🌈81)─2─日本式風呂文化。湯道と湯道温心。~No.141  

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 日本民族の風呂文化のルーツは、数万年前の旧石器時代縄文時代の温泉にある。
 それは、ニホンザルの温泉入浴である。
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 2023年5月1日 JAXURY FRaU編集部「あいらぶゆおけ?「京都のフランス」で発見!日本が誇る風呂文化の秘密
 心を解き放つ、毎日の「道」がある!
 あいらぶゆおけ?「京都のフランス」で発見!日本が誇る風呂文化の秘密 画像ギャラリーを見る→
 ここはフランス? いえいえ、京都は東山、京大前の「京都のフランス」ともいえる場所。ここでとても心地よいイベントが開催され、たくさんの笑顔が生まれました。
 一歩はいると、藤田嗣治の大きな絵があり、フレンチのカフェもある、別世界。
 春爛漫の京都で、美味しいワインと、軽食でいい気分。
 2023年4月4日(火)~8日(土)まで、京都の関西日仏学館で「湯道展」が開催されました。今回はその内覧会の様子をお伝えします。
 日本が誇る「風呂文化」を「道」にできないか、と、日本中の温泉、銭湯、そのほか湯という湯をめぐってきたのが、脚本家・放送作家小山薫堂さん。そして、2015年に大徳寺真珠庵の山田宗正和尚の門を叩いたのです。
 「湯道」の真髄、「湯道温心」とは?
 おふろの道は、人の心を温めるもの――。この素晴らしい言葉を山田和尚からうけとめ、「湯道」は始まりました。小山さんが企画・脚本で大いに話題を呼んだ映画「湯道」ほか、今「おふろのみち」は着実に根付き始めています。
 「湯道温心」の暖簾がかかった「湯道展」入り口で。山田和尚の背中にほっこり。
在京都フランス総領事、ジュール・イルマン氏が「湯道」に強く共感したことから開催された今回の「湯道展」。
 「風呂というラグジュアリー」について、日本とフランスの風呂文化について熱く語るイルマン館長。
 さまざまな湯道具も展示。「京都のフランス」の中で、「日本の風呂文化」が発信される、という組み合わせがとても新鮮です。
 さまざまな湯道具。タオル、湯桶、そして牛乳瓶も。
 左からイルマン館長、湯道家元小山氏、山田和尚、京都市長門川氏。
 「幸せは長く、挨拶は短く。サリュー(フランス語で乾杯)!」と、山田和尚の和やかな乾杯シーン。京都市長も「これからのフローも大切」と会場を湧かせました。
 京都市長や、山田和尚も、それぞれに短く見事な挨拶で、集まった人々の心を、まさにお風呂のように温めてくれたのでした。
 ちなみに、記事トップの「I LOVE 湯桶」は矢沢栄吉さん好きの山田和尚の言葉。「あいらぶゆーおーけー 」「I LOVE YOU,OK」と読む、掛け言葉。そう、矢沢永吉さんのソロデビューシングル曲です。ふっ、と微笑んでしまう、その洒落心を持つことが「湯道」の始まりかもしれません。
 お風呂、入りたくなってきませんか?
 撮影/大坪尚人(講談社写真部)
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