➰8)─1─自然災害が明るい雰囲気だった大正時代を暗い戦争の時代へと変えてしまった。~No.28No.29 

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 日本の歴史は、天変地異の自然災害で変わる。
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 2023年9月26日 YAHOO!JAPANニュース 現代ビジネス「なぜ明るい雰囲気だった大正時代が、突然戦争の時代へと変わってしまったのか? 養老孟司茂木健一郎東浩紀が語り合う!
 日本の歪み
 「なぜ非常に明るい雰囲気だった大正時代が、突然軍部一辺倒になってしまったのか」
 日本近代史の不思議の一つともいわれるこの問題について、養老孟司茂木健一郎東浩紀の3氏が語り合う。
 【*本記事は、養老孟司茂木健一郎東浩紀著『日本の歪み』(9月21日発売)から抜粋・編集したものです】
 天災が歴史を変える
 養老 日本がガラッと変わる節目には災害があります。大正時代は消費社会の始まりで、非常に明るい雰囲気だったのが、突然軍部一辺倒になって戦争の時代へと突き進む。これは日本近代史の不思議の一つとも言われますが、その境目には関東大震災がある。
 一八五四年の安政の大地震も、嘉永から年号を変えるくらいの大変な被害が出た地震ですが、その四年後には安政の大獄があり、倒幕運動に続いていく。
 茂木 安政地震は、東海地震と南海地震がいっぺんに来て大変な地震だったといいますよね。あの地震がなかったら幕末から明治への移行も少し違った形だったかもしれないし、時期ももう少し遅かったかもしれない。そう考えると自然の人為に対する影響は大きい。軍部の暴走や二・二六事件なんかも、関東大震災がなかったら違う状況になっていた可能性があったかもしれないということですよね。
 東 関東大震災は首都を壊滅させたわけですから、違っていたでしょうね。
 養老 日本の近代史を支配しているのは天災とも言えるんです。
 茂木 それこそ歴史の記述の課題ですよね。歴史は人為の世界のことだけで記述されるけど、本当は養老先生の言うような自然現象がトリガーになっているかもしれない。そのような、自然現象という環境要因の下で人の歴史を考えるというあり方は、たとえばジャレド・ダイアモンドの『銃・病原菌・鉄』に通じる視座かもしれません。
 東 関東大震災の直前には第一次大戦があって、ヨーロッパが疲弊していました。一方で日本は軍需特需で儲かっていて、お金があった。藤田嗣治とか、あの時代にたくさんの文化人がフランスに留学していたのもそういう理由です。それが関東大震災で全てポシャってしまった。雰囲気は相当変わったと思います。
 茂木 阪神大震災東日本大震災など、大変な被害をもたらした地震はありましたが、やはり首都機能が維持されるかどうかが大きいのでしょうか。
養老 そう思います。典型は『方丈記』に書かれている京都の大地震です。これは一一八五年の文治地震で、M7以上と言われています。しかも本震並みに大きな余震が、あの地震のない京都で続いたことで、都はめちゃくちゃになる。平安時代がなぜ急に戦乱の世に変わるのかといえば、地震のせいです。この国が大きく変わる節目はいつも地震なんです。
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 養老孟司茂木健一郎東浩紀著『日本の歪み』(9月21日発売)は、「考えたくなかった」戦後日本の論点を徹底討論! 
 養老 孟司(東京大学名誉教授、解剖学者)/茂木 健一郎(脳科学者)/東 浩紀(批評家・作家)
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 大正時代とは、摂政宮裕仁親王(後の昭和天皇)と皇族を惨殺しようとした日本人の共産主義者無政府主義者テロリストやキリスト教朝鮮人テロリストらによるテロルの時代であった。
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 ソ連中国共産党・国際共産主義勢力は、関東大震災後で大混乱した日本で震災後革命(敗戦後革命)を起こし、天皇制度国家日本を反宗教無神論・反天皇反民族反日国家に改造しようとした。
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 宗教が、異国で布教し、異教徒なのかに信者を増やし、異教世界で教勢を拡大する最高の機会が、地獄のような天災後か悲惨な敗戦後であった。
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 「日本では、大きな地震など災害が発生するたびに、大小のフェイクニュースが広まることがあった」は、ウソである。
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 昔の日本民族には、大正時代の関東大震災現代日本のような被災地で被災民を苦しめ追い詰める流言蜚語、デマ、フェイクニュース風評被害などの悪意の愉快犯や善意の正義の味方はいなかった。
 被災地で暴動や強奪、暴行、殺人、強姦など重犯罪を起こすのは、日本人ではなく朝鮮人や大陸系中国人であった。
 日本の被災地を支配したのは、集団主義個人主義同調圧力や場の空気・空気圧であった。
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