」とか「侵軍国主義の犠牲者」とか云った、エゲツナイほどに悪臭漂う欺瞞的言い訳は捨てるべきである。
 そうしないと、靖国神社の祭神に申し訳がない。
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 軍国主義時代の日本民族日本人は、ヒットラーの演説に惑わされゲッペルスの宣伝に躍らされた哀れなアーリア人ゲルマン民族とは違い、主体的に動いた確信犯であった。
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 明治天皇は、九段の地にある「招魂社」を「靖国」と命名した。
 靖国とは、「国を靖(安)んずる」の意味である。
 靖国神社は、戦没した人々の霊魂に祖国に平安をもたらす事を誓う神聖な霊場であった。
 御製 
 明治7年 わが国の ためをつくせる ひとびとの 名を武蔵野に とむる玉垣
 明治37年 たたかひに 身をすつる人 多きかな 老いたる親を 家にのこして
 明治44年 あかつきの ねざめねざめに 思ふかな 国に盡くしし 人のいさをを
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 GHQは、靖国神社を焼き払い境内にギャンブル場としてのドックレース場建設を計画した。
 駐日バチカン公使ブルーノ・ビッテル神父は、猛反対して、「神道の単なる霊廟ではなく、国民的なモヌメント」として熱心に靖国神社の存続を訴えた。
 「自然の法に基づいて考えると、如何なる国家も、その国家の為に死んだ人びとに対して、敬意を払う権利と義務があるといえる。それは戦勝国か敗戦国かを問わず、平等の真理でなければならない。無名戦士の墓を想起すれば、以上の事は自然に理解できるはずである。
 もし靖国神社を焼き払ったとすれば、その行為はアメリカ軍の歴史にとって不名誉きわまる汚点となって残る事であろう。歴史はそのような行為を理解しないにちがいない。はっきりいって、靖国神社を焼却、廃止する事はアメリカ軍の占領政策と相容れない犯罪行為である。
 靖国神社国家神道の中枢で、誤った国家主義の根元であるというなら、排すべきは国家神道という制度であり、靖国神社ではない。
 我々は、信仰の自由が完全に認められ、神道、仏教、キリスト教ユダヤ教など、如何なる宗教を信仰するものであろうと、国家の為に死んだ者は、全て靖国神社にその霊魂を祀られるようにする事を、進言するものである」
 靖国神社は、神道・仏教・キリスト教イスラム教・無宗教などの別なく広く参拝を受け入れていた。
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 1978年 日本国内から、総理の靖国神社参拝は政教分離の原則に違反するという批判が起きた。
 中国や韓国は、「総理の靖国参拝軍国主義の讃美だ」と激しき抗議した。
 1986年 自民党内閣の中曽根康弘首相は、国内外の批判に配慮して靖国神社参拝を中止した。
 後藤田正晴官房長官は、「近隣諸国に配慮して、参拝を取り止めた」との公式談話を発表した。
 閣僚も、近隣諸国への配慮から靖国神社参拝を取り止めた。
 日本政府は、国家の命令で出征し天皇と祖国の為に戦死して靖国神社に祀られいる日本国民の霊魂を、近隣諸国からの批判とその国の国民感情に配慮して参拝する事を自主的に放棄した。
 日本のマスコミは、総理の参拝中止は当然の事であるとして支持し、一般の政治家であっても参拝する事には猛反対している。
 日本の民意も、日本は加害者であるとして参拝には否定的であった。
 国益を否定する空気が、日本を支配していた。
 学校教育は、正しい日本の歴史として、子供達に靖国神社と国歌「君が代」及び国旗「日の丸」を軍国主義の元凶であり侵略戦争を美化するものと教えている。
 中国や韓国は、日本の歴史教科書に対して罪悪史観を盛り込むように厳しい注文を突きつけていた。
 日本のマスコミは、歴史認識問題でも、日本独自の認識を完全否定し、近隣諸国の要求を全面的に支持していた。
 反戦平和の市民団体も、近隣諸国の要求に沿った活動を展開していた。
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 韓国及び日本のキリスト教会は、靖国神社を存在させる事に猛反対し、昭和天皇戦争犯罪を厳しく追及している。
 日本人の信仰が、外国からの内政干渉で制限された。
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 平和な時代の苦労知らずの現代日本人とは違って、明日の命も分からない時代に生きていた当時の日本人達は靖国神社を心の拠り所としていた。
 現代の日本人は、正義の審判官のように、戦争責任として当時の日本人を断罪し、戦後責任として霊魂の追悼を拒絶する。
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 1997年5月5日 産経新聞 江藤淳ソポクレース以来、自国の戦死者を、威儀を正して最高の礼儀を以て追悼する事を禁じられた国民が、この地上のどこにあっただろうか。国人よ、誰に謝罪するより前にこのことを嘆け。そして、決して屈するな」
 アメリカと中国、韓国・北朝鮮等のアジア諸国は、国が死ねと命じて戦死した若者達を靖国神社で、国民の生命財産を守るべき政府がその重い責任で弔う事に猛反対している。
 閣僚や政治家の父親や祖父が靖国神社に祀られていても、参拝する事を決して許さなかった。
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 2006年8月 東條由布子「韓国人戦死者を靖国神社から外せというが、それこそ差別ではないか。日本は出征兵士達に戦死すれば御霊を靖国にお祀りしますと約束して送り出した。兵士達も其れを信じて戦場に赴いた。それを後で韓国人だからと言って、その御霊を除け者にする事など到底できません。遺族の方は戦死されたお父さんの気持ちがわからないのでしょうか。お父さんはこうして騒ぐ事を喜んでいると思いますか。悲しんでいると思いますよ」
 だが。韓国は、日本人兵士の戦友として戦った朝鮮人兵士は強制されて戦った犠牲者で有り、共に死んだ日本人兵士と一緒に靖国神社で神として祀られる事は、祖先の魂を穢す事になるとして外す事を要求している。
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 2008年 韓国人特攻隊員として戦死した光山文博少尉(韓国名卓庚鉉)ほか14名の慰霊碑が、日本人女性らの手で慶尚南道・泗川に建てられた。
 反日市民団体は、特攻隊員は日本の為に死んだ親日派・裏切り者でり慰霊するべきではないとして、除幕式に乱入して大騒動となった。
 市当局は、平和への祈願と出身者の帰郷を祈念するものとして許可したが、反対が強い為に慰霊碑を撤去した。
 慰霊碑は、某寺院に引き取られて社会から隠された。
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 2012年11月2日 【ソウル時事】「今年1月に在韓日本大使館に火炎瓶を投げ、服役している中国人の劉強被告について、韓国法務省は2日、ソウル高裁に対し、犯罪人引き渡し条約に基づいて日本に引き渡すかどうかを審査するよう求めた。同省が発表した。高裁での審査には2カ月程度かかるとされる。
 6日に満期を迎えて出所する同被告は、昨年12月に靖国神社の門に放火した疑いで、日本が身柄の引き渡しを請求。一方、中国も出所後に送還するよう求めており、韓国は板挟みになっている。
 法務省は「被告の犯行が条約などで規定された引き渡し対象に該当すると判断している」としつつ、裁判所の最終判断を仰ぐと説明している。
中国人の男が駐韓日本大使館に火炎瓶を投げた事件で、韓国警察当局は逮捕状を取り、取り調べを行った。調べに対し、男は母方の曽祖父が抗日義士だったと話している。警察当局は動機について、日本に対して怒りを抑えきれず、自身の行為に誇りと満足を感じたと発表した。「環球時報」が10日付で伝えた。
 事件を担当するソウルの鍾路警察署によると、男は母方の祖母が1942年ごろに日本軍によって慰安婦として韓国の大邱(テグ)から中国に送られたと主張。また、抗日運動に参加した曽祖父がソウルの西大門刑務所に入れられ、拷問を受けて死亡したとも話している。西大門刑務所を見学した男は曽祖父が拷問死させられる様子を思い浮かべ、さらに日本の慰安婦問題における無責任な態度に怒りを抑えきれず、祖母の誕生日である1月8日に日本大使館に火炎瓶を投げ込むことを決心したという。
 また報道によると、男は靖国神社の門が放火された事件についても犯行を認めた。供述によると、昨年12月25日に日本の福島県でガソリンを購入し、26日未明に靖国神社の門に放火し、石碑に火炎瓶を投げて逃げた。中国に帰国すれば捕まると思い、その日の午前に飛行機で韓国に向かった」
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 中国共産党は、反宗教無神論者として、死者を好き勝手に裁いている。
 正統派儒教は、1000年たっても敵を決して許さない冷酷さを持っている。
 中国人は、今以て南宋の宰相秦桧の像を縛り、唾を吐きかけ、小水をかけ、悪態を付いて喜んでいる。
 死者を墓場から掘り出し、死体を白日の下に晒して辱め、唾を吐き、足蹴にし、罵り、小水をかけ、その場に放置する。
 中国では、霊魂のない無名戦士の石碑に対して宗教的儀式としての追悼ではなく、不健全にして無味乾燥的に献花を行う。
 中国人の祖先崇拝とは、金銭至上主義として、自分にのみ利益をもたらしてくれた祖先に対してであって、他人の祖先には興味が無く敬意を払うことはなかった。
 日本の祖先神・氏神の人神信仰が開放的な集団のもとでの「公」であるのに対して、中国や韓国の祖先崇拝とは閉鎖的な個人の「私」に過ぎなかった。
 儒教に於い。中国・韓国・朝鮮の儒教が正統派なら日本の儒教は異端派で、両者は別物である。
 日本の儒教は、所詮、「論語読みの論語知らず」の域を出ない。
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 2013年5月31日 産経新聞靖国神社の池に放尿画像 慰安婦問題に反発か
 インターネットの韓国語のサイトに、靖国神社(東京都千代田区)の池に放尿したとする画像や文章が掲載されていたことが31日、分かった。慰安婦問題をめぐる橋下徹大阪市長の発言に反発しているとみられ、靖国神社は悪質ないたずらの可能性があるとして、警視庁麹町署に相談。同署が事実関係を調べている。
 靖国神社によると、韓国語の掲示板サイトに5月下旬ごろ、橋下市長の発言を引用した上で、韓国語で「小便しました。今後も日本の政治家の妄言が続くたびに、愛国人の放尿が続いていくことを願う」などと書かれていた。
 さらに、本殿の裏手にある神池庭園とみられる場所で、黄色のシャツにズボン姿の男が後ろ向きで放尿しているような様子や池の周りの柵が尿とみられる液体で汚れている様子を映した画像が掲載された。
 靖国神社は「いたずらというにはあまりに悪質。神聖な場所での許し難い暴挙だ」としている。」
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 韓国人が、如何に美辞麗句を並べ立て高尚に説得しても、宗教観や死生観や人生観は所詮その程度のモノにすぎない。
 其の根底にあるのが、神や仏を否定する儒教価値観である。
 だが、それを感動して聞く日本人がいる。
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 8月2日 アメリカ議会調査局は、安倍首相が15日の敗戦記念日靖国神社公式参拝すると「北東アジア地域の緊張が激化する可能性がある」との、調査レポートを提出して参拝中止を求めるように示唆した。
 アメリカは、非公式に、日本に対して中国を刺激しない為に靖国神社参拝をしないように求めた。
 安倍首相は、中国や韓国にへの配慮ではなく、国防をアメリカに依存し、アメリカからの支援を維持する為に、独立国としての自主性に目をつぶりアメリカの中止勧告を受け入れて靖国神社参拝を見送った。
 アメリカだけではなく、カナダやオーストラリアそしてEU加盟国の多くも中国や韓国の主張を支持している。
 日本の国内外から、靖国神社参拝についての批判が高まっている。
 白井 聡「アジア諸国に対する排他的ナショナリズムの主張は、意識的にせよそうでないにせよ、日本に駐留する米国の軍事力の圧倒的なプレゼンスのもとで可能になっている。日本が『東洋の孤児』であり続けても一向にかまわないという甘えきった意識が深ければ深いほど、それだけ庇護者としての米国との関係は密接でなければならず、そのためにはどのような不条理な要求であっても米国の言い分とあれば呑まなければならない、という結論が必然的に出て来る。……こうした構造から、愛国主義を標榜する右翼が『親米右翼』『親米保守』を名乗るという、言い換えれば、外国の力によってナショナリズムの根源的アイデンティティを支えるというきわめてグロテスクな構造が定着してきた」(『永続敗北論』)
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 イスラエル政府のユダヤ人高官は、人が毎年開催する広島・長崎の式典に対して不快感をあらわにした。「(原爆投下は)日本による侵略行為の報いだ。独り善がりの追悼式典はうんざりだ」
 アメリカ系ユダヤ人を中心として、反天皇反日派が多い。
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 8月15日 安倍政権の閣僚3名は、国内外の批判を無視して靖国神社を参拝した。
 新藤義孝総務相は、硫黄島で戦死した栗林忠道中将の孫であった。
 公職にある者は、たとえ家族・身内・子孫であっても参拝が禁止される。 
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 中国と韓国・北朝鮮は、従軍慰安婦問題と共に靖国神社問題を国際世論に訴えているし、今後も止むことはなく、さらに過激となり見境がつかなくなる恐れがある。
 日本が幾ら謝罪し反省し賠償しようとも、要求がなくなる事はないどころか増すばかり。
 つまり、日本の誠意は理解される事は全くない。
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 現代日本は、平和憲法の精神に従い、国際社会が求める要求を受け入れた。
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 現代日本人の間、特に青少年の間に反宗教無神論が滲透し、魂への尊厳は消え、命は金で買えるものだという考えが広がっている。
 グローバルな時代の流れとして、祖先神・氏神を持たない日本人が増えている。
 靖国神社問題の本質は、其処にある。
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 中国と朝鮮は、昔から詭弁を弄して自己を正当化してきたが、発言した言葉には一切誠意は存在しない。
 責任逃れの為に、絶えず発言内容が二転三転し、逃れられないと分かるや発狂したように泣き叫んで同情を買おうとする。
 人前でことさら大声で泣き叫び職業が、存在する。
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 msn 産経ニュース
 8月13日 「韓国議員、15日に靖国訪問 「右傾化」に遺憾表明
 【ソウル=加藤達也】韓国の左派系野党、民主党の李竜得(イ・ヨンドゥク)最高委員ら4人が15日、東京の靖国神社を訪問し、「安倍政権の右傾化への遺憾の意」を示す声明を発表する予定であることが13日分かった。
 韓国は2011年8月、竹島島根県隠岐の島町)に関する博物館がある韓国・鬱陵島を視察しようとした日本の国会議員3人に対し、「公共の安全を害する恐れがある」と入国を拒否している。今回の靖国神社での声明発表により混乱が引き起こされる可能性もあるが、李最高委員らは強行する構えだ。
 また、韓国国会の「北東アジア歴史歪曲(わいきょく)対策特別委員会」は13日、委員長名の声明を発表。安倍政権に対し、「首相、副総理、官房長官、外相は参拝を保留すると言いながら、一方で閣僚の参拝を容認する欺瞞(ぎまん)的態度を見せている」と批判した。
 一方、民主党の金ハンギル代表ら、同党の国会議員12人は13日、韓国メディアを伴ってヘリコプターで竹島に上陸。金代表は「日本の右傾化と軍国主義復活の動きに警告するため訪問した」などと述べた。
 聯合ニュースによると、与党セヌリ党の国会議員1人と党職員ら約30人も15日に竹島に上陸する予定。
 竹島上陸をめぐっては、昨年8月に李明博(ミョンバク)大統領(当時)、10月にも与野党議員らが上陸を強行している。韓国では、日本による統治からの解放を祝う15日の「光復節」を前に日本を糾弾するムードが高まっている。」
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 「靖国参拝、米はどうみる? 慎重対応求め、警戒論も [米国]
 【ワシントン=佐々木類】15日の終戦記念日を前に、オバマ米政権内でも安倍政権の閣僚が靖国神社を参拝するかどうかへの関心が高まっている。米メディアやリベラル派の中には依然、安倍晋三首相を「タカ派」「歴史修正主義者」とみて警戒する空気が根強い。米政府も水面下では安倍政権に慎重な対応を求めている。
 日米関係筋によると、シャーマン国務次官(政治担当)は今月上旬、国務省内で杉山晋輔外務審議官と会談した際、靖国神社参拝をめぐる安倍内閣の対応について説明を求めた。
 杉山氏は、行くとも行かないとも言わない安倍政権の基本方針を説明。その上で「個人の参拝は信教の自由に関する問題で、政府が立ち入るべきではない」との菅義偉官房長官の見解を紹介した。
 シャーマン次官は、安倍首相が靖国神社へ供物を奉納し、閣僚が参拝した後の今年5月にも、中韓両国が激しく反発したのを受けて斎木昭隆外務審議官(現外務次官)を国務省に呼び、歴史認識をめぐる安倍政権の対応を問いただすなど、神経をとがらせている。
 一方、米メディアでは安倍政権発足直後、「右傾化」「タカ派」「歴史修正主義者」といった批判が目立ったが、最近ではワシントン・ポスト紙が、「安倍首相は歴史問題で政治的な無理をしないだろう」(7月21日付電子版)と社説で論評するなど、慎重な政権運営を評価する論調も増えてきている。
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 8月14日 「日本大使館前で大規模集会 韓国、慰安婦問題に反発[韓国]
 ソウルの日本大使館前で、日本政府に謝罪などを求める元従軍慰安婦と市民ら=14日(共同)
 ソウルの在韓日本大使館前で14日、慰安婦問題で日本政府に謝罪や賠償を求め毎週水曜日に行われている抗議集会が開かれた。韓国では慰安婦問題をめぐる日本の政治家の発言への反発が強まっており、15日の植民地支配からの解放記念日を前に、集会には千人以上が集まった。
 韓国では11日、元慰安婦だと名乗り出て日本への抗議活動に多く参加した李容女さん(87)が死去。与野党指導部や閣僚が遺族の元を相次いで弔問するなど、慰安婦問題はかつてないほど社会の関心を集めている。
 14日の集会を主催した韓国挺身隊問題対策協議会によると、今月7〜15日に日本や米国、台湾、フィリピン、インドネシア、ドイツなど9カ国・地域で集会など関連の行事が開かれる。(共同)
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 「安倍政権非難の韓国議員ら入国 靖国で声明発表予定 [安倍内閣
 14日夕、東京・羽田空港に到着した韓国野党、民主党の国会議員ら(三尾郁恵撮影)
 靖国神社を15日に訪問し「安倍晋三政権の右傾化に遺憾の意を示す」声明を発表するとしている韓国の左派系野党、民主党の国会議員ら4人が14日、日本に入国した。韓国政府は「不測の事態が生じかねない」との日本政府の要請もあり訪日中止を求めたが、4人は聞き入れなかったという。
 入国したのは、同党の李鍾杰(イ・ジョゴル)氏ら3議員と李竜得(イ・ヨンドゥク)最高委員で、14日夕に羽田空港に到着。入国審査を終えて姿を見せるまで2時間以上かかった。出迎えた在日韓国大使館の職員は「政治目的で靖国神社に行くと答えたため審査に時間がかかったようだ」と説明した。
 李議員は報道陣に「(靖国神社に)行くかどうかは決めていない。皆で相談して決める」と話した。
 靖国神社前で声明表明に踏み切った場合、日本側との衝突などを招く恐れもある。日本側も安全を理由に入国を拒否できたが、一昨年8月、韓国・鬱陵島を視察しようとした日本の国会議員3人の入国を拒否した韓国の対応を批判してきただけに、最終的に入国を許可したもようだ。
 聯合ニュースによると、李議員らは声明で「右傾化への遺憾の意」のほかに、東京電力福島第1原発の汚染水流出をめぐり、隣国の韓国への十分な情報提供も求める意向を示した。
 4人が15日に靖国神社に行った場合、厳しい対応を迫られる警備当局幹部は「議員側の行動を制限する権利はなく、通常警備の中で臨機応変に対処するほかない」と話している。」
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 8月15日 「朴大統領、日本に歴史認識の態度変化要求 [日韓関係]
 「光復節」記念式典で演説する韓国の朴槿恵大統領=15日、ソウル(共同)
 【ソウル=加藤達也】韓国の朴槿恵大統領は、日本の朝鮮半島統治からの解放を祝う「光復節」の15日、記念式典で演説。韓国国内で強まっている歴史認識や領土問題での対日批判を念頭に、「(過去の日本による)傷を抱いて生きている人々に対し、痛みをいやすための責任と誠意ある措置を期待する」と述べ、日本政府に態度変化を要求した。
 就任後初の光復節を迎えた朴大統領は、「日本は東北アジアの平和と繁栄を共に開いていく重要な隣国」と言及。また、日韓両国民は「信頼の裾野が広く、多くの人々は互いの文化を共有して心を分かち合い、歩み寄っている」とし、正面からの日本批判は控えた。
 だが、「(歴史認識をめぐる)最近の状況が両国の未来を暗くしている」とも述べ、「過去を直視する勇気と相手の痛みに対する配慮がなければ、未来を開く信頼を重ねていくことは厳しい」と主張。安倍政権に歴史認識をめぐる問題解決への指導力を発揮するよう求めた。
 一方、北朝鮮については「核を放棄して国際社会の一員となるなら、新たな朝鮮半島の時代を開くことができる」と指摘。飢餓に苦しむ北朝鮮住民に対して「政治的状況と無関係に、人道支援を進める」と述べ、従来通りの論理で、変化を促した。
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 「中国次官、大使を呼び抗議 [中国]
 反日抗議行動を警戒し、北京の日本大使館前に配備された警察車両=15日(共同)
 【北京=矢板明夫】中国外務省の劉振民次官は15日、木寺昌人駐中国大使を外務省に呼び、新藤義孝総務相ら日本の閣僚が終戦の日靖国神社を参拝したことについて「強烈な抗議と厳格な非難」の意思を表明した。
 また、同省の洪磊報道官はこの日、談話を発表し「歴史の正義や人類の良識に対する公然たる挑戦であり、中国などアジア諸国の被害国民の感情を著しく傷つけるものだ」と非難した。
 中国当局はこれまで、日本の首相、官房長官、外相の靖国神社参拝について自粛を求めてきたが、ほかの閣僚の参拝を強く抗議せず、“黙認”してきた経緯がある。今回の激しい反応について、日中関係筋は「中国政府の対日姿勢が一段と厳しくなった表れだ」と指摘している。
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 8月16日 環球時報「最近では「靖国神社A級戦犯だけではなく、B級C級戦犯も祭られており、日本軍国主義全体の問題である」という見方が強くなっている」
 靖国神社問題は靖国神社が存在する限り終わる事はないし、中国と韓国・北朝鮮による反日運動は日本という国と民族がいる限り終熄しない。
 それは、歴史が証明している。
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 msn 産経ニュース 8月16日 「「最後の良心捨てた」 韓国紙、首相の式辞批判 [日韓関係]
 安倍晋三首相が15日の全国戦没者追悼式の式辞でアジア諸国への加害責任と反省を明言しなかったことに対し、16日の韓国メディアは「戦犯国の最後の良心すら捨てた」(東亜日報)などと一斉に批判した。植民地支配と侵略を認めた村山富市首相談話を事実上否定したとの分析が多い。
 韓国の朴槿恵大統領は15日の演説で対日批判のトーンを従来より弱めており、日本との関係改善を模索しているとの見方が出ていた。
 東亜日報は、国際会議などで日韓の首脳が接触する機会をつくろうと韓国政府が水面下で日本側と調整する動きが出ていたが、今回の式辞により、関係の冷え込みが当面続くことは避けられなくなったと報じた。(共同)
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 「靖国神社 静かな慰霊の場保ちたい[主張]
 68回目の終戦の日を迎え、今年も猛暑の中、多くの国民が東京・九段の靖国神社に足を運んだ。安倍晋三首相は参拝を見送り、自民党総裁として玉串料を奉納した。
 名代の萩生田光一総裁特別補佐は、首相が「先の大戦で亡くなった先人の御霊(みたま)に尊崇の念を持って哀悼の誠をささげてほしい。本日は参拝できないことをおわびしてほしい」と伝えたと話した。
 首相が参拝しなかったのは残念だが、春の例大祭への真榊(まさかき)奉納に続いて哀悼の意を表したことは評価したい。首相は第1次政権時に靖国参拝しなかったことを「痛恨の極み」と繰り返し語っている。秋の例大祭には、国の指導者として堂々と参拝してほしい。
 靖国神社には、幕末以降の戦死者ら246万余柱の霊がまつられている。首相が国民を代表して参拝することは、国を守る観点からも重要な責務である。
 閣僚では、新藤義孝総務相古屋圭司拉致問題担当相、稲田朋美行革担当相の3人が参拝した。民主党前政権は全閣僚に参拝自粛を求めたが、安倍首相は「私人としての参拝は心の問題であり、自由だ」と各閣僚の判断に委ねた。当然である。
 靖国神社近くで来日した韓国の野党議員らが「安倍政権の軍国主義化は日韓関係を阻害している」などと訴える一幕があった。当初は神社前で非難声明を読み上げる予定だったが、警察に説得され、声明発表を断念した。
 靖国神社は国民が戦死者の霊を静かに追悼する場である。その雰囲気を乱す行為は許されない。
 韓国の国会議員が竹島に不法上陸した行為も残念なことだ。外務省が駐日韓国公使を呼び、抗議したのは当たり前だ。1年前、李明博前大統領が竹島上陸を強行したことで、日韓関係が急速に冷え込んだことは記憶に新しい。
 朴槿恵大統領は「光復節」のこの日、「(過去の日本によって)傷ついた人々が生きている現在、その傷をいやす責任と誠意ある措置を期待する」と慰安婦問題などでの態度の変化を安倍政権に求めた。韓国こそ、解決済みの問題を蒸し返すことをやめるべきだ。
 この日の靖国神社は、夏休みとあって、制服姿の中高生や親子連れの姿も目立った。国民が政治的な喧噪(けんそう)を離れ、静かに参拝できる厳粛な雰囲気を保ちたい。
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 8月26日 「国連事務総長の中立性欠く発言 潘氏の日本非難 [日韓関係]
韓国外務省で記者会見する国連の潘基文事務総長=26日、ソウル(共同)
 【ソウル支局】韓国を訪問している国連の潘基文事務総長は26日、ソウルの韓国外務省で記者会見し、安倍政権の歴史認識憲法改正の動きに関連して「日本の政治指導者は極めて深く自らを省みて、国際的な未来を見通すビジョンが必要だ」と述べ、日本政府を非難した。
 人道問題を除いて国家間で対立している問題について、国連事務総長が一方に否定的な見解を示すのは異例だ。韓国人の潘氏が韓国の立場に立ったことは、国連事務総長としての中立性を欠く行為で波紋を呼ぶことも予想される。
 潘氏の発言は、「北東アジアの国々が憂慮している日本政府の平和憲法改正の動きに対する国連の立場」を尋ねた記者に答えるさいに述べたもの。
 これに先立ち、歴史認識や領土問題に関連した質問に対しても、潘氏は安倍政権を念頭に「正しい歴史認識を持ってこそ、他の国々から尊敬と信頼を受けられるのではないか」と批判した。
 潘氏は、日中韓の間で緊張関係が続いていることについて、「国連事務総長として深く遺憾に思う」とした上で、「北東アジアの指導者は自国だけでなく、地域やアジア全体、世界的な共存共栄の発展のために何ができるのかという、より広い視野を持つことが必要だ」と述べた。」
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 9月21日 日本側は、韓国との融和をアピールする為に「日韓交流お祭り」を開催した。
 高円宮紀久子様を迎え、阿倍昭恵夫人岸田文雄外相ら政府関係者も出席して盛大に行われた。
 9月22日 日韓友好を願う市民団体は、在日朝鮮人への差別的ヘイトスピーチに対する反対パレードを行った。
 日本は正常なバランスが取れた民主主義の国として、賛成・反対両論の活動が自由に行われていた。
 夜9時頃 韓国人の無職カン・ヨンミン(23)は、靖国神社を放火する為に忍び込んだ所を発見されて逮捕された。
 逮捕する際に半狂乱となって暴れた為に、7〜8人でようやく取り押さえた。
 韓国のインターネット掲示板では、放火行為を非難する意見があったが、「愛国無罪」と擁護したり「愛国の義士」「憂国の英雄」と讃える意見もあり、さらにはその遺志を継ぐべくであるとの過激な意見もあった。
 いずれにせよ、靖国神社に対する悪質な「嫌がらせ」は止まる所を知らない。
 日本の報道機関は、両国の関係悪化を恐れて実害がなければ報道しない。
 9月23日 韓国の国会議員は、今年の8月15日に靖国神社に直接またわ代理で参拝した日本の国会議員306人の名簿を公開して、激しく抗議した。
 「これらの数字は、日本の国会議員の右傾化がどの程度まで深刻なのかを示している」
 韓国のマスコミも、靖国神社に参拝した国会議員の名簿を公表し、日本に軍国主義が復活しつつあるとの反日報道を行った。
 国際世論も、従軍慰安婦問題同様に韓国の訴えを支持して、靖国神社への参拝は軍国日本につながるとして非難した。
 反日派日本人も、昭和天皇の戦争責任を問い、そして靖国神社への参拝に猛反対している。
 韓国は、今回も、靖国神社放火未遂事件に関する謝罪発言はない。 
 韓国に於ける宗教認識とは、その程度でしかない。
 つまり、火事にならなかったのだから「ケンチャナヨ」(構わない、心配ない。大丈夫。気にしない)である。
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 アメリカ精神科協会は、1996年に、日常生活でも突発的に発症する「火病(文化結合症候群の一種)」を「韓国人だけに表れる特異な現象で有り、一種の精神疾患と考えられる」と認めた。
 極度な怒りの発作が起きたときは、理性的に話して錯乱状態を宥めようとしても不可能であり、冷静になるように説得すると逆効果となって手に負えなくなる為に、怒りの爆発が自然と治まるのを待つしか治療法がない。
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 msn産経ニュース 9月23日 「靖国神社に放火目的?で侵入 容疑の韓国人を逮捕 警視庁公安部
[火災・放火・爆発]
 靖国神社(東京都千代田区)に不正に侵入したとして、警視庁公安部は建造物侵入の現行犯で、韓国籍の無職、カン・ヨンミン容疑者(23)を逮捕した。公安部によると、容疑を認めている。
 同神社拝殿にペットボトルに入った引火性のトルエンとみられる液体を投げかけようとし、リュックサックの中からライター2個が見つかったことから、公安部は放火目的で侵入した可能性があるとみて、詳しい動機を調べている。
 逮捕容疑は、22日午後5時ごろ、千代田区九段北の同神社に不正に侵入したとしている。
 同神社の男性衛視が同9時ごろ、南門近くのトイレ裏に隠れているカン容疑者を発見。敷地外に連れ出そうとしたところ、リュックから2リットル入りのボトルを取り出し、中身の液体を拝殿に投げかけようとしたため、取り押さえたという。」
 シンナーの燃焼実験の結果からすると、放火が成功したら大惨事となったと見られる。
 韓国は、なかった放火未遂事件として謝罪もせず無視した。
 狂信的反日派中国人や韓国人は、靖国神社を焼き払う為に隙をうかがっていた。
 彼らは、日本の政治家が参拝できないようにする為に靖国神社に放火しようとしているが、其れは詭弁で真の目的は日本人の宗教活動の全廃にある。
 自己主張ができない口べたな日本人に比べて、中国人や韓国人は言葉巧みに議論の話題をかわして言いくるめるのが巧みである。
 話術に於いて、日本人は中国人や朝鮮人には敵わない。



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