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・ ・ {東山道・美濃国・百姓の次男・栗山正博}・
日本の宗教・信仰には、世界の宗教観念では理解不能に陥る異常・異端ともいうべき「水子供養」がごく自然の存在する。
日本全国に水子・子供霊を模るキャラクターが溢れている。
ゆるキャラも妖怪・物の怪も、その大半が大人ではなく子供である。
何故子供なのか、それは国の宝ではなく、大人とは違って神仏に近い存在で生命力に溢れた存在と考えられていたからである。
子供を特別な存在と考えていたと同時に、中絶も盛んに行われていた。
日本人は、不運にも生まれず流れた胎児やどうにもならない分けがあって中絶してしまつた胎児に対する申し訳なさと、一度、一寸でも血と肉体そして魂と情で親子の絆を結んだ縁に対して、命尽きるまで決して忘れはしないという覚悟で「水子供養」を続けている。
それは、罪の償いではなく生きる者の務めであった。
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