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関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。
・ ・ {東山道・美濃国・百姓の次男・栗山正博}・
エセ保守とリベラル左派は、国連主義者であり、正当女系母系天皇賛成派・推進派として、傍系の悠仁親王を廃して直系の愛子内親王を天皇に即位させるべく世論を誘導している。
国民世論の90%近くが、愛子天皇即位を望んでいる。
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戦後民主主義教育を受けたエセ保守とリベラル左派は多数派である。
歴史・伝統・文化・宗教の守護者である正統男系父系天皇による継承を護ろうとしている正統保守は少数派である。その歴史と宗教は数万年前の旧石器時代・縄文時代であり、その文化と伝統は数千年前の弥生時代・古墳時代である。そこには、日本民族の祖先達が後世に残した念いと志が詰まっている。
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オランダ調査会社は2021年に国際世論調査を発表「国の為に戦うか?」、日本人は13.2%で79カ国中最低だった。
「僕らは〝在日日本人〟でありたい。日本危機の時はさっさと亡命する」
寸土を失う者は全土を失う。
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2024-07-27
💍47)─1─17~19歳「皇室に関心ない」55%でさらに増加している。〜No.161
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2024-03-16
〖目次〗貼り付ける記事。:皇位継承と人口激減の原因はアメリカ大統領の道徳エゴであった。令和6年8月版。
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2024年11月20日 YAHOO!JAPANニュース 夕刊フジ「日本人は「国連幻想」から目覚めるべき 皇室典範改正の「勧告」という言葉に踊らされすぎ なぜ日本だけ?許されない内政干渉
葛城奈海氏(撮影・加藤圭祐)
【葛城奈海 戦うことは「悪」ですか】
「日本の天皇は祭祀(さいし)王です。カトリック教会のローマ法王、イスラムの聖職者、チベット仏教のダライ・ラマはすべて男性なのに、国連は女性差別だとは言いません。なぜ、日本にだけそのようにいうのですか? 世界にはさまざまな民族や信仰があり、それらは尊重されるべきです。内政干渉は許されるべきではありません」
【写真】着物姿で国連の会合に臨んだ葛城奈海氏「国家の基本崩すな。毅然とスルーを」
2024(令和6)年10月14日、私はスイス・ジュネーブで開催されていた「国連女性差別撤廃委員会」にNGO枠で参加し、「皇統(父系男系)を守る国民連合の会」会長として、こうスピーチした。
事の発端は、20(同2)年に、女性差別撤廃委員会が日本政府に寄せた質問リストに、「皇室典範が、皇位継承を男系男子に限っているのは女性差別だ」という趣旨の文言があったことだ。
私はこれに抗議する意見書を4年前にも送っていた。今回、8年ぶりに「対面での対日審査会」がジュネーブで開かれることになり、そこに乗り込んだのだ。
23人いる委員のうちの10人弱と実際に話してみて、驚いたことがあった。
レバノンの委員がこう言った。
「私たちも伝統は尊重しています。日本に限らず王室のある国に同じことを言っているので平等に日本にも言っているだけです。推奨はしても、聞く聞かないは各国の自由です」
目から鱗(うろこ)だった。「公平を期すために言っているだけで、各国の主権は尊重する」という考えの委員もいたのだ。
その後の日本政府代表部に対する審査を経て、帰国後の10月29日、同委員会の最終見解が出された。その中には「日本の皇室典範の規定は委員会の権限の範囲外であるとする締約国の立場に留意する」という前置き付きながら、「皇室典範を改正するように勧告する」とあった。
メディアは一斉にこれを重大事のように報じたが、日本人はこの「勧告」という言葉に踊らされていないだろうか。原文は「recommend」で、「お勧めする」という程度の意味合いだ。法的拘束力もない。
にもかかわらず、日本人は半ば強制力を伴う上からの「お達し」的に受け止めている人が大半なのではないか。レバノンの委員の言葉通り、聞く聞かないを決めるのは、主権を持つ日本自身だ。
日本人はまず、国連を「国家を超える権威」、あるいは「平和の殿堂」であるかのようにとらえる「国連幻想」から目覚めなければなるまい。
■葛城奈海(かつらぎ・なみ) 防人と歩む会会長、皇統を守る国民連合の会会長、ジャーナリスト、俳優。1970年、東京都生まれ。東京大農学部卒。自然環境問題・安全保障問題に取り組む。予備役ブルーリボンの会幹事長。著書・共著に『国防女子が行く』(ビジネス社)、『大東亜戦争 失われた真実』(ハート出版)、『戦うことは「悪」ですか』(扶桑社)、『日本を守るため、明日から戦えますか?』(ビジネス社)。
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11月21日 YAHOO!JAPANニュース 夕刊フジ「左派の主張だけ…日ごろから国連の委員にロビー活動 お墨付き得て「日本人の声」として発信される危険 保守側もアピールを
【葛城奈海 戦うことは「悪」ですか】
スイス・ジュネーブでの「国連女性差別撤廃委員会」に参加して痛感したことが、「国連幻想からの脱却」以外にもう一つある。
「カウンター・プロパガンダ(=宣伝戦における、相手の宣伝に対抗して行う逆宣伝)の重要性」だ。
皇統問題が国連の意識するところになった背景には、日本の左派からの「御注進」がある。
例えば、ある左派の市民団体が出した意見書には「皇室典範が女性の皇位継承を排除していることは、女性差別撤廃条約1条(女性差別の定義)、2条(締約国の差別撤廃義務)、15条(法の下の平等)に違反する。このような法の規定は性差別主義に根差すものであり、日本社会における女性に対する差別を助長するものである」と書かれている。
正直なところ、「女性が皇位を継げないことが女性差別を助長する」とは、かなり無理のあるこじつけとしか私には思えない。
それを女性差別というのであれば、むしろ、現在の法体系では一般女性が皇族と結婚して皇室に入ることはあるが、その逆はないこと、つまり一般男性が皇族と結婚しても皇室に入ることはあり得ないので、これを男性差別となぜ言わないのか。
話を元に戻すと、女性差別撤廃委員会で扱われていたのは、「選択的夫婦別姓」「包括的性教育」「人工妊娠中絶」「慰安婦」「米軍基地問題」など多岐にわたった。中には、福島第1原子力発電所で発生した汚染水を浄化処理した「アルプス処理水」など、なぜこの委員会で扱う必要があるのか首をかしげるものもあった。
いずれにせよ左派の主張に共通していたのは、「日本はこんなにもひどい国です。国連さん、助けてください」という基本スタンスだ。
左派のNGOの中にはジュネーブに拠点を持つものもあり、参加人数も80人以上(今回の保守側は十数人)と多い。日ごろから委員にロビー活動を行って自分たちの主張を強くアピールしている。
これで保守側が声をあげなければ、左派の主張ばかりが「日本人の声」として広まる。今回のように「勧告」が出されれば、国連のお墨付きを得て、さらに声高に国内外に発信されることになる。
これは、まずい。日本が貶められていくばかりだ。これを阻止するには、保守側も声を挙げ、左派の声だけが日本の民意でないことをしっかりとアピールしなければならない。カウンター・プロパガンダが重要なゆえんである。
■葛城奈海(かつらぎ・なみ) 防人と歩む会会長、皇統を守る国民連合の会会長、ジャーナリスト、俳優。1970年、東京都生まれ。東京大農学部卒。自然環境問題・安全保障問題に取り組む。予備役ブルーリボンの会幹事長。著書・共著に『国防女子が行く』(ビジネス社)、『大東亜戦争 失われた真実』(ハート出版)、『戦うことは「悪」ですか』(扶桑社)、『日本を守るため、明日から戦えますか?』(ビジネス社)。
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11月22日 YAHOO!JAPANニュース 夕刊フジ「国連女性差別撤廃委員会で感じた「対面で伝える重要性」 左派の長く組織的に行う点は学ばなければ 日本文化の魅力と威力にも助けられた
国連欧州本部に乗り込んだ(左から)佐波優子氏、葛城奈海氏、saya氏=スイス・ジュネーブ(筆者提供)
【葛城奈海 戦うことは「悪」ですか】
もう1回、スイス・ジュネーブで開催された「国連女性差別撤廃委員会」で感じたことをお伝えしたい。「対面で伝える重要性」だ。
35秒しか与えられなかったスピーチ時間を補うために、私たちは事前に「日本国天皇の皇位継承について」という英語のパンフレットを準備した。それをスピーチの2日後に行われた昼食報告会の前に、われわれ「皇統を守る国民連合の会」理事の女性陣(=筆者と、ジャーナリストの佐波優子氏、音楽家のsaya氏、通訳の安達祐子氏)で、委員会の各委員に配布しながら言葉を交わした。その際に、レバノンの委員から「(勧告したとしても)推奨しているだけなので、聞くか聞かないかは締約国の自由だ」と言われたことは連載初回でお伝えした通りだ。
最終日の日本政府代表団に対する審査会において、皇室典範に言及したキューバの委員はこう前置きをした。
「天皇に関して、宗教的または文化的な側面があることは理解している」
ここに「宗教的」という言葉が入ったのは、われわれの意思が一定程度は伝わった証しであったと考えている。
というのも、ジュネーブ行きの前に外務省を訪問した際、代表団のメンバーから「政府側からは宗教の話はしない」という旨を聞いていた。なるほど、政教分離の観点から、政府はそのような面は口に出せないのだと理解した。
皇統を守る国民連合の会が、スピーチおよびパンフレットでアピールしたのは、天皇の祭祀(さいし)王としての存在だったので、今回は良い意味での官民連携ができたように思う。
レバノンの委員の口からは、「宗教的」という言葉に加えて、「しかしながら、他の王室がある国との平等の原則に基づいて皇室典範の改正を検討するように求める」との言葉があった。「改正を求める」ではなく、「改正の検討を求める」という、かなり遠慮がちな表現であったことにも、当該委員の「思い」を垣間見た気がした。
総じて、直接思いを伝えれば、すべてではなくとも、それを受け止めてくれる委員もいるのだと実感できたことは今回の収穫であった。左派はそれを長く組織的に行ってきているわけで、そのような点は学ばなければならないだろう。
蛇足ながら、われわれの訴えはともかく、女性3人の和服姿は大人気で、その存在を強く印象付けられたことを実感した。日本文化の魅力と威力に助けられ守られたと感じたことも付記しておきたい。
■葛城奈海(かつらぎ・なみ) 防人と歩む会会長、皇統を守る国民連合の会会長、ジャーナリスト、俳優。1970年、東京都生まれ。東京大農学部卒。自然環境問題・安全保障問題に取り組む。予備役ブルーリボンの会幹事長。著書・共著に『国防女子が行く』(ビジネス社)、『大東亜戦争 失われた真実』(ハート出版)、『戦うことは「悪」ですか』(扶桑社)、『日本を守るため、明日から戦えますか?』(ビジネス社)。
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12月2日13:44 YAHOO!JAPANニュース サンデー毎日×週刊エコノミストOnline「「女系」容認は多数派だが立憲民主党の微妙な事情 成城大教授・森暢平
サンデー毎日12月15-22日合併号表紙
◇社会学的皇室ウォッチング!/136 これでいいのか「旧宮家養子案」―第38弾―
前号で、自民党から当選の衆院議員の女性天皇・女系天皇への賛否分布を示した。今回は野党第1党の立憲民主党の状況を見てみよう。ほとんどの議員は女性天皇賛成である。しかし、「女系」天皇に対する賛成は51%と多数派であるものの、半数をわずかに超すという微妙な結果となった。立憲民主党が、「女系」容認に踏み切れない事情はどこにあるのだろうか。(一部敬称略)
前回と同じく、結果がインターネット上で公開されているNHKの候補者アンケートを用いて分析した。立憲民主党の今回の衆院選当選者は148人で、全員が回答している。
女性天皇に賛成は133人(90%)、回答なしは13人(9%)、反対が2人(1%)だった。世論調査の結果とほぼ一致した。一方、女性天皇の子が皇位を継承すること、つまり「女系」については、賛成が75人(51%)、回答なしが34人(23%)、反対が39人(26%)となった。こちらは、おおむね8割台の支持がある世論調査より賛成が少ない。
逆に、女性天皇も「女系」も反対とした議員は、長谷川嘉一(群馬3区)▽原口一博(佐賀1区)〔比例復活の場合でも出馬した選挙区名を挙げた。以下同じ〕。女性天皇の質問には答えず、「女系」に反対とした議員は、高松智之(東京28区)▽亀井亜紀子(島根1区)だった。2人が女性天皇に明確に答えを出さないところから考えると、実質的には女性天皇にも反対の気持ちが強いのだと推測される。
微妙なのは、女性天皇には賛成だが、「女系」には反対とした35人である。具体的には、荒井優(北海道3区)▽西川将人(同6区)▽階猛(岩手1区)▽緑川貴士(秋田2区)▽玄葉光一郎(福島2区)▽青山大人(茨城6区)▽藤岡隆雄(栃木4区)▽坂本祐之輔(埼玉10区)▽森田俊和(同12区)▽田嶋要(千葉1区)▽谷田川元(同10区)▽篠原豪(神奈川1区)▽山崎誠(同5区)▽江田憲司(同8区)▽笠浩史(同9区)▽太栄志(同13区)▽後藤祐一(同16区)▽宗野創(同18区)▽落合貴之(東京6区)▽五十嵐衣里(同30区)▽近藤和也(石川3区)▽今井雅人(岐阜4区)▽渡辺周(静岡6区)▽源馬謙太郎(同8区)▽牧義夫(愛知4区)▽岡本充功(同9区)▽重徳和彦(同12区)▽大西健介(同13区)▽森山浩行(大阪16区)▽井坂信彦(兵庫1区)▽津村啓介(岡山2区)▽佐藤公治(広島5区)▽稲富修二(福岡2区)▽城井崇(同10区)▽山田勝彦(長崎2区)―となる。
◇保守/リベラル 静かな対立
「女系」反対の全39人には、立憲民主党政調会長の重徳和彦が会長を務める政策集団「直諫(ちょっかん)の会」(重徳グループ)のメンバー10人がいる(高松、緑川、藤岡、森田、篠原、山崎、落合、源馬、重徳、井坂)。重徳グループには旧宮家養子案を支持する発信をする者も多く、党内で男系を推す一団をなす。
また、「女系」反対の39人には、2020年9月に、旧立憲民主党が、旧国民民主党ほかと合流した際、旧立憲民主党以外から加入した議員が目立つ。原口、高松、階、緑川、玄葉、青山、森田、田嶋、谷田川、江田、笠、太、後藤、近藤、今井、渡辺、源馬、牧、岡本、重徳、大西、井坂、津村、佐藤、稲富、城井である。
枝野幸男が代表を務めていた旧立憲民主党は19年6月の段階で、安定的な皇位継承に向けた論点整理を発表、女性天皇だけでなく、「女系」を認めた。旧立憲民主党は、旧宮家男性の皇籍復帰を認めることは困難だと明確に述べていた。
他方、玉木雄一郎が代表を務めていた旧国民民主党も同月、「皇位検討委員会」(座長・津村啓介副代表)が皇室典範改正案をまとめた。ポイントは、皇位継承資格を「男系の男子」から「男系の子孫」と変更し、女性天皇は認める内容としたことだ。ただ、記者会見した玉木は、「男系の系統を守っていくことが安定的な皇位の継続性を考える上で重要だ」と説明し、旧宮家復帰案を重視する考えも示していた。
すなわち、新しい立憲民主党が発足する1年前、旧宮家復帰をめぐって、旧立憲民主党と旧国民民主党はまったく異なる立場を取っていたのである。今も、保守とリベラルが党内で併存し、潜在的な対立の芽をはらんでいるのは、過去の経緯が影響する。
◇「多数」なのに声小さい女系派
とはいえ、女性天皇にも「女系」にも賛成する議員は立憲民主党内では多数派である。とくに女性議員の多くが「女系」に賛成しているのは心強い。心配なのは、「女系」派の声が大きくないことだ。
立憲民主党は今年3月12日、皇位継承に関する論点整理を発表した。これを検討した「安定的な皇位継承に関する検討委員会」の委員5人のうち、女性天皇と「女系」に賛成すると明言するのは、吉田晴美(東京8区)ひとりだけだ。女性委員も吉田だけで、バランスが悪い。
さらに、「論点整理」は、その名のとおり、論点を整理しただけ。女性宮家案のうち、夫と子が皇族になる案、ならない案のメリット、デメリットを挙げたが、賛否は明言していない。党内のバラバラな意見に配慮し、党の方針は掲げていないのだ。
執行部では、代表の野田佳彦、幹事長の小川淳也、政調会長の重徳はいずれも女性天皇に賛成だ。だが、「女系」については、野田、小川が回答なし、重徳は反対だった。つまり、一般議員レベルでは「女系」を認めてよいという議員が多いのに、執行部レベルになるとそうした声が反映しにくい構造になっている。
立憲民主党内の「女系」派にもっと声を上げてもらいたい。
<サンデー毎日12月15-22日合併号(12月3日発売)より。以下次号>
■もり・ようへい
成城大文芸学部教授。1964年生まれ。博士。毎日新聞で皇室などを担当。CNN日本語サイト編集長、琉球新報米国駐在を経て、2017年から現職。著書に『天皇家の財布』(新潮新書)、『天皇家の恋愛』(中公新書)など
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