💄35)─1─日本の不倫や浮気は、男性よりも女性の方が多かった。老人の色恋沙汰は絶えなかった。~No.72No.73 @ 

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   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・   
 日本の男性が知らない托卵。
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 落語など日本の芸能には、かみさんから逃げ惑う熊さんや八さんなどの庶民の生き生きとした生活がにじみ出ている。
 日本の下町は、大陸のゴミ溜の様な陰鬱な貧民窟・ハーレムとは違うのである。
 日本の庶民は、大陸の下層階級とも違うのである。
 庶民は、亭主関白の武士とは違って、カカァ天下である。
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 日本の女性は怖い。
 女房は家計を支配し、亭主にわずかな小遣いを渡してへそくりをする。
 昼飯は、亭主は安いお握りか果パンで済まし、女房はレストランでランチを獲る。
 女房が贅沢をするのは、江戸時代からあった。
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 家庭内の最高権力者である亭主関白は、所詮はナンバー1を補佐するナンバー2に過ぎず、家庭内での最高権威者は嬶天下(かかあでんか)・山の神である。
 ゆえに、家庭内で放逐されるのは、嬶天下・山の神ではなく亭主関白である。
 子供や孫は、よほど理不尽な振る舞いをしない限り嬶天下・山の神に付き従い、家族サービスを心がけない亭主関白には味方しない。
 亭主関白という「父親の権威」は、嬶天下・山の神が認めない限り存在しない。
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 日本が男性優位の社会となったのは、明治になってからである。
 西洋列強は、女子蔑視のキリスト教的家父長制を採用していた。
 男性優位社会で、女性の権利を守り女性を人間らしく扱う為にレディーハーストが必要となった。
 世界の常識では、家計を支配するのは男で、夫は必要な生活費を妻に渡していた。
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 個至上主義の現代日本は、昔の助け合い庇い合い慰め合った隣保互助の日本とは全く以て違い、個は家、家族、身内と縁を切り、人は世間や社会や国から切り離し、縁も絆もつながりも捨て去り、家族や他人や国に頼る事なく一人で孤独に生きる事が「個の自立」と信じられている。
 一部の人権派弁護士は、死んだ被害者より生きている少年の加害者を助ける為に、死者に口なしとして被害者の人格を攻めプライバシーを無視して全てを赤裸々に暴き出した。
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 現代日本は、少年少女の心が殺伐となり社会崩壊を始めている。
 少年少女による凶悪犯罪が急増し、少年少女が強姦され殺害され自殺する悲惨な事件が増加している。
 原因は、社会ではなく、大人にある。
 大人とは、インターネットなどで早熟した現代では15歳以上の人間の事である。
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 日本の不倫や浮気は、男性よりも女性の方が多かった。
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 人間を含む動物の性行動は、本能的に、オスよりメスに主導権があり、オスが性衝動に駆られてメスを襲っても、メスにその気がなければオスは逆襲され惨めに逃げた。
 一夫多妻がもっとも自然な事であるり、人間の一夫一妻制は不自然である。
 メス達は、強い遺伝子を子孫に残し病原体を回避の為に、群れの中で強いオスをボスとして認めていた。
 もし、ボスが歳を取ったり怪我をしたり病気になって力が弱ればボスとは認めず、新たに若く健康で強いオスをボスにした。
 メスは、発情でボスを誘惑して子を産み、子育てが終わるまでボスを寄せ付けない。
 ボスとは、種付けの為にメスに飼われいるに過ぎない。
 群れの外から若く逞しいオスが近づくと、メスは近づいて性行為に及ぼうとする。
 はぐれオスが、群れに近づいてメスと性行為に及ぼうとすると群れのオスに襲われ、袋叩きにあってケガをさせられて追い出されるか、最悪たたき殺された。
 自然は、メスに優しいが、オスには厳しかった。
 弱いオスや病気がちなオスは、群れから追い出されなくてもメスから相手にさせず子を産ませる事はない。
 オスは、自然の掟として、メスの群れにいなければ生きていけない事を知っているだけにボスの役目を果たしていた。
 ボスは、命を賭けて役目を果たす事によって浮気と不倫が許されていた。
 「メスが上位、オスが下位」が自然であり、「オスが上位、メスが下位」は不自然である。
 そして、オスがメスに暴力を振るい、ケガをさせ、殺す事は、自然に対する重大犯罪である。
 そうした暴君的オスは、メスによって群れから追い出された。
 メスは、思い切りが良く過去を切りしてて忘れられる。
 オスは、惨めたらしく過去に囚われ、哀れなほどいじける。
 メスは賢く、オスは愚かである。
 自然界の姥捨て山に捨てられるのは、動きが鈍くなって闘ったり働けなくなったオスであって、歳を取って子供を産めなくなったメスではない。
 子供を産み育てるのは、メスであってオスではない。
 オスは、メスから生まれるのである。
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 日本人が好きな鈴虫は、カマキリ同様にメスはオスを襲って食べる。
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 坂爪信吾(『はじめての不倫学』)「『魏志倭人伝』には『身分の高い男性は4〜5人の妻を持ち、庶民も2〜3人の妻を持っている。そして妻は嫉妬をしない』と書かれています。平安時代においても在原業平源氏物語光源氏の例を見ればわかるように婚外恋愛やセックスが社会的に非難されることはありませんでした。
 日本において浮気が倫理に反する行為いうように認識されはじめたのは、〝家の血筋〟を重んじる武士社会になってからです。浮気は『密通』と呼ばれ、浮気された側がした側に私的な刑罰を加える権利がありました。ただ、江戸時代後期には、幕府の権威低下や不景気、それに伴う風紀の乱れから密通に対する刑罰も多少ゆるやかになり、明治に入ってからも民法で明治31年まで妾を持つ一夫多妻制が認められていました。
 その後、富国強兵のかけ声の下、人口を増やすことが必要となり、結婚から〝あぶれる男〟を少なくするため、一夫一妻制が導入されたのです」
 「私は、不倫の動機を〝自己啓発や自己救済を目的とするタイプ〟と〝パートナーとの関係の変化を原因とするタイプ〟に大別しています。女性は前者が多く、男性は後者が多い。
 男性が『妻とうまくいっていない』と言って独身女性を口説くケースは、枚挙に暇がありません。……パートナーとの関係の変化を理由とするタイプに分けられるでしょう。社会的な成功によって、奥さんとの価値観が合わなくなったために、『自分にはもっとふさわしい相手がいるはず』と不倫に乗り出したのではないかと考えます」
 「現代の社会は性に不寛容です。一夫一妻制には限界があるのも事実です。不倫はインフルエンザなどの感染症と同じように、誰にでも起こりうるものだと思っています。社会生活を営んでいく以上、外に出て、他者と接触することは欠かせないことです。つまり不倫は基本的に防ぎようがないものです。
 ただ、不倫は長続きしない。継続的に関係を保つことができるのは、全体の25%です。既婚男性と独身女性のケースで、仮に男性側の離婚が成立したとしても、妻の支えがあって初めて男の魅力が出ている人も多く、別れた時点で輝きが失われ、その後の関係が続かないケースも少なくありません」
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 竹内久美子(動物行動学)「不倫という言葉があるのは人間だけ。生物学的には『浮気』が正しいのです。
 人類の歴史において、いかに病原体と戦って、子孫を残していくかというのは、大きな課題です。そのためには、感染症による子孫の全滅を防ぐために遺伝子の多様性を保つ必要があるのです。
 つまり、浮気は生物の生き残り戦略として必要なこと。生物にとって浮気は本能なのです。本来、〝倫理に反している〟ということで断罪されるような話ではありません。
 最近、不倫が報じられた著名人へのバッシングが強くなっているのは、モテない男たちが自分の〝取り分〟を取られたと思って騒いでいるだけでしょう。モテない男のプロパガンダなのです。
 女性のとっては、ある男性の保護を受けながら、多様で優秀な遺伝子を持つ子供を生む事は本能なのです。浮気がなくなることはないでしょう。生物はメスがオスを選ぶのが原則です。人間の世界でも浮気の主導権は女性が握っているののです」
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 女性に暴力を振るう男は、男らしく逞しいのではなく、精神に異常がある異常性格者つまりは欠陥人間である。
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 二つのブログを、五つに分けて建設する。
 プロフィールに、五つのブログを立ち上げる。 ↗ 
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 江戸時代は、世界的に見て異常な出版文化を持っていた。
 政治の江戸、文化の京都、商売の大阪、信仰の奈良といっ都会だけではなく、日本津々浦々、地方、辺鄙な海辺であれ、人里離れた山奥であれ、日本人が住むところには必ず何らかの書物があった。
 書物を読むのは、武士や公家、神官や僧侶、儒学者や漢学者などの特権階層だけではなく、百姓や町人、漁師や木こりなどの下層階層まで、男はもちろん女も子供も、知的好奇心を持っ者は自由に読めた。
 とくに好まれたのは、健康、生活、仕事、芸事に役に立つ実学であった。
 朝鮮や中国のように、実学を軽視し高度な教養をひけらかすだけの観念的書物を嫌って読む事はなかった。
 読み書きソロバンは、反乱や反抗の原因になるとのして禁止されるどころか、むしろ奨励された。
 政治や経済、歴史や文化、芸能や芸術、宗教や思想、科学や自然、思想や小説、礼儀作法や衣食住あるいは、農業や商売や大工などの職業専門書などなどの書物があふれていた。
 国学、漢学、蘭学など、自由に選べた。
 ただし、幕府は、「祀り」を危うくするキリスト教関連本と「政」を揺るがす幾つか書物は禁書とした。
 日本が、白人キリスト教列強の植民地とならず独立を守り通したのは、国語である日本語による木版出版文化があったからである。
 日本は、「本」によって揺るぎなき盤石な古層の上に立っていた。
 庶民出身の勤王の志士や尊皇派の浪人達は、本から祭祀王・天皇を中心とした国史を学び、翻訳本からワシントン大統領やナポレオン皇帝、アヘン戦争における清国の悲劇やインドなど悲惨を正確に知っていた。
 白人達の世界制服を詳しく知るが故に、日本を侵略から守る為に、当初は白人排斥の攘夷運動に命をかけたが、列強の尋常ならざる国力を知るや非力を悟り文明開化で猛烈に学んだ。
 外国留学・遊学できない者は、祖国喪失という危機感から、列強の国情を紹介する「本」を大量に貪り読んで天皇と国家を防衛する知識を学んだ。








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