✨3)─3・B─昭和天皇 ご愛用の「正服」に秘められた「質素倹約」の真髄。~No.12 ① 

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 日本の天皇は、中国の皇帝や朝鮮の国王は違い、ヨーロッパや中東の国王や王族とも違う、世界で唯一の存在である。
 そして、天皇を守った日本民族も世界では類例のない人々であるが、それは特殊・特別という事であって、優れている・秀でている・賢い・聡明などとは違う意味である。
 日本民族の特殊・特別は、違いを明らかにする差別化であって、偏見で排除する人種差別ではない。
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 2023年4月24日 YAHOO!JAPANニュース「昭和天皇 ご愛用の「正服」に秘められた「質素倹約」の真髄
 つげのり子放送作家、ノンフィクション作家(テーマ:皇室)
 昭和天皇(写真:アフロ)
 今週末、4月29日の「昭和の日」からゴールデンウィークがスタートする。
 この日は、かつて昭和天皇の誕生日であったことから祝日であったが、今では「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」日として、祝日はそのままに「昭和の日」に制定されている。
 若い世代にとっては、激動の時代を生きた昭和天皇は、遠い過去の歴史上の人物だろうが、昭和天皇をリアルタイムで知る筆者は、いつも穏やかに飄々とされているお姿を思い浮かべる。
 感情を露にすることは一切なく、何か言われても「あっそう、あっそう」と、お馴染みの合いの手を入れていらっしゃったものだ。それがとても温かく、昭和天皇の柔和なお人柄を感じさせた。
 昭和天皇は幼い頃、学習院院長の乃木希典から、「質実剛健」と「質素倹約」を叩き込まれ、それが生涯を貫く指針となられた。
 決して偉ぶらず、常に庶民と同じ、質素な出で立ちでいらっしゃった。
 学習院大学史料館で現在開催中(~6/3まで)の特別展、「学習院制服事始」では、昭和天皇が愛用された「正服」(戦前の名称)が展示されている。
 その制服には昭和天皇が幼き日、どのように過ごされたのか、その微かな手がかりが刻まれている。
 学習院大学史料館の特別展「学習院制服事始」(写真提供・学習院大学史料館)
学習院初等科時代の昭和天皇
 将来天皇になるお立場だった昭和天皇は、当時、普段はこの「正服」を着ていらっしゃったという。
 学習院大学史料館の学芸員、長佐古美奈子さんは、初等科時代の昭和天皇と制服の関係性をこう語る。
 「大正天皇がまだ皇太子だった時代から、普段着も学習院の制服と決められていたようです。同時にフォーマルな礼服としても使われていたので、『正服』と呼ばれていました。幼かった昭和天皇も、詰襟の『正服』を常に着ていらっしゃったのです」
 「学習院制服事始」展では、昭和天皇の制服が2つ展示されている。その違いについて長佐古さんに聞いてみた。
 「一つは昭和天皇が初等科2,3年生の時に着ていらっしゃったもの。もう一つが、初等科を卒業した後、東宮御学問所が作られ、そこでご学友とともに学ばれていた時代のものです。皇太子用の学問所なので、学習院中等科と同じ形の制服を作り、記章だけが学習院の桜ではなく、皇室の菊の御紋でした」
 衣服は一般的に古くなると生地が損耗したり、色褪せたりなど経年劣化が見られるものだが、この制服は2着とも比較的きれいに保たれている。
 なぜ、ここまで大切に保存されてきたのか。
 その背景に隠された「正服」の所有者について、長佐古さんは…
 「初等科の制服は、昭和天皇の身の回りのお世話をする、侍女の内海シゲさんという方が退職する際、これまでのご苦労に報いるため、貞明皇后(昭和天皇の母)から下賜されたものなのです。皇室では、古くから天皇や皇太子が、御所で使ったものを臣下に下げ渡す慣習があったんですね。感謝の印であり思い出の品であることから、大切に保管されていたようです」
 迪宮裕仁親王昭和天皇)着用学習院正服 学習院大学史料館蔵(写真提供・学習院大学史料館)
◆制服に残された昭和天皇の痕跡
 侍女の方に贈られた制服は、実はその後、事情は不明ながら別の人に渡り、巡り巡って学習院大学史料館に寄贈されたとか。
 長佐古さんによれば、ちょっとしたほつれや虫食い、カラーをつける襟のあたりに少し痛みはあるものの、それもまた昭和天皇の痕跡として貴重だと語る。
 さらに、長佐古さんは、昭和天皇のこんなエピソードも教えてくれた。
 「教育係だった乃木学習院院長が、『穴のあいているのを着てはいけないが、つぎのあたったのを着るのはちっとも恥じゃない』とおっしゃったことから、昭和天皇は『穴のあいたのにはつぎをあてておくれ』と侍女に語られたと言われています。当館で展示しているものには、つぎあてはないのですが、現存する他所所蔵の制服には、つぎあてがしてあるものが残っているようです」
 「質実剛健」「質素倹約」の精神は、すでに昭和天皇の中に生まれていらっしゃったようだ。
 最近では、「昭和は遠くになりにけり」と懐かしく語られる機会が増え、若い世代の間でも昭和歌謡がブームになるなど、令和の時代となっても話題にのぼる「昭和」。
 4月29日のゴールデンウィークの初日は、しばし、あの時代に思いを馳せてみてはいかがだろうか。
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 つげのり子
 放送作家、ノンフィクション作家(テーマ:皇室)
2001年の愛子内親王ご誕生以来、皇室番組に携わり、現在テレビ東京BSテレ東で放送中の「皇室の窓」で構成を担当。皇室研究をライフワークとしている。日本放送作家協会日本脚本家連盟会員。著書に『天皇家250年の血脈』(KADOKAWA)、『素顔の美智子さま』『素顔の雅子さま』『佳子さまの素顔』(河出書房新社)、『女帝のいた時代』(自由国民社)、構成に『天皇陛下のプロポーズ』(小学館、著者・織田和雄)がある。
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 昭和天皇「本土決戦を行えば、日本民族は滅びてしまう。そうなれば、どうしてこの日本という国を子孫に伝えることができようか。自分の任務は祖先から受け継いだ日本を子孫に伝えることである。今日となっては、一人でも多くの日本人に生き残ってもらいたい、その人たちが将来ふたたび立ち上がってもらう以外に、この日本を子孫に伝える方法はない。そのためなら、自分はどうなっても構わない」(1945年8月10日聖断)
 天皇にとって民(日本民族)は「大御宝(おおみたから)」である。
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 天皇の意思は「大御心(おおみこころ)」で、民は「大御宝(おおみたから)」として、天皇日本民族は信頼という硬い絆で結ばれていた。
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 昭和天皇は、親ユダヤ派、差別反対主義者、避戦平和主義者、原爆は非人道的大量虐殺兵器であるとして開発中止を厳命した反核兵器派、難民・被災者・弱者などを助ける人道貢献を求め続け、戦争には最後まで不同意を表明し、戦争が始まれば早期に講和して停戦する事を望むなど、人道貢献や平和貢献に努めた、勇気ある偉大な政治的国家元首・軍事的大元帥・宗教的祭祀王であって戦争犯罪者ではない。
 同時に、日本の歴史上最も命を狙われた天皇である。
 昭和天皇や皇族を惨殺しようとしたのは日本人共産主義者テロリストとキリスト教朝鮮人テロリストであった。
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 靖国神社の心・志・精神とは、人道貢献と平和貢献の事である。
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 歴史的人道貢献とは。昭和天皇A級戦犯である東条英機松岡洋右松井石根らは、ソ連ポーランド侵略から逃げてきた数万人のポーランドユダヤ人を保護し、ナチス・ドイツゲシュタポと日本人の反ユダヤ派、親ドイツ派の上海ホロコーストを阻止しユダヤ人難民数万人を敗戦後まで守り続けた。
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 昭和天皇の平和貢献とは、戦争には不同意であったが政府と軍部が決定すれば裁可するが、戦争が始まれば早期に講和を行って戦争を止める事を求め続けた。
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 日本国内には、天皇制度を廃絶しようとしている反天皇反民族反日的日本人達が高学歴の知的エリートや進歩的インテリに数多く存在している。
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 現代の日本人、政治家・官僚・学者そしてメディア関係者も誰も重大問題とはせず、沈黙、つまりは黙認している。
 現代の学校歴史教育では、昭和天皇が行った数々の歴史的偉大な功績は否定され抹消されている。
 つまり、生徒・学生で昭和天皇は嫌いが大多数で、昭和天皇が好きだという子供は異常・おかしいとされている。
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 昔の日本人は、戦場で人殺しの戦争犯罪を行ったが、同時に戦場で人助けの人道貢献や平和貢献を行った。
 現代の日本人は、戦争犯罪を行わないが、人道貢献や平和貢献も行わない。
 事実、中国共産党ウイグル内モンゴルチベットで行っている人道に対する犯罪であるジェノサイドから目を逸らしている。
 興味も関心もないと公言する親中国派・媚中派の政治家や官僚が存在する。
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