💍5)─1─皇位継承の行方。男系皇位継承と女系皇位継承で国論は分裂。〜No.20 

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   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・   
 女系皇位継承は、憲法・法律で合法とする皇統での正当性がある。
 男系皇位継承は、伝統・歴史・神話・宗教の民族的血筋を血統とした正統性がある。
 国民の70%以上が、血統ではなく皇統としての女性天皇女系天皇に賛成している。
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 2019年10月23日 産経新聞「男系皇位継承を堅持 旧宮家男子の皇族復帰 自民有志「護る会」提言
 日本の尊厳と国益を護る会の代表幹事、青山繁晴参院議員(春名中撮影) 
 自民党保守系有志議員による「日本の尊厳と国益を護(まも)る会」(代表幹事・青山繁晴参院議員)は23日、父方に天皇がいる男系の皇位継承を堅持する具体案を盛り込んだ提言を発表した。11月中旬の大嘗祭(だいじょうさい)が終了後、安倍晋三首相が海外出張から帰国するのを待って直接手渡し、政府の安定的な皇位継承に向けた検討に反映させたい考えだ。
 提言は「女系天皇」につながりかねない「女性宮家創設」に否定的で、皇室典範改正や特例法制定によって旧宮家の男子が皇族に復帰できるようにすることが柱だ。立法府の円満な合意形成を重視し、特例法に比重を置いている。
 具体的には、旧宮家の男子が現皇族の養子か女性皇族の婿養子になるか、国民の理解に基づく立法措置後、了承の意思があれば皇族に復帰できるようにする。後者に関し、提言では「10代5人、20代前半2人」の旧宮家の男子が存在するとした。現在の皇位継承順位は一切変えないことも明記した。
 青山氏は記者会見で、皇位継承のあり方に関し「大嘗祭が終われば速やかに具体的検討に入っていただきたい。この提言を必ず入れろということではなく、他の意見も十分責任を持って勘案していただきたい」と政府に求めた。
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 11月24日 産経新聞甘利明氏、女系天皇「最終的選択として容認すべき」
 自民党甘利明税調会長
 自民党甘利明税調会長は24日のフジテレビ番組で、皇位継承をめぐり、母方が天皇の血筋を引く女系天皇を認めるべきだとの考えを示した。皇位継承順位に関し「男系を中心に順位を付け、最終的選択としては女系も容認すべきだ」と語った。
 父方に天皇を持つ女性天皇と異なり、女系天皇は前例がない。安倍晋三首相は皇位継承のあり方について「古来、男系継承が例外なく行われたことの重要性を踏まえ、慎重に検討していきたい」との方針を表明している。」
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 11月25日 産経新聞「自民・甘利氏、女系天皇「積極的に容認したわけではない」
 甘利明氏=21日午後、東京・永田町の党本部
 自民党甘利明税調会長は25日、自身がフジテレビ番組で女系天皇を容認する考えを示したことについて「積極的に女系天皇を容認したわけではない」と述べた。党本部で記者団に語った。「将来、男系男子の継承が存続の危機に陥ったときに備えて、いろいろな議論をしておくべきで、もうこれ以外ないというときに結論が出てくるのではないか」とも話し、今後の議論に委ねる考えを示した。
 甘利氏は24日に出演したフジテレビ番組で、皇位継承に関し、母方のみに天皇がいる女系天皇を認めるべきかを問われ「男系を中心に(継承)順位を付け、最終的選択としては女系も容認すべきだ」と述べていた。
 甘利氏は25日、皇位継承に対する考え方を記者団に聞かれ、「連綿と続いてきた皇位継承の歴史は世界に誇る崇高な歴史で、決して絶やしてはならない。男系男子が大原則だ」と強調した。
 岸田文雄政調会長は25日の記者会見で「皇室の長い歴史、伝統を考えた場合、女系天皇は慎重に検討すべきだ」と話し、二階俊博幹事長は「(甘利氏は)個人の意見を述べられたのではないか。私からコメントする必要はない」と述べた。」
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 11月26日 産経新聞女系天皇容認と受け止められかねない発言相次ぐ 自民
 皇位継承をめぐり、女系天皇を容認すると受け止められかねない発言が自民党幹部から相次いでいる。
 二階俊博幹事長は26日の記者会見で、女性天皇女系天皇についての見解を問われ、「男女平等、民主主義の社会を念頭に入れて問題を考えればおのずから結論は出るだろう」と述べた。発言の真意に関しては「そういうことも念頭に入れて審議いただければ結構だ」と語った。
 女系天皇をめぐっては、甘利明税調会長が24日のフジテレビ番組で「男系を中心に順位を付け、最終的選択としては女系も容認すべきだ」と発言。後に「積極的に女系天皇を容認したわけではない」と説明した。
 女性天皇は過去に「中継ぎ」として10代8人存在したが、母方が天皇の血筋を引く女系天皇は過去に例がない。皇位は常に男系で継承されてきた。
 鈴木俊一総務会長は26日の記者会見で「結論みたいなものはない。いろいろな議論を聞きながら考えを深めていきたい」と明言を避けた。」
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