🕯125)─2・B─妖怪が集まる場所には「妖怪神社」も存在する。~No.269 

   ・   ・   ・   
 関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。
   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・  
 日本人の宗教観では、尋常ならずモノ、妖怪や怨霊さえも畏れ敬い神として祀って崇拝していた。
   ・   ・   ・   
 2024年4月21日 YAHOO!JAPANニュース 旅人間はらぺこライター「妖怪が集まる場所には「妖怪神社」も存在する。妖力にあやかって開運祈願を!
 はらぺこライターの旅人間です。鳥取県境港市で4/20に「水木しげる記念館」がリニューアルオープンした。
 境港と言えば…漫画家・水木しげる氏が育った町として知られ、妖怪の世界観をテーマとした観光名所になっている。JR境港駅から「水木しげる記念館」までの約800m続く道には妖怪のブロンズ像が多数並ぶ。
 しかも「妖怪神社」まであるという。ぶらり散歩してみた!
 妖怪だらけの街
 今回は大阪から高速バスを使って米子駅へ、そしてJR境線でユニークな妖怪列車に乗って境港に到着した。駅前には”目玉の親父”の街灯があり、ロータリーを抜けた先の交番も目玉になっている!
 「一体どうかしてるぜ!この町は…」と言いたくなるほど妖怪だらけ。
 そして、「水木しげるロード」と呼ばれる道には水木しげる氏の代表作『ゲゲゲの鬼太郎』を中心にキャラクターのブロンズ像がアチコチに見られる。
 少し歩けば立ち止まり、写真を撮る。「この妖怪知ってる」「こんな妖怪がいるんだ」そんな声が周囲から聞こえてくる。
 ここは見て歩くだけで楽しめる魅力的な場所だ。
 このブロンズ像の大きさは、等身大のタイプもあるが基本的には小さい。写真の撮り方で大きく見えるが…。
 実際には、このような大きさだ。
 「なんだ!思ったより小さいな…」と思うでしょ。それは大人の目線。子供の目線で見ると調度良い配置になっているのだ。
 それに、大きな妖怪のブロンズ像が複数並んでたら少し怖い。漫画のキャラクターと言っても妖怪だ。
 小さな子供も一緒になって楽しめる工夫に地域の温かさを感じる。
 ところで、本当に妖怪はいるのか?
 それは「水木しげる記念館(外部リンク)」に行くと答えが見つかるかもしれない。少なくとも私は水木しげる氏が残した言葉が心に刺さった。
 ”妖怪は見ようとしたらイカン 妖怪は感じるものです”
 水木しげるロードを歩いて行くと…
 なんと!ねずみ男に遭遇した。
 私がこの道を歩いていたのは平日の16時頃…。観光客も少なくなった時間帯、まるで本当に住んでるかのようにトボトボと歩いていた。いや、ココに住んでいるのか。カメラを向けると決めポーズをしてくれた。
 妖怪神社へ
 賑わいを見せる水木しげるロードの中に「妖怪神社」はポツンと存在する。
 この神社は2000年1月1日午前0時に創建されたそうだ。妖怪達が住みやすい自然環境を守り育てるための「妖怪の郷」の意が込められているという。
 「さすが妖怪神社!鳥居も雰囲気あるなぁ~」と思ってみてみていると…。そこには妖怪の”いったんもめん”が隠れていた。
 そして、「目玉おやじ清めの水」が…。
 ここで手を清め、二礼二拍手一礼しお参りしたら、妖怪たちの不思議な妖力でご利益を授けてくれるはず。
 妖力にあやかり開運祈願をしてみよう。
 尚、この神社には高さ約3mほどの黒御影石と樹齢300年の欅(けやき)が御神体となる。ここには興味深い逸話があるそうだ。
 それは…水木しげる氏が御神体の一部分を指し「ここに目玉をつけたらいい」と言われた部分が御神体設置の時に突然ポロリとめくり落ちたという。
 現在、このはがれた石は「目玉石」と名付けられている。
 そして、神社の願掛け「妖怪絵馬」も可愛らしい。
 家内安全・交通安全・厄除開運・心願成就・心身健全・合格祈願・病気平癒など、妖怪たちの妖力にあやからねば!
 妖怪が集まる場所にある「妖怪神社」は果たして観光スポットなのか?神聖な神社なのか?その両方なのか?それは訪問者自身が決めることだろう。でも…
 水木しげる氏が語った”妖怪は見ようとしたらイカン 妖怪は感じるもの”という言葉が心に残る。
 妖怪神社
 住所:鳥取県境港市大正町62−1
 公式ホームページ(外部リンク)
 地図(外部リンク)
 はらぺこライター
 アメリカや東南アジア、インドなどへの一人旅、タイの首長族の村に泊まった体験談など2005年から始めたブログをキッカケに旅行サイトから声がかかる。トラベルjpでは新人賞、年間アクセス1位賞、SNSで拡散されたソーシャル賞を受賞。またグルメサイトで連載、吉本興業の公式ライターなどを経て現在に至る。 当Yahoo!ニュース エキスパートでは主観的な目線で旅やグルメをテーマに記事を書いている。
   ・   ・   ・