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関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。
・ ・ {東山道・美濃国・百姓の次男・栗山正博}・
当ブログは、歴史の定説を恣意的に書き替える為に作成している歴史修正主義と民族主義のブログである。
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ウィキペディア
『國語元年』(こくごがんねん)は、NHK総合テレビジョンおよびNHK衛星第1テレビジョンの「ドラマ人間模様」で1985年6月8日から7月6日まで全5回で放送されたテレビドラマ。シナリオは中公文庫から『國語元年』として刊行されている。放送後戯曲化され、1986年にこまつ座制作で紀伊國屋ホールにて初演。同年に新潮社から刊行された。
いずれも井上ひさしによる脚本・戯曲で、明治初期にお国の土台、軍隊言葉に混乱がないようにと「全国統一話し言葉」作成を命じられた文部省官吏の苦闘を描いているであるが、内容には相違がある。
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日本国語は、単一言語ではなかった。
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明治政府は、日本語を近代的統一言語にするべく新しい日本国語を創作した。
その目的は、国民軍隊を新設してロシアとの戦争に備える為であった。
つまり、軍事言語である。
日本の軍国主義や民族主義の根幹は、明治の近代化で創られた日本国語である。
江戸までの言葉と明治からの言葉は、全然違う。
近代的日本国語は、言語革命で人工的に創られた新語・造語である。
そして、昭和20年の敗戦によって新たな言語革命が起き、バブル経済崩壊後にまた新たな言語革命がおきた。
日本言語の歴史は、国内外の時代の要求に従って言語革命が連続して起きていた。
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GHQ、アメリカ・キリスト教会、ソ連・中国共産党・国際的共産主義勢力は、日本を弱体化し日本人を無能化する為に社会の繋がり民族の絆を消滅させる為に、左右両派の敗戦利得者を利用として日本民族の日本文化を破壊するべく「言葉狩り」と「焚書」をおこなった。
言葉狩りが完成したのは、戦前の教育を受けた戦後第1世代とその遺訓を受けた戦後第2世代が引退し、戦後第3世代が政治的エリートと進歩的インテリとして日本の第一線を占めたバブル経済時代である。
「戦争を知らない世代がいなくなった時、日本が心配だ」という意味は、エセ保守やリベラル左派が声高に騒ぐ説明とは全然違う。
その証拠に、古代朝鮮による日本侵略、中世キリスト教会・イエズス会伝道所群の宗教侵略と白人キリスト教徒商人による日本人交易、ソ連・中国共産党による昭和天皇と皇族を惨殺すべく付け狙っていた日本人の共産主義者・無政府主義者テロリストを支援した、あるいは軍国日本の人道貢献と平和貢献が歴史から抹消されている。
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西洋礼賛でグローバル志向の現代日本人は、数万年前の石器時代・縄文時代から受け継いできた民族の歴史が嫌いであり、数千年前の弥生時代・古墳時代に生み出し育ててきた民族の文明・文化・伝統・宗教・言語・その他、辺境のローカルに愛着を持たない。
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日本列島とは、春夏秋冬、季節に関係なく、広範囲に同時多発的に頻発する複合災害多発地帯である。
日本の自然は、数万年前の旧石器時代・縄文時代から日本列島に住む生物・人間を何度も死滅・絶滅・消滅させる為に世にも恐ろしい災厄・災害を起こしていた。
日本民族は、自然の猛威に耐え、地獄の様な環境の中を、家族や知人さえも誰も助けずに身一つ、自分一人で逃げ回って生きてきた、それ故に祖先を神(氏神)とする人神信仰を受け継いで来た。
日本人は生き残る為に個人主義であり、日本社会は皆で生きていく為に集団主義である。
日本の宗教・文化・言語は、こうして創られてきた。
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万歳・漫才。
2022-05-13
🎑8)─1─大阪人の笑い「マンザイ」は、海民の宗教(記紀神話の)「言祝ぎの芸能」から生まれた。~No.12No.13
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落語。
2018-12-12
🎑9)─1─落語の祖は仏教僧で、落語の噺は宗教臭い。落語と漫才の違い。〜No.14No.15No.16・ @
2019-08-22
🎑9)─2─落語を無学で身分低い庶民が愛した理由。〜No.17No.18No.19・
2023-04-22
🎑9)─3─低級庶民文化の落語が語る江戸時代とは今も昔も“ぞろっぺぇ”(いい加減)。〜No.18
2025-05-12
🎑9)─3─江戸落語を衰退させた将軍権力に対する舌禍事件。〜No.19
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講談。
2020-04-23
🎑10)─1─講談。~No.20No.21
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日本国語。
2021-11-15
🎑25)─1─日本語の原郷は「中国東北部の農耕民」と国際研究チームが発表。〜No.62
2021-11-24
🎑25)─2─新説、日本語の起源は中国東北部・旧満州のキビ・アワ栽培の農耕民。~No.63
2022-03-13
🎑25)─3・A─西遼河流域言語が縄文人言語に取って代わって原日本語の源となった。~No.64
2022-12-23
🎑25)─3・B─民族言語のルーツ。旧石器人、縄文人、弥生人はどんなコトバを話していたのか?~No.64
2023-07-24
🎑25)─3・C─日本国語は優秀言語ではなく多様多元な価値観を持った辺境言語である。~No.64
2023-07-29
🎑25)─3・D─外国人移民急増で民族の日本国語が地球から消える。~No.64
2023-09-15
🎑25)─3・E─人口激減で民族固有言語である日本国語が消滅する。~No.64
2024-07-25
🎑25)─3・F・①─共通語のルーツは参勤交代。近代国語は明治に作られた。~No.64
2025-10-22
🎑25)─3・F・②─日本国語は面倒くさくわかりづらい言語である。多様性の方言。~No.64
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言霊信仰。
現代日本人によって言霊は殺され、現代日本には言霊は存在しない。
2019-12-30
🎑26)─1─言霊。日本民族はセンチメンタルな「うた」を唱う。〜No.65
2021-08-26
🎑26)─2─日本の言霊は敗者や弱者の最後の精神的拠り所である。〜No.66
2021-07-03
🎑27)─1─悪しき言霊。SNS、同調圧力は魔女狩り、異端者審問。〜No.67No.68No.69
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2025-05-13
🎑28)─1─日本流の「起承転結」のある文章は英語圏では“論点がずれている。~No.70No.71No.72
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言霊文化と口承(こうしょう)文学。
王朝文化。
2019-10-12
🎑29)─1─皇室所縁の古い伝統文化には音楽療法的要素があった。自然観察と詠。〜No.73・
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2019-05-07
🎑30)─1─万葉集は、日本の心を詠う。否定する反天皇反日的日本人と天皇廃絶論者。〜No.74・
2024-03-13
🎑30)─2─万葉集は世界を代表する翻訳文学で、呪術的な世界の記録として極めて優れている。〜No.75
2025-09-01
🎑30)─3─深い信仰や水との関わりで万葉時代の精神世界に迫る。〜No.76
2019-06-13
🎑30)─4─万葉賛歌。日本天皇の万葉王朝始祖。〜No.77No.78No.79・
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2018-10-01
🎑31)─1─言霊文化と口承(こうしょう)文学。和歌・短歌。~No.80・ @
2024-10-27
🎑31)─2─天皇王朝和歌と言霊。『万葉集』『小倉百人一首』~No.81
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和歌、短歌。
2024-12-13
🎑32)─1─日本は月の国であり日本民族は恋慕の民であった。小倉百人一首。~No.82
2024-12-14
🎑32)─2・①─小倉百人一首の最初の歌は天智天皇(男)でペア相手は持統天皇(女)であった。~No.83
2024-12-15
🎑32)─2・②─江戸時代の庶民教育の教材は論語ではなく「百人一首かるた」だった。~No.83
2024-12-17
🎑32)─2・③─日本の和歌が持つ心の底から体感できるスゴい力。~No.83
2024-12-22
🎑32)─2・④─本居宣長『石上私椒言』。和歌には恋の歌が多い。もののあわれ。やまとごころ。~No.83
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辞世の句。
2022-07-20
🎑33)─1─B級C級戦争犯罪で処刑された昭和殉難者法務死人が遺した尊い詩歌。~No.84No.85
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俳句。
2024-10-25
🎑34)─1─地球温暖化と気候変動で日本列島から松尾芭蕉の世界が消えてしまう。~No.86
2025-10-08
🎑34)─2─松尾芭蕉:風雅を求めて漂泊に生きた俳諧師。~No.87
2024-06-06
🎑34)─3─外国に広がる俳句文化。~No.88
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日本文学史。識字率。
2018-11-25
🎑35)─1─日本文学史。~No.89・ @
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2018-05-14
🎑36)37)─1─日本国語の多様な変換文字文化。ひらがな、カタカナ、漢字では意味が異なる。外来言語読み。翻訳語。意訳語。ローマ字と当て字。~No.90No.91No.92No.93・ @
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2019-10-20
🎑38)─1─江戸時代は識字率が高かったのはウソである。歪なナショナリズム。〜No.94・
2024-03-23
🎑38)─2・A─捏造された嘘の“江戸しぐさ”を道徳教育として教えてはいけない。〜No.95
2024-03-26
🎑38)─2・B─なぜ日本人は「道ばたの財布」を交番に届けるのか。〜No.95
2023-02-17
🎑39)─1─江戸時代の日本の教育水準は、実は「世界最高ランク」だった。〜No.96
2024-04-13
🎑39)─2・A─「江戸時代の日本人の識字率は世界イチ」という説は「嘘」だった。〜No.97
2024-06-16
🎑39)─2・B─モンスターペアレントは江戸時代に学べ。無礼な子は学ぶ資格ナシ。〜No.97
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2018-06-07
🎑40)41)─1─ローマ字教育。進歩派日本人は漢字・平仮名・片仮名を外国人でも読めるようにする為にローマ字に転換しようとした。~No.98No.99No.100No.101・
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2019-07-02
🎑42)─1─グローバルな大陸言語はローカルな島言語を消滅させる。日本国語は滅びる島言語である。〜No.102No.103・
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江戸ことば。
2025-04-22
🎑43)44)─1─江戸時代の江戸ことばとは単一言語ではなかった。〜No.104No.105No.106
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言語教育。人口言語の日本国語。
2018-07-13
🎑45)─1─英語教育と自国言語の自殺。オランダ。~No.107No.108No.109・ @
2018-06-04
🎑45)─2─母国語の危機。オランダの大学で英語が増加して母国語オランダ語授業が消えていく。~No.110・
2023-03-17
🎑45)─3─「英語はできたほうがいい」と思う親の残念な盲点。早期英語教育に反対するワケ。~No.111
2024-09-11
🎑46)─1─近代教育は外国の文学作品や英雄伝記を国語の教科書に掲載していた。~No.112
2017-07-25
🎑47)─1─近代的民族国民国家大改造計画は、統一的日本国語の造設と普及に力を入れ、西欧語の公用語化を拒否して成功した。1900年~No.113・ @
2024-11-20
🎑47)─2・①─日本国語は日本列島で発生した孤立的言語だった。日本語の多様性は方言だった。~No.114
2025-08-28
🎑47)─2・②─日本の方言は江戸時代に生まれ日本全国に70種類以上あった。~No.114
2024-11-28
🎑48)─1─島嶼は言語の宝庫。日本国語には中央標準語と地方方言がある。ロシアの日本語学校。~No.115No.116
2017-07-26
🎑49)─1─東アジアにおける近代の夜明けとは、和製漢字の日本文化圏を受け入れる事であった。1900年~No.117No.118・ @
2017-08-02
🎑50)51)─1─GHQとキリスト教会は、日本国語と日本文化を消滅させる為に英語の公用語化を強要し、焚書を命じた。~No.119No.120No.121No.122・ @
2017-08-03
🎑52)53)─1─民族中心の歴史を民族言語で語り継がないと、国民国家は存続しても民族は消滅する。~No.123No.124No.125No.126・ @
2017-08-04
🎑54)55)─1─外国人移民が理解しやすい「やさしい日本語」が新しい「正しい日本語」となり、古い日本国語・大和言葉は死語になる。~No.127No.128No.129No.130・ @
2017-08-06
🎑56)57)─1─人工知能とロボットが、人間通訳に代わって翻訳ソフトで訪日外国人観光客をサポートする。~No.131No.132No.133No.134・
2017-07-29
🎑58)59)─1─連合軍捕虜収容所では、英語やフランス語を話せる者は優遇され、英語やフランス語を話せない者は酷い使いを受けた。1900年~No.135No.136No.137No.138・ @
2017-08-12
🎑60)61)─1─現代日本は、戦後反戦平和教育によって戦前日本を「悪」として完全否定し、繋がりを完全切断した。~No.139No.140No.141No.142・ @
2017-08-01
🎑62)53)64)─1─日本国語力の低下は日本人の知性・知識・智惠の劣化である。~No.143No.144No.145No.146No.147No.148・ @ ⑫
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日本民族は現実主義者として、空想的虚飾的巧言を弄する啓示宗教や教条的主義主張を敬遠し、本質的な価値観を言霊まで示す自然崇拝と哲学や思想を理解できるように受け入れていた。
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日本民族は、人としての自分の心情・人の及ばない自然の現象・人の成す物事の事情から目をそらさず、森羅万象の「本質」を見詰め見極め、その根底のさらなる深層に流れている「価値観」を八百万の神と崇め、価値観を世の中で生きる上での原動力として社会を変えながら生きていた。
根底に流れる価値観とは、過去・現在・未来に途切れる事なく受け継がれて来た命・心・志、精神・気概、自分が死んでも終わる事のない消える事のない「永遠の生命、永劫の魂・霊魂」であった。
命は死を迎えて終わっても、輪廻転生として、生まれ変わり・生き変わり、蘇る・甦る、魂は残り続け、その源泉・源流は高天原からの神話物語であった。
神代から人代に続く絆の根底に流れる価値観とは「尊い」であり、多種で多様で多元で雑多で、同調もなければバッシングもなければ、大義も正義もなく、そして差別も偏見も、意地悪もいじめもない、隠し立てしない「ありのまま」、嘘偽りのない「そのまま」であった。
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日本民族の伝統文化は、その事を忘れない為に伝承・継承されてきた。
民族文化は、縄文文化を正統に受け継いでいる。
民族文化の正統性は縄文文化で、縄文文化は日本文化・琉球文化・アイヌ文化に引き継がれている。
縄文文化は、日本列島に住む日本民族・琉球民族・アイヌ民族が受け継いだ固有の辺境文化である。
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歴史的事実として、日本社会の変革は破壊的イノベーションと改善的リノベーションで起きていた。
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吉村均「日本人は自然の力を人間の世界の外に排除して、その代償として、決まった日に来てくれたら、歓迎してもてなし、送り返すまつりをおこなう必要があった」『日本人なら知っておきたい日本の伝統文化』
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日本民族の祖先は、アフリカで誕生した下等な猿である。
つまり、日本人を軽蔑して見下す偏見と差別の蔑称である「イエローモンキ」あるいは「ジャップ」は正し呼び名である。
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日本列島には、自然を基にした日本神話・民族中心神話・高天原神話・天孫降臨神話・天皇神話が滲み込み、その上に旧石器時代・縄文時代、弥生時代・古墳時代と日本民族が住んできた。
日本民族は、旧石器人・ヤポネシア人、縄文人・日本土人に、南方揚子江系弥生人(渡来人)、北方満州系古墳人(帰化人)が乱婚を繰り返し混血して生まれた雑種(ハーフ)である。
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日本民族の生き方は、仲間・友と一緒に小さな櫂(かい)を漕ぐ丸木舟生活である。
日本の集団主義とは海で生きる船乗りの集まりの事であり、日本の個人主義とは自分の仕事に誇りを持つ事である。
つまり、日本民族日本人とは集団主義者であると同時に個人主義者でもあった。
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ヤポネシア人とは、東南アジアの南方系海洋民と長江文明の揚子江流域民が乱婚して生まれた混血した雑種である。
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ロバート・D・カプラン「揺るぎない事実を私たちに示してくれる地理は、世界情勢を知るうえで必要不可欠である。山脈や河川、天然資源といった地理的要素が、そこに住む人々や文化、ひいては国家の動向を左右するのだ。地理は、すべての知識の出発点である。政治経済から軍事まで、あらゆる事象を空間的に捉えることで、その本質に迫ることができる」(『地政学の逆襲』朝日新聞出版)
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日本文化とは、明るく穏やかな光に包まれた命の讃歌と暗い沈黙の闇に覆われた死の鎮魂であった。
キリシタンが肌感覚で感じ怖れた「日本の湿気濃厚な底なし沼感覚」とは、そういう事である。
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柏木由紀子「主人(坂本九)を亡くしてから切に感じたのは、『誰もが明日は何が起こるからわからない』というこよです。私もそうですが、私以外にも大切な人を突然亡くしてしまった人が大勢います。だからこそ、『今が大切』だと痛感します。それを教えてくれたのは主人です。一日一日を大切にいきたい、と思い、笑顔になれるようになりました」
神永昭夫「まずはしっかり受け止めろ。それから動け」
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日本の文化として生まれたのが、想い・観察・詩作を極める和歌・短歌、俳句・川柳、狂歌・戯歌、今様歌などである。
日本民族の伝統文化の特性は、換骨奪胎(かんこつだったい)ではなく接木変異(つぎきへんい)である。
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御立尚資「ある禅僧の方のところに伺(うかが)ったとき、座って心を無にするなどという難しいことではなく、まず周囲の音と匂いに意識を向け、自分もその一部だと感じたうえで、裸足で苔のうえを歩けばいいといわれました。私も黙って前後左右上下に意識を向けながら、しばらく足を動かしてみたんです。これがびっくりするほど心地よい。身体にも心にも、そして情報が溢(あふ)れている頭にも、です」
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日本の建て前。日本列島には、花鳥風月プラス虫の音、苔と良い菌、水辺の藻による1/f揺らぎとマイナス・イオンが満ち満ちて、虫の音、獣の鳴き声、風の音、海や川などの水の音、草木の音などの微細な音が絶える事がなかった。
そこには、生もあれば死もあり、古い世代の死は新たな世代への生として甦る。
自然における死は、再生であり、新生であり、蘇り、生き変わりで、永遠の命の源であった。
日本列島の自然には、花が咲き、葉が茂り、実を結び、枯れて散る、そして新たな芽を付ける、という永遠に続く四季があった。
幸いをもたらす、和魂、御霊、善き神、福の神などが至る所に満ちあふれていた。
日本民族の日本文明・日本文化、日本国語、日本宗教(崇拝宗教)は、この中から生まれた。
日本は、極楽・天国であり、神の国であり、仏の国であった。
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日本民族は、花文化と盆栽文化を持っている。
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日本の自然、山河・平野を覆う四季折々の美の移ろいは、言葉以上に心を癒や力がある。
日本民族の心に染み込むのは、悪い言霊に毒された百万言の美辞麗句・長編系詩よりもよき言霊の短詩系一句と花弁一枚である。
日本民族とは、花弁に涙を流す人の事である。
日本民族の「情緒的情感的な文系的現実思考」はここで洗練された。
死への恐怖。
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2022年3月号 Voice「言葉のリハビリテーション 森田真生
何もしない勇気
最適化された世界の窮屈さ
……
太陽がのぼるのも、雲が動くのも、鳥が鳴くのも自分のためではない。だからこそ、目に見えるもの、耳に届く音に、素直に感覚を集めることができる。
……
『浅はかな干渉』が生み出す害
……
『注意の搾取』が奪い去ったもの
私たちはときに、浅はかな理解や理論に基づく性急な行動で安心を手に入れようとする前に『何もしない』という知恵を働かせてみることも考えてみるべきなのだ。
だが、人間の設計したもので溢れかえる現代の世界において、『何もしない』ことはますます難しくなっている。
……
物思いに耽(ふけ)って電車を乗り過ごし、都会の真ん中で月を見上げて立ち止まる。スマホを横に置いて窓の外を眺め、ただ理由もなく鳥の鳴く声に耳を傾ける。……」
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日本の本音。日本列島の裏の顔は、甚大な被害をもたらす雑多な自然災害、疫病蔓延、飢餓・餓死、大火などが同時多発的に頻発する複合災害地帯であった。
日本民族は、弥生の大乱から現代に至るまで、数多の原因による、いさかい、小競り合い、合戦、戦争から争乱、内乱、内戦、暴動、騒乱、殺人事件まで数え切れないほどの殺し合いを繰り返してきた。
日本は、煉獄もしくは地獄で、不幸に死んだ日本人は数百万人あるいは千数百万人にのぼる。
災いをもたらす、荒魂、怨霊、悪い神、禍の神が日本を支配していた。
地獄の様な日本の災害において、哲学、思想、主義主張そして奇跡と恩寵を売る信仰宗教(啓示宗教)は無力であった。
日本民族の「理論的合理的な理系論理思考」はここで鍛えられた。
生への渇望。
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日本の甚大な被害をもたらす破壊的壊滅的自然災害は種類が多く、年中・季節に関係なく、昼夜に関係なく、日本列島のどこでも地形や条件に関係なく、同時多発的に複合的に起きる。
それこそ、気が休まる暇がない程、生きた心地がない程であった。
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仏とは、悟りを得て完全な真理を体得し正・善や邪・悪を超越し欲得を克服した聖者の事である。
神には、和魂、御霊、善き神、福の神と荒魂、怨霊、悪い神、禍の神の二面性を持っている。
神はコインの表裏のように変貌し、貧乏神は富裕神に、死神は生神に、疫病神は治療神・薬草神にそれぞれ変わるがゆえに、人々に害を為す貧乏神、死神、疫病神も神として祀られる。
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日本の自然は、人智を越えた不条理が支配し、それは冒してはならない神々の領域であり、冒せば神罰があたる怖ろしい神聖な神域った。
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日本の宗教とは、人智・人力では如何とも抗し難い不可思議に対して畏れ敬い、平伏して崇める崇拝宗教である。
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現代の日本人は、歴史力・伝統力・文化力・宗教力がなく、古い歴史を教訓として学ぶ事がない。
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日本を襲う高さ15メートル以上の巨大津波に、科学、哲学、思想、主義主張(イデオロギー)そして奇跡と恩寵を売る信仰宗教・啓示宗教は無力で役に立たない。
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世界で起きるM6以上の地震の約20%は日本周辺で発生し、甚大なる被害と夥しい犠牲者が出ていた。
古神道のシャーマニズムは、自然災害の中から生まれた。
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助かった日本人は、家族や知人が死んだのに自分だけ助かった事に罪悪感を抱き生きる事に自責の念で悶え苦しむ、そして、他人を助ける為に一緒に死んだ家族を思う時、生き残る為に他人を捨てても逃げてくれていればと想う。
自分は自分、他人は他人、自分は他人の為ではなく自分の為の生きるべき、と日本人は考えている。
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日本民族は、命を持って生きる為に生きてきた。
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日本で中国や朝鮮など世界の様に災害後に暴動や強奪が起きないのか、移民などによって敵意を持った多様性が濃い多民族国家ではなく、日本民族としての同一性・単一性が強いからである。
日本人は災害が起きれば、敵味方関係なく、貧富に関係なく、身分・家柄、階級・階層に関係なく、助け合い、水や食べ物などを争って奪い合わず平等・公平に分け合った。
日本の災害は、異質・異種ではなく同質・同種でしか乗り越えられず、必然として異化ではなく同化に向かう。
日本において、朝鮮と中国は同化しづらい異質・異種であった。
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日本民族の感情は、韓国人・朝鮮人の情緒や中国人の感情とは違い、大災厄を共に生きる仲間意識による相手への思いやりと「持ちつ持たれつのお互いさま・相身互(あいみたが)い」に根差している。
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松井孝治「有史以来、多くの自然災害に貴重な人命や収穫(経済)を犠牲にしてきた我が国社会は、その苦難の歴史の中で、過ぎたる利己を排し、利他を重んずる価値観を育ててきた。
『稼ぎができて半人前、務めができて半人前、両方合わせて一人前』とは、稼ぎに厳しいことで知られる大坂商人の戒めである。阪神淡路大震災や東日本震災・大津波の悲劇にもかかわらず、助け合いと復興に一丸となって取り組んできた我々の精神を再認識し、今こそ、それを磨き上げるべき時である。
日本の伝統文化の奥行の深さのみならず、日本人の勤勉、規律の高さ、自然への畏敬の念と共生観念、他者へのおもいやりや『場』への敬意など、他者とともにある日本人の生き方を見つめなおす必要がある。……しかし、イノベーションを進め、勤勉な応用と創意工夫で、産業や経済を発展させ、人々の生活の利便の増進、そして多様な芸術文化の融合や発展に寄与し、利他と自利の精神で共存共栄を図る、そんな国柄を国内社会でも国際社会でも実現することを新たな国是として、国民一人ひとりが他者のために何ができるかを考え、行動する共同体を作るべきではないか。」
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昭和・平成・令和の皇室は、和歌を詠む最高位の文系であると同時に生物を研究する世界的な理系である。
武士は文武両道であったが、皇室は文系理系双系であった。
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徳川家康は、実理を優先し、読書を奨励し、経験を重視し、計算の数学と理・工・農・医・薬などの理系の実利で平和な江戸時代を築いた。
が、馬車や大型帆船は便利で富をもたらすが同時に戦争に繋がる恐れのあるとして禁止し、江戸を守る為に大井川での架橋と渡船を禁止した。
つまり、平和の為に利便性を捨てて不便を受け入れ、豊よりも慎ましい貧しさを甘受した。
それが、「金儲けは卑しい事」という修身道徳であったが、結果的に貧しさが悲惨や悲劇を生んだ。
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日本で成功し金持ちになり出世するには、才能・能力・実力が必要であった。
日本で生きるのは、運しだいであった。
日本の運や幸運とは、決定事項として与えられる運命や宿命ではなく、結果を予想して自分の努力・活力で切り開く事であった。
それは、自力というより、神か仏か分からない他者による後押しという他力に近い。
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左翼・左派・ネットサハ、右翼・右派・ネットウハ、リベラル派・革新派そして一部の保守派やメディア関係者には、日本民族ではない日本人が数多く含まれている。
彼らには、数万年前の旧石器時代・縄文時代と数千年前の弥生時代・古墳時代から受け継いできた日本民族固有の歴史・文化・伝統・宗教はない。
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日本民族文化における自然観とは、縄文時代以来、自然と人間が対立しない、自然との繋がりを大切に文化である。
それを体現しているのが、自然物をご神体とする神社である。
日本民族の美意識は、「わび、さび、簡素」だけではなく、濃くて派手な縄文系、シンプルで慎(つつ)ましい弥生系、統一された形式としての古墳系が複雑に絡んでいる。
それを、体現しているのが神社のしめ縄である。
それは、「全てが、控えめにして微妙に混じり合っている」という事である。
谷崎潤一郎「言い難いところ」(『陰翳礼讃{いんえいらいさん}』)
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日本民族は、数万年前の旧石器時代・縄文時代からいつ何時天災・飢餓・疫病・大火などの不運に襲われて死ぬか判らない残酷な日本列島で、四六時中、死と隣り合わせの世間の中で生きてきた。
それ故に、狂ったように祭りを繰り返して、酒を飲み、謡い、踊り、笑い、嬉しくて泣き、悲しくて泣き、怒って喧嘩をし、今この時の命を実感しながら陽気に生きていた。
「自分がやらなければ始まらない」それが、粋でいなせな江戸っ子堅気の生き様であった。
江戸時代は、自助努力のブラック社会であった。
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田代俊孝(仁愛大学学長)「『人は死ぬ』という厳然たる事実を、誰しも普段の生活では見て見ぬふりをしているものです。しかし、自分がいずれは『死すべき身』だということを意識すれば現在の生への感謝が生まれ、生きる気力が湧いてくる。つまり天命、死というものを知ることによって人生観が変わる。祖父母、父母、そして自分と、連綿と続く流れのなかで思いがけず命をいただいたのだ、と気づくのです」
植島敬司(宗教人類学者)「人生は自分で決められることばからりではありません。不確定だからこそ素晴らしいのです。わからないなりに自分がどこまでやれるのか、やりたいことを追求できるのかが大事で、それが人生の豊かさにつながるのだと思います」
平井正修(全生庵住職)「コロナ禍に襲われるずっと以前から人類は病に悩まされてきました。病気やケガで自由な身体が動かなくなり、人に介抱してもらうと、当たり前のことのあるがたさに気づきます。何を当たり前として生きていくのか、それは人生でとても大切なことであり、すべての人に起こる究極の当たり前が、死なのです」
「現代では死というものが過剰に重たく受け止められていますが、そもそも死はもっと身近にあるものです。考えようによっては、現世に生きているいまのほうが自分の仮初(かりそめ)の姿とさえ言える。
最終的には、誰もが同じところへと生きます。みんなが辿る同じ道を、自分も通るだけ。そう思えば、死も恐れるものではありません」
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日本文化とは、唯一人の生き方を理想として孤独・孤立・無縁、わび・さび、捨てて所有しないを求める、「何も無い所」に時間と空間を超越し無限の広がりを潜ませる文化である。
それが、日本人が好む「色即是空、空即是色」である。
日本文化は、中国文化や朝鮮文化とは異質な独立した特殊な民族的伝統文化である。
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日本の宗教とは、虚空・虚無という理想の境地に入る為に自己や自我など自分の存在を肯定も否定もせず、ただただ「はかなく無にして消し去る=漠として死を見詰める」事である。
それ故に、日本文化や日本の宗教は男が独占していた。
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日本民族は孤独を愛し、日本文化は独り身の文化である。
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日本民族の伝統的精神文化は宮仕えする男性の悲哀として、行基、西行、一休、鴨長明、兼好法師、芭蕉、葛飾北斎など世捨て人・遁走者、隠者・隠遁者・遁世者、隠居、孤独人・孤立人・無縁人への、求道者として一人になりたい、極める為に一人で生きたいという憧れである。
如何なる時も、オンリーワンとしてナンバーワンとして我一人である。
そして日本で女人禁制や女性立ち入り禁止が多いのは、宗教的社会的人類的民族的な理由によるジェンダー差別・女性差別・性差別ではなく、精神力が弱い日本人男性による煩わしい女性の拘束・束縛からの逃避願望である。
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女性は、子供を産み、子供を育て、末代まで子孫を増やしていく、つまり「命を喜びを持って育み、有を生みだす」存在である。
出産で、女性は死亡する事が多かった。
日本における女性差別は、「死を見詰めて無を求める男」と「命を生み有りに生き甲斐を感じる女」、ここから生まれた。
つまり、男尊女卑と一口で言っても現代と昔とは全然違う。
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日本民族中心神話において、最高神は天皇の祖先神である女性神の天照大神で、主要な神の多くも女子神である。
日本民族は、あまた多くの女性神に抱かれながら日本列島で生きてきた。
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文明・文化の独立とは、独自の言語と独創的文字を持つ事である。
それが、バベルの塔における隠れた寓話である。
人類の文化的多様性はバベルの塔で多種多様な言語が出現した事から始まった。
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日本人の生後1年以内乳幼児の99.5%近くに蒙古斑が出現する。
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日本国語の源流は、内モンゴルの西遼河流域言語にあった。
原日本語は、言語転移によって縄文人言語ではなく西遼河流域言語であった。
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複数文字を使用する多様性の濃い日本国語は、単一文字使用である漢字の中国語やハングルの韓国語=朝鮮語とは異なる言語である。
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日本国語で使用する文字で、中国伝来の漢字・漢語は男性で支配階級の特権文字で、漢字を崩して考案された平仮名・カタカナは日本の独自の文字として女性や下層民が使う卑賤文字であった。
教養ある公家達は、女性が使う平仮名を使って和歌を詠み、紀行文・物語・散文・随筆
などを書いた。
日本の記述文学は、女性的文学である。
女性や下層民が使う卑賤文字を日本文字=日本文化までに高めたのは、皇室の和歌詠みと空海の功徳説法であった。
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カタカナは、蘭学・蘭書など西洋学・西洋書籍が大量に翻訳され、知的好奇心で海外に興味を持った人々が書物を読む事によって広まった。
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アルファベットは、ラテン文字、ヘブライ文字、アラビア文字など広く使われている。
西欧キリスト教文明圏で使われている文字は、ローマ字のラテン文字で紀元前10世紀に成立したフェニキア文字に由来するギリシャ文字が源流となっている。
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日本人と言っても、血の繋がった日本民族と血の繋がらない日本国民とは違う。
帰化人は心や志・精神・思いなどで深く繋がっているが、渡来人には如何なる繋がりもない。
それ故に、日本民族は帰化人を友・仲間・身内として受け入れたが、渡来人は他人として差別し排除して遠ざけた。
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