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関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。
・ ・ {東山道・美濃国・百姓の次男・栗山正博}・
日本民族の自然崇拝宗教は、琉球民族・アイヌ民族の自然共生宗教と同様に、数万年前の石器時代・縄文時代から始まっている。
日本神道(宮中神道、神社神道、諸派神道)は、民族中心神話・天孫降臨神話が成立した数千年前の弥生時代・古墳時代から始まっている。
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ハワイ大神宮の祭神
主祭神
アマテラス(天照皇大神):日本の最高神・女性神。天皇家の祖先神。伊勢神宮。
アメノミナカヌシ(天之御中主神):古事記・日本書紀。
相殿
八百万命神
ジョージ・ワシントン(アメリカ合衆国初代大統領)
エイブラハム・リンカーン(アメリカ合衆国16代大統領)
カメハメハ大王(ハワイ王国初代国王)
カラカウア大王(ハワイ王国第7代国王)
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2022年4月30日 MicrosoftNews AERA dot.「米国大統領を祀る「ハワイ大神宮」の知られざる歴史とは? 移民と神社の深い関係
© AERA dot. 提供 ハワイ大神宮
世界が目まぐるしく動いているので、目を離すとすぐに情勢についていけなくなりそうな気配である。このような時でもやはり日本はのんびりしている。平和な時代が続くとどこの世界でもこんなふうになってしまうのかもしれない。
江戸時代はまさに今の日本のように、平和で外敵もなく、数年に一度襲ってくる天変地異と飢饉だけが不安の要素だった。突然、海外からの船舶が渡来するようになり、困った幕府は見ないようにしたが、その後、日本人たちは混乱と困窮に喘ぐ生活へとまっしぐら、それまでほとんど選択肢になかった、海外への移民を目指す人が多く現れることとなった。
■ハワイへ最初に渡った移民たち
以前の稿でも触れたが、明治元年となる1868年ハワイへ向けた移民団が横浜から出港した。正確にはまだ江戸時代での出港予定だったため(戊辰戦争中)、新政府から見れば無許可渡航となってしまったこの人たちは、明治元年の渡航者という意味から「元年者」と呼ばれている。以前、手作りの神棚や仏壇のようなものが背景に映った色あせた写真をハワイのリサイクルショップで見かけたが、日本人移民たちの心の支えのようなものを見た気がした。移民たちは少しだけ豊かになった頃、自宅だけでなく自分たちの住む土地にお金を出し合い、祠を建てた。祀ったのは自分の先祖を含む「神さま」である。神の名前などない。
○海外にある最古の神社「ヒロ大神宮」
ハワイに最初に創建された神社は、ハワイ島のヒロにある「ヒロ大神宮」で、明治31(1898)年の明治天皇の誕生日(天長節、現・文化の日)に大和神社として建立された。この社は、ハワイ最古というだけでなく、日本国外にある最古の神社として、現在もヒロ国際空港から4キロほど離れた場所に位置している。祭神は、伊勢神宮と同じ天照大神と豊受大御神で、日本と同じようにお守りやご朱印をいただくこともできるし、絵馬も奉納できる。フラやカメハメハ大王などの朱印やハワイの花・オヒアレフアをあしらったお守りは華やかだ。残念ながら、現在ハワイ島にはヒロ大神宮以外は残っていない。
■オアフ島に集中する神社
ちなみにハワイ州の人口10大地域にはいる都市で、オアフ島以外なのは「ヒロ大神宮」のあるハワイ島のヒロとマウイ島のカフルイ(国際空港がある)だけで、ハワイ州の人口の7割近くはオアフ島に集中している(ホノルル国際空港のある島)。このせいでもないだろうが、ハワイに残る神社のほとんどはオアフ島にある。
「ヒロ大神宮」に次いで古いのが、明治36(1903)年に創建された「ハワイ大神宮」で、最初に祀られたのは「神さま」である。次いで、明治39(1906)年に「ハワイ出雲大社」が、島根県の出雲大社の分社として創建された。この他にもオアフ島には、「石鎚神社」「金刀比羅神社」「太宰府天満宮」「若宮稲荷神社」がある。
■すべての神社は破壊された
ハワイには日本仏教の寺院もあるが、元々日本固有の宗教である神道の社殿が海外に残っていることはかなり珍しい。ハワイ以外ではアメリカ本土とサイパン、ブラジルに残っているのみのようだ。ハワイに残っている神社も、第二次世界大戦後に神主や氏子たちの並々ならぬ努力の中で再建してきたもので、創建時の場所で復興できた社はない。第二次世界大戦中にことごとく、アメリカ政府によって破壊され、神主たちは勾留された。神道の神々は、天皇の先祖だということを知れば当然だったのかもしれないが、多くの神社は復活できなかったのである。
■復活できなかった神社の神々を合祀
それでも、終戦後すぐに「ハワイ出雲大社」は倉庫を社殿として活動を再開、その後、1万人以上の署名を集めて社殿返還を求めて運動を始めた。「ハワイ金刀比羅神社・ハワイ太宰府天満宮」も昭和25年に裁判で勝訴し、敷地を取り戻した。社名に金刀比羅と天満宮の名を冠しているが、実はこの社、オアフ島で復活できなかった23社の神々を合祀し、20柱以上の神が祀られている。合併された神社の名をみると、日本の地方を代表する大神社ばかりで、ハワイへ移民した日本人が全国から広く集まってきたことがよくわかる。
■米国大統領を祀る「ハワイ大神宮」
さて、最後に「ハワイ大神宮」について紹介しておこう。現在はワイキキから車で20分弱ほどの距離にある「クイーン・エマ・サマー・パレス」の奥に位置するが、このパレスはシャーマンがよいパワーを持つ場所として選んだ土地に建てられた。「ハワイ大神宮」はそんな場所へ戦後移転してきた。
現在の祭神は、天照皇大神と天之御中主神、加えてアメリカの初代大統領・ジョージ・ワシントンと、アメリカ復興の大統領といわれるエイブラハム・リンカーン、そしてハワイの初代王さま・カメハメハ大王、7代国王・カラカウア大王と八百万命神である。世界中探しても、ワシントンやリンカーンが神となっているのは、ここハワイくらいであろう。
歴史を紐解くと、日本人がハワイへ渡ってきた頃は、まだハワイはハワイ王朝が治める王国で、苦しいながらも生きる糧のようなものがあったのだろう。その後、神社が各地に創建され始めたのは、アメリカにハワイが力づくで併合された直後からだ。移民の日本人たちにとっては、再び為政者が誰だかわからなくなる混乱の日々が始まったのだ。233年前の4月30日、ハワイで神となったジョージ・ワシントンが初代大統領に就任した。日本に住まう神と歴史には何らかの関係があるのではないかと改めて思う次第である。(文・写真:『東京のパワースポットを歩く』・鈴子)」
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ウィキペディア
ハワイにおける日本人移民(ハワイにおけるにほんじんいみん、英語:Japanese settlement in Hawaii)とは、1868年以降、労働者として日本からハワイ王国(1893年-1897年ハワイ共和国、1898年のハワイ併合後はアメリカ合衆国ハワイ準州)へ移住していった人びとを指す。1900年までの国や民間企業の斡旋によりやって来た移民を契約移民、以降1908年までの移民を自由移民と呼称する。
契約移民
1886年(明治19年)1月28日、日布移民条約が結ばれ、ハワイへの移民が公式に許可されるようになり、政府の斡旋した移民は官約移民と呼ばれた。1894年に民間に委託されるまで、約29,000人がハワイへ渡った。
1884年、最初の移民600人の公募に対し、28,000人の応募があり、946名が東京市号に乗り込み、ハワイへと渡った。
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© 2020 ハワイ州観光局
2015.11.29
沖縄からハワイへの移民
ここがポイント
日本からハワイへの移民の歴史の中では後発であった沖縄からの移民ですが、戦後の沖縄県との強固な関係も含め、現在のウチナーンチュはハワイの日系人の中にあって重要な位置を占めています。
ハワイに残る沖縄からの移民の足跡
1900年に、沖縄からの初の移民がハワイに到着しています。
30名が沖縄で募られましたが、検疫などを理由に実際にハワイへ入国出来た者は20数名に留まりました。オアフ島、真珠湾の西側に、砂糖産業が盛んに行われていたワイパフと呼ばれる地域があります。そのワイパフの丘の上、ワイピオ地区が、沖縄からの最初の入植者が働いた場所でた。
それから遡ること15年。1885年に明治政府が正式に認めた官約移民が初めてハワイに到着し、各島の砂糖農園に入植し始めました。ハワイ日系移民史を研究されていた篠遠和子さんの資料によると、第一回船「シティーオブトーキョー号」でホノルルに到着した人々944名の内、山口県出身者が420名、広島県からが222名と、二県が圧倒的な数に及んでいます。二十世紀になると、沖縄からのハワイ移住者は増え続け、各島の砂糖農園に入植して行きます。ハワイ在住日系人に関する人口資料によると、1924年(大正13年)には、広島出身者約3万人、そして山口、熊本に続き、沖縄出身者数は第4番目、16,536名にも達していました。
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ハワイは朝鮮とは違い真からの親日・知日で、ハワイ人は朝鮮人とは違い心からの日本人の友・友人、親友そして戦友であった。
ハワイは、アメリカの侵略からハワイ民族の祖国・文化・伝統・宗教・言語そして生きよう・生き様を守る為に、ハワイ王家と日本天皇家との姻戚、ハワイ王国と天皇国家との攻守同盟を切望していた。
が、日本はロシアとの絶望的な自衛戦争を控えてアメリカと敵対する事を避けるべく、ハワイ国王の要請を拒否し、ハワイ王国を見捨てた。
東郷平八郎は、ハワイ王国を併合して滅ぼしたアメリを日本の脅威であると警戒し、日本をアメリカの軍事侵略から守る為に日本海軍を反米へと誘導して、軍艦建艦による八八艦隊新設するという大海軍構想を進めた。
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ウィキペディア
ハワイ大神宮(Daijingu temple of Hawaii)は、アメリカ合衆国ハワイ州オアフ島ホノルル市に鎮座する神社(神明神社)。ホノルル大神宮とも呼ばれる。オアフ島最古の神社である。
歴史
1903年(明治36年)、高知の移民千屋松恵がホノルルのアアラ・レーンに創祀。
1907年(明治40年)、日本から川崎正郷を宮司として迎える。
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ヒロ大神宮(英称:Hilo Daijingu)は、アメリカ合衆国ハワイ州ハワイ島ヒロに鎮座する神社(神明神社)。旧称は大和神社(やまとじんじゃ)。日本国外で最古の歴史を持つ神社。布哇島総鎮守。
祭神 天照皇大神
歴史 1898年(明治31年)11月3日、初代宮司合志覚太により創建。
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LaniLani ハワイ観光「パワースポット ご利益2倍!? ハワイにある日本の寺社仏閣
2022.01.01 views:2,712 オアフ島 ハワイ観光 パワースポット ホノルル
ご利益2倍!? ハワイにある日本の寺社仏閣 ハワイの産業を支える労働力としてハワイへ渡った日系移民は、さまざまな日本の文化を持ち込んだが、日本の信仰もそのひとつだった。今回は、今も訪れることができるハワイの寺社仏閣を紹介する。
もくじ
1,ハワイ金刀比羅神社・ハワイ太宰府天満宮/Hawaii Kotohira Jinsha-Hawaii Dazaifu Tenmangu
2,ハワイ出雲大社/Izumo Taishakyo Mission of Hawaii
3,ハワイ大神宮/Daijingu temple of Hawaii
4,平等院テンプル ハワイ/Byodo-in Temple Hawaii
1,ハワイ金刀比羅神社・ハワイ太宰府天満宮/Hawaii Kotohira Jinsha-Hawaii Dazaifu Tenmangu
ホノルルの西側に位置するカリヒ地区にあるのが「ハワイ金刀比羅神社・ハワイ太宰府天満宮」だ。1920年、ハワイ金刀比羅神社として日系移民が設立し1932年に現在の場所に移転された。現在は金刀比羅宮、太宰府天満宮、白崎八幡宮、大瀧神社、水天宮、稲荷神社、海津見神社など7柱の神様を合祀し、一度にお参りできる場所として多くの人が訪れている。
お守りは日本と同じものもみられるが、ハイビスカスやホヌ(ウミガメ)、ハワイ諸島と虹が描かれたお守りはハワイならでは。また9.11の時に作られたという星条旗のお守りは日本のどこにも売られていないので観光客に人気があるという。また空の旅の安全を願う航空安全のお守りや、ハワイで楽しむ人が多いゴルフのお守りなどもある。
自分用はもちろん、お世話になっている人や友達などへのお土産におすすめ。 毎年元旦には0:00~17:00まで初詣客を迎える催しが開催されている。獅子舞(Shishimai lion dance)や太鼓の演奏が行われるほか、暖かい雑煮がふるまわれて多くの人で賑わう。10月から11月の七五三の期間には、あらかじめ予約を入れれば、ご祈祷を受けることもできる。着物のレンタルや着付、ヘアメークなどもお願いできるので、興味があれば公式サイトで確認しよう。ハワイの神社・天満宮で初詣や七五三のお参りにいくのもハワイ旅行のよい思い出になるだろう。
ハワイ金刀比羅神社・ハワイ太宰府天満宮/Hawaii Kotohira Jinsha-Hawaii Dazaifu Tenmangu アクセス+店舗情報
ハワイ金刀比羅神社・ハワイ太宰府天満宮/Hawaii Kotohira Jinsha-Hawaii Dazaifu Tenmangu
住所: 1239 Olomea St, Honolulu
電話番号: 808-841-4755
営業時間: 8:30~16:30
定休日: 無休
URL: http://www.e-shrine.org/
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ハワイ金刀比羅神社・ハワイ太宰府天満宮/Hawaii Kotohira Jinsha - Hawaii Dazaifu Tenmangu
ご利益もいっぱい?!7柱の神様を祀る神社”金刀羅(こんぴら)さん” と “天神さん” の愛称で知られる2つの本殿がある神社。1920年に金比羅宮(香川)、1952年に太宰府天満宮(福岡)より、それぞれ分霊されホノルルに建立。そのほか、境内には水天宮(福岡)、白崎...
2,ハワイ出雲大社/Izumo Taishakyo Mission of Hawaii
チャイナタウンの西端にある「ハワイ出雲大社」は縁結びの神様として知られている島根県の出雲大社に、正式に認められている神社である。1906年に島根県にある出雲大社からの命によってハワイへと渡った広島出身の神職(宮司)によって移民達のため創祀された神社で、「出雲大社ハワイ分院」とも呼ばれており、島根県の出雲大社教布哇教会所として正式に認めらた後「出雲大社教布哇分院」に昇格した。 アメリカ建国200年記念を迎えた1976年には、ハワイ巡業を行っていた横綱による土俵入りも奉納された。
1922年に建てられた現在の大社境内には日本の神社と同じように狛犬や手水舎が見られるが、ハワイらしく狛犬にはレイがかけられ、手水舎にはペーパータオルが設置されている。社務所ではさまざまなお札やお守りが頒布されており、中にはハワイらしいサーファーのお守りや、ホノルルマラソン大会などに参加する人のためのマラソンのお守りなど、ここでしか手に入らないお守りを授かることができる。
今話題の御朱印帳も、日本の出雲大社では販売されていないハワイならではの模様が描かれたもので、お土産として入手する観光客も多い。ワイキキからも近くザ・バスやトロリーなどでもアクセスしやすいので、ぜひ一度訪れてみてほしい。
3,ハワイ出雲大社/Izumo Taishakyo Mission of Hawaii アクセス+店舗情報
ハワイ出雲大社/Izumo Taishakyo Mission of Hawaii
住所: 215 N Kukui St, Honolulu
電話番号: 808-538-7778
営業時間: 8:30~17:00
定休日: 無休
URL: http://izumo-taishakyo-hawaii.com/
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ハワイ出雲大社/Izumo Taishakyo Mission of Hawaii
チャイナタウン、レジェンド川の向かい。ハワイのNo.1縁結びスポットとして名高いこじんまりとした神社。1906年に島根県にある出雲大社の分社として建立され、本堂から運ばれた注連縄が風格を表している。周辺はかつて日本人街であったため、現在もハワイに住む日系...
3,ハワイ大神宮/Daijingu temple of Hawaii
ハワイで最も古い歴史を持つ神社のひとつである「ハワイ大神宮」。王族達の避暑地として知られている、オアフ島随一のパワースポット「ヌウアヌ」にあるこの神社は、1903年に高知から移民として太平洋を渡った千屋松恵によって創祀された。 太平洋戦争の時代には関係者が抑留され活動も禁止になった。社殿も競売にかけられることになったものの、終戦後に元は民家だった現在の場所へと移転した。格式の高い伊勢神社の分社として天照皇大神と天之御中主神を主祭神としてお祀りするほか、相殿神としてハワイ王国初代国王のカメハメハ大王、第7代国王カラカウアに加え、アメリカ合衆国の初代大統領ジョージワシントンと第16代大統領エイブラハム・リンカーン、さらに八百万神が合祀されている。
宮司が常駐しているのでご祈祷してもらうこともでき、社務所ではカラフルな袋に入ったお守りやペットの首輪に付けるお守り、蛙をかたどった財布に入れるお守りなど、いろいろなお守りを授かることができる。また御神札や絵馬も入手でき、おみくじは英語と日本語で書かれている。9月にはお祭り(年次大祭)が開催され、太鼓の演奏や御神輿が練り歩き、多くの人で賑わう。日本の文化も根付いているハワイで、お伊勢参りに出かけてみてはいかがだろう。
ハワイ大神宮/Daijingu temple of Hawaii アクセス+店舗情報
ハワイ大神宮/Daijingu temple of Hawaii
住所: 61 Puiwa Rd, Honolulu
電話番号: 808-595-3102
営業時間: 8:00~17:00
定休日: 無休
URL: https://daijingutemple.org/
4,平等院テンプル ハワイ/Byodo-in Temple Hawaii
カネオヘにある「平等院テンプル」は、明治元年にハワイへ渡った日本人移民の百周年記念として、1968年にキリスト教から仏教までさまざまな宗教が混在している民営の公園墓地「バレー・オブ・ザ・テンプルズ・メモリアルパーク」の頂上に建てられた。3年の歳月と2億6千万円をかけて建てられた鳳凰堂は、京都府宇治にある鳳凰堂の1/3の大きさで、内部には日本人のMasuzo Inui さんが制作した高さ3メートルほどの阿弥陀如来像があり、その周囲にもあらゆる宗教のマークが飾られている。
境内には鐘撞き堂もあり自由に鐘をつくことができる。また、お土産屋さんでは法被やはちまきなど欧米人が喜びそうなお土産を販売しているほか、鯉の餌も販売しており、建物の周囲に広がる広い池で泳ぐ大きな鯉にあげると、鯉が一斉に寄ってくる姿が楽しめる。 また敷地内には黒鳥(ブラックスワン)やクジャクなど多くの小動物がいるので、ファミリーで訪れれば子どもも喜ぶだろう。この施設は特定の宗派を祀った寺社仏閣ではないが、後方にそびえるコオラウ山脈と共に趣のある佇まいを持っており、一見の価値がある場所だ。
平等院テンプル ハワイ/Byodo-in Temple Hawaii アクセス+店舗情報
平等院テンプル ハワイ/Byodo-in Temple Hawaii
住所: 47-200 Kahekili Hwy, Kaneohe
電話番号: 808-239-8811
営業時間: 8:30~17:00
定休日: 無休
URL: http://www.byodo-in.com/
移民達が持ち込んだ日本の信仰は、ハワイの文化を取り入れて独特の趣へと変化を遂げたものが多い。しかし、その多くは日本の神社から正式に認められたものだ。このような背景を持つハワイの神社を参拝すれば、日本とハワイの2倍の御利益をいただけるかもしれない。
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伊勢神宮が大好き!
ハワイのホノルルにあった!日本人の心の故郷
ハワイにあった!日本人の心のふるさと。
「何でこんなとこにザ・日本的施設があるの!!」
そんな場所に訪れてみるのも、ちょっとしたおみやげ話になるんじゃないでしょうか?
ハワイ・ホノルルに「日本人の心のふるさと」が存在していることを知っていますか?
「うーん 日本人の心のふるさと・・・
ハワイ出雲大社って言いたいんじゃないの?」
もう、そのネタは古いから!
そうですよねー
でも、違います。
確かに、さま~ずさんの番組で紹介されたり、他にもメディアで取材されたり、ハワイ出雲大社はそれなりに有名ですよね!
でも、今回は
伊勢神宮なんです。
この記事では
「伊勢神宮の分社なのにアメリカの英雄たちの神社!」
「ハワイ大神宮の役割」
「アクセス方法」について紹介します。
伊勢神宮といっても実際には伊勢の神宮ではないので布哇大神宮(ハワイ大神宮)です。
神宮の分社ですから主祭神は、もちろん伊勢神宮の内宮の神様「天照大御神」です。
正式には、Daijingu temple of Hawaii と表記します。
この布哇大神宮(ハワイ大神宮)は、実は誰もが知っている有名な英雄たちの神社でもあるんです。
アノ英雄たちの神社!
ハワイビーチ
Photo.by:ume-y
アノ英雄とは、誰だかわかりますか?
ヒントは「南の国の大王は~♪」
え!?
そうです。
ハワイといえば、カメハメハ大王!
そして、ハワイ州もアメリカ合衆国ですよね。
ということで初代大統領のジョージ・ワシントン!
さらに、第16代大統領のアブラハム・リンカーン
アメリカの英雄たちが、ご祭神として祀られているんです!
だから、布哇大神宮(ハワイ大神宮)へ行くと日本の神様だけでなく、アメリカの大英雄にも参拝できてしまうんです!
でも・・・
アメリカの英雄を祀っていても、伊勢神宮の分社なの?
そうですねー
確かに本当なのって感じです。
ハワイ大神宮は、立派な神明造の社殿ではありません。
歴史もそんなに古くはありません。
でも、布哇大神宮(ハワイ大神宮)は神宮司庁(伊勢神宮)の総務部の職員さんも認知している正式な伊勢信仰の神社。
それに伊勢神宮は日本人の心のふるさと、精神だと称されますよね?
そう考えると、アメリカ、ハワイの人々の心のよりどころである英雄たちが祀られていても不思議ではないのかも。
アメリカなら心のよりどころは、イエスキリストじゃないの?
そんな突っ込みがありそうですが、そこはスルーってことで(笑)
もうひとつ突っ込まれそうなこと「伊勢神宮が日本人の心のふるさとなのか?」
って疑問があるかも知れません。
正直、私も「心のふるさとかなー?」って思っていました。
でも、この布哇大神宮(ハワイ大神宮)の創建から現代に至るまでの歴史にふれて考え方が変わりました。
確かに「日本人の心のふるさと」なんだなって思いました。
その理由は、当時ハワイは遠く離れた異国。
そのハワイに開拓移民として日本から渡った日系一世の人たち。
「私たちは日本人」
「ふるさと、祖国は日本」
そんな開拓移民たちにとっての心の支え、依代としてハワイ大神宮が1903年(明治36年)に移民たちの手によって創建されました。
ハワイ大神宮の役割
伊勢神宮ゼロ磁場
「日本人の宗教的な信仰の継承」
「伊勢神宮を崇敬することによる日本人の確認」
「日本の伝統芸能や国技の継承」
そのため、相撲、歌舞伎芝居等の娯楽の興行も行われていました。
ハワイ大神宮の創建は日系人たちの心の支え、依代というだけではない。
日本人であることの証と誇りを継承していくという意義もあったのではないでしょうか。
創建の後、戦争という悲しい出来事が起きます。
戦争が始まると、接収され、神社は閉鎖。
当時の宮司は拘留。1943年(昭和18年)に一旦はご神体を日本に遷宮することになりました。
それでも、日系人の人たちは極秘裏に祭事をしてきたといいます。
戦時中、戦後と私たちの想像がつかない苦労の中でハワイ大神宮再建を果たした。
それは、やはり日系人たちにとっての祖国「日本」の精神が「伊勢神宮」であり、それが日本人の証だという強い意志があったのではないでしょうか。
布哇大神宮(ハワイ大神宮)へのアクセス
ワイキキから車で約20分、チャイナタウンの直ぐ隣。
アラモアナセンターから55番・57番・57A番のTheBusで約20分。
最後に
この夏の人気の海外旅行先はハワイ、グアムらしいです。
家族でハワイやグアムに旅行の計画をしている人もいるのではないでしょうか。
はじめてならガイドブックに紹介されている有名なエリアでのショッピングやマリンスポーツを楽しむのも良いですよね!
でも、何度もハワイを訪れている人は若干マンネリ感があるかも知れません。
そんな人は、ハワイの旅行ガイドにも、ほとんど紹介されていない「布哇大神宮(ハワイ大神宮)」を訪れてみるのも面白いかも知れませんね!
伊勢神宮のいろいろ
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舞の道 記事
BLOG
海外にも神社があるって本当?その理由と代表的な4つの神社
海外 神社 ハワイ ブラジル
世界には様々な宗教があり、それぞれ世界各地で信仰されています。日本についても、「仏教」はもちろん、「キリスト教」の教会や集会場は至る所にありますし、「ユダヤ教」や「イスラム教」の団体も存在しています。では、日本古来の信仰である、「神道」はどうなのでしょう。神道は日本の民族宗教として広まった「八百万の神」を崇拝する信仰です。この神道は海外ではどのように扱われているのでしょうか。
実は海外にも神道の信仰の対象として「神社」が存在しています。
ここでは、この海外の神社についてご紹介していきます。なぜ、日本の宗教である神道の施設「神社」が海外にあるのか、また、海外の神社で何が行われているのか、この記事でお答えします。
元巫女による創作舞はこちら
舞の道 観音舞2017.12.20
舞の道 観音舞
https://mainomichi.com
舞は祈りそのもの 祈りという枠さえ超えた純粋なる命の輝き 生命は歌い宇宙は踊る…
目次 [開く]
海外の神社について
海外に神社が存在する理由
なぜ、日本古来の信仰である「神道」の施設である神社が、海外にあるのでしょう。それは、「海を渡った日本人」が故郷である日本を思い、心の拠り所として日本の神々をお祀りした神社を建てたのが始まりとなっています。
また、最近ではアメリカ、ヨーロッパで日本の文化が注目されており、「神道」という信仰に「興味を持った現地の人々」が建てた神社も存在しています。
このどちらの神社も日本の神社本庁とは関わりがなく、管轄の対象とはなっていませんが、地元の人々はこの神社を信仰の拠り所として生活しているのです。
海外の神社でできること
海外には現在26の神社が存在しています。太平洋戦争前にはさらにたくさんの神社が創建されましたが、現在ではそのほとんどが破壊され、廃絶となっています。その後再建された神社もありますが、それは「文化遺産」としての復興となり、信仰の対象となっていない神社も多いのです。
ヨーロッパでは、現地の外国人による神職が在任し、祭祀を行っているところや、日系人によるお祭りが行われていたり、お守りや御朱印の授与を行っている神社もあります。
ここからは実際にある海外神社で有名なところを一部ご紹介していきます。主祭神や活動内容の違いなどを見ていきましょう。
一度は訪れる価値あり!海外の神社の紹介
<ハワイ島>国外最古の神社ハワイ出雲大社
ハワイ出雲大社は、1885年(明治18年)の日布移民条約でハワイに移民した日本人によって1906年(明治39年)に創祀された神社です。島根県にある出雲大社の分社となり、主祭神は「大国主命(おおくにぬしのかみ)」となっています。
第二次世界大戦中は、神職はアメリカ本土に抑留され、教団は解散となりましたが、終戦後に活動の再開が認められ、現在も活動が行われています。
新年の三が日の初詣では地元の人々を中心に1万人を超える参拝者が訪れ、日系人だけでなく、様々な人種の人々に利用されています。
毎年8月6日には、「広島平和の鐘」において、「仏教」・「キリスト教」・「ユダヤ教」など他宗教の人々と共に世界平和の祈りが捧げられています。
<アメリカ>アメリカ椿大神社(つばきおおかみやしろ)
三重県鈴鹿にある椿大神社の分社で主祭神は「猿田彦大神(さるたひこおおかみ)」となっています。
1987年(昭和63年)に北米初の神社として創建され、現在も神職の資格を得た現地のアメリカ人が禰宜を務め、活動しています。
初詣や、例大祭、七五三などの祭祀を行っている他、日本文化の発信のために合気道や神道についてのセミナーや地元のお祭りへの参加など、積極的に活動を続けています。
<フランス>ヨーロッパ発の神社和光神社
三重県「水屋神社」の分祀として2006年に創建されたフランス初の神社です。真言宗光明院の境内にあり、フランス人の住職が祭祀を務めています。
<ブラジル>南米神宮
ブラジルでは現在、大小合わせて12の神社が存在しています。ブラジル植民地の消滅と共に以前あった神社はなくなり、その後に創建された神社となっています。
サンパウロにある南米神宮は2008年(平成20年)に創建され、主祭神を「天照大御神(あまてらすおおかみ)」とした様々な祭祀が行われている神社です。
七五三や、厄払いの他、神前結婚式も行われており、お守りなどの授与もできます。
元巫女による創作舞はこちら
舞の道 観音舞2017.12.20
舞の道 観音舞
https://mainomichi.com
舞は祈りそのもの 祈りという枠さえ超えた純粋なる命の輝き 生命は歌い宇宙は踊る…
【まとめ】海外の神社について
海外に神社が存在する理由
海を渡った日本人が故郷である日本を思い、心の拠り所として日本の神々をお祀りした神社を建てた。
「神道」という信仰に興味を持った現地の人々が建てた。
日本の神社本庁とは関わりがなく、管轄の対象外となっている。
海外の神社でできること
太平洋戦争前に多くの神社が建てられたが、その後廃絶された神社がほとんど。
再建された神社は「文化遺産」としての復興となり、信仰の対象となっていない神社も多い。
ヨーロッパでは、現地の外国人による神職が在任し、祭祀を行っているところもある。
日系人によるお祭りが行われていたり、お守りや御朱印の授与を行っている神社もある。
日本では当たり前のようにある神社ですが、海外の、日本とは違う景色の中で見る神社はまた違った雰囲気を持っています。神道は開祖や教典もなく、日本人の心から生まれた宗教ですので、海外においても神社を依代として神々に祈りを捧げることができます。海外に訪れた際は異文化の中にある、日本の文化を感じることで、また違った日本人の心を得られるかも知れませんね。
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