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・ ・{東山道・美濃国・百姓の次男・栗山正博}・
日本の諦めとは、楽観的な「あきらめ」であって、悲観的な「諦め」ではない。
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日本人は、自分は天才ではなく凡才であり、煩悩に囚われた悩み多き凡夫とあり、優秀な人間と信じる事は「心の穢れ」と嫌っていた。
選民思想などのない日本では、自分は神に愛され祝福と奇跡を受ける資格を有した特別な人間とは信じていなかった。
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日本民族日本人の生きる智恵とは、神や仏でも勝てない自然災害多発地帯で生き残る知恵である。
一神教の絶対神さえも、日本の自然災害一つを消す事ができない。
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2017年4月16日号 サンデー毎日「五木寛之のボケない名言
天才にはなれない だから、努力で天才に勝つ(稀勢の里)
諦める勇気から
……
やる気は諦めから生まれる。天才というのは生まれつきのもので、努力してなれるものではない。そうはっきりと諦める。このアキラメルというのは『明らかにキワメル』といういう仏教語で、決して投げだすじちではない。
どんなに苛酷な現実でも、目をそらさず直視する。人生とはそういうものだと覚悟する。『明らかに究める』ことによって、新しい針路が見えてくる。
『そうか、おれは天才じゃないんだな』と自覚して、『それなら努力に徹して天才を超えてやるんだ』と自分の針路を見定める。
天才である、と自分を錯覚する人がいる。天才でないことを嘆く人もいる。天才の真似をする人もいる。天才になれないと絶望する人もいる。しかし、自分が天に選ばれた人でないのなら、自分で道を選ぶしかないだろう。
こういう考え方を、横超(おうちょう)といった。正面から超えられない壁なら、横ざまに超えるしかない。要するに発想の転換である。
努力が勝つ、のではない。
努力で勝つのだ。勝負の道の厳しさを、あらためて思った。いい言葉だ」
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王貞治「努力は必ず報われる。報われない努力があるとすれば、それはまだ努力とは言えない」
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