🏞72)─2─『宝暦治水』を小中学がミュージカルで再現。~No.292 

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 2024年3月6日 YAHOO!JAPANニュース 毎日新聞「江戸期の治水工事、ミュージカルで再現 小中学生、薩摩藩士ら演じる
 ミュージカルの稽古に励む子どもたち=2024年3月午後5時38分、鹿児島市内で宝満志郎撮影
 江戸時代に薩摩藩士らが尽力した木曽川などの治水工事を題材に子どもたちが演じるミュージカル「『宝暦治水』~語り継ぎたい名もなき薩摩の偉人たちとの初夏」が10日、鹿児島市の市立山下小学校で初公演される。
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 薩摩藩岐阜県を流れる木曽川などの治水工事を幕府に命じられ、約1000人の藩士を派遣。難工事ゆえに従事した多くの藩士らが命を落とした。工事の総奉行、平田靱負(ゆきえ)は、工事が終わったあと責任をとって自害したとされる。
 2024年はその宝暦治水から270年。「鹿児島県薩摩義士顕彰会」と鹿児島市を中心に活動する「劇団上町クローズライン」が、藩士(義士)の功績を知ってもらおうと共催する。
 演じるのは県内の小中学生20人で、23年11月から毎週土日に稽古(けいこ)を重ねてきた。分かりやすく解説する講談を入れながら、洪水に苦しむ農民たち、藩主、平田の苦渋の決断と説得、藩士らの労苦を、歌や演舞を交え表現する。
 演出を手掛ける同劇団の宇都大作代表は「(宝暦治水を)もっと身近に感じてほしいという思いで、次世代に向けて子どもたちに演じてもらう」と語り、平田役の中学2年、夏迫瑛(あきら)さん(14)は「立派な人たちがいたということを分かってもらい興味を持ってもらえればうれしい。表情豊かに演じたい」と意気込んでいる。
 10日は午後4時開演し、約1時間上演。入場無料。問い合わせは宇都代表(090・1349・0986)。【宝満志郎】
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