💄40)─1─儒教価値観の浸透で男性が強くなり、明治以降のキリスト教価値観で男性上位が固定化された。~No.82 @ 

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   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・   
 日本の歴史は、勝者が、自分を正当化する為に捏造・歪曲して書き上げた。
 日本の文化・芸能は、敗者が、滅んだ一族の慰霊と死んだ身内を懐かしむ為に詠い上げたものである。
 日本の文化・芸能には、生を謳歌する面と死を想起する面がコインの表と裏のように一体化している。
 その意味で、日本の文化・芸能には反権力的要素が内在しているが、それを直接表に見せない優れた表現力を持っている。
 日本の古い文化や伝統的な芸能の観賞とは、隠された敗者・弱者の言い分や物事の道理を推して知る事である。
 勝者・強者が正義ではなく、敗者・弱者が悪ではない。
 一寸の虫にも五分の魂。
 日本民族日本人であれば、奥底に隠されたその真髄を知っている。
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 皇室は、父(男)系母(女)系の直系相続であった。公家・商家は神道的に母系女子相続であり、武家儒教的に父系男子相続であった。
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 江戸時代の女性は亭主から金を巻き上げさらに働けと怒鳴る怖い存在であった。男性優位の社会となったのは、明治になってからである。
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 天皇心神話による祖先神・氏神の人神信仰は、日本独自の伝統的な家制度と地域的なムラ的人の絆。
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 マルクス主義者は、個の完全なる確立の為に、家制度を解体させ、家庭のつながりを崩壊させ、家族の絆を破壊しようとした。勤皇の志士は、百姓や町人上がりの浪人であった。
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 サムライ社会は、儒教的価値観を重んじ、男尊女卑の家父長制をとっていた。
 商人は、女尊男卑を原則として、できの悪いどら息子によって酒や博打や相場で身代を潰される事を恐れて、丁稚からたたき上げたできの良い他人を婿養子として跡を継がせた。
 商家では、男子相続よりも女子相続が多かった。
 日本の男に金を持たせると何をするか分からないという不信感から、金の管理は女性がしていた。
 百姓は、男女同尊で性差別は少なかく、野良仕事や家事や老父母と乳幼児の面倒などは女性の手を借りなければならず、共稼ぎが当たり当たり前であった。
 男が浮気すると同様に、女性も神社の夜祭りで知らない男と寝たり夜這いとして他人の男を家の中に引き入れていた。
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 女性に厳しい不義密通罪は、男尊女卑による女性蔑視の最たる悪法であった。 
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 幕府は、風俗の乱れを防ぐ為に、不義密通は厳しく罰した。
 息苦しいような性意識の反動で、時折、恋仲の二人による無理心中が起きていた。
 不義者は、晒し者にされ、非人やエタの身分に落とされて部落に追い遣られた。
 それが、江戸時代の「部落民」である。
 非人やエタは、役人に更正したと認められ、身元が明らかな引受人が現れれば一般庶民として部落から出る事が出来た。
 日本の身分制度は、中国や朝鮮の身分制度とは異なる。
 日本の非人やエタは、朝鮮の白丁や奴婢とは違う。
 江戸時代は、大量の外国人が移住してこなかった分、国内の少ない人間を人材として利用していた。
 その為に身分は固定される事なく、柔軟に流動していた。
 つまり。家業が或る者には仕事の選択の自由がなかったが、受け継ぐ家業がなければ自分の努力でなりたい職業につけた。
 ただし。家業を継いだ者は職業を自由に選択した者の上位に就き、如何に才能があっても自由に選択した者が家業を継いだ者の上に立つ事は出来なかった。
 日本には、数百年続く老舗が多く残っている。
 中国や朝鮮には、老舗は少ない。
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 日本の封建制度に於いて、マルクス主義における階級闘争史観はあてはまらない。
 日本の歴史を共産主義階級闘争で説明しようとする者の話は、日本の歴史が全く分からない日本人であるから相手にしない方が身のためである。
 外国人なら仕方がないが。
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 公衆浴場で、男女が一緒に入浴するのは自然な事であった。
 混浴で、気恥ずかしそうに隅の方で小さくなっているのは日本の男性で、日本の女性は恥も外聞も無く大胆に振る舞っていた。
 日本の男は、女性に頭を下げて小遣いを貰い、ヒステリーを起こして女性を恐れて逃げだした。
 日本の女性は「夜叉」か「鬼女」として恐れられ、気の弱い日本の男は逃げ惑うしかなかった。
 日本の怪談モノで最も怖いのは「女性の恨み」とされ、男の恨みはそれほど怖いものは少なかった。
 大陸での、世界の常識は、女性の恨みよりも「男のモンスター」のほうが恐れられていた。
 表向き亭主関白でも、カカー殿下が実態であった。
 神道価値観では、男性優位はなく、むしり女性が優位であった。
 日本神話を書いたのが儒教価値観を身に付けた朝鮮系帰化人であった為に、日本創生神話に男子優位を控えめに書き加えた。
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 夫が妻に渡した離縁状「三行半」とは、元妻が誰と再婚しても異議を申し立てないという証文で、女性を見下したものではなかった。
 妻が結婚する際に持ってきた金や道具は、離婚するときに全て持たせて返さねばならなかった。
 夫が妻に暴力を振る事はもってのほかで、妻によほどの落ち度が無い限り夫が悪いとされた。
 男が、女性や子供に暴力を振るう事は「男の恥」として軽蔑された。
 昔は、弱い者を苛める事は「恥」とされ、最も嫌われる行為であった。
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 儒教道徳が社会を支配し始めた江戸中期以降、男尊女卑が広まり息苦しい世の中になっていった。
 儒教的価値観が、世間体として硬直した空気を日本を閉塞させた。、



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