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2019年 5月1日11:02 msnニュース 毎日新聞「皇居二重橋「新元号万歳!」の歓声
© 毎日新聞 平成最後の日を迎え、皇居前広場を訪れた大勢の人たち=東京都千代田区で2019年4月30日午後4時24分、手塚耕一郎撮影
「平成」から「令和」へ――。東京都千代田区の皇居正門(二重橋)付近や渋谷のスクランブル交差点には30日深夜、改元の瞬間や「新元号最初の朝」を迎えようと、大勢の人が集まった。
二重橋付近では改元10秒前になると、群衆からカウントダウンを刻む声が自然にわき起こり、改元の瞬間には「新元号万歳!」との歓声も上がった。
「せっかく時代が変わるなら、皇居で迎えたいと思って来た」。そう語った台東区の会社員、尾川怜(さとし)さん(34)は「平成は平和だったので、令和も平和であり続けてほしい」と望んだ。
また、この日のために岡山県から家族4人で上京してきたという末藤永三郎さん(44)は「結婚をして家族ができたのが平成だった。令和は、家族で一緒にいる時間をたくさん持てるようにしたい」と語った。
一夜明けた1日、雨が上がった「令和最初の朝」も、二重橋付近は訪れる人が絶えず、新元号を書いた紙を掲げて記念撮影する姿もみられた。
大田区の会社員、高橋紫苑(しおん)さん(21)は「平成が終わったのは名残惜しいが、今日、新しい天皇が即位するということで、日本人らしく気を引き締めていきたい」と話した。
また、アルゼンチンから旅行で訪れたというミゲル・ファブリティさん(33)は「母国のアルゼンチンには王様がおらず、日本の天皇のことはよく分からないが、歴史的な瞬間に立ち会えてうれしい。一生の思い出になると思う」と笑顔をみせた。【片平知宏、竹内麻子】
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5月1日11:14 産経新聞「「即位後朝見の儀」始まる
「即位後朝見の儀」でおことばを受け取られる天皇陛下=1日午前11時13分、皇居・宮殿「松の間」(代表撮影)
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第126代天皇に1日即位した天皇陛下が、皇居・宮殿「松の間」で国民の代表と即位後初めて面会される「即位後朝見の儀」が同日午前、始まった。天皇として初めてのお言葉を述べられる。
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5月1日11:34 産経新聞「即位後朝見の儀における天皇陛下のお言葉全文
「即位後朝見の儀」でおことばを述べられる天皇陛下=1日午前11時14分、皇居・宮殿「松の間」(代表撮影)
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日本国憲法及び皇室典範特例法の定めるところにより、ここに皇位を継承しました。
この身に負った重責を思うと粛然たる思いがします。
顧みれば、上皇陛下には御即位より、三十年以上の長きにわたり、世界の平和と国民の幸せを願われ、いかなる時も国民と苦楽を共にされながら、その強い御(み)心を御自身のお姿でお示しになりつつ、一つ一つのお務めに真摯に取り組んでこられました。上皇陛下がお示しになった象徴としてのお姿に心からの敬意と感謝を申し上げます。
ここに、皇位を継承するに当たり、上皇陛下のこれまでの歩みに深く思いを致し、また、歴代の天皇のなさりようを心にとどめ、自己の研鑽(さん)に励むとともに、常に国民を思い、国民に寄り添いながら、憲法にのっとり、日本国及び日本国民統合の象徴としての責務を果たすことを誓い、国民の幸せと国の一層の発展、そして世界の平和を切に希望します。
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5月1日16:28 産経新聞「天皇陛下の即位報じる号外発行 「時代を実感できる」
渋谷のハチ公前では天皇陛下即位の号外が配られた=1日午後1時19分、東京都渋谷区(佐藤徳昭撮影)
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天皇陛下が即位の儀式に臨まれたのを受けて、新聞各紙は1日、繁華街などで号外を配布した。令和の新時代の幕開けを伝える歴史的な紙面とあり、人々は次々と手を伸ばした。
産経新聞は同日、号外5600部を発行。銀座・有楽町や新橋など都内5カ所で配布した。このうち東京都港区のJR新橋駅前では午後1時ごろに配布が始まると、あっという間に人だかりができ、皇位継承儀式「剣璽等承継(けんじとうしょうけい)の儀」や「即位後朝見の儀」の様子を伝える内容に見入っていた。
号外を集めているという東京都世田谷区の鳥塚辰彦さん(59)は、「天皇陛下とは同い年で親近感を持てる。号外を手にした方が、時代の移ろいを実感できる」と笑顔。神奈川県横須賀市の蛯名優有子さん(51)は「テレビでも特集が続き、お祝いムード。号外は記念になるし、SNS(会員制交流サイト)にアップするつもり」と話した。
新聞各紙は、元号が「令和」と発表された4月1日にも号外を発行。「歴史の証」を求めて高齢者から若者までが殺到し、IT全盛の時代の中、紙媒体の号外の価値が改めて評価された現象として話題となった。」
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5月1日21:28 産経新聞「晴れの御代替わり 天皇陛下「自己研鑽」御決意
「即位後朝見の儀」を終え、「松の間」を出られる天皇、皇后両陛下=1日午前11時18分、皇居・宮殿「松の間」(代表撮影)
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歴代の天皇のなさりようを心にとどめ、自己の研鑽(けんさん)に励む-。1日に即位の儀式に臨んだ天皇陛下の初めてのお言葉は、歴史学者らしい姿勢とともに、象徴への道のりが緒に就いたばかりであることを印象づけられた。譲位に伴う世代交代は華やかに、清新の気に満ちた中で進められた。
即位の儀式「剣璽等承継(けんじとうしょうけい)の儀」と「即位後朝見(ちょうけん)の儀」が行われたのは、4月30日の退位の儀式と同じ皇居・宮殿「松の間」。昭和天皇崩御の2日後で、国民、社会全体が悲しみの中にあった平成の即位の儀式とは対照的に、「晴れの儀式」として営まれた。
「三種の神器」などを受け継ぐ剣璽等承継の儀に続き、国民の代表と対面されたのが即位後朝見の儀。中央の壇上に最高位の勲章「大勲位菊花章頸飾(けいしょく)」を首から下げた陛下が立たれ、ティアラ(宝冠)とネックレスを輝かせた皇后さまが寄り添われた。
皇嗣(こうし)秋篠宮さまと常陸宮さまは勲章付きのえんび服という正装のお姿。秋篠宮妃紀子さまをはじめ女性の成年皇族10方が勲章、ティアラを着用したロングドレスという装束で、華美な雰囲気に花を添えられた。
陛下は天皇として初めてのお言葉で、上皇さまの在り方を踏襲するように「国民」という表現を6回用い、「常に国民を思い、国民に寄り添いながら」象徴の責務を果たすことを誓われた。その一方で、歴代天皇の振る舞いに留意し、自己研鑽することへの決意も表明された。これは上皇さまのご即位時にはなかったフレーズだ。
陛下は高校から継続的に歴代天皇の事蹟(じせき)を教わり、大学で歴史学を専攻された。ここ数年は、中世の天皇が飢饉(ききん)や疫病で苦しむ人々の安寧を祈り、各地に送った般若心経の写経を精力的に見て回られてきた。
「粛然たる思い」。126代続いた皇位を継承する重責も吐露された。ただ、最後に「国民の幸せと国の一層の発展、そして世界の平和を切に希望します」と述べられた声色には、力強さがみなぎっていた。
儀式を終え、壇から降りて退出する際、前日の上皇さまが上皇后さまに手を差し伸べられたのに対し、しっかりとした足取りで歩みを進められた陛下、皇后さまのお姿からは、新時代への希望があふれていた。
皇太子時代から陛下を支えてきた小田野展丈(おだの・のぶたけ)侍従長は1日夜の就任会見で「お二方とも笑顔で最後まで務められてよかった」と胸をなで下ろしていた。」
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