⛩6)─2─「カエルの鳴き声がうるさい」田んぼの持ち主(農家)への苦情。~No.11 

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   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・   
 同じ日本人と言っても、昔の日本民族と現代の日本国民は別人のような日本人である。
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 カエルの鳴き声や虫の声など自然界の音は、現代日本では子供の楽しい笑い声同様に搔き消すべき騒音であったが、日本民族にとって心・命であり、伝統文化であり、農耕神話宗教であった。 
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 現代日本人は、自然を愛し、自然を大事にし、自然を守り後世、子孫に残そうとしている、はウソである。
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 現代日本では、反宗教無神論・反天皇反民族反神話反日的リベラル左派のマイノリティ・ファシズムエコ・テロリストヒューマニズム原理主義、環境過激派による「神殺し」が静かに行われている。
 外国人移民(主に中国人移民)が増えれば、この傾向はさらに拡大し、ついには自然崇拝という民族中心神話は日本から消えてなくなり、その傾向はすでに見えないところで広がりつつある。
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 2023年5月29日 MicrosoftStartニュース まいどなニュース「「カエルの鳴き声がうるさい」田んぼの持ち主に苦情→「理不尽すぎる」「無茶言う人だ」驚きの声広がる
 いもっちさんのツイッタースクリーンショット
 田んぼの近くに住む住民から、農地の所有者へ寄せられた苦情がSNS上で大きな話題になっています。ツイッターユーザーの「いもっち」さんは先日、道端に張り紙が落ちているのを見つけました。その内容がこちらです。
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 田んぼの持ち主様へ
 カエルの鳴き声による騒音に毎年悩まされています。
 鳴き声が煩(うるさ)くて眠ることができず非常に苦痛です。
 騒音対策のご対応お願いします。
 近隣住民より
 実際の張り紙(いもっちさん提供)
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 いもっちさんは驚きのあまり写真を撮影し、自身のツイッターに「どこかから風で飛んできたヤツなんだけど世知辛い…」と投稿。SNSユーザーからは4万を超える「いいね」とともに、「えっ?」「いやいやいや無理でしょ」「理不尽すぎる」「無茶言う人だな」「カエルに鳴くなと?」などの驚きの声が上がっています。
 いもっちさんに話を聞きました。
──張り紙を読んだ瞬間、どんな気持ちに。
 幼稚園や保育園の近所に引っ越して来て『子どもの声がうるさい!』という人と同じだなと思いました。うるさいと思うのは勝手ですが、それをわざわざ管理者に訴えるのはお門違いも甚だしいと思います」
──周辺は田んぼが多い地域ですか。
 「住宅地ですが、田んぼもそれなりにあり、近所にはコイン精米機も結構あります」
──投稿が拡散しています。
 「そもそもはフォロワーというかリア友に『これはないよね〜』程度の気持ちで投稿しました。バズっていてビビりましたが、同じような気持ちの人が大多数で安心しました」
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 田んぼにいるカエルは害虫を食べてくれる存在です。もし、騒音対策としてカエルを駆除するとなると、生態系を壊すことにつながり、ひいては人間の暮らしに影響を及ぼすことにもなりかねません。皆さんは今回のクレームをどう思われますか。
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 5月29日 MicrosoftStartニュース 中日スポーツ茂木健一郎さん、『カエル鳴き声論争』に私見 「張り紙の方がノイズ」「農業に対する感謝、自然に対する畏敬の念はどこに」
 茂木健一郎さん
 © 中日スポーツ 提供
 脳科学者の茂木健一郎さん(60)が29日、ツイッターを更新。カエルの鳴き声についての記事をリツイートして問題提起した。
 発端は26日に投稿されたツイート。「田んぼの持ち主様へ カエルの鳴き声による騒音に毎年悩まされています。鳴き声が煩くて眠ることができず非常に苦痛です。騒音対策のご対応お願いします。近隣住民より」と書かれた警告文を拾ったユーザーが写真を添え、「どこかから風で飛んできたヤツなんだけど世知辛い…」とつづった。
 29日にはこの投稿が話題になり、ツイッターで「田んぼの持ち主」がトレンド入り。「何でも人のせいにして文句を言うしか能がない」「私は山と田んぼに囲まれて育ったので夏のカエルの合唱はずっと聞いてて、慣れ過ぎて聞こえないんだよね」「余裕の無い人が多すぎるのかも」などのツイートが相次いだ。
 茂木さんも記事を取り上げ、「カエルの鳴き声というよりもこの張り紙の方がノイズですね」と批判。「農業に対する感謝、自然に対する畏敬の念はどこに行ったのでしょう?」と疑問を投げかけている。
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 5月29日 MicrosoftStartニュース まいどなニュース獣医師「アマガエルは鳴くものです」 住民の苦情「田んぼのカエルがうるさくて眠れない」に衝撃
 田植え後の水田 ※写真はイメージです(Paylessimages/stock.adobe.com)
 「田んぼのカエルの鳴き声がうるさくて眠れない」ーー弊サイト「まいどなニュース」が5月29日に配信した記事に大きな反響が寄せられています。タイトルの一部、「田んぼの持ち主」「驚きの声」はツイッターのトレンドワードにランクインし、転載されたYahooニュースのページには半日で5千件を超えるコメントが寄せられています。
 獣医師「人間は生物の一員。忘れてしまっているのでは…」
 記事のタイトルは「『カエルの鳴き声がうるさい』田んぼの持ち主に苦情→『理不尽すぎる』『無茶言う人だ』驚きの声広がる」。あるツイッターユーザーが見つけた、衝撃的な苦情の張り紙を取り上げたもの。近隣住民だという人物から田んぼの持ち主へ向けて「カエルの鳴き声による騒音に毎年悩まされています。鳴き声が煩(うるさ)くて眠ることができず非常に苦痛です」などと書かれていたことを紹介しました。
 「記事を読んで衝撃でした。アマガエルは鳴くものです」。そう話すのは大阪・守口市の夜型動物病院「まねき猫ホスピタル」の院長で、Yahooニュースの公式コメンテーターも務める石井万寿美さん。
 石井さんはまいどなニュースの取材に対し、「私はいま都会に住んでいますが、以前はカエルが鳴くところにも住んでいました。カエルの声をうるさいと感じる人がいることにびっくりしました。そのうち、セミの鳴き声がうるさいから木を切れなどに発展するのかな、とも考えました」と率直な感想を述べました。
 「ネットが発達して、生の体験が少なくなっているせいか、人間が生物の一員だということを忘れてしまっているのでしょうか。生き物の恵で果物ができることも知らないので、ハチが出たら、それも駆除すればいいと思っている人もいるのかもしれません」(石井万寿美さん)
 石井さんはYahooコメントの中で、田んぼに生息するカエルについて、「田んぼはアマガエルにとって重要な産卵場所であり、アマガエルは田んぼの害虫を食べることで稲の生育を助けています。同様に、他のカエルやクモやトンボも田んぼの害虫を捕食し、田んぼの生態系において重要な存在です」と説明。
 「大量の殺虫剤や農薬を使用すると、害虫は減るかもしれませんが、同時にカエルたちやそれを餌にする生き物も減少してしまいます。田んぼからカエルが消えると、他の生き物たちも生きていけなくなるため、バランスを保つためにもカエルの存在は不可欠です。カエルがいるということは、その田んぼがあまり農薬を使用していないことになり、地域の人にとっても安全です」(Yahooコメントより引用)
 実際の張り紙(いもっちさん提供)
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 まいどなニュース編集部には読者から「農家の人がカエルを飼ってるわけではないのに」「自然現象に文句を言う人の気持ちが分からない」「カエルがかわいそう」「田んぼのカエルの鳴き声で初夏を感じているのに」など、多数の意見が届いています。
 ツイッタートレンドに「田んぼの持ち主」「驚きの声」がランクイン
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ひまわり日本のうた
 蛙の笛
 作詞:斎藤 信夫 作曲:海沼 實
 夜の田んぼから聞こえてくるコロコロした声。蛙が銀の笛をふいているんだって。
 1946年(昭和22年)にNHKのラジオにて発表されました。
 もくじ
 歌詞の意味
 歌唱ポイント
 この曲との出会いの著書を紹介
 海沼実の唱歌・童謡 読み聞かせ
 歌詞の意味
月が出ている夜 田んぼから音が聞こえるね
あれはね 蛙が銀の笛をふいているんだよ
あの笛を聴いていると 眠くなってくるね
あれはね 蛙の子守唄なんだよ
蛙が笛を吹くと 夜がふけていくよ
ごらん お月様も夢を見ているね
 歌唱ポイント
 月のでている夜。田んぼ。とっても静かで、蛙の声だけが聞こえてくるんですね。
 「ころろ、ころろ・・・・・」は、神経研ぎ澄まして歌わないといけない、緊張するところ・・・。おおおおぅ。
 優しく穏やかな声をキープしましょう。
 ゲロゲロぐわっぐわっぐわ、なカエルの鳴き声ではなく、銀の笛のような音色なのですから。
 「あれはね」は優しく語りかけるように。夜の田んぼにいるんですから、笛の声をかき消さないようにね。
 「ささ」は、軽く流す感じでしょうかね。この「ささ」の扱い、悩みました〜。
 この曲との出会いの著書を紹介
 昭和22年の名曲、筆者が出会ったのは数年前のことです。
 作曲者である海沼實氏のお孫さんにあたる「海沼実」氏の著書です。
 海沼実の唱歌・童謡 読み聞かせ
 こちらの著書では、作詞者である 斎藤 信夫 氏の、当時の教員としての悩みと田んぼから聞こえる蛙の声との関係性が書いてありました。
 大人の心を癒してくれる銀の笛の音。とっても素敵な話でした。
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 童謡 虫の声
あれ 松虫が鳴いている
ちんちろちんちろ ちんちろりん
あれ 鈴虫も鳴き出した
りんりんりんりん りいんりん
秋の夜長を 鳴き通す
ああ おもしろい虫のこえ

きりきりきりきり こおろぎや
がちゃがちゃがちゃがちゃ くつわ虫
あとから馬おい おいついて
ちょんちょんちょんちょん すいっちょん
秋の夜長を 鳴き通す
ああ おもしろい虫のこえ
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 かえるの合唱 Froschgesang
 カエルの歌が聞こえてくるよ♪ 原曲は19世紀ドイツの童謡
 「カエルの歌が聞こえてくるよ」の歌い出して知られる童謡『かえるの合唱』。原曲は、19世紀ドイツの童謡『Froschgesang(フロシュ・ゲサング)』。
 歌うカエル
 一般的に、作詞:岡本敏明、作曲:ドイツ民謡と表記されることが多い。原曲の作詞者については、ドイツ国歌やドイツの童謡『ぶんぶんぶん』、『かっこう』などで知られる19世紀ドイツの童謡作家ホフマン・フォン・ファラースレーベンであることが判明している。
 原曲『Froschgesang(フロシュ・ゲサング)』のドイツ語の歌詞は後述する。日本語版については、原曲と意味はほぼ同じなので、作詞というより訳詞になるだろう。
 【YouTube】かえるの合唱
 『かえるの合唱』歌詞(日本語)
かえるのうたが
きこえてくるよ
クヮ クヮ クヮ クヮ
ケケケケ ケケケケ(注)
クヮクヮクヮ
 注:この部分は、「ケロケロケロケロ」、「ゲゲゲゲゲゲゲゲ」、「ゲロゲロゲロゲロ」などとも歌われる。
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 5月29日 MicrosoftStartニュース 北海道放送「ガマガエルが北海道で大量発生 誰かがやらなきゃ…“国内外来種”アズマヒキガエルから北海道の生態系を守る
 ガマガエルが北海道で大量発生 誰かがやらなきゃ…“国内外来種”アズマヒキガエルから北海道の生態系を守る
 © 北海道放送
 5月、札幌市清田区有明の笹ヤブで何かを探す男性。は虫類・両生類研究家の徳田龍弘さんです。追っているのは…『アズマヒキガエル』。通称、ガマガエルと呼ばれ親しまれている日本固有のカエルです。このカエルが、ここ数年、春になると大発生しているといいます。
 ガマガエルが北海道で大量発生 誰かがやらなきゃ…“国内外来種”アズマヒキガエルから北海道の生態系を守る
 © 北海道放送
 探し始めてわずか15分。15匹のアズマヒキガエルを捕獲しました。さらに…
 は虫類・両生類研究家 徳田龍弘さん
 「(この白いのが毒ですか?)そうですね。毒を出して、かき混ぜている」
 ガマガエルが北海道で大量発生 誰かがやらなきゃ…“国内外来種”アズマヒキガエルから北海道の生態系を守る
 © 北海道放送
 いま道内で大量発生している”毒のあるカエル”、その生態を特集します!
 徳田さんはアズマヒキガエルの卵が札幌で大量にみつかった2019年から、カエルや卵を調査したり駆除をする、防除活動を行っています。
 春になると、多くのアズマヒキガエルが産卵にやってきます。ここ数年、その数は増えているといいます。
 池には、徳田さんが考案した罠を設置。
 ガマガエルが北海道で大量発生 誰かがやらなきゃ…“国内外来種”アズマヒキガエルから北海道の生態系を守る
 © 北海道放送
 は虫類・両生類研究家 徳田龍弘さん
 「カエルが入っていくとですね、ここからくぐり抜けて入ることができる。入ると、戻っても出られないという仕組みの網になっています」
 産卵にやってくるカエル達を、一網打尽に捕まえる作戦です。ピーク時には次々と罠にかかります。
 ところで、なぜこのカエルを捕獲しなくてはならないのでしょうか。それは「外来種」のアズマヒキガエルから北海道の生態系を守るためです。
 は虫類・両生類研究家 徳田龍弘さん
 「(ヒキガエルは)基本的に生態系にかなり影響があることがわかっているので、(地域によっては)徹底的に防除するという方針でやっています」
 「外来種」というと、海外から持ち込まれ増えたブラックバスなどが有名ですが、『アズマヒキガエル』は、日本の固有種です。しかし、北海道には本来生息しません。そのような、その地域には本来生息しない生物を「国内外来種」と呼んでいます。
 は虫類・両生類研究家 徳田龍弘さん
 「(おたまじゃくしじゃないですか?)はい、これヒキガエルのおたまじゃくしですね」
 ガマガエルが北海道で大量発生 誰かがやらなきゃ…“国内外来種”アズマヒキガエルから北海道の生態系を守る
 © 北海道放送
 こちらは、びっしりと卵で埋め尽くされた池。アズマヒキガエルには『毒』があり、触ると手がかぶれたり、口に入ると、腹痛や嘔吐などを引き起こしたりします。
 北海道固有のイキモノが卵やオタマジャクシを食べて死んでしまうことも…。
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 5月29日 MicrosoftStartニュース 伊勢新聞「古式ゆかしく御田植祭 鈴鹿椿大神社、祭祀舞や舞踊の奉納も 三重
 【「浦安の舞」を奉納する巫女ら(右)と苗を植え付ける植方女ら=鈴鹿市山本町の神饌田で】
 © isenp
 【鈴鹿三重県鈴鹿市山本町椿大神社(山本行恭宮司)は28日、同町の神饌田・瑞宝稲荷社で、五穀豊穣(ほうじょう)を祈念する御田植祭を開いた。桃山時代の衣装を着けた氏子ら41人が水稲イセヒカリの玉苗を古式ゆかしく手植えした。
 約1200平方メートルの神饌田に、一文字がさに紋帷子(かたびら)、あかねだすき姿の植方女が一列に並び、植方男から苗を受け取りながら、3―4本ずつ丁寧に植え付けた。神饌田横の特設舞台では、巫女(みこ)や地元婦人会員らによる「浦安の舞」などの祭祀舞や舞踊の奉納があった。
 植え付け後、同大神社と別宮椿岸神社それぞれの主祭神猿田彦大神と天之鈿女命を描いた大うちわを三度合わせ、秋の豊かな実りを願う大団扇(おおうちわ)合わせ神事があった。
 同田の稲は10月初旬ごろに収穫し、そのうち一俵を伊勢神宮に奉納する。同祭は平安時代から伝わり、明治時代に一時中断したが、昭和51年に復活させ48回目となる。
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 5月29日 MicrosoftStartニュース 岡山放送「「昔の農業は奥深い…」香大生が中世の伝統的な農法を通して“持続可能な”社会を考える【香川・さぬき市】
 伝統的な稲作を通して、持続可能な社会を考えようと、5月29日、さぬき市で、中世の農法を再現した「田植え祭」が行われました。
 田植え唄に合わせて苗を植える早乙女姿の学生たち。さぬき市で行われた田植え祭には、香川大学教育学部の学生など8人が参加しました。
 中世の農業史を調べる卒業論文を作成するため、初めて企画されたもので、田起こしから収穫まで全ての工程で農機具を使わず、中世の伝統的な農法を取り入れて栽培されます。今回再現された田植え唄は、中世の人たちが、つらい労働を乗り越えようと、歌い継がれてきたものです。
 (体験した学生は…)
 「バランスを取るのが難しいし、ちゃんと植えられているのか分からない。経験がないので難しかった」
 「中世の人たちは楽しみながらやっていたと思うと、昔の農業はすごく奥深いと思った」
 香川大学では、一連の工程を通し、労働力や土壌環境などを比較・分析するなどして、持続可能な社会を考えたいとしています。
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 5月29日 MicrosoftStartニュース KSBニュース「大学生が「中世の稲作」を研究 早乙女姿で田植え、機械や化学肥料使わず栽培へ 香川
 大学生が「中世の稲作」を研究 早乙女姿で田植え、機械や化学肥料使わず栽培へ 香川
 © KSBニュース
 香川大学の学生が日本の「中世」の時代の稲作について研究するため、当時の技術を再現した田植えを行いました。
 大学生が「中世の稲作」を研究 早乙女姿で田植え、機械や化学肥料使わず栽培へ 香川
 © KSBニュース
 さぬき市にある香川大学農学部付属農場の約20平方メートルの水田で、昔ながらの早乙女姿で苗を植える学生たち。
 大学生が「中世の稲作」を研究 早乙女姿で田植え、機械や化学肥料使わず栽培へ 香川
 © KSBニュース
 太鼓や田植え唄は早乙女を盛り上げる応援歌のような役割を果たすそうです。
 大学生が「中世の稲作」を研究 早乙女姿で田植え、機械や化学肥料使わず栽培へ 香川
 © KSBニュース
 香川大学教育学部で日本の中世の歴史を学ぶ男子学生が卒業論文制作のため稲作に取り組むことになり、同じゼミや学部に所属する8人が参加しました。
 大学生が「中世の稲作」を研究 早乙女姿で田植え、機械や化学肥料使わず栽培へ 香川
大学生が「中世の稲作」を研究 早乙女姿で田植え、機械や化学肥料使わず栽培へ 香川
 © KSBニュース
 植えたのは中世以前の史料に出てくる「葉広」「しろいね」「あぜこし」の3つの品種です。
 平安末期から室町時代の技術水準にのっとって田起こしから収穫まで機械や化学肥料、農薬を一切使わず、必要な労働力や土壌環境の分析などを行います。
 大学生が「中世の稲作」を研究 早乙女姿で田植え、機械や化学肥料使わず栽培へ 香川
 © KSBニュース
 (早乙女を体験した学生)
 「リズムに合わせて稲を植えるというのがすごく難しいなと思いました。しかし、中世の人たちはそれを楽しみながらやっていたんだと思うと昔の農業ってすごく奥深いなと思いました」
 水田だけではなく畑での稲作も行い、10月ごろに収穫予定です。
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 5月29日 MicrosoftStartニュース とちぎテレビ「高校生が地域の歴史や文化を知る ユネスコ無形文化遺産「山あげ」の体験学習 那須烏山市
 ユネスコ無形文化遺産那須烏山市山あげ祭を通して地域の歴史や文化を知ろうと、地元の高校生による体験学習が28日に行われました。
 体験学習は地域の歴史や文化を学ぶ「烏山学」の一環で行われ、地元に460年以上伝わる伝統行事「山あげ祭」を通して地域や人々のつながりの大切さを知ってもらおうと、山あげ保存会や那須烏山市が開いたものです。    
 烏山高校の1年生108人が野外歌舞伎の上演前に若衆たちが「はりか山」を威勢よく立てる「山あげ」などに挑戦。生徒たちは烏章館の駐車場で今年(2023年)の当番町・金井町の若衆たちからアドバイスを受けながら約6メートルに上る前山と呼ばれる「はりか山」の1つを組み立てます。そしてみんなで協力しながら前山を上げたり下げたりする体験をしました。
 また、山あげ会館では山あげ保存会の芸能部の人たちから歌舞伎の演技に合わせた鳴り物の使い方を学んだり、実際に衣装を着てその重さを感じたりしていました。そして、芸能部のメンバーが歌舞伎演目の1つ「戻橋」を披露しました。
 今年の「山あげ祭」は7月21日からの3日間の日程で行われます。
 高校生が地域の歴史や文化を知る ユネスコ無形文化遺産「山あげ」の体験学習 那須烏山市
 © とちぎテレビ
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 日本列島には、自然を基にした日本神話・民族中心神話・高天原神話・天孫降臨神話・天皇神話が滲み込み、その上に旧石器時代縄文時代弥生時代古墳時代日本民族が住んできた。
 日本民族は、旧石器人・ヤポネシア人、縄文人・日本土人弥生人(渡来人)、古墳人(帰化人)が乱婚して混血して生まれた雑種である。
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 日本民族の生き方は、仲間・友と一緒に小さな櫂(かい)を漕ぐ丸木舟生活である。
 つまり、日本の集団主義とは海で生きる船乗りの集まり、自分の仕事に誇りを持った個人主義者でもあった。
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 ヤポネシア人とは、東南アジアの南方系海洋民と長江文明揚子江流域民が乱婚して生まれた混血した雑種である。
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 ロバート・D・カプラン「揺るぎない事実を私たちに示してくれる地理は、世界情勢を知るうえで必要不可欠である。山脈や河川、天然資源といった地理的要素が、そこに住む人々や文化、ひいては国家の動向を左右するのだ。地理は、すべての知識の出発点である。政治経済から軍事まで、あらゆる事象を空間的に捉えることで、その本質に迫ることができる」(『地政学の逆襲』朝日新聞出版)
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 日本文化とは、明るく穏やかな光に包まれた命の讃歌と暗い沈黙の闇に覆われた死の鎮魂であった。
 キリシタンが肌感覚で感じ怖れた「日本の湿気濃厚な底なし沼感覚」とは、そういう事である。
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 柏木由紀子「主人(坂本九)を亡くしてから切に感じたのは、『誰もが明日は何が起こるからわからない』というこよです。私もそうですが、私以外にも大切な人を突然亡くしてしまった人が大勢います。だからこそ、『今が大切』だと痛感します。それを教えてくれたのは主人です。一日一日を大切にいきたい、と思い、笑顔になれるようになりました」
 神永昭夫「まずはしっかり受け止めろ。それから動け」
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 日本の文化として生まれたのが、想い・観察・詩作を極める和歌・短歌、俳句・川柳、狂歌・戯歌、今様歌などである。
 日本民族の伝統文化の特性は、換骨奪胎(かんこつだったい)ではなく接木変異(つぎきへんい)である。
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 御立尚資「ある禅僧の方のところに伺(うかが)ったとき、座って心を無にするなどという難しいことではなく、まず周囲の音と匂いに意識を向け、自分もその一部だと感じたうえで、裸足で苔のうえを歩けばいいといわれました。私も黙って前後左右上下に意識を向けながら、しばらく足を動かしてみたんです。これがびっくりするほど心地よい。身体にも心にも、そして情報が溢(あふ)れている頭にも、です」
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 日本の建て前。日本列島には、花鳥風月プラス虫の音、苔と良い菌、水辺の藻による1/f揺らぎとマイナス・イオンが満ち満ちて、虫の音、獣の鳴き声、風の音、海や川などの水の音、草木の音などの微細な音が絶える事がなかった。
 そこには、生もあれば死もあり、古い世代の死は新たな世代への生として甦る。
 自然における死は、再生であり、新生であり、蘇り、生き変わりで、永遠の命の源であった。
 日本列島の自然には、花が咲き、葉が茂り、実を結び、枯れて散る、そして新たな芽を付ける、という永遠に続く四季があった。
 幸いをもたらす、和魂、御霊、善き神、福の神などが至る所に満ちあふれていた。
 日本民族の日本文明・日本文化、日本国語、日本宗教(崇拝宗教)は、この中から生まれた。
 日本は、極楽・天国であり、神の国であり、仏の国であった。
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 日本の自然、山河・平野を覆う四季折々の美の移ろいは、言葉以上に心を癒や力がある。
 日本民族の心に染み込むのは、悪い言霊に毒された百万言の美辞麗句・長編系詩よりもよき言霊の短詩系一句と花弁一枚である。
 日本民族とは、花弁に涙を流す人の事である。
 日本民族の「情緒的情感的な文系的現実思考」はここで洗練された。
 死への恐怖。
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 2022年3月号 Voice「言葉のリハビリテーション 森田真生
 何もしない勇気
 最適化された世界の窮屈さ
 ……
 太陽がのぼるのも、雲が動くのも、鳥が鳴くのも自分のためではない。だからこそ、目に見えるもの、耳に届く音に、素直に感覚を集めることができる。
 ……
 『浅はかな干渉』が生み出す害
 ……
 『注意の搾取』が奪い去ったもの
 私たちはときに、浅はかな理解や理論に基づく性急な行動で安心を手に入れようとする前に『何もしない』という知恵を働かせてみることも考えてみるべきなのだ。
 だが、人間の設計したもので溢れかえる現代の世界において、『何もしない』ことはますます難しくなっている。
 ……
 物思いに耽(ふけ)って電車を乗り過ごし、都会の真ん中で月を見上げて立ち止まる。スマホを横に置いて窓の外を眺め、ただ理由もなく鳥の鳴く声に耳を傾ける。……」
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 日本の本音。日本列島の裏の顔は、甚大な被害をもたらす雑多な自然災害、疫病蔓延、飢餓・餓死、大火などが同時多発的に頻発する複合災害地帯であった。
 日本民族は、弥生の大乱から現代に至るまで、数多の原因による、いさかい、小競り合い、合戦、戦争から争乱、内乱、内戦、暴動、騒乱、殺人事件まで数え切れないほどの殺し合いを繰り返してきた。
 日本は、煉獄もしくは地獄で、不幸に死んだ日本人は数百万人あるいは千数百万人にのぼる。
 災いをもたらす、荒魂、怨霊、悪い神、禍の神が日本を支配していた。
 地獄の様な日本の災害において、哲学、思想、主義主張そして奇跡と恩寵を売る信仰宗教(啓示宗教)は無力であった。
 日本民族の「理論的合理的な理系論理思考」はここで鍛えられた。
 生への渇望。
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 日本の甚大な被害をもたらす破壊的壊滅的自然災害は種類が多く、年中・季節に関係なく、昼夜に関係なく、日本列島のどこでも地形や条件に関係なく、同時多発的に複合的に起きる。
 それこそ、気が休まる暇がない程、生きた心地がない程であった。
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 仏とは、悟りを得て完全な真理を体得し正・善や邪・悪を超越し欲得を克服した聖者の事である。
 神には、和魂、御霊、善き神、福の神と荒魂、怨霊、悪い神、禍の神の二面性を持っている。
 神はコインの表裏のように変貌し、貧乏神は富裕神に、死神は生神に、疫病神は治療神・薬草神にそれぞれ変わるがゆえに、人々に害を為す貧乏神、死神、疫病神も神として祀られる。
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 日本の自然は、人智を越えた不条理が支配し、それは冒してはならない神々の領域であり、冒せば神罰があたる怖ろしい神聖な神域った。
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 日本の宗教とは、人智・人力では如何とも抗し難い不可思議に対して畏れ敬い、平伏して崇める崇拝宗教である。
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 現代の日本人は、歴史力・伝統力・文化力・宗教力がなく、古い歴史を教訓として学ぶ事がない。
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 日本を襲う高さ15メートル以上の巨大津波に、科学、哲学、思想、主義主張(イデオロギー)そして奇跡と恩寵を売る信仰宗教・啓示宗教は無力で役に立たない。
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 助かった日本人は、家族や知人が死んだのに自分だけ助かった事に罪悪感を抱き生きる事に自責の念で悶え苦しむ、そして、他人を助ける為に一緒に死んだ家族を思う時、生き残る為に他人を捨てても逃げてくれていればと想う。
 自分は自分、他人は他人、自分は他人の為ではなく自分の為の生きるべき、と日本人は考えている。
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 日本民族は、命を持って生きる為に生きてきた。
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