💄67)─1─日本のジェンダー、フェミニスト、ウーマンリブ。医学界と女医。〜No.135No.136 @ 

ジェンダーで学ぶ社会学〔全訂新版〕

ジェンダーで学ぶ社会学〔全訂新版〕

  • 発売日: 2015/10/08
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
   ・   ・   ・
 関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。
   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・   
 非現実の理想論、現実無視の正論が、日本を衰退させ滅ぼす。
   ・   ・   ・   
 日本医療のグローバル化への一里塚。
   ・   ・   ・   
 アメリカなど外国人移民が多い国では、女性医師や外国人医師も多い。
 日本で増える外国人外科医師とは、中国人医師や韓国人医師で、欧米の白人医師は限りなく少ない。
 外国人移民が増えれば、将来的にその子弟から移民系日本人医者が誕生する。
   ・   ・   ・   
 少子高齢化した日本で、増えた外国人医師・外国人看護師・外国人介護士などが日本人老人の死を看取る。
 死んだ日本人を、日本人に代わって外国人労働者が処分する。
 少子高齢化とは、多死社会である。
 日本民族日本人は、毎日、バタバタと老衰か病気で死んで人口を激減させていく。
   ・   ・   ・   
 少子高齢化による人口激減で大学に進学する若者は減少し、現代の幾つかの大学は学生が減って廃校に追い込まれる。
 その人口激減=学生減少の波は、医科大学・歯科大学・薬科大学にも容赦なく押し寄せる。
 貧富の格差で教育の格差が広がれば、高額の授業料や入学時の多額の寄付金を払える家庭の子弟しか入学できなくなる。
 つまり、男女差に関係なく日本人で医者・歯医者・薬剤師になる者は限りなく少なくなる。
 人口激減とは、そういう事である。
 日本人医師は減少し、日本人老人が日本全国で溢れかえる。
 そして、診察医療が間に合わない多死社会となる。
   ・   ・   ・   
 2018年8月31日号 週刊朝日「ニッポン スッポン ポン  北原みのり
 医療界、相撲界と同じ
 東京医大の差別入試問題が発覚した翌日、いてもたってもいられず、東京医大の前でデモを呼びかけた。そのことをきっかけに、3人の当事者と話す機会があった(8月9日時点)。不正があったとされる年に東京医大を受け、不合格になった女性たちだ。
 医療界は狭い。声をあげることが、後の自分のキャリアにどう影響するのか。そう考えれば沈黙を選ぶ当事者は少なくない。もちろん、私にコンタクトしてくれた女性たちだって同様だ。それでもと連絡をしてくれたのは『これは自分だけの問題じゃない』『未来の職場を改善することにつながるはずだ』『こんな悔しい思いを二度としたくない、他の女性にもさせたくない』という思いからだ。
 今回、医療関係者ほど『こんなことは昔からあった』と言いたがることに驚いている。男女比調整しなけれりゃ女医が増えるとか、そもそも男女には脳の性差があるから物理を難しくて女性が入れないようにしてきたと、女性は出産・子育てして職場に迷惑をかけるとか。科学的根拠を重んじ、理性を尊ぶべき医者の言うことじゃない。
 それでも、『女医が増えると困る』と考える背景に、一人の当事者は『医学部にジェンダー教育が一切ないことも問題だ』と言っていた。ジェンダーが何かを知らず、ピラミッド型の医局の人間関係ばかりをみていたら、そういう考えにもなるだろうと。例えば女性が外科を目指したとして、医局のトップの男性が『うちは休めないよ』『女性はいないよ』と言えば、それは察しろという意味だ。そういう中で男は自分の手下になるような男を選び、性差別構造は再生産されていく。
 一緒に話を聞いていた弁護士が『相撲協会と同じだね』と言った。女を排除し、上にものを言えば、内側のローカルルールが世間で通用しないことを知らず特権的な地位を死守しようとする。ただ相撲協会には関わらずにすむが、医療界は避けて通れない。時代も社会の空気も読めず『女医はいらない』というのがまかり通っているお粗末な組織のありようは、私たちの健康に直結する重大事なんじゃないか。
 医療界に人たちは、『女性の比率が調整されることは暗黙の了解、受験生もわかっているはず。だから女は人一倍頑張るし、女医は優秀なんだ』と言いたがる。当事者からすれば、女性の点数が操作されているなんて考えたこともなかった。女性比率が極端に低い大学の受験は女は物理が苦手だから・・・という迷信をむりやり納得して・・・というか納得するしかない気持ちで勉強してきたのだ。
 当事者の声が集まりつつある。東京医大だけでなく、他大学で受けた面接についても声をあげている方がいる。面接で、結婚したらどうする?妊娠したら?ということを女性受験生は聞かれることがあるという。いつの時代の話だよ。
 ブラックボックスは開いた。相撲協会からふつーのまともな医療界に向けて。日本社会全ての人が、当事者なのだ」
   ・   ・   ・   
 少子高齢化時代。将来ある子供が減少し、老い先短い老人が増加する。
 死に行く人を慰め・励まし・勇気付けられるのは、男性より女性である。
 多死社会で必要になるのは、女医である。
   ・   ・   ・   
 2018年8月22日 産経ニュース「【ニュースの深層】実は「女医にかかれば長生きする」 明るみに出た医学界の闇、構造変革できるのか
 医学界は男尊女卑の闇に包まれていたのか。東京医科大(東京都新宿区)の入試で、女子受験生を一律減点していた問題は、一大学の不正にとどまらず、医学界全体に波及しつつある。女性差別と指摘される背景には、医療現場の過酷な実態が映し出されているが、「女性医師にかかれば生存率が高い」というデータも注目を集めており、医学界の構造変革は急務な情勢だ。(社会部 天野健作)
 「悪しき慣行が続いていた」と調査委
 「10年前から医学部の入試で、女性が増えすぎて困り、何らかの操作がされているのではとの噂があった。(今回の不正入試は)やっぱりねとの思い。女性が正当に評価されず、長い間あまりにも人権を踏みにじってきた。男女共同参画とかウソばかり」
 女性医師らでつくる「日本女性医療者連合」の対馬ルリ子理事(産婦人科医)はそう憤る。
 東京医科大の内部調査委員会がまとめた報告書によると、不正の背景には「寄付金集めの狙い」があったとしている。大学OBから、子弟を多く入れろというプレッシャーがあったともされるが、調査委は「悪しき慣行が続いていた」と断罪した。
 さらに女子受験生を一律に減点していた理由について、結婚や出産を踏まえて「年齢を重ねるとアクティビティー(活動)が下がる」との考え方があったと指摘する。
 文部科学省は全国の国公私立大の医学部医学科を対象に緊急調査を始めた。他の大学でも同様のことがある可能性が指摘されている。
 「眼科医と皮膚科医だらけに」と西川医師
 「パンドラの箱」を開けてしまったのではないか。医学界では、こうした実態を「常識」と捉えるような意見もある。
 タレントの西川史子医師はTBSの番組に出演し、女子受験生の一律減点を「当たり前です。(東京医大に)限れないです。全部がそうです」と話した。
 その理由として成績上位を合格させると、「女性ばっかりになっちゃう。女の子の方が優秀」とし、女性の合格者を増やすと、「眼科医と皮膚科医だらけになっちゃう」と続けた。さらに外科医は力が必要で「男性ができることと、女性ができることは違う」と述べ、外科医に女性が少ないことを肯定した。
 確かに、厚生労働省の平成28年末時点の調査によると、女医は全体の21・1%だが、皮膚科では47・5%、眼科は38・3%で、西川医師の言う通り、女性の比率は高い。一方で、外科は5・8%、脳神経外科は5・5%とかなり低い。
 東京女子医科大心臓血管外科の冨澤康子助教は「外科医は特に男性の力が必要といわれるが、今は器具や設備も改良されて女性の力でも十分対応できる。環境をよく整えることが必要だ」と強調する。
 男性医師は女性患者の扱いに難?
 心筋梗塞(こうそく)になった場合、女医にかかる方が生存率が高い−。権威のある米科学誌「米科学アカデミー紀要」に8月6日、こんな研究成果が発表された。
 ハーバード大ミネソタ大などによるチームが、1991年から2010年の間にフロリダ州の救急外来に搬送された50万人以上の心筋梗塞患者を調べ上げた成果だ。研究によると、患者と医師のそれぞれの性別の組み合わせによって、生存率に違いがあることを発見したという。
 心筋梗塞で搬送される患者の死亡率は約12%。しかし女医が女性患者を担当した場合は、死亡率が5・4%低かった。男性医師が女性患者を担当した場合、女医が治療した男性患者に比べて、生存率は1・52%低かったという。
 その理由の考察では、男性医師は女性患者を治療する上で困難を感じていることや、女医の方が男性医師よりも手先の細やかさがあるのではなどの指摘もある。研究では、男性医師が女性患者を多く担当すれば、その医師が担当する女性患者の死亡率が減少することも示した。
 対馬医師は「女性は細やかに心を配り、患者に根気強く付き合う傾向がある。産婦人科でも大勢の女性が患者を支えている。女性と男性がうまくチームワークを組み、働きやすい現場になってほしい」と願う。」
   ・   ・   ・   
 日本民族日本人は激減し、外国人移民が増加する。
 戦前のような「産めよ増やせよ」政策で人口を増やさなければ、日本に残るのは若い外国人だけでる。
   ・   ・   ・   
 昔の日本男子は、仕事と家庭の二者択一に迫られた時、仕事が人の命に関わる事ならば迷わず仕事を選んできた。
 昔の日本女子は、家庭を引き受け、夫を仕事へと送り出していた。
 今後の日本人男性は、仕事より家庭を選ぶ事になるだろう。
 今後の日本人女性は、家庭を優先して、仕事を二の次にするようになる。
 昔の日本人は働き人であったが、今後の日本人は家庭人である。
   ・   ・   ・   
 減少する医師人口を補う最適な方法は、医療現場や介護現場にAIとロボットを導入し、治療と介護を人の手からコンピューターと機械に置き換える事である。
 緊急医療においてもAIとロボットを導入すれば、24時間、365日、年中無休で公平な診察と平等な治療を受ける事ができる。
 AIやロボットが診察・治療を行えば、ジェンダーは問題にならない。
 何故なら、AIやロボットには性別や人種・民族がないからである。
   ・   ・   ・   
 今後、医療現場に対するクレームが急増するならば、クレーム対策としてもAIやロボットは有効な方策となる。
   ・   ・   ・   
 医療現場で、日本人外科医が減少すれば、中国人外科医や韓国人外科医など外国人外科医が増えて日本人患者の治療を行うようになる。
 中国人医師は、反日中国共産党政府の認可を受けている。
   ・   ・   ・   
 経営難となった医療機関は、日本の銀行から融資が受けれなければ外国特に中国資本の融資に頼るしかなくなる。
 将来、日本の医療現場は中国資本の傘下に入る事になる。
   ・   ・   ・   
 人口激減で若者が減少し、貧富の格差で若者が貧しくなれば大学に進学する若者も減り、そして多額の授業料が掛かる医大への進学も更に減る。
 医大を含む大学は、学生を確保する為に外国(特に中国)から優秀な若者を入学させる。
 優秀な外国人(特に中国人)学生の入学という波は、何時かは医大にも及ぶ。
 日本政府は、人材を確保する為に外国人に招致を推進し始めている。
 医科を含む大学では、優秀な外国人(特に中国人)学生が増え、入学するのがやっとの学力しかない多くの日本学生は落ちこぼれていく。
 日本の高学歴出身知的エリートの比率は、外国人(特に中国人)が増えていく。
 最終的な競争では、外国人(特に中国人)人材の能力は日本人人材の才能を凌駕する。
 人口激減とは、そういう事である。
   ・   ・   ・   
 少数精鋭とは、多数の凡人の中から勝ち上げって組織されるのであって、少数の凡人の中で意図的に作り出されるのではない。
 少数精鋭は、人口爆発の産物である。
 例えれば、少数精鋭とは高級な備長炭である。
   ・   ・   ・   
 少子高齢化が進めば、医療現場では、生としての新生児誕生は減少し、死としての高齢者の認知症・寝たきりが急増する。
   ・   ・   ・   
 医療現場は、人口爆発期であれば「歓喜」として命の誕生で未来への明るい夢・希望が満ちあふれる、が、人口激減期では「悲嘆」として死に支配された明日の命さえ分からず陰鬱で気鬱に沈む。
   ・   ・   ・   
 生を扱えば医療は発展産業であるが、死を扱えば医療は衰退産業である。
   ・   ・   ・   
 意欲や野心のある優秀な日本人医師では、外国資本の傘下に入り衰退産業化した国内医療現場に嫌悪し絶望して、欧米に移住していく。
   ・   ・   ・   
 少子高齢化による人口激減で死ぬ向かう日本民族日本人にとって必要な医療とは、若い命を救う小児科や外科ではなく、死を安らかに迎えられる為の老人関連医科と内科である。
   ・   ・   ・   
 2018年9月1日号 週刊現代東京医大の不正入試で国民的議論
 試験の点数だけで選ぶと、こうなる
 医者は女性が8割に でも彼女たちは 外科医にはならない
 ──手術できない医者ばかりで、本当にいいのか
 心筋梗塞脳卒中で急に倒れて病院に搬送されても、執刀する医師がいない──。そんな悪夢のような未来が待っているかもしれない。『男女平等』もいいけれど、きれいごとだけでは物事は解決しない。
 不正は確かにダメだが・・・
 『今回の東京医科大学の不正入試問題で、医学部入試において女子だけを減点させるようなことは今後、困難になり、女子医学生や女医の割合は上昇していくでしょう。
 しかし、女医は外科のような多忙な診療科を避け、皮膚科や眼科、耳鼻咽喉科といった比較的仕事が楽な「マイカー科」を選択する割合が高い。当直や急変患者の多い産婦人科や小児科を選んだ上で、「当直・残業免除」を選択する人も多くいます。
 女子の医学部入学が増えたら、何が起こるのか。女医の数は増えたけれど、外科医が圧倒的に不足するようになります。すでに若手医師の東京への一極集中も進んでいますので、まずは地方で外科や救急科を閉鎖せざるを得なくなるでしょう』
 こう警鐘を鳴らすのはフリーランスの女性麻酔医・筒井冨美氏だ。
……
 東京医大が『不正入試』に手を染めていた背景には、女性医師は妊娠、出産を機に離職する割合が高く、医師の数を確保するためだったという事情が指摘されている。
 もちろん、女性というりゆうだけで、本来、公平なはずの入試の得点を減点するのは、あってはならないことだが。文部省で医学教育課長も務めた元文科省官房審議官の寺脇研氏もこう話す。
 『大学として「女性は合格させても、将来、医療の現場で使えない」と考えているならば、それを事前にオープンにすべきでしょう。東京女子医大は女子しか入れないわけですから、逆に東京医大は男子しか入れないということにしてもいいわけです。表向きは男女平等のフリをしながら、裏で女性を差別していたことが問題なのです』
 朝日新聞〈下駄を脱がせろ、女性に任せよ〉というタイトルのコラム(8月12日付朝刊)で、『暮らしの手帖』創刊編集長・花森安治の言葉を引きながらこう主張する。
 〈花森が存命なら、女子の入試点数を一律減点していた東京医科大を大いに叱ることだろう。大学前で男性優位に抗議する人が掲げた『下駄を脱がせろ』のプラカードにも共感するはずだ〉
 だが、『女性に任せ』れば、それで解決するのか。実際のところ、医師を目指すような女子学生は、男子学生に比べても試験が得意なタイプが多い。点数だけで『公平に』判断すれば女医が増えるのは間違いない。
 一方、現場では女子医学生が増えることを危惧している。医師の人材紹介会社『エムステージ』が現役医師に行ったアンケート調査で、実に65%が東京医大による女子受験生の一律減点について『理解できる』、『ある程度は理解できる』との回答を寄せているのだ。
 現在、医師の男女比は8対2だが、外科医に限定すると9割以上が男性だ。女性外科医の割合は5.7%にすぎない(14年医師・歯科医師・薬剤師調査)。診療科別の女性医師の割合は、皮膚科が46.1%、眼科が37.9%、麻酔科が37.7%となっている(同)。女性が外科を避ける傾向にあるのは、数字の上からも明らかだ。女子医学生の大半は、外科医にはならないのである。
 仮に男子受験生の『下駄を脱がせ』てしない、女子医学生が増えると、これまで外科を担ってきた男子学生が医学部から弾き出される。つまり、将来的に手術できない医者だけが増えてしまう。
 現役の女性外科医で漫画家のさーたり氏は、外科における男女差の内情をこう打ち明ける。
 『……やはり女性の外科医は男性と同じようには働けないですから』
 仕事には向き不向きがある
 彼女は、手術への好奇心から外科医を志し、外科医になっても、しばらくは自分が女性であることを意識しなかった。周囲には圧倒的に男性医師が多かったかが、彼らと同じ勤務体系で働いていたという。
 『担当する患者さんの中には、私を看護師だと勘違いする人もいましたし、女性が担当することを不安だと言われたこともありました。その分、気合いを入れて頑張ったのは確かですね。
 自分が女性だと意識するようになったのは、妊娠と出産を経験してからです。夫も医師で子育てにも協力的で理解があるのですが、それでも出産前と同じようにフルタイムでは働けなくなりました。多いときは月の半分近く当直に入っていたのですが、それがほとんどできなくなったのです。
 私が当直をいなくていいということは、その分、他の医師にしわ寄せがいっているということでもあります。女性も男性と同じように働くことは素晴らしいし、それを目指すべきだとは思いますが、女性と男性の外科医が同じ数になった場合、フォロー体制がきちんと取れるのかは疑問です』
 外科の医療現場では、体格のいい男性患者の体を動かす必要もあるし、苦痛から暴れる患者を押さえる場面もある。10時間以上に及ぶ長丁場の手術もしばしばだ。夜間の呼び出しにも対応しなければならない。入試の点数では測れない、体力が必要とされる。
 すべての仕事に向き不向きがあるように、外科医に男性が多くのは女性差別ではない。男性のほうがこの仕事に向いているだけだ。それがわかっているから、女子医学生は外科を選択しない。
 『さらに言えば、外科専門医は5年ごとに資格の更新があり、手術を一定数こなすことが条件になっています。女性が子育て期間中などで勤務時間が減ると、その条件をクリアできなくなるリスクもあります。
 また、今は複数の診療科で研修をする「スーパーローテート方式」が導入され、研修医の時点で外科の大変さが身に染みてわかるようになった。そのため、勢いや好奇心で外科を目指す人が大きく減ったとも言われています』(さーたり氏)
 前出の筒井氏は、女子医学生の『人生計画』も女医の外科離れの一因になっていると指摘する。
 『ここ10年、医療界でも産休育休・時短勤務の制度が整い、成績優秀な女子高生が医大に集中するようになりました(相対的に、男子受験生が弾かれる)。彼女たちは、医師になったあとは、スキルを磨くよりも、医師の夫を見つめることに励み、結婚し妊娠すれば、産休・育休を取得します。
 出産後に復職しても、「手術はしない」、「子持ちはキツい仕事を免除してもらう」、「週3回のパート勤務で十分」という姿勢の女医が増加中です。東京医大の不正入試は、こうした女医の対応に困ったという側面もあるのではないでしょうか』
 結局、困るのは私たち
 東京医大の不正入試は外科医を減らさないための『必要悪』だったと指摘する識者も多い。では、外科医を絶やさないためには、具体的にどうすればいいのか。前出のさーたり氏はこう言う。
 『単純にマンパワーを増やすしか方法はないと思います。そうすれば、たとえば出産や子育てで同じように働けない女性医師がいても、残った男性に大きなしわ寄せがいかずに済むはずです。大学病院はとくに慢性的な人手不足ですから、まずはそうした問題を解決することが何より重要ではないでしょうか』
 日本医師会は今回の不正入試事件を受けて、
 『公平性、平等性を欠く行為と言え、大変遺憾に思う。女性は確かに出産、子育てなどによって離職、休職せざるを得ないケースがあるが、入試段階で性別のみを理由に調整することは許されない。医療現場で女性が働きやすい環境整備を進めることが大事だ』
 との声明を発表した。だが、こrwも働き方に問題をすり替えているだけで、女子医学生が増えると、外科医がいなくなるという現実から目を背けた『理想論』にすぎない。何より、当の日本医師会が医師の数を増やすことに否定的だ。
 前出の寺脇氏が話す。
 『医師の数を仮に今の倍にすれば、過酷な労働環境は改善されるでしょうし、外科でもなんでも女性が安心して働けるようになる。ただ、これは現実問題として、簡単ではありません。それは日本医師会が難色を示しているからです。医師会は開業医が中心で、彼らが力を持っています。開業医にしてみれば、商売敵が増えるのは困るのでしょう。医者全体の数を増やすなという立場を取る日本医師会の状況を変えることが、何より大切ではないでしょうか』
 医学部入試で女性を差別するなと主張するのは簡単だが、一方で、女医が外科を選ばないのも事実だ。医学部が男子学生を確保しようとすれば、男女差の定員枠を設けるしかなさそうだが、これとて男女平等主義の立場から反論が寄せられるのが現在の風潮だろう。
 声高な正論がまかり通り、女医が増えた結果、外科医が減れば、手術はいったい誰がするのか。その結果を引き受けるのが、自分たちであることは忘れないほうがいい」
   ・   ・   ・    
 女性の得意分野と男性の得意分野は、生物学的に異なる。
 分野において男女が棲み分け補完・共助する事で、社会・組織は円滑に動き正常が保たれる。
 その均衡を破壊するのが、陰湿なジェンダーフェミニストウーマンリブである。
 陰険なジェンダーフェミニストウーマンリブにとって大事なのは自分の気持ちだけで、社会が混乱しようと、組織が崩壊しようと、利用者や患者が生き様が死のうがどんな不利益を被ろうと一切気にはしない。
 現代日本は、そうした日本になりつつある。
 そして、女系天皇女性天皇の即位賛成論。
   ・   ・   ・   
 少子高齢化によって人口激減する日本は、人を信用・信頼する性善説社会から、人を信用・信頼しない性悪説社会に変化する。
 世界の常識が性善説ではなく性悪説である以上、日本がグローバル化すれば日本社会は性悪説に改善される。
 外国人を移民として受け入れると言う事は、日本を性悪説社会に改造するという事である。
   ・   ・   ・   
 日本は、グローバル化と共に大きく変わらなければならないし、グローバル化の為にはこれまでのローカルを全て切り捨てる必要があるのかもしれない。
 日本人を別人にするの大改造である。
 日本民族性抹消の最適な方法が、外国人移民1,000万人計画である。
 外国人移民を1,000万人以上を受け入れれば、日本民族性は消滅し、民族主義ナショナリズム)も存在しなくなる。
   ・   ・   ・   
 人口激減時代とは、少生多死時代で、日本に家族なし・子供なしの死人が溢れる。
 寂しく虚しく哀れな孤独死孤立死・無縁死が、日本民族日本人の将来・未来である。
 それを選んだのは日本人である。
 誰のせいでもなく、ひとえに日本人が喜んで選んだ結果である。
 陰謀は存在しないが、もし陰謀論を作り信じたいと思うなら、日本の伝統的家庭・家族破壊を目指した共産主義者マルクス主義者)とメディアの共謀による日本民族根絶陰謀、と言うとこである。
 1980年代以降で一世を風靡した独身貴族、パラサイト・シングル、ペットが家族、お一人様など一人暮らしこそ理想的生き方と、推奨した人々による陰謀である。
 つまりは、同情の余地のない自業自得である。
   ・   ・   ・   
 結婚しない、結婚しても子供を作らない、若者が急増している。
 男性の精子力劣化(老化)と女性の卵子老化が、深刻なほど進んでいる。
 女性の卵子老化は、晩婚が原因である。
 男性の精子力劣化(老化)は、晩婚だけが原因ではなく肉体が問題である。
   ・   ・   ・   
 日本民族日本人は、子供を祖先神・氏神に近い宝として大切に育て、子孫につながる家庭・家族を大事に守ってきた。
 今、その日本民族日本人が消え失せようとしている。
   ・   ・   ・   
 日本民族日本人は消滅に向かっている民族である。
 その運命を受け入れる人々が、外国人移民受け入れ派である。
 日本民族日本人の復活・再生をかけた「産めよ殖えよ」策に猛反対する日本国民日本人は、日本民族日本人死滅・絶滅・消滅推進派である。
   ・   ・   ・   
 とち狂っている、悍ましいジェンダーフェミニストウーマンリブが掲げる分別なき絶対正義が、日本国を衰退させ、日本の伝統を破壊し、日本民族日本人を貧しくして不幸に突き落とす。
   ・   ・   ・   
 日本人女性は日本人男性より、優秀であり、賢い。
 能なしの日本人男性は、日本人女性に言い負かされる事が多い為に、悔し紛れに女性に暴力を振るう。
 家庭内暴力ドメスティックバイオレンス)は、日本と欧米で同じように見えて、その本質は違う。
 日本人男性は日本人女性に比べて、気が弱く、だらしがない。
 しょせん、日本の男性は日本人女性の掌の上で転がされる・踊らされる駄々っ子にすぎない。
 幼稚園や小学校低学年の子供社会を見れば、日本の男女関係は一目瞭然である。
 どう足掻こうとも、日本の男は日本の女に敵わない。
   ・   ・   ・   
 女の子や子供を泣かせるのは、「男の恥」として軽蔑され馬鹿にされ、事と次第に依ってた皆・集団から制裁を受けた。
   ・   ・   ・   
 江戸時代。離婚する時に夫は元妻に「三行半」を渡した。
 「三行半」は、女性を保護する為で証明書であった。
   ・   ・   ・   
 日本は、女性のカカァ天下、女房は山の神で、男は亭主関白もしくはダメ亭主である。
   ・   ・   ・   
 日本の最高神は、天皇家・皇室の祖先神である女性神天照大神である。
 日本の宗教界・精神界・神秘界を支配しているのは、太陽神の女性神と大地神の母神である。
 男性神・父神は、女性神・母神のために働く神である。
 生と死の淵源に存在する命の神も、女性神である。
   ・   ・   ・   
 日本でレディーファストが生まれなかったのは、社会や家庭が家父長制の男尊女卑ではなく、家母長制に近い女性上位・男性下位、女尊男卑であったためにである。
   ・   ・   ・   
 少数派の武家は男性上位であったが、多数派の庶民は女性上位であった。
   ・   ・   ・   
 天皇家・皇室の古層は、女性上位であった。
   ・   ・   ・    
 江戸時代に流行った心中・無理心中・一家心中は、男ではなく女が主導権を持ち、女が渋る男を死へと引きずり込んでいた。
 男が死を拒めば、女は男の不義を詰って呪い殺した。
 道明寺の安珍清姫である。
 日本の男は、日本の女に呪い殺される定めにある。
 それが分からない日本の男は、空気が読めない「愚か者」である。
   ・   ・   ・   
 日本の男は、女に対して不義理を犯しやすいダメ人間である。
 偉くも糞もないない、それが日本の男である。
    ・   ・   ・  
 部類の女にだらしのないがそれでも偉くなったのが、豊臣秀吉伊藤博文などの日本の偉人や英雄である。
 賢い女が、だらしない男を偉大にする。
 賢くない女が、くだらない男とさらにくだらない男にする。
 日本の男は、女次第である。
   ・   ・   ・   
 ムラ社会で決定権を持っていた長老は、翁ではなく老女であった。
 安達ヶ原の老婆=鬼女である。
 鬼子母神信仰である。
 立山のおんばさまなど、女性にまつわる恐ろしい物語が日本全国に存在する。
 八百屋お七
 四谷怪談。番町皿屋敷。鍋島の化け猫。
 女は嫉妬深く、若い女(少女は慈しむ)や美しい女(醜い女は守る)を憎み、呪い殺そし、激怒すると殺して食ってしまおうとする。
 大相撲の土俵が女人禁制になっているのも、その一つである。
 女人禁制とは女性蔑視・女性差別ではなく、気弱なひ弱ない男達の女性恐怖症が根底に存在する。
 日本の女は怖い!
   ・   ・   ・   
 日本の女性は、西洋は魔女に近い。
   ・   ・   ・   
 日本が女性恐怖症を克服し男性偏重社会になったのは、明治維新による近代化=近代の夜明け、儒教の「教育勅語」と西洋キリスト教の「近代教育」、そして戦後教育である。


   ・   ・   ・