💖21)─1─アメリカのCPIとアメリカ・キリスト教会が日本を戦争へと追い詰めた。〜No.88No.89No.90 

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   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博・   
 日本を滅ぼそうとしたというソ連コミンテルン陰謀あるいはユダヤ陰謀は存在しなかった。
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 2018年12月号 WiLL「パックス・チャイナの夢は風前の灯 高山正之河添恵子
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 排華法が再び?
 高山 アメリカに浸透した中国だけど、ここにきて米中貿易戦争も始まり、孔子学院をはじめとして追い立てられようとしている。
 河添 孔子学院を受け入れている大学への国防総省基金を制限する、との文言が入った国防権限法が、7月に可決されました。さらに、孔子学院の教授らのビザ更新をしない方向に舵を切っているようです。いかなる目的で、孔子学院が大学に拡散されていったのか。一つは世界のエリートを中心に、中国共産党シンパにすること。さらにFBI長官は2月、『米政府関連の情報までも違法に入手するスパイ活動にかかわっている疑惑がある』ことを公にしました。
 もう一つが、南京大虐殺慰安婦などのフェイク・ヒストリーを垂れ流し、日本を残虐非道な国・民族だと植えつけ、世界から孤立させることです。こういった工作の胴元は、現政権で序列五位に昇格した王滬寧(おうこねい)だと見ています。
 トランプ政権は、21世紀の赤狩りを始めています。その対象がソ連コミンテルンではなく、中国共産党工作員になりました。在米中国人を百数十年前と同様に排斥する流れになっている、というか。
 高山 1882年に制定された中国人排斥法(排華法)だね。
 河添 排華法で在米中国人が虐げられた、謝れと、カリフォルニア州で中国系の州議会議員が提出した『中国人排斥に対する謝罪決議案』は、2009年、全会一致で可決しました。アーノルド・シュワルツェネッガー知事が署名し、民族差別・迫害に対する遺憾の意を表明しています。で、中国系移民、そしてニューカマーが勢いづいちゃった。
 アイリス・チャンの悲劇
 高山 リンカーンが黒人奴隷の廃止を決めた後、黒人が激増して問題になった。でも、奴隷は欲しい。で、増えない奴隷として中国人労働者である苦力(クーリー)を入れ始めた。アメリカ横断鉄道の工事は、苦力に負うところが大きかった。横断鉄道の工事が終わって苦力が余ると、みんな殺していった。アメリカの闇は深いね。
 反日の中国人グループから資料を提供され、『ザ・レイプ・オブ・南京』でヒットを出したアイリス・チャンは、次に自力で1870年代の苦力貿易から、そのあとの殺処分までを書き上げた。そうしたら、あれほど南京大虐殺では褒めてくれた『ニューヨーク・タイムズ』以下が、アメリカの暗部を暴くなどとんでもないとむちゃくちゃに酷評した。
 落ち込む彼女にアメリカはまた褒めてやるからと次の作品に、アメリカ人捕虜が日本軍にひどい目にあわされたバターン死の行進を書けと指示してきた。で、調査を始めたら、歩いた距離はほんの100キロほど。それも数日かけて。おまけに途中でコーヒーブレークはある、海水浴も楽しんでいる。書かされる内容と事実がまるで違っていた。
 本人は悩んでいたそうだ。苦力の実態のときのように本当のことを書いたら、袋叩きにあう。今度もまたウソを書けというのかと。『アイリス・チャンには支那人には珍しく良心があった』とコラムで書いたことがる。最後は拳銃自殺したと報じられている。
 河添 他殺の疑いもありますよね。苦力の歴史を突き詰めると、アヘン利権を共有していた世界の大富豪たち、アメリカ大統領の一族を含めてヤバイことになりますからね。過酷な労働を強いられた苦力たちは、疲労を感じないようにするためアヘンに依存していました。
 高山 結局、苦力は生き残り、サンフランシスコやニューヨークには巨大な組織ができた。排華法で追い出しにかかったものの、そのうち状況が変わってきた。日本が日清戦争日露戦争で勝利を収め、せらには中国の留学生を受け入れて、日中がお互いに手を握りそうな気配が出てきた。
 日清戦争で敗戦の責任を取って毒をあおって死んだ丁汝昌(ていじょしょう)は、かねて『日中は手を携えて〝欧鯨米虎〟に立ち向かおう』と言っていた。
 セオドア・ルーズベルトは日中が接近する様子を真剣に受け止め、日本を倒すためにあれほど嫌った中国を使う気になった。それが日露戦争のあとにつくった清華課堂(のちの清華大学)だった。
 排華法の時代から30年も経たないうちに、日本叩きの道具として中国人を使いまわすようになった。清華大の学生や胡適(こてき)や宋美齢、顧維鈞(こいきん)など、一本釣りした人材をアメリカに留学させた。日本史に名前が出てくる中国人は皆、アメリカ留学生と思って間違いない。留学先は、コロンビア大学ミズーリ大学が多かった。中国人を入れて、アメリカナイズして送り返して親米反日に仕立てた。
 河添 で、中国政府は改革開放後、〝親中反日分子〟を量産する目的で、アメリカのサル真似をやってきたってことですね。
 CPIが動かしていた
 高山 こうやって反日気運を中国内に醸成していった。
 そういう世論操作も実はアメリカのお得意の分野で、セオドア・ルーズベルトがやり始めた日中分断をさらに推し進めたのが、ウッドロー・ウィルソン大統領が1917年に国務長官と陸海軍長官、そしてメディア代表の4人で構成した米国広報委員会(Committee on Public Information 以下CPI)だ。
 CPIの当初の目的は、第一次世界大戦アメリカを参戦させるよう新聞・雑誌や知識人を使って世論を動かすことだった。結果的にアメリカは参戦し、アメリカの国威と商売を盛り上げた。
 CPIはそこで役目が終わったのだけど潰さなかった。上海委員会をつくって、セオドアの遺志を継ぎ、多くの新聞記者を送り込み、反日をあおり、『中国の赤い星』を書いたエドガー・スノーや、『老人と海』のヘミングウェイも投入して蒋介石を守り立て、日本と戦わせた。
 もっともヘミングウェイ蒋介石があまりにも下品だから、何も書かなかった。中国人を素朴に描いた『大地』のパール・バックノーベル文学賞を与えたのも、すべてCPIの指揮だった。
 それがいかに日中離反に成果があったか。第二次上海事変日中戦争)があった1937年から3年間の世論調査結果が残っていて、対中国の好感度が76%なのに対し、日本はたった1%。
 河添 すさまじい世論操作!
 高山 その背景には必ずCPIがいたし、派遣したアメリカの特派員がいる。南京大虐殺を最初にでっち上げたのは『シカゴ・トリビューン』のアーチボルト・スティールと『ニューヨーク・タイムズ』のティルマン・ダーディンだ。
 張学良が蒋介石を捕まえた西安事件では、最初に宋美齢を連れて乗り込んでいったのがウィリアム・ドナルド。『ニューヨーク・ヘラルド』の記者だった。他にベイツやマギーなどアメリカ人宣教師連中も一役買っていた。
 昨今はなんでもコミンテルンがやったと言っているけど、彼らが出る幕がないほど、アメリカ人が動き回っていた。CPIの威力を知るべきだね。
 それで行きつく先がどうなったのか。クズ扱いしていた中国人を、太平洋戦争にかけてこの上ないほど持ち上げて利用した。蒋介石をけしかけて日本と戦わせ、そのために日本は51個師団のうち40個師団を中国に足止めさせられた。太平洋で英米蘭と戦ったのは、たった11個師団だった。
 その見返りが1932年に出た『スティムソン・ドクトリン』だ。
 日本の生命線は満州だった。中国は昔から万里の長城の内側が領土だったのを、満州も中国領だと言ったのが、スティムソンだ。辛亥革命のあと、詐欺師、孫文が『我々は中華民国をつくって、満州王朝の面倒を見る』と五族協和を言い出した。つまり、清王朝の版図、満州もモンゴルもウィグル、チベットもそっくり相続したいという何の根拠もないホラ話だった。
 誰も相手にしなかった。そこにスティムソンが出てきて、孫文の遺言を引っ張り出した。国際世論も反日だったから、それに乗る。その結果、満州は中国の領土になり、日本は中国の領土を勝手に侵したことになり、だから、不戦条約や9ヵ国条約にも違反していると。日本は立つ瀬がなくなってしまった。スティムソンの御託で、日本は国際連盟からも脱退しなければならなくなった。
 中国には満州やモンゴル、ウイグルチベットに対して主権があるとアメリカが保証する形になってしまった。 
河添 ただし、中華人民共和国は当時、存在しないので蒋介石中華民国政府に対してですね。
 高山 そう。いずれにせよ、スティムソンのおかげで中国は万里の長城の外側、夷狄(いてき)の地も俺のものだと言うようになった。戦後のアメリカは、日本の復興を抑えることも兼ねて中国の領土保有を認めてきた。中国が大きくなると、多額の認め料も徴収し出した。」
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 現代日本、特に第九条護憲派の高学歴出身知的エリートは、外国語を巧みに話しても冷酷・残酷な世界実情が理解できない。
 日本を戦争犯罪国家と糾弾する反戦平和派や第九条護憲派のリベラル派・革新派・エセ保守派そして一部の保守派らの正体は、反米派ではなくまぎれもないアメリカの奴隷である。
 彼等は、日本の国益を害し日本民族に被害を出す事よりもアメリカの国益アメリカ人の利益を優先している。
 その為に利用するのが、反日敵日の中国共産党政府・韓国・北朝鮮そして在日朝鮮人である。
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 日本人が好きなのは、歴史を歪曲・捏造した架空に近い時代劇・時代小説であって、歴史の真実・実像を有りの儘に表現した歴史劇・歴史物語ではない。
 日本人は歴史が好きである、はウソである。
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 中国系移民(特に漢族系中国人移民)は、静かな侵略者として、土地や建物を手に入れ排他的中国人居住区を作り、見えない形で中国人国家を広げていった。
 中国帝国の広大な版図は、中国人移民が水が染み込むように住み着く事で広がっていった。
 中国人ほど、生殖能力と繁殖能力が高い民族は他になく、爆発的に人口を増やしていく。
 中国人移民が移り住んだ内モンゴルチベットウイグルトルキスタンなどでは、現地住民の人口に迫るほどに増え、少数派から多数派になり完全な中国領に変えつつある。
 中国共産党は、少数派に転落した異民族をジェノサイドするべく非人道の迫害や弾圧を実行している。
 中国共産党ほど恐ろしい共産主義者マルクス主義者)は、世界史的に存在しない。
 中国共産党は、結党以来、反天皇反日敵日で、親日派は皆殺しにした。
 ゆえに、中国共産党には知日派は存在しない。
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 20世紀。国際金融資本とアメリカの国際的軍需産業は、巨大な中国市場を手に入れるべく、ファシスト中国(中国国民党)と中国共産党を全面支援して軍国日本を戦争に追い込んで滅亡した。


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