🏯35)─1─現代日本には、武士道精神、百姓根性、商人矜持、職人意地はない。〜No.66No.67 

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   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・   
 昔の日本人は、罪の意識ではなく恥の意識で行動していた。
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 戦前までの教育と戦後の教育は、180度、正反対である。
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 現代日本人男性は、反戦平和教育で草食化し、「何かの為」に戦うという事を放棄した。
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 弱い者をイジメたり女や子供に危害を加え泣かすのは、男の恥であり、最低な人間であり、人間のクズとして、軽蔑されバカにされた。
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 日本民族日本人は、素直、正直を信条とし、約束は守り、嘘をつかず欺かず、穢れを怖れ、恥を嫌った。
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 2019年5月24日号 週刊朝日「令和時代 男について考える  
 ああ、日本はどうなってしまうのだ。作家佐藤愛子の嘆きはやまない。相次ぐ父親による虐待事件に、今の男の衰弱ぶりを指弾する。男尊女卑から男女平等へ・・・。そんな敗戦後ひろがった価値観に、男性劣化の始まりを見る。その昔、『思想上の敵』のために奔走した、硬骨漢の父へと筆は及んだ。
 佐藤愛子
 女性を置き去り
 スタコラ逃げ恥とは思わず
 あれはいつのことだったか。アベックという今は古漬けの茄子みたいになった言葉だが、それが便利に使われていた頃のことだ。
 一組のアベックが夜更の公園をそぞろ歩いていたところへ、2人組だか3人組だったかの暴漢が現れて金を出せと迫った。するとアベックの男の方が、やにわに逃げ出した。女性は取り残され、その後、どんな目に会ったか、殺されはしなかったと思うが、酷い目に会ったことは確かである。肝腎のことを覚えていないのは『男が逃げた』という事実にあまりのことに受けたショックのためかもしれない。全くそんなことは私には考えられないことだったのだ。
 男が逃げた! 女をおっぽって! スタコラ逃げた──。
 何ということだ。愛する女のために闘わずに逃げるとは、それはそれまでの私には想像を絶する男の姿だった。
 敗戦によってそれまでの我々日本人が信奉して来た価値観の大方がひっくり返ったことはあらかた承知してはいたが、だからといってこうもあっさり男が本性を晒け出す姿を見せつけられると、ああ日本は敗れたのだという思いが改めて胸にきたのだ。
 『これからは女も闘う力を持たなければならなくなったよ』
 と私は娘にいい聞かせた。自分の身は自分で守らなければならない。男に頼ってはいられなくなったのだ。中学生だった娘は頷いて、
 『男女平等だからね』
 といったのだった。
 敵と闘うよりも自分の身を守る
 それが始まったように思う。私はその頃から男の変化に気がつくようになったのだったお思う(女性の変化はそれより大分後だ)。戦争に負けてから、『男尊女卑』は『男女平等』に変わった。男からは『男意識』が消えた。敵と闘う『男の本能』は『自分の身を守る本能』に代わった。女を置き去りにしてスタコラ逃げ出す自分を恥だとは思わなくなった。ある男性はこういった。
 『逃げたのはむしろ勇気ですよ。彼は正直だ。誰だって怖いものは怖いんだからね』
 バイロンは『人は負けるとわかっていても闘わなければならぬ時がある』といったそうだけど、と私がいいかけると、彼は遮っていった。
 『ぼくはいいたかい。負けるとわかっているに闘う奴はバカであるとね』
 『なるほど』
 としか私はいえない。だがそういったからといって同意したわけではなかった。同意しないが反論するのにはエネルギーが要る。日本は負けるとわかっている戦争を(勝つつもりで)しかけて、どん底に落ちたのだから。
 『敵』とも意気投合
 持ち金すべて渡す
 ……」
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 現代の日本にとって、経済力や軍事力などの総合国力からして、アメリカや中国共産党と闘っても勝てない。
 特に、国際的な情報戦・宣伝戦・法律戦の三戦で、日本は中国共産党に対して全戦全敗である。
 つまりは、無駄な努力としか言いようがない惨めさである。
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 昔の日本は、冷静に合理的に科学的に考えれば戦えば99%負けるとわかっている大国(清国=中国、ロシア、アメリカ)に対して、1%の勝利、最後は勝てるとの信念で、惨めに逃げる事なく戦争を仕掛けていた。
 日本の戦法は、弱者の戦法として「先を越す、先の一手」のみである。
 その成功例が、真珠湾奇襲攻撃である。
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 日本民族日本人は、日清戦争日露戦争を無鉄砲な勢いで始め、勝利したのは必然ではなく偶然と幸運であった。
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 現代日本人は、武士の一分、体面、名誉、領地、家名を守る為に、戦えば負けて殺される事がわかっていても、強者・勝者に挑むという武士・サムライの子孫ではない。
 同様に、百姓でも、商人でも、職人でもない。
 現代日本人は、伝統を守ってきた民族的な庶民ではなく、伝統を切り捨てた国際的な人民・労働者である。
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 昔の日本は、「泣く子と地頭(じとう)には勝てぬ」社会であった。
 地頭とは。広辞苑第6版
 「平安時代。荘園の領主が土地管理のために現地に置いた荘官
 鎌倉・室町時代の職名。1185年(文治1)源頼朝が、行家・義経を捕らえる名目で、勅許を得て各地の荘園・公領に置いた職。御家人が任命され、荘園・公領内の警察・刑事裁判権をもち、次第に在地領主として成長した。承久の乱以前に任命されたものを本補地頭、以降のものを新補地頭という。
 江戸時代。知行所を持つ領主。旗本や、各藩で知行地に徴税の権をもった家臣などをいう。また、主として東北地方で、名子(なご)を使役した領主。」
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 中世キリスト教会や白人キリスト教徒商人は、日本人をアフリカ人同様に奴隷として売買して大金を稼いでいた。
 日本人を売ったのは日本人である。
 日本人キリシタンは、奴隷として売られていく日本人を見捨てた。
 寺社仏閣を破壊し、国土を教皇領としてキリスト教会に寄進したのも日本人キリシタンである。
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 ロシア人共産主義者中国共産党は、イデオロギーの為に逃げ惑う日本人、特に女性や子供を虐殺した。
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 キリスト教朝鮮人テロリストや日本人共産主義者テロリストは、天皇制度を廃絶し、皇室を消滅させ、日本を崩壊させるべく、昭和天皇や皇族を殺すべくつけ狙っていた。
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 北朝鮮による日本人拉致事件
 左翼・左派の政治家、メディア関係者、学者達は、北朝鮮が非人道的極悪国家犯罪を認めるまで拉致事件を否定し北朝鮮を擁護していた。
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 日本は、古代から外敵(中国・朝鮮)に味方する裏切り者という「獅子身中の虫」を抱え、戦後はその数が増加している。 
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 2019年5月22日 産経新聞尖閣周辺に中国船 41日連続
 沖縄県尖閣諸島周辺の領海外側にある接続水域で22日、中国海警局の船4隻が航行しているのを海上保安庁の巡視船が確認した。尖閣周辺で中国当局の船が確認されるのは41日連続。
 第11管区海上保安本部(那覇)によると、1隻は機関砲のようなものを搭載。領海に近づかないよう巡視船が警告した。」
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 5月21日 産経新聞「交流団体理事長の日本人に懲役6年 中国、スパイ罪で判決
 【北京=西見由章】中国の北京市第二中級人民法院(地裁)は21日、スパイ罪に問われた日中青年交流協会の鈴木英司理事長に懲役6年の実刑判決を言い渡した。5万元(約80万円)の個人財産没収も命じた。日本政府関係者が明らかにした。
 鈴木氏は30年以上にわたって日中交流行事などに携わっていた。2016年7月、交流イベントに参加するため北京に渡航した際に拘束され、17年6月に起訴された。
 中国当局は2015年以降、スパイ活動に関与したなどとして少なくとも日本人の男女13人を拘束、9人を起訴。鈴木氏を含めて8人に15~5年の実刑判決を言い渡した。昨年2月に広州市国家安全局が拘束した大手商社、伊藤忠商事の40代の男性社員が公判中となっている。
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 中国共産党は、結党以来反日派敵日派として日本を狙っている。
 中国資本は、最先端技術を持っていても経営難に苦しむ日本企業を買収し、土地や建物を買い漁っている。
 日本に移住してくる中国人移民が静かに増加し、日本各地に中国人移住区、チャイナタウンが生まれつつある。
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 日本人の本性は、冷酷、冷血、薄情、非情で、感情を表に出さず、本音を言わず、何を思い考えているかわからなない。
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 甘えを許さず、他人を頼る事を認めず、全てが自業自得として、自己責任、自助努力、自力救済で生きなければならなかった。
 信用して頼るのは、己が一人だけである。
 国家は国民を見捨てる。
 国も、政府も、行政も、家族も、兄弟も、夫婦も、親子も、孫も、友人知人さえも、誰も彼も、自分以外はあてにはならないし信用できない。
 生活するに大事なのは、人の絆や繋がりよりも、物よりも、金である。
 新聞も、雑紙も、テレビも、ラジオも、老後の生活費の話ばかりである。
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 御上、強者、勝者、上司・上役に媚び諂い、言われる前に空気を読み忖度して行動する。
 弱者、敗者、部下・下役に対して、傲慢に上司面して権力を振るって虐げる。
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 日本社会には、人権否定のイジメ、嫌がらせ、無視、差別が横行し、虐待や暴力が日常的に当たり前のように繰り返されるブラック社会であった。
 組織もまた、ブラック組織である。
 日本には、救いは少なかった。
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