✒113}─1─叱咤激励のスパルタ教育。虐待ではない厳しさ51%・甘さではない優しさ49%。 〜No.349No.350  *    


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 関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。
   ・   ・   【東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博】・   
 人口激減や人口爆発で激変する時代は、心持ったスパルタ教育でなければ生きられず、心なき褒めて育てる教育は死か奴隷しかない。
 日本が迎える人口激減時代は、甘えが許されない厳しいサバイバルの時代である。
 他人をあてにせず、他人に依存せず、一人で自律して生活しなければならない。
 が、日本列島は世界有数の自然災害多発地帯である為に、他人と助け合い励まし合い慰め合う、相互補完共生でなければ生き残れない過酷な環境である。
 そこに、世界では理解できない日本独自の「おかげさま」「おたがいさま」「もったいない」が生まれた。
 そして、子供は神様から授かった宝である。
 子供を授けてくれた神様とは、天地創造の創り主である絶対神ではなく、血と身体・命と霊魂・心と志が繋がっている祖先神・氏神の人神である。
 子孫は、祖先神・氏神の人神への感謝の気持ちと大人の責任から子を大切に「躾」けた。 
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 2016年11月号 SAPIO「『新・スパルタ教育』が日本を救う
 人材を育てる秘訣はやはり『厳しさ』にある。
 『子供は褒めて伸ばせ』『多様な個性を尊重せよ』──学校教育や企業研修の場で最近よく言われる風潮だ。そんな時流に逆らうかの如く、厳しい育て方で目を見張る人材を育てている『新・スパルタ教育』の現場を追った。
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 幼児教育 広野真嗣
 サッカー日本代表武藤嘉紀、女優の土屋太鳳もここの出身者
 泣きながら走る子供たち──入園希望者殺到の〝スポ根幼児園〟
 運動会は年3回。朝のお迎えバスが到着する先は園舎でなくグラウンド──そんな〝スポ根幼児園〟が、入園キャンセル待ちが列をなすほどの人気だ。熱血の先生に食らいつき、泣きながら走る園児たち。幼い子供を相手にしたスパルタ教育の現場を取材した。
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 『せいの、9しゅう!』
 『ちゃんと全員が声を出さないと終わらないよ。遊んでいるんじゃないんだよ』
 東京觥世田谷区八幡山
 明治大学ラグビー部に隣接したグラウンドに、若い先生の叱咤を受けながら走る子供たちの息遣いが聞こえる。1周150mのコースを、約70人の5歳児たち(年長組)が4列縦隊を組み、裸足で駆けている。
 息遣いに嗚咽が混じることも、この学年ではもう稀になってくるという。〝スポ根幼児園〟の1日はこうして始まる。
 正式名は『バディスポーツ幼児園』。1981年に鈴木威・園長(66歳)が設立した『認可外保育施設』だ。園児4人からスタートし、現在は都内4ヵ所、神奈川3ヵ所で開園。総勢1,700人が通うマンモス幼児園となった。
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 なぜここまでやるのかと問うと、鈴木園長の答えは明快だった。
 『今の子供は自分に厳しいことをやらないから、中高生の部活だって続かない。スポーツは自分の力で乗り越えなければ技は身につかないし、誰かに代わってもらうこともできない。「卒園できない」と言われれば、子供も努力せざるを得ないでしょう。追い込まれる体験が必要なんです。ただ秘訣があって、「絶対やれ」と要求する内容は「やれば必ずできる」ことだけ。そうして取り組んで「やればできる」という体験ができる』
 根性を身につけて卒業
 理屈はわかっても、その突き抜けた徹底指導についていけず途中でやめる人もいる。送迎バスの前で癇癪を起こして登園に抵抗する園児の姿は可哀想でもある。
 そうした指導法に世間の目が最も厳しくなったのは12年、2歳の園児がプールで溺れ、救急車で運ばれる事故が起きた時。一時は入園希望者が急減したが、迷いながらも事故の翌年度入園させたのは、上の子を通わせていた〝リピーター〟の親たちだった。
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 近所の怖いオヤジ代わり
 鈴木園長自身は中学・高校と陸上部に所属した。大学で体育教師の資格を取ったが、教師にはならず清掃会社を起業したビジネスマンの顔を持つ。園長が語る。
 『子供を叱る近所の怖いオヤジがいなくなった今、親を鍛えないといけない時代です。泣いて登園を拒む子に対し、心を鬼にして園に置き去りにできる人は〝厳しくて優しい親〟。迎えに来た時には「今日もよく頑張ったね」と褒めてあげる。
 これに対して〝甘くてあたる親〟は無理はせず連れて帰る道すがら「泣かないって言ったくせに」と子供にあたってしまう。ゆとり世代の親自身が、自分に甘いのです。
 幼児期に子供の意思なんてない。親の覚悟を決めれば子供は諦めてやります』
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 荒れる成人式で若者を一喝した前高知県知事が語る
 いま必要なのは教師へのスパルタ教育だ!
 かつて荒れる成人式で若者を一喝し話題となった橋本大二郎・前高知県知事は『子供の心を育てる教師にこそスパルタ教育が必要』と説く。
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 橋本大二郎
 15年前の『事件』のことは今でも話題になります。
 高知県知事時代の01年、高知市の成人式で体育館の2階にいたグループが僕を名指しして、『(話が)長いぞ』『帰れ』などとヤジった。思わずカッとして、『静かにしろ! 出ていけ!』と怒鳴ってしまった。
 反響は大きく、多くの人から『よくぞ言ってくれた』と喝采されました。みなさん、成人式で暴れる若者が疎ましかったけど、厳しく注意できなかったんです。
 元々、僕はリベラルなイメージでしたが、あの一件で『気骨がある』と評価が高まりました。今も、若者に配慮や迎合だけでなく、厳しく接するスパルタ教育が必要だと思っています。
 だけど最近は、若者をいきなり怒鳴ると、何をされるかわからない怖さがあります。急にキレて殴りかかってくるかもしれません。
 昔は家庭や地域がしっかり情操教育をしたけれど、今は家庭も地域も崩壊している。道徳観の育っていない若者や子供を厳しく指導しても反発されるだけです。
 まず必要なのは、『人としての大切な基本』をきっちりと教えることです。
 そういう生の経験を経て、子供は道徳観を身につけます。家庭や地域が力を失った現在、それを教える場は学校しかありません。
 ただし、今の教師にその能力があるか疑問です。だからまず、基本的な道徳や共感力を子供に教えられる教師を養成することが大切です。子供の心が育っていないのに厳しく指導しても、逆効果になるだけです。
 まずは教師こそ、スパルタ教育が必要なのかもしれません」
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 褒めて育てられる時代は、命と生活が保障された平和な時代あり、不自由もなく、不安もなく、充ち足りた豊かな時代である。
 ゆとりを持って、あくせくする必要がない幸せな時代である。
 明日はおろか一寸先もわからない激動期では、褒めて育てられる子育ては通用しない。
 自力で生きられず、耐えず他者に依存しないと生きられない子供を量産するのみである。
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 褒められて育つ人材は、指示待ち、命令待ちの、使い捨てにされる奴隷の様な能力・実力の乏しい人間のみである。
 或いは、与えられた命令・指示を忠実に処理する、癖の少ない使い勝手の良い便利なだけの人間である。
 厳しく育てられた人材とは、自分で考え、自分で判断し、自分で責任を持って行動する自立した高い人材である。
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 人口激減の社会で活躍する有能な人材は、日本人が少数派となり、有能な外国人が多数派となる。
 無能な日本人は、有能で高給取りに外国人上司の部下となり安月給でコマネズミの様に働く事になる。
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 褒めて育てるか、厳しく育てるか、それは子供の特性による。
 心がひ弱で耐性心が育たない子供は、褒めるしかない。
 心が強く耐性心が育つ子供は、厳しくすべきである。
 釈迦も、人に合わせて説法を変える。
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 スパルタ教育は、人格否定や人権無視の理不尽な虐待や差別ではない。
 ついてこれる子は残り、ついてこられない子は去っていく。
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 人口激減した日本を襲う未曾有の事態は、生易しい状況ではない。

 

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自立と依存の心理 (PHP文庫)

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