🎑50)51)─1─GHQとキリスト教会は、日本国語と日本文化を消滅させる為に英語の公用語化を強要し、焚書を命じた。~No.119No.120No.121No.122 @ 

   ・   ・   ・   
 関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。
   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・   
 日本民族日本人の強さは、国語力、日本国語にあった。
 日本民族日本人を弱体化させる唯一の手段は、日本国語の使用を制限するか消滅させる事である。
   ・   ・   ・   
 アメリカ人は、中国語以上に日本国語が嫌いであった。
 アメリカ人には、ジャパニーズ・イングリッシュが理解できないし、耳障りで嫌いであった。
   ・   ・   ・  
 英語の普及によって。 
 社会構造の二分極化と対立。
 親子世代間の分断と対立。
   ・   ・   ・   
 多数派の日本人と少数派の朝鮮人・韓国人の対立。
 GHQ内の共産主義シンパは、日本を共産主義化する為に、少数派を利用として多数派を支配しようとしていた。 
   ・   ・   ・   
 キリスト教会は、日本をキリスト教化する為に英語の公用化に協力した。 
   ・   ・   ・   
 GHQが行った英語公用語化と焚書は、中国共産党プロパガンダ・宣撫工作を学んだ野坂参三がジョン・エマーソンに教えた洗脳教育の一つであった。
   ・   ・   ・   
 英語公用語化の大目的は、英語を話せる者を新たな指導者階級として公職に登用し、特権を与える事であった。
 日本人の脳思考を日本語ではなく英語に大転換し、会話及び学習の言語能力を劣化させ、日本語文化を破壊する事であった。
 英語普及で、西洋語に翻訳できない語彙や西洋人が理解できない概念を日本から一掃できる。
 日本を普遍的価値で生まれ変わらせる為には、民族的価値を打ち砕いて消滅させる事である。
 問題は、単一民族言語である日本語である。
 民族言語抹殺の最も効果方法が、小学校に於ける英語の必修化であった。
 日本民族から日本語と英語を話せる少数のバイリンガル日本人を選抜して日本を支配する事が、西洋人からすれば最も効率が良いコミュニティー手段であるからである。
 日本語を、多様な言語で複雑に混乱させ、特別に優れた言語ではないと無価値化する事である。
 英語を支配言語とし、日本語を野卑言語とする事。
 日本語に愛着を持って話す者には、将来の希望を閉ざす事。
 日本語には外国語に翻訳できない語彙が多過ぎる為、それら全てを棄てさせる。
   ・   ・   ・    
 GHQの英語政策とは、日本文化の源泉である日本語を破壊し、日本人の日本語による思考を停止する事で、未開に近い文化度の低い日本を高度で高級な教養を持った洋風に生まれ変わらせる事であった。
 軍国主義となって侵略戦争に暴走し日本に破滅をもたらしたのは、高レベルな西洋文化を稚拙な低レベルな日本語で文明開化をしようとした事が原因であった考えた。
 明治の失敗を繰り返さない為にも、普遍的な西洋の文化や教養は日本語ではなく西洋語で身に付けるべきだと。
 ローカルな民族性の抹消という悪意ではなく、グローバルな普遍性の普及という善意から実施された。
 それは、博愛に基づくキリスト教における神聖なる使命であった。
   ・   ・   ・   
 ルートヴィッヒ・リース「ヨーロッパにあっては傑出した軍人身分は時代が下るうちにいわゆる軍人貴族となっていった。それに『より良い市民身分』たる学者や官吏の身分が加わって中間身分を形成した。
 しかるに日本においては封建国家が存続していた期間、このサムライという二本の刀を差した身分の出身者を除いては、官吏も学者もさらに教養人さえも存在しなかった」
 「学士の中でも選り抜きの秀才は、専門領域を究める為にヨーロッパ(たいていドイツ)に留学を命ぜられる。……さて帰朝後、人並みに祝福されて大学の教職につくと、彼らは……授業をしてみて初めて分かった自己の知識の欠落を熱心な勉強で補い、山なす素材を留学で学んだ方法で処理し、論文にまとめようとする。だが、そのように熱心に研究に取り組めば取り組むほど、彼らは他の事に脇目も振らずにそれのみに集中し、まことに偏った専門家になってしまう為に、人生を自由に囚われない目で観察したり、精神的高揚を感じたり、時代生活全体に生き生きとした関心を持つという事がなくなってしまうのです」(『ドイツ歴史学者天皇国家観』)
 三島由紀夫「バカという病気の厄介なところは、人間の知能と関係があるようでありながら、一概にそうとも言い切れぬ点であります。いくら大学の金時計組でも、生まれついたバカはバカであって、これも死ななきゃ治らない」(『不道徳教育講座』)
   ・   ・   ・   
 英語の公用語化は、日本人の思想信条の破壊でもあった。
 江戸時代後期から敗戦まで、日本人は世界の情勢に敏感に行動していた。
 日露戦争までの日本人は、江戸時代末期からの懸案であった、ロシアの侵略から如何に祖国日本を防衛するかという内向きでやって来た。
 日露戦争勝利で侵略の脅威が取り除かれるや、アジアが欧米列強の植民地となり、アジア人が白人の奴隷とされている事を再認識し、アジアの盟主として独立を望むアジア人の支援に乗り出した。
 欧米列強や白人に対峙しアジアとアジア人の権利を主張する為には、軍事力と同時に教養・知識も必要で有るとして教育に力を入れた。
 大正時代に入るや、世界に於ける立場と地位を如何に向上させるか全力を挙げて、柔軟な国際感覚と時代を見通す能力を養った。
 其の為に、世界中で出版されている諸外国語の書籍を片っ端から日本語に翻訳して公開した。
 興味が有ろうと無かろうと、日本国民であれば、学生はもとより女子供でも日本語訳書籍を手にとって読む事ができた。
 日本の学力は、外国語を話す事ではなく、日本語に訳された書籍を読む事で向上した。
 日本語には、全ての言語を日本語に変換する能力と日本人に広い視野を持たせるがあった。
 英語を学ぶ事は、英語の書籍は読めても、ドイツ語・フランス語・ロシア語・中国語・アラビア語など他言語の書籍は読めなかった。
 戦時中の科学好きな子供は、日本語に翻訳された学童向けの科学雑誌原子爆弾の大まかな事は知っていた。
 日本が近代国家として成功したのは、英語などの西洋語を公用語化しなかったからである。
 非西洋諸国で近代化の為に民族語を捨て西洋語を公用語化して奨励した国は、殖産興業と文明開化と近代的教育と軍事力強化に失敗し、腐敗と汚職が蔓延し社会は荒廃し国力は衰退した。
 国内は混乱し、内戦が頻発して、最貧国に陥った。
 英語公用語化とは、知識・教養範囲を英語に限定し、多種多様で自由闊達な思考・思索を英語の中に封じ込める事である。
 日本の成功は、西洋語の公用語化を採用せず、子供達に民族言語で西洋の文化や最先端技術を正確に教えた事である。
 昭和20ン年9月 GHQは、日本政府に戦前の思想を撲滅する為に流通している書籍の「焚書」を指示した。
 占領期の検閲は徹底的に行われ、日本人も言われる前に自主検閲を行った。
 日本人は、反天皇反日プロパガンダで洗脳された。
 民間検閲支隊内調査課は、日本人共産主義者らの協力で、昭和3年から20年までに出版された約22万タイトルの刊行物から7,769点を焚書対象に認定した。
 日本政府は、通達に従って、指定されたテーマやキーワードの本を没収し廃棄した。
 帝国図書館(現・国会図書館)では、外務省幹部や東京大学文学部の助教授など戦時中に革新派と言われた転向組(隠れマルクス主義者)を中心とした「出版物追放の為の小委員会」が焚書図書選定を行っていた。
 全ての図書館、出版社、書店から一般家庭に至るまで、焚書を没収して廃棄した。
 それが、アメリカが敗戦国家日本に押し付けた、自由と民主主義の大原則と言論表現の自由、思想信条の自由であった。
 日本の思想的大改造を行ったのは、GHQ内のマルクス主義者と日本人の共産主義者であった。
 その後ろで指示を出していたのは、ソ連中国共産党であった。
 昭和23年までは、東京・大阪・京都など主要都市で警察が行っていた。
 焚書提出を拒む者や抵抗する者は罰すると通達し、軍国主義者として公職から追放して制裁を加えた。
 GHQは、「御上の命令には下僕の如く平伏して従う」と日本人の民族性を研究していたが、日本人の反感を買わない為に汚れ仕事は日本政府に命じた。
 三浦朱門「(占領政策の特徴は)何をせよとは命令せず、何をするなとだけ禁止する」
 権力者に媚びを売る心卑しい日本人は、命じられなくても空気を読み、理不尽な命令や要求に抵抗も反抗もせず、上位者に好かれたいが一心で思惑を推し量り進んで行動していた。
 昭和23年6月からは、焚書没収は警察から文部省に移管された。
 文部省は、都道府県知事に警察に協力して焚書撲滅を行うようにとの次官通達を出した。
 そして、学校でも戦前を完全否定する平和教育を行った。
 大学は、平和憲法の新しい教育方針の下で、新時代にふさわしいエリート官僚や教師の育成に力を入れた。
 戦前と戦後は此処で切断され、日本人に奴隷根性が植え付けられた。
 日本人の意識大改造として、焚書撲滅は成功したが、英語の公用語化は失敗した。
 戦後復興と高度経済による経済大国化は、グローバル言語・英語ではなくローカル言語・日本語として実行されて成功した。
 民族言語を大事にしない民族には、未来は存在しない。
   ・   ・   ・   
 白洲次郎「我々は戦争に負けたが、奴隷になったのではない」
   ・   ・   ・  
 国語とは、国家・民族の歴史・伝統・文化・宗教・風習・習慣などを背景として発展・形成された特有の言語である。
 国語教育とは、国民・民族が祖先から語り継がれてきた母国語に関する特殊な理解・表現・態度などを学習する事である。
 日本語教育と日本国語教育とは、本質から異なる。
 国語教育で、心ある日本国語の神髄を教えず、言霊のなき日本語を話すだけという小手先で教える事は、国語力衰退である。
 外国語を公用語とし教育時間を増やし、民族言語を第二言語として教育時間を減らす事は、民族言語消滅の第一歩である。
 将来社会に出た時の事を考えれば、公用語を学び、民族言語など誰も見向きもしなくなる。 
 当然、古き良き綺麗な大和言葉は跡形もなく消滅する。
  ・   ・   ・   
 『旧約聖書 [口語]』日本聖書協会、1955年
 創世記
  第11章[編集]
 11・1 全地は同じ発音、同じ言葉であった。
 11・2 時に人々は東に移り、シナルの地に平野を得て、そこに住んだ。
 11・3 彼らは互に言った、「さあ、れんがを造って、よく焼こう」。こうして彼らは石の代りに、れんがを得、しっくいの代りに、アスファルトを得た。
 11・4 彼らはまた言った、「さあ、町と塔とを建てて、その頂を天に届かせよう。そしてわれわれは名を上げて、全地のおもてに散るのを免れよう」。
 11・5 時に主は下って、人の子たちの建てる町と塔とを見て、
 11・6 言われた、「民は一つで、みな同じ言葉である。彼らはすでにこの事をしはじめた。彼らがしようとする事は、もはや何事もとどめ得ないであろう。
 11・7 さあ、われわれは下って行って、そこで彼らの言葉を乱し、互に言葉が通じないようにしよう」。
 11・8 こうして主が彼らをそこから全地のおもてに散らされたので、彼らは町を建てるのをやめた。
 11・9 これによってその町の名はバベルと呼ばれた。主がそこで全地の言葉を乱されたからである。主はそこから彼らを全地のおもてに散らされた。


  ・   ・   ・   

英語社内公用語化の傾向と対策 ――英語格差社会に生き残るための7つの鉄則

英語社内公用語化の傾向と対策 ――英語格差社会に生き残るための7つの鉄則

  • 作者:森山 進
  • 出版社/メーカー: 研究社
  • 発売日: 2011/03/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)