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・ ・ {東山道・美濃国・百姓の次男・栗山正博}・
あらゆる分野に安価な中国産が浸透し、国産と偽装され手ごろ価格で売られ、純国産が日本国内から駆逐されつつある。
日本の外国依存で、中国依存は生活であり、アメリカ依存は産業経済である。
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2022年12月29日 MicrosoftStartニュース zakzak「しめ飾り大半は中国産〝雑草〟これでは豊作の神様は迎えられない 東條英機元首相の曽孫が警鐘 「稲わら」を使うことに意味がある
暮れも押し迫り、正月の準備に精を出す家庭も多いはず。しめ縄に縁起物を付けた「しめ飾り」を玄関先に飾るのは正月ならではの風景だが、実は近年、市販品の大半には中国産の〝雑草〟が使われているという。全国で「しめ縄プロジェクト」を主宰する国際教養振興協会代表理事の東條英利氏(50)はこうした現状に警鐘を鳴らしている。
自ら稲わらで作ったしめ縄を手にする東條氏
© zakzak 提供
参加者が稲わらで作ったしめ飾り
© zakzak 提供
「スーパーなどで売られている正月のしめ飾りの大半は、中国産の『水草』で作られている。日本の伝統を外国産に頼っているのが実情だ」と東條氏が説明する。
正月飾りを製作している国内企業の社長は「商品の8割は中国産」と明かす。「少子化で正月飾りの地域色は急速に失われている。作業はすべて手作りだが、担い手も高齢化して減っている」と苦しい事情を話す。
大手ホームセンターでもコスト面などから自社ブランドの正月飾りの大半は「中国から完成品を輸入している」という。
国内では塩化ビニール製のしめ縄を使用する大きな神社も出ているといい、東條氏は「10年は劣化しないが、その10年でしめ縄を作ってきた技術や、奉納してきた氏子と神社の絆も失われてしまう」と話す。
東條氏によると、日本の正月は初日の出とともに到来する、稲の実りを示す「穀物」の神「年神(としがみ)様」を家々に迎え入れる習慣で、米作りと深い関わりがあるという。
「問題は外国産ということより、むしろ稲わらが使われていないことだ。水草とはいわば雑草。豊作の神様を雑草で迎えるなんて中身がない。このままでは日本の正月文化は形骸化して、なくなってしまう」と危機感を示す。
2012年に「しめ縄プロジェクト」を開始した東條氏は、今年も11月から全国30カ所以上で約3000人と、稲わらを使ったしめ縄作りを行った。初めて自分の手でしめ縄を作った子供たちが「こんなことは誰も教えてくれなかった」と喜ぶ笑顔がうれしいという。
幼稚園や小中学校でも正月の由来を伝えている。「なぜお正月にはお餅を食べるんでしょうか?」「なんでお年玉を配るの?」といったクイズを出すと、参加する親子連れの大半は答えられない。東條氏は「餅を食べるのは、年神様に奉げた供物のお下がりをいただくことで、一年の健康を願ったから」。「お年玉は『お年神の魂』から。供物の餅のかけらを子供に配った習慣が由来」と丁寧に説明する。
「昔からの習慣や行事も、理由を知って行うのとそうでないのとでは全然違ってくる」という東條氏は東條英機元首相の直系の曽孫(ひ孫)。その事実を初めて母から教えられたのは小学4年生のときだった。
「学校の授業でも曽祖父の名前が出てくるのが嫌で、日本史ではなく世界史を選択したぐらいだった。でもこの10年でようやく曽祖父とも向き合えるようになった。しめ縄作りを始めたのは、今では必然だったと感じている」と、文字通り東奔西走している。
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