・ ・ ・
関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。
・ ・ {東山道・美濃国・百姓の次男・栗山正博}・
剣道や相撲など日本武道は、例外なく全てが宗教的神事でもある。
その証拠が、神前で行われる神聖な流派の演武である。
・ ・ ・
スポーツは、勝ち負けの勝負である以上、建前で綺麗事のスポーツマンシップを語っても、本音では勝者になる為の駆け引きとしてルール違反すれすれな行為、場面によっては見えない所でのルール違反的嫌がらせも辞さない。
メダル国威発揚で、勝者は讃えられ、敗者は切り捨てられる、それ故に勝つ事が絶対的命題である。
競技人口が多い国が、少数精鋭を集めてメダルを多く獲得する。
・ ・ ・
2018-03-02
🏯24)─1─日本武道。剣術家・剣豪の多くは百姓・町人の庶民であった。オリンピック競技を拒否した剣道。~No.44 @
・ ・ ・
剣道が剣道であり続ける為には、日本ルールを護る為にオリンピック種目化する事を拒否する事である。
日本武道は、人口が激減して競技人口が減っても民族武道としてあり続けるべきである。
剣道をオリンピック種目にしようとする日本人には、伝統的精神文化としての武道精神・武士道精神はない。
・ ・ ・
剣道は下級武士や庶民のものであり、フェンシングは貴族や騎士のものであった。
・ ・ ・
剣道の防具.com
なぜ剣道はオリンピック競技にならないのか|日本は賛成?反対?
2023年2月22日
剣道が日本発祥の武道であることは、すでに知っていることだと思います。そして日本は、剣道の世界選手権において第1回大会から数多く優勝しています。
そんな剣道がオリンピック競技になれば、日本が金メダルを獲得することはほぼ間違いないでしょう。
しかしながら、剣道はオリンピック競技になっていません。剣道がオリンピックの競技にならないことに疑問を持っている人もいることでしょう。
一体なぜ、剣道はオリンピックの競技にならないのでしょうか。
今回は「なぜ剣道はオリンピック競技にならないのか|日本は賛成?反対?」と題して、剣道がオリンピック競技にならない理由を紹介します。
この記事を最後まで読むことで、剣道がオリンピック競技にならない理由はもちろん、日本が賛成か反対か、そして世界大会でも日本と優勝争いをする韓国はどのように思っているのかということが分かります。
ぜひ最後まで読んでくださいね。
目次 [hide]
剣道がオリンピック競技にならない理由は日本が反対しているから
韓国は剣道をオリンピック競技にしたいと考えている
剣道はまだオリンピック競技の基準に満たない
もし剣道がオリンピック競技になったらどうなるか
まとめ
剣道がオリンピック競技にならない理由は日本が反対しているから
剣道がオリンピック競技にならない理由は、全日本剣道連盟が反対しているからです。
全日本剣道連盟が剣道のオリンピック競技化に反対している理由は
・武道ではなくなってしまう
ということです。
オリンピックの競技になるということは、「勝つことがすべてになる」と言っても過言ではないでしょう。
もともと剣道とは、「剣道は剣の理法の修練により人間形成の道である」という理念のもとに行われている武道です。
オリンピックの種目になることで競技性が高くなると、武道で重要視される相手を尊重し礼節を重んじる武道の文化がなくなり、いよいよ勝利至上主義のスポーツになってしまうのではないでしょうか。
とはいえ、剣道をオリンピックの競技にすることで得られるメリットもあります。剣道がオリンピック競技になるメリットには、
・剣道人口が増える
・剣道の経済が豊かになる
ということが挙げられます。
オリンピック競技になることでより多くの人に剣道という武道が知られることになり、剣道を始める人が増えるきっかけになります。
剣道の競技人口が増えれば、会費や昇段審査費用など、様々な収入が増えるので剣道界の経済がより豊かになります。
さらに野球やサッカーに、ミズノ・ナイキ・アディダスのようなスポンサーメーカーがあるように、剣道にも様々なスポンサーがつくことによる増収も考えられるでしょう。
このように、剣道がオリンピック競技になることのメリットもありますが、現在ではデメリットの方が多くあるため、剣道がオリンピック競技になることを全日本剣道連盟は反対しているということです。
しかしこれは、あくまで剣道が日本の国技であり、実力がどの国よりも勝っているから反対意見が通っているだけだと思っています。
これから先、日本が剣道で他の国に勝てなくなってしまったとき、国際剣道連盟を中心にオリンピック競技になる可能性もあるのかもしれません。
韓国は剣道をオリンピック競技にしたいと考えている
お隣の国である韓国は、剣道の世界選手権で日本に次いで準優勝するほどの強豪国です。
日本に勝利し優勝したこともある、実力ある国です。その韓国では、剣道をオリンピック競技にしようとする動きがあるようです。
世界の剣道の競技人口は、約220万人とされています。そのうち、日本が約160万人、韓国が約50万人、その他の国が残りの10万人であると言われています。
世界の剣道人口の半数以上が日本人ではありますが、残りの数のほとんどが韓国人ということです。
つまり韓国は、実力もあり競技人口も多い、剣道が盛んな国ということになります。
そのような国が剣道をオリンピック競技にしたいと考えるのは納得いくのではないでしょうか。
韓国には「コムド」と呼ばれる韓国武道があります。漢字表記は「剣道」であり、朝鮮語で発音したものが「コムド」です。
しかしこの「コムド」は、剣道であるにも関わらず、用語や礼法、防具等は日本剣道とは異なっています。
たとえば、言葉はすべて韓国語を使用します。さらに蹲踞はなく、袴も腰板が入っていないマジックテープ式のものです。
このように、「コムド」は漢字表記が「剣道」でありながら、剣道とは異なる性質をもった武道であることが分かります。
韓国がオリンピック競技にしたいのは「剣道」ではなく、こちらの「コムド」のようです。
「コムド」をオリンピック競技にすることで、「剣道は韓国のものだ」ということを主張していく可能性もあるのかもしれませんね。
日韓「剣道」 KENDOとKUMDOの相[本/雑誌] / 小田佳子/著
created by Rinker
\ 韓国の「KUMDO」とは?/
剣道はまだオリンピック競技の基準に満たない
オリンピック競技になるには、選定基準をクリアしなくてはいけません。オリンピック競技の選定基準は
夏季:男性は75か国4大陸以上、女性は40か国3大陸以上の広いエリアで実施されていること
冬季:25か国3大陸以上の広いエリアで実施されていること
となっています。
国際剣道連盟に加盟している国は、約40か国以上とされています。
つまり、剣道は夏季オリンピックの選定基準を満たしていないことになり、オリンピック競技になることはできないのが現状です。
冬季オリンピックの選定基準は満たしていますが、冬は雪や氷を活かした競技が多くあります。その中に剣道が入る……というのは考えにくいのではないでしょうか。
よって、焦らずとも今のところ剣道がオリンピック競技になることはないのではないかと思っています。
もし剣道がオリンピック競技になったらどうなるか
それでももし、剣道がオリンピック競技になった場合には何が起こるでしょうか。
ルール改正は必ず行われるでしょう。
剣道は常々、どちらが勝ったか分かりにくいという特性が叫ばれています。オリンピック競技になる以上、観ている人が分かりやすい判定が必要とされます。
そしてオリンピック競技は勝利至上主義のような性質があるため、ビデオ判定が導入され、チャレンジ制度が採用されることでしょう。
剣道では、一本になった打突もスロー再生したら実は当たっていなかった、ということが多々あります。
ビデオ判定が導入されれば、判定がコロコロ覆るような現象も起こることでしょう。そして柔道の勝敗の決め方が変更されたように、剣道も変化していくことでしょう。
このように剣道がオリンピック競技になった場合には、「剣道のような競技」になる可能性を否定することはできないのではないでしょうか。
まとめ
今回は「なぜ剣道はオリンピック競技にならないのか|日本は賛成?反対?」と題して、剣道がオリンピック競技にならない理由を紹介してきました。
剣道がオリンピック競技にならない大きな理由は、発祥の地である日本が反対しているからでした。
日本が賛成したとしても、オリンピック競技の選定条件である「男性は75か国4大陸以上、女性は40か国3大陸以上の広いエリアで実施されていること」を満たせていないため、現状では難しいのではないでしょうか。
もし剣道がオリンピック競技になったときには、剣道のルールはそのままに、ビデオ判定などは導入せずに実施してほしいものです。
日韓「剣道」 KENDOとKUMDOの相[本/雑誌] / 小田佳子/著
created by Rinker
・ ・ ・
2024年8月5日 MicrosoftStartニュース 東スポWEB「【柔道】阿部一二三を〝タックル技〟で撃破ガバが放言「勝つためにはクレイジーなことをしなきゃ」
波紋を呼んでいる阿部一二三(右)とガバの一戦
© 東スポWEB
パリ五輪の柔道混合団体決勝(3日=日本時間4日)で、阿部一二三(パーク24)を撃破した際の決め技が物議を醸しているフランス代表のジョアンバンジャマン・ガバが試合を振り返った。
日本は開催国フランスに3―4で逆転負け。勝敗の行方を大きく左右したのが、阿部とガバの一戦だ。阿部は階級が上のガバに対して果敢に攻め続け、優勢に試合を進めたが、なかなか相手に3回目の指導が入らず手こずってしまう。するとゴールデンスコアの延長戦に突入後、ガバが阿部に飛び込んでまるでタックルのような技を浴びせて一本。試合は決まった。
変則的な肩車とみられているが、柔道では見られないタックルのようだとの指摘が続出し、世界中で大きな論争を巻き起こしている。
そうした中で、渦中のガバが優勝メンバーたちとともに、フランスのテレビ番組「20 Heures」に出演。そこで、勝利を決めた場面を振り返った。
ガバはそこで「勝つためには、ちょっとクレイジーなことをしなきゃいけないんだよ」と笑いながら答えた。これが冗談半分なのかどうか真意は定かではないが、物議を醸している状況での発言とあって注目を集めている。ガバが放った技は〝クレイジー〟だったのか…。さらに波紋を広げそうだ。
関連するビデオ: 五輪2連覇で号外配布「楽しみで寝不足続く」 (テレ朝news)
・ ・ ・
8月5日 MicrosoftStartニュース 東スポWEB「柔道で相次ぐ〝疑惑〟で五輪種目を目指さない剣道に脚光「下品なショーになることを懸念して…」
代表戦の階級が90キロ超級に決まった〝疑惑のルーレット〟
© 東スポWEB
パリ五輪の柔道で〝疑惑〟が続出して混乱を招いている事態を受けて、同じ日本伝統の武道である「剣道」が脚光を浴びている。
今大会の柔道は各階級で〝疑惑の判定〟が続出して世界中で波紋を呼んでいる。最後の混合団体決勝(3日=日本時間4日)では、阿部一二三の試合などで不可解な判定が相次ぎ、3―3からの代表戦では、出場者の階級を決める際にフランスが最も望むテディ・リネールの90キロ超級が指名されるという茶番劇。これが〝疑惑のルーレット〟として、大論争を巻き起こしている。
本来の柔道が「JUDO」へと変貌した現状に、日本を中心に憂慮の声が上がる中で、対照的にスポーツとして五輪種目を頑なに目指そうとしない剣道が注目を集めている。
今回の柔道をめぐる混乱を受けて、小説家の山口恵以子氏は自身のX(旧ツイッター)で「日本剣道連盟は、頑なにオリンピック競技になる事を拒否している。それは正解だと、オリンピック柔道を見るたびに感じる。オリンピック競技になった途端、柔道がそうであったように、剣道は武道から、点取りスポーツ競技に変質するだろう。それは、剣道の劣化でしかない。剣道は武道を守ってくれ!!」と強く訴えて、剣道が五輪種目とならない方針を支持している。
SNS上でも剣道と柔道の経験者を中心にして議論を呼んでおり「五輪種目化したら本来の〝道〟という考え方や精神は破壊されるに決まってる。剣道を五輪種目化しない日本剣道界は賢い」「剣道が五輪に対してNOを言い続けているのは、今回の柔道(JUDO)みたいに下品なショーになることを懸念してなんだろうな」「なぜ、開始前後に『礼』をするのか 選手もコーチ陣も分かっていないような人たち 相手を敬う気持ちの無い選手・観客 不正し放題のルーレット こんなの武道じゃない」などと剣道が柔道の〝二の舞〟とならないことを願う意見が続出している。
本来の武道からはかけ離れる一方の「JUDO」。このままでは「柔道」が死語になる日も近いかもしれない。
・ ・ ・
8月5日 MicrosoftStartニュース 東スポWEB「【柔道】パリ五輪の相次ぐ疑惑で〝柔道離れ〟懸念高まる「もう誰も見ない」
柔道混合団体戦決勝で2位の日本
© 東スポWEB
パリ五輪の柔道で〝疑惑〟が相次いだことで、柔道離れを懸念する声が高まっている。
柔道は各階級で不可解な判定が相次ぎ、大騒動に発展。そして極め付きは最後の混合団体決勝(3日=日本時間4日)。阿部一二三の試合などで疑惑の判定が続き、3―3からの代表戦で出場者の階級を決める際にフランスが最も望んだテディ・リネールの90キロ超級が指名される〝疑惑のルーレット〟までぼっ発。まさに〝疑惑の祭典〟で大一番を締めくくった。
こうした事態を受けて、国際柔道連盟(IJF)の公式SNSには批判が殺到。海外ファンからは「もう誰も柔道を見ない」と悲痛な声が寄せられた。
日本のファンからも「今回のオリンピックで日本の柔道離れ進むだろうなぁ。努力のわりに報われなさすぎる。日本が勝つか負けるか以前に観てて面白くない。こんな競技やりたいって思う子どもいないよ」「なんか今大会は胡散臭すぎて、柔道離れ加速しそうで残念」と懸念する意見が続出している。
パリ五輪で多くの問題点が噴出した柔道の未来が心配だ。
関連するビデオ: 【五輪】柔道大国フランス 競技人口は約50万人で日本の4倍超「団体決勝は日本対フランスになれば」 (読売テレビニュース)
・ ・ ・
8月5日 MicrosoftStartニュース スポーツソウル日本版「日本メディアの“煽りパフォ”指摘で遺恨か。名物教授も大激怒で「自国選手から管理せよ」
パリ五輪・柔道の銀メダリスト、キム・ミンジョンに対して日本のメディアがとんでもない言いがかりをつけ始めた。
これに韓国広報に乗り出しているソ・ギョンドク教授が激怒した。
日本メディア『東スポWEB』は8月3日、「斉藤立を破った韓国・金民宗(キム・ミンジョン)の〝煽りパフォーマンス〟が物議『武道家ではない』」と伝えた。
世界ランク1位のキム・ミンジョンは、2024年パリ五輪柔道男子100キロ超級の準決勝で斎藤立(日本)を背負い投げで破り、決勝に進んだ。
(写真提供=OSEN)キム・ミンジョン
© スポーツソウル日本版
キム・ミンジョンの決勝進出は、韓国柔道最重量級史上最高の成績だった。これまでは、チョ・ヨンチョルが1984年ロサンゼルス、1988年ソウル大会で3位を記録し、2000年シドニー大会でキム・ソンヨンが銅メダルを取ったのが最高成績だった。
しかも相手の斎藤は、1984年ロサンゼルス五輪と1988年ソウル五輪最重量級(95kg以上級)で2連覇を達成した斎藤仁の息子だった。日本柔道界伝説の息子がキム・ミンジョンの前に屈したのだった。
すると同メディアは「正々堂々とした戦いだったが、試合直後に起きた出来事が波紋を呼んでいる。試合後の礼をする前に、金が喜びを爆発させて両手の人さし指を掲げながら、観客の声援を煽る大きなジェスチャーまで見せるパフォーマンスを敢行」と説明した。
続けて「いくら嬉しいとはいえ、柔道が重んじる“礼に始まり礼に終わる”という相手に敬意を見せる精神が損なわれた行動として疑問視する声が相次いでいる」と付け加えた。
また、日本のネットユーザーたちのSNSでの声も紹介し、「韓国選手のポーズは醜い」「キム・ミンジョンは武道家ではない」などの反応を示したと扇動した。
これに対して、誠信(ソンシン)女子大学のソ・ギョンドク教授は「自国選手が敗北した鬱憤があり、文句をつける行為に過ぎない」として、「このような記事を作ること自体が醜い」と批判した。
また、「阿部詩は敗北し、柔道競技場で号泣したのは武道を守ったことなのか」と反問。「自国の選手から管理せよ」と一喝した。
なお、キム・ミンジョンは決勝でテディ・リネール(フランス)に一本負けし、銀メダルに満足しなければならなかった。
(記事提供=OSEN)
・ ・ ・
8月5日 MicrosoftStartニュース スポーツソウル日本版「斉藤立を下した韓国柔道選手が“煽りパフォ”?日本の指摘に韓国ネット民「理解できない」反応のワケ【パリ五輪】
喜ぶことはダメで、悲しむことは当然のことなのか。日本のダブルスタンダードな反応だ。
去る8月2日(日本時間)、フランス・パリのシャン・ド・マルス・アリーナで行われたパリ五輪・柔道男子100kg超級の準決勝では、韓国のキム・ミンジョン(23)が日本の斉藤立(22)に背負い投げで一本勝ちした。
キム・ミンジョンの決勝進出は、韓国柔道の最重量級にとって史上最高成績だった。
これまでの最高成績は、1984年ロサンゼルス五輪と1988年ソウル五輪でチョ・ヨンチョル、2000年シドニー五輪でキム・ソンヨンが獲得した銅メダルだ。
何より、準決勝で対戦した斉藤は、1984年ロサンゼルス五輪、1988年ソウル五輪の最重量級(95kg超級)で2連覇を達成した斉藤仁の息子だった。日本柔道界のレジェンドの息子が、キム・ミンジョンの前に屈したのだ。
ただ、キム・ミンジョンは決勝でフランス柔道界のレジェンドであるテディ・リネール(35)に払い腰で一本負けし、銀メダルに終わった。
日本の批判に韓国ネット民「理解できない」
そんななか、日本ではキム・ミンジョンが準決勝で斉藤に勝利した後に見せたセレモニーに対し、厳しい忠告が寄せられている。
『東スポWEB』は3日、パリ五輪・柔道男子100kg超級の準決勝で斉藤に勝利したキム・ミンジョンのセレモニーが「物議を醸している」と伝えた。
同メディアは「正々堂々とした試合だったが、試合直後に起きた出来事が波紋を起こしている」とし、「試合後の礼をする前、キム・ミンジョンが喜びを爆発させて両手の人差し指を掲げながら、観客の声援を煽る大きなジェスチャーまで見せるパフォーマンスを敢行した」と報じた。
続けて、「いくら嬉しいとはいえ、柔道が重んじる“礼に始まり礼に終わる”という相手に敬意を表わす精神が損なわれた行動として疑問視する声が相次いでいる」と伝えた。
そして、日本のネットユーザーの反応も伝えた。同メディアは、日本のネットユーザーたちがSNSを通じて「まず礼をしなければならない」「韓国の選手のポーズは醜い」「(キム・ミンジョンは)武道家ではない」などの反応を示していたことを明かしていた。
(写真提供=OSEN)斉藤に勝利しガッツポーズをするキム・ミンジョン
© スポーツソウル日本版
これに対し、韓国のネットユーザーは日本のこのような反応が「理解できない」という立場だ。
特に、日本の阿部詩(24)が敗戦後に号泣したことをめぐって議論が起きた事例にも言及した。
阿部は去る7月29日、柔道女子52kg級2回戦でウズベキスタンのディヨラ・ケルディヨロワ(26)に一本負けを喫した。
彼女は試合直後、敗北が信じられないかのように号泣した。道着を整え、礼儀をわきまえて挨拶する過程も順調ではなかった。ようやく相手選手との挨拶を終えた後も、阿部は畳の端に座り込み、嗚咽し始めた。
阿部はコーチに支えられて畳を出た後も、自分で自身の体を支えられず、コーチをつかんで大声で泣き叫んでいた。彼女の泣く声は会場を埋め尽くすほどに大きかった。
このような状況は約2分間続き、中継のカメラにもそのまま収められた。しかし、日本のメディアは特に反応がなかった。
“喜びの歓呼”はダメで、“悲しみの嗚咽”は大丈夫だというのが日本の反応だ。
(記事提供=OSEN)
・ ・ ・
8月5日 MicrosoftStartニュース イザ「柔道混合団体 “代表戦ガチャ”にSNS「忖度ルーレット」「ズルーレット」不満収まらず 一二三の判定には「柔道じゃなくてJUDOレスリング」
パリ五輪の柔道混合団体決勝、会場には仏選手の顔写真が掲げられた=4日、シャンドマルス・アリーナ(AP)
© iza
パリ五輪の柔道の最終種目、混合団体の決勝が3日(日本時間4日)に行われ、日本はフランスと対戦。3勝4敗で銀メダルに終わったが、ネットでは代表戦の抽選方法に不快感を覚える人からのコメントが殺到。試合が終わって1日経過した5日も不満は収まらず、ネットで話題となっている。
混合団体は階級の異なる男女3人ずつの計6人で競われ、各階級で争い4勝したチームが勝利となる。3勝3敗で並んだ場合はポイント差で勝敗を決めるが、それでも同点の場合は、抽選で選ばれた階級の選手同士による代表戦で決着をつけるルールとなっていた。
決勝戦は日本が初戦の男子90キロ級で村尾三四郎が一本勝ちするなど、優位に進めた日本が3勝1敗と王手をかけると、男子73キロ級で阿部一二三が登場。一つ階級が上のガバと死闘を繰り広げ、延長戦に突入したが8分52秒にすくい投げで一本を奪われた。さらに高市未来も延長に持ち込みながら勝利を逃し3勝3敗のタイとなり、勝負は代表戦に持ち込まれた。
代表戦の抽選はデジタル方式の「スロット形式」で行われるが、大型スクリーンに映し出されたのは「+90kg」。言わずもがな、フランスの絶対的王者で「英雄」と呼ばれる、テディ・リネールがエントリーしている階級だ。
この抽選にSNSは大荒れ。代表戦の最中からX(旧ツイッター)には「フランスの柔道」「出来レース」「柔道の抽選」「+90キロ」「代表戦の抽選」「フランス有利」「ルーレット」「デジタル抽選」「フランス嫌い」といったワードがトレンドに殺到。特に「世紀のヤラセ」「本当に抽選?」「出来レースだろ」「やっぱりそうなるね。フランス有利な抽選は疑問しかない」「ルーレットは八百長の如く+90だった」「公平性を微塵も感じない抽選」「ズルーレット」と不快感を覚える声が続々と寄せられた。またロンドン五輪の競泳銀メダリスト、入江陵介さんも自身のXで「柔道団体悔しすぎる…。あのルーレット桃鉄やん。サイコロとかカードとかリアルに見える形にして欲しい」と指摘すると、SNSにも「デジタル抽選は闇」「ダーツの方がいい」「透明で中身が見える抽選箱がいい」と抽選方法の改善を求める声が集まった。
【パリ五輪2024 柔道混合団体 決勝】第7試合のの対戦カードが映し出されるビジョン=シャンドマルス・アリーナ (撮影・水島啓輔)
© iza
一方で、一二三の敗戦にも疑問を感じる声も殺到。延長に突入した時点でガバは指導を2つ受けていたため、次に指導が出れば反則負けとなるところだった。それでもなかなか攻めようとしないガバに指導を出さない審判に対する不満が続出。さらに勝負を決めたすくい投げもタックルのように見え「柔道じゃなくレスリング」「吉田沙保里の技に似ていた」「柔道じゃなくてJUDOレスリング」といったコメントが散見された。
【パリ五輪2024 柔道混合団体 決勝】斉藤立に勝利したフランスのリネール=シャンドマルス・アリーナ (撮影・水島啓輔)
© iza
代表戦はリネールと斎藤立が対戦。延長戦までもつれこんだが、最後はリネールの前に1本負けし、2大会連続銀メダルに終わった。敗れた斎藤は「すみませんでした。。代表戦でもう一度チャンスをもらってやらせてもらったのに悔いが残る」と後悔を口にしていた。
【パリ五輪2024 柔道混合団体 決勝】フランスに敗れ涙を見せる阿部一二三 =シャンドマルス・アリーナ (撮影・水島啓輔)
© iza
関連するビデオ: 【五輪】柔道大国フランス 競技人口は約50万人で日本の4倍超「団体決勝は日本対フランスになれば」 (読売テレビニュース)
・ ・ ・
8月5日 MicrosoftStartニュース スポニチアネックス「細野豪志議員「フランスや韓国の柔道を揶揄する声が蔓延しているが…」持論を投稿 賛否集まる
細野豪志衆院議員
© (C) スポーツニッポン新聞社
自民党衆院議員の細野豪志氏(52)が5日、自身のX(旧ツイッター)を更新。パリ五輪の柔道について持論をつづった。
柔道では混合団体の決勝で日本とフランスが対戦。6人を終えても決着がつかず、ルーレットによる抽選で無作為に選ばれた日本の斉藤立とフランスのテディ・リネールが対戦。完全アウェーの雰囲気の中、斉藤は果敢にリネールに立ち向かったものの、最後は1本負けを喫し、銀メダルとなった。SNS上では「ルーレット」による抽選が物議となった。
また、不可解ジャッジや微妙判定、行き過ぎる地元フランスびいき判定疑惑などが日本だけでなく、世界で騒がれた。
細野氏は「Xではフランスや韓国の柔道を揶揄する声が蔓延しているが、柔道が世界中に普及したのはフランスや韓国のような国が日本の武道を競技として受け入れてくれたから」と持論を展開した。
続けて「団体決勝で敗れたのは無念だったが、私はパリ五輪であれだけの観客が柔道に熱狂したのは凄いことだと思う」と柔道という日本の武道に世界中が熱狂したことを称賛した。
この投稿には「日本だけの柔道ならオリンピック種目になってないですからね!」と賛同する声や「ピントがズレているように思えます 世界に広がったのは『柔道』ではなく、武道の精神を失った『JUDO』だと多くの国民は感じているからこその批判ではないでしょうか」と懐疑的な声も寄せられた。
・ ・ ・
8月5日 MicrosoftStartニュース スポニチアネックス「野村忠宏氏 続発した五輪柔道の不可解判定に言及 「今回はいつもより、ん?って思うのが多かった」
野村忠宏氏
© (C) スポーツニッポン新聞社
柔道男子60キロ級で五輪3連覇を果たした野村忠宏氏(49)が4日、フジテレビ系「Mr.サンデー」(日曜後10・00)に生出演。パリ五輪柔道で頻発した疑惑の判定について言及した。
柔道男子60キロ級では、銅メダルを獲得した永山竜樹が準々決勝で、待てがかかっても締めをやめなかった相手選手の技で“落ちた”状態に。立ち上がった後に相手の勝利が宣告された。その他の階級や日本選手以外の試合でもさまざまな不可解判定が物議を醸した。
野村氏は「柔連はミスジャッジ、誤審を防ごうとさまざまな努力をしているし、ビデオチェックもしているんですよね」と運営側もフォローしているとする一方で「ただ、今回は、いつもより、ん?って思うのが正直多かった」と述べた。
ジャッジは「選手の人生を左右するので、もっと人の目で見るものだけど、もっと厳しい審査基準設けて、誤審で涙する選手が一人でも少なくならなきゃいけない」とし、今後VAR導入の可能性を聞かれ「今はビデオ判定で、理事が目でチェックはしているんですが。今後、デジタルの力が使う時が来るだろうと思う」と見通しを語った。
・ ・ ・
8月5日 MicrosoftStartニュース スポニチアネックス「大野将平「我々は投げること、抑え込むこと、一本を取ることを目指していきませんか」指導狙いは「退屈」
大野将平
© (C) スポーツニッポン新聞社
柔道男子73キロ級で16年リオデジャネイロ、21年東京五輪を連覇した大野将平(32=旭化成)が5日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。パリ五輪の柔道を振り返り、日本の柔道のあるべき姿を論じた。
大野は「パリオリンピック柔道競技の応援ありがとうございました。違った角度からオリンピックを見て解説者として携われたことは私にとって貴重な経験となりました」と投稿。
柔道競技を振り返り「柔道は国際化され様々な格闘技の技術も取り入れられています。柔道を良くしていくには『正しく組んで正しく投げる』ことが必要だと感じました」とつづり「選手全員がお互いに組み合う時間を増やして投技を打ち合うこと、一本勝ちを目指していくこと、誰が見てもわかりやすい柔道を体現していくこと。攻めた結果、相手に指導がいくわけで指導狙いの柔道は見ている人を退屈にさせます」と訴えた。
本来の柔道とは異なる、五輪の“JUDO”ならではのルールも注目を浴びた今大会だが 「ルールについての議論をする前に、変わったルールを追いかける前に、古き良き時代の柔道を、現在に至るまで変わっていない柔道の本質を今一度知り、突き詰めていきたい。我々は投げること、抑え込むこと、一本を取ることを目指していきませんか」と呼びかけ。「東京オリンピック前に岡野功先生から『どちらが勝ったか、白黒はっきりわかるような柔道をしなさい』と言われたのを思い出しました。子供達が見ていてかっこいい、やりたいと思うような柔道を畳で展開したい」と記した。
そして「オリンピックだけではなく、普段の大会から柔道を応援していただけると幸いです。選手、関係者の皆さん、お疲れ様でした」とコメント。混合団体で斉藤立を下したテディ・リネールについては「フランスの英雄、テディ・リネール選手は強かった。彼と乱取りは何度かしたことがありますが、試合でも闘ってみたいと思いました。フランスチーム、2連覇おめでとうございました」とねぎらった。
・ ・ ・