💍21)─1─正統男系父系天皇支持者は少数派で世界の趨勢が理解できない時代遅れ。〜No.91 

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   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・  
 現代日本は世界の潮流に乗り遅れない為に、数万年前の石器時代縄文時代から守ってきた日本民族の歴史・文化・伝統・宗教を無価値としてゴミの様に捨てようとしている。
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 2022年1月9日06:30 MicrosoftNews 日刊ゲンダイDIGITAL「男系男子にこだわる一派が幅を利かす大いなる時代遅れ【皇室のトリビア
 © 日刊ゲンダイDIGITAL 男系だけで継続可能か(2020年、令和初の新年一般参賀)/(C)共同通信社
 政府も有識者会議も「女系天皇」の容認を先延ばししているうちに、未婚の女性皇族は次々と嫁いで皇族を離れてしまった。皇族でいるより、結婚して民間人になった方が気楽で好きな仕事にも就けるからだ。気がついたら未婚の皇族は悠仁さまおひとり……。お妃相手を探しているが、次々と断られている。結婚できなければ皇統が絶えるというわけで、急きょ、旧宮家の健康な男子を皇族にすることを決定。政府は男子が多い東久邇家などと交渉するが、こちらも断られ……。
──もちろんこれは想像に過ぎないが、ありえない話ではないのだ。
 「皇統に属する男系の男子」のみが皇位を継承することにこだわれば、裏を返せば、天皇家の血が男系でつながってさえいれば誰でもいいということになる。実際、これまで母親が誰であろうと、男系の皇統なら天皇になれた。実際、その例は数え切れない。
 しかし男系だからといって、必ずしも敬愛される人物とは限らない。万が一にでも、いない方がよかったと思われる人物が天皇になったら、現在の象徴天皇制はいっぺんに崩壊してしまう。男系男子へのこだわりや旧宮家の復活は、そういう危険と抱き合わせなのである。
 もうひとつの危機が、お妃探しの困難だろう。実は上皇も現天皇も、お妃を探すのに綱渡りのような経験をされてきた。理由は簡単で、人権もなく、宮中というカビが生えたような旧世界に飛び込むことに、一般人はむろん旧華族ですら躊躇したからだ。
 天皇家天皇家だけで存続できるわけではない。天皇家以外の血が入ってこそ皇統が継がれる。戦後は、一般人から妃が選ばれているのだから、一般人も受け入れられる環境に宮中を変えるべきだったのに、宮内庁は内部の改革に手をつけてこなかった。美智子上皇后が嫁いだ時もいろいろトラブルはあった。雅子さま適応障害と診断されたように、たとえ優秀な人でも順応できない世界なのだ。それでいて、雅子さまなどは公務を制限しただけで「ワガママ」と批判された。かといって反論もできない。そもそもの原因は、宮中の生活が窮屈すぎ、あらゆる面で一般社会と違っていたからなのに……。
 政治学者の水島治郎さんが朝日新聞でこんなことを語っている。
 〈「民主化の波に敵対した王室は倒れ、受け入れた王室が残る」現象は、20世紀前半に起きました。波に乗らなかったドイツやロシアなどでは王室は終焉を迎えています〉
 かつて西ヨーロッパのほとんどの国は皇室を頂いていたのに、次々と消えていった。その多くは国民の反発を招いたからだ。逆に生き残った王室は、時代と共に歩調を合わせてきたからである。つまり、王室が愛され、畏敬されるように改革してきたからだ。
 日本の天皇制も同じだ。憲法第1条に「天皇の地位は主権の存する国民の総意に基づく」とあるように、この国に天皇があってよかったと国民が思うなら未来は明るいが、もう皇室なんていらないよ、と国民が思えば自然に消滅するしかない。時代に迎合するのではなく、国民と歩調を合わせなければ皇室は存続しないのである。
■あの伊藤博文すら「女系天皇」を容認
 そうした視点で、皇位継承者を男系男子に限っている現状を考えてみよう。今の時代に男子しか家を継がせないなんて言えば、たちまち家は潰れる。ましてや男女平等どころか、ジェンダー平等が叫ばれる時代に、男系男子にこだわるのは時代錯誤と言われても当然だろう。それでも男系を重視する一派が根強いのは、「男女平等ランキング2021」で世界153カ国のうちで120位という“男女不平等国”の日本だからだろう。
 しかし、遠からず男女平等意識は変革される。そうなったら「男系男子一辺倒」は国民から猛反発をくらうに違いない。
 明治時代、皇室典範を制定するにあたって、伊藤博文女系天皇を容認する案を示した。これに井上毅が大反対して女系は否認されるのだが、おそらく当時は、西洋に追いつくためには強靱な軍事国家をつくる必要があり、それには男系男子の天皇が必要だったのだろう。「女系天皇」案は突然出てきたわけではない。明治から選択肢のひとつとしてあったのだ。(つづく)
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 現代の日本人は、昔の日本人・日本民族とは別人のような日本人である。
 戦後民主主義教育を受けた高学歴な知的エリートや進歩的インテリ、特にマルクス主義者・共産主義者といわれる日本人の多くは民族的な歴史力・文化力・伝統力・宗教力が乏しいかない為に、日本民族の歴史・宗教・文化が嫌いである。
 現代の国際常識、世界正義は、男女平等、女性権利の向上、フェミニズムジェンダーで、正統性男系父系天皇制度は悪とされている。
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 現代の日本人は、昔の日本人・日本民族とは別人のような日本人である。
 戦後民主主義教育を受けた高学歴な知的エリートや進歩的インテリ、特にマルクス主義者・共産主義者といわれる日本人の多くは民族的な歴史力・文化力・伝統力・宗教力が乏しいかない為に、日本民族の歴史・宗教・文化が嫌いである。
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 昭和天皇「本土決戦を行えば、日本民族は滅びてしまう。そうなれば、どうしてこの日本という国を子孫に伝えることができようか。自分の任務は祖先から受け継いだ日本を子孫に伝えることである。今日となっては、一人でも多くの日本人に生き残ってもらいたい、その人たちが将来ふたたび立ち上がってもらう以外に、この日本を子孫に伝える方法はない。そのためなら、自分はどうなっても構わない」(1945年8月10日聖断)
 天皇にとって民(日本民族)は「大御宝(おおみたから)」である。
 仁徳天皇「私はすっかり富んだ。民が 貧しければ私も貧しい。民が豊なら私も豊ななのだ」(かまどの逸話)
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 天皇・皇族・皇室を戦争をして命を捨てても護ろうとした勤皇派・尊皇派・天皇主義者とは、日本民族であり、身分・地位・家柄・階級・階層が低い、下級武士、身分低く貧しい庶民(百姓や町人)、差別された賤民(非人・穢多)、部落民(山の民{マタギ}・川の民・海の民)、異形の民(障害者、その他)、異能の民(修験者、山法師、祈祷師、巫女、その他)、芸能の民(歌舞伎役者、旅芸人、瞽女、相撲取り、その他)、その他である。
 日本民族には、天皇への忠誠心を持つた帰化人は含まれるが、天皇への忠誠心を拒否する渡来人は含まれない。
 身分・地位・家柄の高い上級武士・中流武士や豪商・豪農などの富裕層・上流階級には、勤皇派・尊皇派・天皇主義者は極めて少ない。
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 日本列島には、自然を基にした日本神話・民族中心神話・高天原神話・天孫降臨神話・天皇神話が滲み込み、その上に石器時代縄文時代弥生時代古墳時代日本民族が住んできた。
 日本民族は、ヤポネシア人、石器人・日本土人縄文人弥生人(渡来人)、古墳人(帰化人)が乱婚して混血して生まれた雑種である。
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 正統男系父系天皇制度は、数千年前の弥生時代古墳時代に、ナラの有力豪族達が集まって弥生の大乱を鎮め平和と安定、幸せと豊かさの為に話し合って作り上げた制度であった。
 日本は正統男系父系天皇制度のお陰で陰惨な虐殺に次ぐ虐殺という、中国や朝鮮の様な思想地獄、西洋や大陸の様な宗教地獄、ソ連中国共産党共産主義諸国の様なイデオロギー地獄は起きなかった。
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 1847(弘化4)年 マルクスエンゲルスは、プロレタリア革命を広める為に共産主義者同盟の綱領を起草して、共産党宣言を行った。
 マルクス主義社会主義共産主義は歴史の浅い、反宗教無神論の新しいイデオロギーである。
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 リベラル派・革新派そして一部の保守派やメディア関係者は、女性天皇女系天皇即位に賛成し、天皇制度を正当女系母系天皇制度への変更を求めている。
 自民党内でも、正当女系母系天皇制度においても女性天皇女系天皇即位に賛成する政治家が多数派である。
 日本国内において、正統男系父系天皇男制度を護って女性天皇女系天皇即位に反対する日本人は少数派である。
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 現代の日本人は、昔の日本人・日本民族とは別人のような日本人である。
 戦後民主主義教育を受けた高学歴な知的インテリや進歩的インテリ、特にマルクス主義者・共産主義者といわれる日本人の多くは民族的な歴史力・文化力・伝統力・宗教力が乏しいかない為に、日本民族の歴史・宗教・文化が嫌いである。
 現代の国際常識、世界正義は、男女平等、女性権利の向上、フェミニズムジェンダーで、正統性男系父系天皇制度は悪とされている。
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 昭和7(1932)年 ソ連コミンテルンは、社会ファシズム論から日本共産党に対し32年テーゼ「日本に於ける情勢と日本共産党の任務に関するテーゼ」を送った。
 「帝国主義戦争の内乱への転嫁を目標とする日本共産党」に、暴力革命勝利の為の「統一戦線戦術」を命じた。
 日本人共産主義者は、人民の正義の為に昭和天皇や皇族を殺すべく活動を本格化させた。
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 三十二年テーゼ
 1932年5月コミンテルン執行委員会西ヨーロッパ・ビューローによって決定された「日本における情勢と日本共産党の任務に関する方針書」のこと。日本の支配体制を絶対主義的天皇制とみなし,きたるべき日本革命は天皇制を打倒し,地主制を廃止するブルジョア民主主義革命であり,社会主義革命はその次の段階とする二段階革命論の立場を明確にした。日本では河上肇翻訳で同年7月 10日『赤旗』特別号に掲載され公にされた。同種のものには 27年,31年のものがある。これらのテーゼは当時の日本の経済理論,社会主義運動理論に大きな影響を与え,活発な論争を引起した。
 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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 日本の歴史には2つあって、民族の伝承・宗教によるローカルな神話物語とアフリカを源流とする科学的根拠によるグローバルな人類史である。
 ローカルな神話物語とは、古事記日本書紀を正統根拠とする日本神話・民族中心神話・高天原神話・天孫降臨神話、つまり女性神天照大神最高神とする天皇神話である。
 それが、皇国史観であった。
 グローバルな人類史には、科学的経験的正当性はあっても宗教的合理的正統性はない。
 神話物語と人類史の2つを持つのは、民族としては日本民族琉球民族アイヌ民族だけで、国家としては日本国だけで、その歴史に正当性を裏書きしているのが正統な天皇の神格である。
 その意味で、日本は特殊で特別であるが、日本国と日本人が優れているとは無関係である。
 天皇は日本を統一して日本建国宣言の詔を発していない為に、日本には建国年と建国記念日は存在しない。 
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 天皇の存在意義とは、国内においては国家と国民統合の象徴であり、国外においては日本国と日本民族の信用の源泉である。
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 日本国憲法が、日本国と日本国民の国際的信用を保証してはいない。
 そもそも、日本国憲法を保証しているのは天皇である以上、正統な天皇の承認なくし日本国憲法の正当性はない。
 日本において、数万年の石器時代縄文時代及び数千年前の弥生時代古墳時代から受け継いできた歴史・伝統・文化・宗教における天皇の正統性は、1946年成立のキリスト教マルクス主義共産主義によって書かれた日本国憲法の正当性の上位にある。
 戦後民主主義教育を受けた日本国民や外国人日本国籍保有者が、日本国憲法における国民主権で自分達が日本国の国際的信用を責任を持って保証すると宣言した所で認められない。
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 天皇の正統性とは、最高神の女性神を神聖不可侵にして絶対不変の根拠とする、民族宗教、神話物語、血筋・血統の家世襲万世一系の男系父系天皇制度である。 
 天皇の正当性とは、イデオロギーで作成された憲法・法律を根拠とする、非民族神話、非崇拝宗教、非血筋・非血統の非家世襲万世一系を排除した女系母系天皇制度である。
 現代日本の国民世論の90%以上が、正統性の男系父系天皇制から正当性の女系母系天皇制度への制度変更を要求している。
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 日本民族が崇拝してきた八百万の神々が正統な神である事を保証しているのは、最高神・女性神の血筋・血統の家世襲万世一系の男系父系天天皇の神性である。
 つまり、民族宗教、神話物語でる天皇神話である。
 近代の憲法や法律の宗教法人法が認定する神仏には、合憲・合法に基づいた正当性がっても、神性・神聖の正統性はない、つまり金儲けの為に作られたウソの神仏である。
 当然、非民族神話、非崇拝宗教、非血筋・非血統の非家世襲万世一系を排除した女系母系天皇には神仏を認め保証する神力はない。
 日本の八百万の神々は天皇家の祖先神である伊邪那岐命イザナギノミコト)と伊邪那岐命イザナミノミコト)から生まれた、それが天皇神話である。
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 日本の天皇制度は、閉じた王家として、即位する正統必須条件は、日本民族であり、民族宗教、神話物語で語られる最高神・女性神からの血筋を神聖不可侵の絶対根拠とする血筋・血統の家世襲万世一系の男系父系天皇家・皇室の家族・一族のみである。
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 日本は建国物語として、世界のいずれの国とも違い、特殊・特別で、神の宗教的民族神話と人の科学的民族伝説の二つを持っている。
 神の宗教的民族神話とは、古事記日本書紀を正統根拠とする天皇神話、つまり天皇の祖先である女性神最高神として崇める高天原神話・天孫降臨神話・諸神話である。
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 日本民族は、数万年前の石器時代縄文時代から日本列島に住んでいた。
 天皇家・皇室は、数千年前の弥生時代古墳時代に、内戦や争いを避け平和と安定を取り戻す為にムラ論理で、古代の有力豪族達による長老者会議において衆議の結果として「天皇下駄論」・「天皇人身御供説」・「天皇生け贄説」で作られた、責任を押し付けて逃げるという無責任な生存論理である。
 その神聖不可侵の裁可者・天皇という地位を護る為に考え出されたのが、「政治的無答責の君主」、つまり政治権力も宗教権威も持たない天皇の権威つまり「天皇の御威光」である。
 祖先と国と民族に対して重い責任を負うのは、益荒男・日本男児の責務であって、手弱女・大和撫子ではなかった。
 故に、日本天皇は、最高神の女性神による民族神話、神話宗教、血筋・血統の家世襲万世一系で受け継ぐ事で正統性を与えられていた。
 つまり、民族神話で正統と認められた宗教的万世一系の男系父系天皇制度とは、数万年生きてきた日本民族の歴史的叡智の結晶である。
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 天皇下駄論・天皇人身御供説・天皇生け贄説とは、日本民族にとって面倒な事や厄介な事を困った事を「否応もなく」天皇と皇族に引き取って貰う事である。
 つまり、押し付けられる損な役回り・貧乏くじを嫌だと言わず拒否せず無条件に「引き受けて貰っている」、「やって貰っていただいている」、という事である。
 それが、天皇の御威光、天皇の権威、天皇の御稜威・大御心である。
 日本民族天皇・皇族・皇室を護ったのは、「責任逃れをする為に犠牲を強要していた」からである。
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 日本国・日本民族を1つにまとめている3つの力が存在している。
 1つ目が武力の政治権力、2つ目が経済力の宗教権威、3つ目が文化力=畏れの天皇の御威光・権威・御稜威・大御心であった。
 日本の歴史において、政治権力と宗教権威は人間の強欲・私欲・個人欲で栄枯盛衰を繰り返し目まぐるしく入れ替わっていたが、その中で文化力の天皇の御威光だけは変わらなかった。
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 世界の王侯貴族は他国からの軍人征服者であったが、日本の天皇は民族の伝統・文化・宗教の権威者であり保護者であった。
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 祖先霊・祖先神・氏神の人神信仰は、命と魂、血と身体、遺伝子とDNAを受け継ぐ事である。
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💍20)─2─自民党内でも女性天皇待望論・正当女系母系天皇賛成派が多数派。〜No.88 

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 2022年1月8日07:15 MicrosoftNews NEWSポストセブン「皇室の未来を語る 小林よしのり氏「愛子さまが皇太子になればブームになる」
 © NEWSポストセブン 提供 皇室の未来について小林よしのり氏などが語り合う
 眞子さんの結婚は、皇族数の減少、皇室の在り方など、さまざまな課題を残した。2022年は、否応なく皇室の未来についての決断を迫られる年となるだろう。この問題について小林よしのり(漫画家)、倉田真由美(漫画家)、三浦瑠麗(国際政治学者)の3氏が座談会を行った。【全3回の第3回】
 小林:おそらく佳子さまは結婚して皇籍を離脱するだろうけど、愛子さまは違うと思うんです。
 倉田:なぜですか?
 小林:誕生日の会見でも、人の役に立てる大人になりたいとおっしゃっているし、育てられ方が違う。
 三浦:秋篠宮家では女性皇族は結婚したら皇室を出るという前提で、子さんも佳子さまも結婚して民間人になっても困らないような教育を受けてきたわけですよね。お二人とも大学は学習院ではなく、ICU国際基督教大学)を選んでいる。けれど愛子さまは違うと。
 倉田:確かに、愛子さまはもしかしたら女性天皇になるかもしれないから、そういう教育を受けてきた可能性はありますよね。
 小林:今の上皇さまは、次の天皇愛子さまだというお考えだと、近い筋から聞いています。
 倉田:じゃあ、悠仁さまはどうするんですか。
 三浦:そうですよ。悠仁さまは眞子さん、佳子さまと同じ家庭で育ったとはいえ、将来、天皇になるから、全然違う教育をされているわけですよね。
 小林:いや、それは建前で、上皇天皇秋篠宮三者会談においては、秋篠宮さまが即位を辞退した上で、次は愛子さまというお考えでまとまっているはずです。
 倉田:それは、あくまで小林さんの見立てでしょう。
 三浦:そもそも、皇族の人たちは自分たちで皇室典範を変えられないじゃないですか。
 小林:だから、そこを変えてほしいから、首相が替わるたびに宮内庁が要求して、そのたびに有識者会議を開いている。
 倉田:だけど、女性天皇のリアリティって、私はあまり感じないんだけど。
 小林:そんなことない。すでに愛子さま皇太子論、天皇論が湧き上がっていますよ。
 三浦:それは秋篠宮家への批判の裏返しという側面もありますよね。
 そうした感情的な話とは切り離して、愛子さま天皇に即位してもいいとする議論はあると思います。ただ、この論で私が唯一懸念するのは、あとから皇位継承順位を変えるのは、今まで将来の天皇を見据えて教育を受けてきた人の人生を歪めてしまわないかということです。悠仁さまが生まれる前に決めておくべきだった。
 小林:それはそうだけど、すでにそういう前提で教育をしているんです。
 倉田:確かに、愛子さまの場合は、弟が生まれる可能性があるわけですからね。でも、悠仁さまではなく、愛子さま天皇になる可能性は、現状では薄くないですか。
 小林:ちょっと前の調査だけど、2020年4月25日に共同通信が発表した世論調査の結果では、女性天皇に賛成する人は85%で、女系天皇も79%が認めると答えている。男系維持にこだわる人は少数派なの。
 三浦:男系と女系の違いって、ここ何十年かで出てきた人工的な概念だと思うんですね。昔は皇室やその周辺には天皇の親戚ばかりで、みんなどこかで男系とつながっていたから、たまたま維持されてきただけで、そういうルールがあったわけではないと思いますが。
 小林:その通り。後付けで権威付けられているだけで、愛子さまが皇太子になったら、万歳三唱で愛子ブームになるよ。悠仁さまにつなぐと男系が続くから、奥さんになる人は大変だよ。
 三浦:絶対に男の子を産まなきゃいけないという圧を受け、雅子皇后と同じ目に遭うわけですから、しんどいですね。
 小林:それで女の子が生まれたら、みんながっかりするんだよ。そんな社会でいいのか? しかも天皇家の存続は悠仁さま一人にかかっていて、存続の危機がこの先もずっと続くんだよ。
 三浦:人の価値観というのは時代で変わります。次の天皇が即位するのは何十年か先ですから、今はまず女性宮家を作って、何十年後かの我々の価値観に期待するというのがいいように思います。
 (第1回、第2回はこちら)
 【プロフィール】
 小林よしのり(こばやし・よしのり)/1953年生まれ、福岡県出身。漫画家。近著に『ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ論4』(扶桑社)、井上正康氏との共著『コロナとワクチンの全貌』(小学館新書)。
 倉田真由美(くらた・まゆみ)/1971年生まれ、福岡県出身。漫画家。一橋大学商学部卒。『だめんず・うぉ~か~』(扶桑社)でブレイク。他の著書に『もんぺ町ヨメトメうぉ~ず」(小学館)など。
 三浦瑠麗(みうら・るり)/1980年生まれ、神奈川県出身。国際政治学者。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。株式会社山猫総合研究所代表。近著に『日本の分断』(文春新書)。
 ※週刊ポスト2022年1月14・21日号
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 1月9日 MicrosoftNews 女性自身「ご成年で高まる“愛子天皇待望論”自民党内でさえも女性天皇賛成派が優勢に
 © 女性自身 (C)JMPA
 「新年にあたり、わが国、そして世界の人々の幸せと平和を祈ります」
 コロナ禍のため2年連続で新年一般参賀は中止となった。天皇陛下は昨年に続き、雅子さまとご一緒に国民に向けたビデオメッセージを公開された。雅子さまも陛下のお言葉に続いて「ことしが、皆様にとって少しでも穏やかで、実り豊かな年となりますよう、心からお祈りしております」と述べられた。
 「天皇陛下がお一人ではなく、雅子さまと並んでビデオを撮られたのは、ご公務にもお二人で取り組んでいきたいという思いをこめてのことでしょう」(宮内庁関係者)
 コロナ禍でも支え合って進んでこられた両陛下。今年からは、長女の愛子さまも加わられることに。1月1日の新年祝賀の儀に愛子さまは初めて出席され、これが成年皇族として初めての公務となった。
 そんな中で高まっているのが「愛子さま天皇に」という期待の声だ。昨年春に共同通信が行った世論調査では女性天皇への賛成が85%に達していたが、愛子さまの成年を期に、ツイッター上では《次の天皇になってほしい》《敬宮愛子さまを皇太子に》といった声が上がっている。
 さらには、自民党からも“女性天皇容認発言”が飛び出し、話題を呼んでいる。高市早苗政調会長が『文藝春秋』の1月号で「私は女性天皇に反対しているわけではありません」と明言したのだ。
 「高市氏は『女系天皇に反対』と語っているとおり、父方に天皇の祖先を持たない女系天皇は前例がないとして強く反対しています。しかし、天皇の娘である愛子さまは“男系女子”。同様に男系の女性天皇は歴史上に8人もいます。女性が即位できなくなったのは、明治時代以降のことなのです。女性天皇を否定することは我が国の歴史を否定することになりかねません。歴史を重んじる保守派こそ“愛子天皇”に反対する明確な理由がないことが、高市氏のインタビューから明らかになったといえます」(皇室担当記者)
 高市氏と総裁選を争った野田聖子氏は女性・女系天皇に賛成の立場であり、河野太郎氏も過去に「愛子さまから順番に、女性の皇室のお子さまを天皇にしていくというのが一つ」と、女性天皇容認論を語ったことがある。
 また岸田文雄首相も皇位継承問題に「女系天皇以外の方法を検討すべき」とし、女性天皇には反対していない。
 また、共同通信が’19年7月の参院選を前に立候補予定者に行ったアンケートによれば、自民党候補34.3%が女性天皇に賛成。反対は22.9%だった。他党よりは低い割合だが、自民党内でさえ、女性天皇への反対よりも賛成のほうが優勢となっていることがわかる。
 「皇位継承に関する有識者会議の報告書が政府に提出されたことで、今後は議論の場が国会に移ります。これまで以上に国民の注目を集めることは必至で、議員たちは“8割以上が女性天皇に賛成”という世論を無視できなくなるでしょう。“愛子さま天皇に”という可能性は決して小さくはないといえます」(前出・皇室担当記者)
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 日本国憲法
 第1章 天皇
 第1条 天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であって、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基づく。
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 東京新聞 2020年4月26日 02時00分
 女性・女系天皇 「支持」が高く 天皇に「親しみ」58%
 女性天皇
 賛成 49%、どちらかといえば賛成 36% :合計 85%
 反対  4%、どちらかといえば反対  9% :合計 13%
 無回答 2%
 女系天皇
 賛成 38%、どちらかといえば賛成 41% :合計 79%
 反対  6%、どちらかといえば反対 13% :合計 19%
 無回答 2%
 共同通信社は二十五日、郵送方式で実施した皇室に関する世論調査の結果をまとめた。五月一日で即位から一年となられる天皇陛下に対し「親しみを感じる」と回答した人は58%だった。男系男子に限るとした皇位継承を巡り、女性天皇を認めることに関し「賛成」「どちらかといえば賛成」のいずれかを選んだのは計85%に上った。母方に血筋がある女系天皇も計79%が賛成の意向を示した。」 
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 現代の日本人は、昔の日本人・日本民族とは別人のような日本人である。
 戦後民主主義教育を受けた高学歴な知的エリートや進歩的インテリ、特にマルクス主義者・共産主義者といわれる日本人の多くは民族的な歴史力・文化力・伝統力・宗教力が乏しいかない為に、日本民族の歴史・宗教・文化が嫌いである。
 現代の国際常識、世界正義は、男女平等、女性権利の向上、フェミニズムジェンダーで、正統性男系父系天皇制度は悪とされている。
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 現代の日本人は、昔の日本人・日本民族とは別人のような日本人である。
 戦後民主主義教育を受けた高学歴な知的エリートや進歩的インテリ、特にマルクス主義者・共産主義者といわれる日本人の多くは民族的な歴史力・文化力・伝統力・宗教力が乏しいかない為に、日本民族の歴史・宗教・文化が嫌いである。
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 昭和天皇「本土決戦を行えば、日本民族は滅びてしまう。そうなれば、どうしてこの日本という国を子孫に伝えることができようか。自分の任務は祖先から受け継いだ日本を子孫に伝えることである。今日となっては、一人でも多くの日本人に生き残ってもらいたい、その人たちが将来ふたたび立ち上がってもらう以外に、この日本を子孫に伝える方法はない。そのためなら、自分はどうなっても構わない」(1945年8月10日聖断)
 天皇にとって民(日本民族)は「大御宝(おおみたから)」である。
 仁徳天皇「私はすっかり富んだ。民が 貧しければ私も貧しい。民が豊なら私も豊ななのだ」(かまどの逸話)
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 天皇・皇族・皇室を戦争をして命を捨てても護ろうとした勤皇派・尊皇派・天皇主義者とは、日本民族であり、身分・地位・家柄・階級・階層が低い、下級武士、身分低く貧しい庶民(百姓や町人)、差別された賤民(非人・穢多)、部落民(山の民{マタギ}・川の民・海の民)、異形の民(障害者、その他)、異能の民(修験者、山法師、祈祷師、巫女、その他)、芸能の民(歌舞伎役者、旅芸人、瞽女、相撲取り、その他)、その他である。
 日本民族には、天皇への忠誠心を持つた帰化人は含まれるが、天皇への忠誠心を拒否する渡来人は含まれない。
 身分・地位・家柄の高い上級武士・中流武士や豪商・豪農などの富裕層・上流階級には、勤皇派・尊皇派・天皇主義者は極めて少ない。
   ・   ・   ・   
 日本列島には、自然を基にした日本神話・民族中心神話・高天原神話・天孫降臨神話・天皇神話が滲み込み、その上に石器時代縄文時代弥生時代古墳時代日本民族が住んできた。
 日本民族は、ヤポネシア人、石器人・日本土人縄文人弥生人(渡来人)、古墳人(帰化人)が乱婚して混血して生まれた雑種である。
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 正統男系父系天皇制度は、数千年前の弥生時代古墳時代に、ナラの有力豪族達が集まって弥生の大乱を鎮め平和と安定、幸せと豊かさの為に話し合って作り上げた制度であった。
 日本は正統男系父系天皇制度のお陰で陰惨な虐殺に次ぐ虐殺という、中国や朝鮮の様な思想地獄、西洋や大陸の様な宗教地獄、ソ連中国共産党共産主義諸国の様なイデオロギー地獄は起きなかった。
   ・   ・   ・   
 1847(弘化4)年 マルクスエンゲルスは、プロレタリア革命を広める為に共産主義者同盟の綱領を起草して、共産党宣言を行った。
 マルクス主義社会主義共産主義は歴史の浅い、反宗教無神論の新しいイデオロギーである。
   ・   ・   ・   
 リベラル派・革新派そして一部の保守派やメディア関係者は、女性天皇女系天皇即位に賛成し、天皇制度を正当女系母系天皇制度への変更を求めている。
 自民党内でも、正当女系母系天皇制度においても女性天皇女系天皇即位に賛成する政治家が多数派である。
 日本国内において、正統男系父系天皇男制度を護って女性天皇女系天皇即位に反対する日本人は少数派である。
   ・   ・   ・   
 現代の日本人は、昔の日本人・日本民族とは別人のような日本人である。
 戦後民主主義教育を受けた高学歴な知的インテリや進歩的インテリ、特にマルクス主義者・共産主義者といわれる日本人の多くは民族的な歴史力・文化力・伝統力・宗教力が乏しいかない為に、日本民族の歴史・宗教・文化が嫌いである。
 現代の国際常識、世界正義は、男女平等、女性権利の向上、フェミニズムジェンダーで、正統性男系父系天皇制度は悪とされている。
   ・   ・   ・   
 昭和7(1932)年 ソ連コミンテルンは、社会ファシズム論から日本共産党に対し32年テーゼ「日本に於ける情勢と日本共産党の任務に関するテーゼ」を送った。
 「帝国主義戦争の内乱への転嫁を目標とする日本共産党」に、暴力革命勝利の為の「統一戦線戦術」を命じた。
 日本人共産主義者は、人民の正義の為に昭和天皇や皇族を殺すべく活動を本格化させた。
   ・   ・   ・   
 三十二年テーゼ
 1932年5月コミンテルン執行委員会西ヨーロッパ・ビューローによって決定された「日本における情勢と日本共産党の任務に関する方針書」のこと。日本の支配体制を絶対主義的天皇制とみなし,きたるべき日本革命は天皇制を打倒し,地主制を廃止するブルジョア民主主義革命であり,社会主義革命はその次の段階とする二段階革命論の立場を明確にした。日本では河上肇翻訳で同年7月 10日『赤旗』特別号に掲載され公にされた。同種のものには 27年,31年のものがある。これらのテーゼは当時の日本の経済理論,社会主義運動理論に大きな影響を与え,活発な論争を引起した。
 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
   ・   ・   ・    
 日本の歴史には2つあって、民族の伝承・宗教によるローカルな神話物語とアフリカを源流とする科学的根拠によるグローバルな人類史である。
 ローカルな神話物語とは、古事記日本書紀を正統根拠とする日本神話・民族中心神話・高天原神話・天孫降臨神話、つまり女性神天照大神最高神とする天皇神話である。
 それが、皇国史観であった。
 グローバルな人類史には、科学的経験的正当性はあっても宗教的合理的正統性はない。
 神話物語と人類史の2つを持つのは、民族としては日本民族琉球民族アイヌ民族だけで、国家としては日本国だけで、その歴史に正当性を裏書きしているのが正統な天皇の神格である。
 その意味で、日本は特殊で特別であるが、日本国と日本人が優れているとは無関係である。
 天皇は日本を統一して日本建国宣言の詔を発していない為に、日本には建国年と建国記念日は存在しない。 
   ・   ・   ・   
 天皇の存在意義とは、国内においては国家と国民統合の象徴であり、国外においては日本国と日本民族の信用の源泉である。
   ・   ・   ・   
 日本国憲法が、日本国と日本国民の国際的信用を保証してはいない。
 そもそも、日本国憲法を保証しているのは天皇である以上、正統な天皇の承認なくし日本国憲法の正当性はない。
 日本において、数万年の石器時代縄文時代及び数千年前の弥生時代古墳時代から受け継いできた歴史・伝統・文化・宗教における天皇の正統性は、1946年成立のキリスト教マルクス主義共産主義によって書かれた日本国憲法の正当性の上位にある。
 戦後民主主義教育を受けた日本国民や外国人日本国籍保有者が、日本国憲法における国民主権で自分達が日本国の国際的信用を責任を持って保証すると宣言した所で認められない。
   ・   ・   ・   
 天皇の正統性とは、最高神の女性神を神聖不可侵にして絶対不変の根拠とする、民族宗教、神話物語、血筋・血統の家世襲万世一系の男系父系天皇制度である。 
 天皇の正当性とは、イデオロギーで作成された憲法・法律を根拠とする、非民族神話、非崇拝宗教、非血筋・非血統の非家世襲万世一系を排除した女系母系天皇制度である。
 現代日本の国民世論の90%以上が、正統性の男系父系天皇制から正当性の女系母系天皇制度への制度変更を要求している。
   ・   ・   ・   
 日本民族が崇拝してきた八百万の神々が正統な神である事を保証しているのは、最高神・女性神の血筋・血統の家世襲万世一系の男系父系天天皇の神性である。
 つまり、民族宗教、神話物語でる天皇神話である。
 近代の憲法や法律の宗教法人法が認定する神仏には、合憲・合法に基づいた正当性がっても、神性・神聖の正統性はない、つまり金儲けの為に作られたウソの神仏である。
 当然、非民族神話、非崇拝宗教、非血筋・非血統の非家世襲万世一系を排除した女系母系天皇には神仏を認め保証する神力はない。
 日本の八百万の神々は天皇家の祖先神である伊邪那岐命イザナギノミコト)と伊邪那岐命イザナミノミコト)から生まれた、それが天皇神話である。
   ・   ・   ・   
 日本の天皇制度は、閉じた王家として、即位する正統必須条件は、日本民族であり、民族宗教、神話物語で語られる最高神・女性神からの血筋を神聖不可侵の絶対根拠とする血筋・血統の家世襲万世一系の男系父系天皇家・皇室の家族・一族のみである。
   ・   ・   ・   
 日本は建国物語として、世界のいずれの国とも違い、特殊・特別で、神の宗教的民族神話と人の科学的民族伝説の二つを持っている。
 神の宗教的民族神話とは、古事記日本書紀を正統根拠とする天皇神話、つまり天皇の祖先である女性神最高神として崇める高天原神話・天孫降臨神話・諸神話である。
   ・   ・   ・   
 日本民族は、数万年前の石器時代縄文時代から日本列島に住んでいた。
 天皇家・皇室は、数千年前の弥生時代古墳時代に、内戦や争いを避け平和と安定を取り戻す為にムラ論理で、古代の有力豪族達による長老者会議において衆議の結果として「天皇下駄論」・「天皇人身御供説」・「天皇生け贄説」で作られた、責任を押し付けて逃げるという無責任な生存論理である。
 その神聖不可侵の裁可者・天皇という地位を護る為に考え出されたのが、「政治的無答責の君主」、つまり政治権力も宗教権威も持たない天皇の権威つまり「天皇の御威光」である。
 祖先と国と民族に対して重い責任を負うのは、益荒男・日本男児の責務であって、手弱女・大和撫子ではなかった。
 故に、日本天皇は、最高神の女性神による民族神話、神話宗教、血筋・血統の家世襲万世一系で受け継ぐ事で正統性を与えられていた。
 つまり、民族神話で正統と認められた宗教的万世一系の男系父系天皇制度とは、数万年生きてきた日本民族の歴史的叡智の結晶である。
   ・   ・   ・   
 天皇下駄論・天皇人身御供説・天皇生け贄説とは、日本民族にとって面倒な事や厄介な事を困った事を「否応もなく」天皇と皇族に引き取って貰う事である。
 つまり、押し付けられる損な役回り・貧乏くじを嫌だと言わず拒否せず無条件に「引き受けて貰っている」、「やって貰っていただいている」、という事である。
 それが、天皇の御威光、天皇の権威、天皇の御稜威・大御心である。
 日本民族天皇・皇族・皇室を護ったのは、「責任逃れをする為に犠牲を強要していた」からである。
   ・   ・   ・   
 日本国・日本民族を1つにまとめている3つの力が存在している。
 1つ目が武力の政治権力、2つ目が経済力の宗教権威、3つ目が文化力=畏れの天皇の御威光・権威・御稜威・大御心であった。
 日本の歴史において、政治権力と宗教権威は人間の強欲・私欲・個人欲で栄枯盛衰を繰り返し目まぐるしく入れ替わっていたが、その中で文化力の天皇の御威光だけは変わらなかった。
   ・   ・   ・   
 世界の王侯貴族は他国からの軍人征服者であったが、日本の天皇は民族の伝統・文化・宗教の権威者であり保護者であった。
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 祖先霊・祖先神・氏神の人神信仰は、命と魂、血と身体、遺伝子とDNAを受け継ぐ事である。
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💍20)─1─日本国民多数派は民族神話・祈りなしの正当女系母系天皇制度を求めている。〜No.85No.86No.87 

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 関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。
   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・  
 日本国憲法
 第1章 天皇
 第1条 天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であって、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基づく。
   ・   ・    ・   
 東京新聞 2020年4月26日 02時00分
 女性・女系天皇 「支持」が高く 天皇に「親しみ」58%
 女性天皇
 賛成 49%、どちらかといえば賛成 36% :合計 85%
 反対  4%、どちらかといえば反対  9% :合計 13%
 無回答 2%
 女系天皇
 賛成 38%、どちらかといえば賛成 41% :合計 79%
 反対  6%、どちらかといえば反対 13% :合計 19%
 無回答 2%
 共同通信社は二十五日、郵送方式で実施した皇室に関する世論調査の結果をまとめた。五月一日で即位から一年となられる天皇陛下に対し「親しみを感じる」と回答した人は58%だった。男系男子に限るとした皇位継承を巡り、女性天皇を認めることに関し「賛成」「どちらかといえば賛成」のいずれかを選んだのは計85%に上った。母方に血筋がある女系天皇も計79%が賛成の意向を示した。」 
   ・   ・   ・   
 宗教性正統男系父系天皇は少数派で、非宗教性正当女系母系天皇は多数派。
   ・   ・   ・   
 2022年1月8日12:15 MicrosoftNews プレジデントオンライン「「いまのまま皇室を続けることは困難」眞子さん結婚で明らかになった"不都合な真実"を考える
 © PRESIDENT Online 「新年祝賀の儀」で「松の間」に入られる天皇、皇后両陛下と秋篠宮さま、皇族方=2022年1月1日、皇居・宮殿[代表撮影]
安定的な皇位継承の在り方などを議論してきた政府の有識者会議は、昨年12月に最終的な報告書をまとめた。弁護士の堀新さんは「皇族数を確保する方策として提出された2案は、どちらも現実的ではない。皇室が途絶えることを想定して、ポスト皇室を議論するべきではないか」という――。
 悠仁親王天皇になるまでは現在の制度を維持
 眞子さんが結婚して皇室から離れた現在、皇室の人々の人数はわずか17名になりました。このような状況を踏まえ、昨年12月22日、政府の有識者会議が皇族の人数の確保に向けて報告書を発表したところです。
 まず有識者会議は、皇位継承の在り方については特に変更を考えないこととして、踏み込むのを避けていることに注意してください。
 現在の皇室典範では、父親が天皇か皇族である男性皇族(いわゆる「男系」)だけが天皇になれることになっていますが、この点については変更せず、悠仁親王天皇になるまでは現在の制度を維持するものとしたうえで、差し当たって皇族の人数を確保する案を示しただけなのです。
 案を簡単に紹介すると、
①女性皇族が結婚しても皇族の身分にとどまる。ただしその夫と子は皇族にはならず、一般国民のままとする
②皇族が養子をとれるようにする。具体的には1947年に皇族から離れて一般国民となった人(旧宮家)の子孫を養子にすることを主に考える。
 という2案です。
 (他に、旧宮家の子孫を皇族の養子という形ではなく、直接的に皇族にするという案も発表されていますが、有識者会議は他の2案より困難なものとみているので、ここでは省略します。)
 以下、これらの案とその問題点を簡単にご紹介しましょう。
 現在以上に女性皇族が結婚困難になるのがオチ
まず①の案については、女性皇族が結婚しても夫と子は一般国民のままで皇族にならない想定ですから、夫と子は、財産権も営業の自由も政治活動や信教の自由も保障されることを意味します。
 つまり皇族の夫と子が、その立場やイメージを営業活動に利用したり、新興宗教を立ち上げたり、政治運動に利用するのも自由だということになります。
 実際にはそういう事態が起こらないように、女性皇族の結婚相手については今以上に厳しい「身体検査」が行われるようになり、メディアの追及も激化するでしょう。
 結婚して皇室から離れる眞子さんの時ですら小室圭さんに対してあれほどのメディアのバッシングが起こったのですから、結婚しても女性皇族が皇室から離れないということになれば、どれほど過酷な取材や報道が行われるか、容易に想像がつきます。
 果たしてそういう状況を覚悟して女性皇族と結婚する人が現れるでしょうか。
 現実的に考えてみると①の案は、結婚した女性皇族が活動するようになるというより、単に現在以上に女性皇族が結婚困難になるのがオチだと思われます。
 想定されていない女系皇族
 なお、仮に女性皇族の夫と子も皇族になるという制度にした場合、新たな難問が出てきます。現在の制度では想定されていない「母親は皇族だが、父親が一般人である皇族」(いわゆる「女系」の皇族)が現れることになるからです。
 現在の皇室典範では、父親が一般人である皇族というのは想定されておらず(だからこそ女性皇族は結婚すると皇室を離れることになっている)、天皇になれるのも、父親が天皇か皇族である男性皇族(前述の「男系」)に限られているのです。
 誰が皇室の養子となるのか
 一方②については、現在は認められていない養子制度を皇室に導入することが前提になっています。養子といっても誰でもいいというわけにはいきませんから、有識者会議としては、基本的には過去の天皇の子孫の一般国民を養子にする仕組みを考えています。
 具体的に案として挙がっているのは、いわゆる旧皇族とか旧宮家の子孫と呼ばれている人々です。
 あまり詳しくない読者の方のために、この「旧宮家」についてここで簡単に解説しておきましょう。旧宮家とは、第2次世界大戦後の1947年10月14日まで皇族であった11の宮家のことですが、今の天皇家秋篠宮家との血縁はかなり遠いのです。
 南北朝時代にさかのぼる「旧宮家
 かつて朝廷が北朝南朝に分かれて対立し二つの天皇が並び立った南北朝時代北朝崇光天皇(1334~1398)という天皇がいました。この崇光天皇の孫の伏見宮貞成(さだふさ)親王(1372~1456。いわゆる室町時代)という皇族に2人の息子がいて、兄の方が現在の皇室の祖先の後花園天皇となる一方、弟とその子孫はそのまま「伏見宮家」という家を継承していきました。
 この「伏見宮家」の男系の子孫たちからは天皇は出なかったものの、皇族の地位を代々維持し続け、さらに「久邇宮家」「東久邇宮家」「竹田宮家」などの家に分かれ、最終的には第2次世界大戦後の1947年10月14日に皇族の身分を離れて一般国民となったのです。
 公職についた有名な人の例としては、終戦直後に首相を務めた東久邇稔彦氏や、JOC元会長の竹田恒和氏がいます。
 若干ややこしくなりましたが、旧宮家の子孫は、現在の皇室の室町時代のご先祖である後花園天皇の弟の子孫というわけです。しかも父から父へと代々継承されてきた、男系子孫です。
 旧宮家が皇族になることの難点
 この旧宮家の子孫の人々に皇族になってもらえば皇族不足の問題が解消できるということで話題になっているのですが、この案もいくつか重大な難点があります。
 まず、現在の旧宮家の子孫の人々は、あくまで先祖が天皇や皇族だったというだけの一般国民でしかなく、憲法により完全な基本的人権を保障されているということです。
 選挙権や被選挙権もあれば、職業選択の自由、居住移転の自由、信教の自由などが保障されており、何らかの職業に就いて社会生活を送っている人もいくらでもいます。
 このような人々の意思を無視して、勝手に一般国民としての自由や権利を奪い取って皇族にすることなどできるわけがありません。
 そこで同意をしてもらって養子にするという案が出てきたのです。
 たとえ養子になることに同意しても…
 仮に養子として皇族になることに同意する人がいたとしても、その人が既に結婚して子もいる場合、妻や子はどうするのかという点がまず問題になります。
 妻と子がすんなり同意するとは考えにくく、また妻と子が反対して本人だけが皇族になることに同意するなどという事態も常識的にみてありえないでしょう。ちなみに有識者会議の案としては、既に子がいる場合、子は皇族とならないことを想定しています。
 そうなると独身の人(しかも若い人)がふさわしいということになりますが、人生これからという立場の人が、果たして不自由な身分にわざわざなろうと思うでしょうか。
 さらに、既に会社員などの職業に就いていたら辞めねばならないのかとか、住宅などの私有財産がある場合はどう扱うのか(憲法上、皇室財産は国に属することになっています)など、難問がたくさん出てきます。
 メディアにとって格好の標的
 何よりも、仮に皇族になることに同意するとなったら、メディアにどのような扱いを受けるかは(先ほどの女性皇族の結婚相手の場合と同様)想像がつくでしょう。
 あらゆることが暴き出され、何かトラブルでも見つかれば(というより、トラブルでなくても、話題になるネタさえあれば)徹底的なバッシングを受けることになります。
 とりわけ旧宮家の子孫といっても1947年10月14日(大正天皇の皇子たる秩父宮高松宮三笠宮を除く11宮家51名が皇籍離脱した)より後に生まれた人は、すべて生まれた時から一般人として生活して社会の中でさまざまな経験をしてきたのであり、別に一般の世界から切り離されたお屋敷みたいなところで特殊な生活をしていたというわけではないのです。
 一般国民の中に身分差別を持ち込むのか
 また、皇室典範の条文をどのように書くかという点も問題です。皇室典範も法律の一種ですが、法律の条文に「昭和22年(1947年)10月14日に皇族の身分を離れた者の男系の子孫については、養子とすることができる」みたいな感じで書くのでしょうか。
 しかしこれは、法律の中で、一般国民の内部に、生まれによる差別(「皇室の養子になれる身分」と「そうでない身分」の差別)を明確に持ち込むことを意味します。
 日本国憲法の次の条文をここで見てください。
 第十四条 すべて国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。
② 華族その他の貴族の制度は、これを認めない。(以下略)
 旧宮家の子孫も現在は「国民」です。先祖が過去の皇族だろうと武士だろうと農民だろうと、「国民」はすべて「法の下に平等」でなければならないのに、先祖によって扱いが違うことを法律の中にハッキリ書き込んでしまうことが許されるでしょうか。
 日本国憲法が認めている唯一の身分差別は、天皇・皇族と一般国民の間の違いだけであり、一般国民同士の中では、先祖が誰であろうと、「法の下に平等」でなければならないはずです。
 この問題を避ける方法としては、皇室典範の条文では特に血筋を限定せずに誰でも養子になれるかのような書き方にしておいて(つまり「法の下に平等」)、実際の運用のレベルで旧宮家の子孫が養子となってくれる話が持ち上がった時だけ皇室会議で承認する(それ以外の人が「皇室の養子になりたい」と言い出しても、ただ単に無視すれば良いだけ)ということが苦肉の策として一応は考えられるでしょう。
 ちなみに皇室会議とは、男性皇族の結婚などについて審議する機関であり、内閣総理大臣衆議院議長最高裁長官、皇族2名などによって構成されます。
 現在の天皇家と血筋が離れすぎている
 さらに別な問題としては、旧宮家の子孫の人は現在の天皇家とあまりにも血筋が離れているという点も指摘されています。先ほど述べたように、旧宮家の子孫の人々の父方(男系)の祖先をさかのぼっていっても、さきほどの室町時代伏見宮貞成親王までさかのぼらないと、現在の天皇家と共通の男系祖先に至らないのです。
 遠い祖先のところで過去の天皇から分かれた子孫でいいというのであれば、別に南北朝時代天皇の子孫に限る必要もないのではないでしょうか。
 例えば平安時代桓武天皇清和天皇村上天皇などの子孫は、桓武平氏清和源氏村上源氏であり、その血を引く人を探せば日本全国に膨大に存在するはずです。
 有名な例としては、細川護熙元首相が挙げられるでしょう。細川元首相は大名の細川氏の子孫ですが、細川氏というのはもともと清和源氏ですから、清和天皇の子孫なのです。
 こうしてみると、実際問題として旧宮家の子孫の人に皇族に戻ってもらうというのも多くの難点を抱えた選択肢のように思われます。
 皇位継承の避けられない困難
 このように皇族の数を確保するといってもなかなか容易な話ではないのですが、さらに今回の議論で避けてきた将来的な皇位継承をどうするかという問題にもすぐに直面しなければならなくなることも明らかです。
 どのような形をとるにしても、皇室が続いていくには、とにかく皇族が結婚して子を産まなければなりません。その結婚相手が見つかる保証はあるのでしょうか。
 一般国民としての自由や権利の保障を全て捨てて、皇族と結婚して皇室入りしてくれる人がいなければ、もうどうにもならないのです。
 お妃を選べる立場なのか
 現在でも、悠仁親王について「お妃選びをどうするか」という話題が出ることがありますが、そもそも皇族は結婚相手を「選べる」立場なのでしょうか。
 天皇が皇太子時代に雅子さんと結婚するまでどれだけ大変だったかを覚えている人は、皇族の結婚について決して楽観的になることはできないでしょう。
 皇族の人数の確保にしても、皇位の安定的継承にしても、もはや非常に困難な状況といわなければなりません。
 「ポスト皇室」を考えるべき時である
 より根本的な問題として、一般国民とは違う不自由な身分としての「天皇・皇族」をいつまで、そもそも何のために維持する必要があるのでしょうか。
 また、皇族の人数の確保について考えるのも結構ですが、逆に自由になりたい皇族がいたらどうすればいいのでしょうか。
 皇室の人々は、2000年生きてきた人間でも古代人でも聖人でもなく、われわれと同じ時代を生きる生身の現代人なのです。
 皇族の人数の確保や皇位の安定的継承を考えるだけでなく、ここは発想を転換して、逆に皇族の人数が確保できず、皇位が継承できない事態になっても混乱しないような仕組みづくりも考えてみた方がいいのではないでしょうか。
 備えあれば憂いなしといいます。これまで表立って議論されてはこなかったのですが、いわば「ポスト皇室」の事態に備えることも検討すべき時期のように思えるのです。

                    • 堀新(ほり・しん) 弁護士 1963年生まれ。1987年、東京大学教養学部教養学科第三(相関社会科学)卒業。1987年、株式会社東芝入社、主に人事・労務部門で勤務。2001年~2003年、社団法人日本経済調査協議会に出向。2006年、司法試験に合格、2007年、最高裁判所司法研修所にて司法修習。2008年、弁護士登録。「明日の自由を守る若手弁護士の会」会員。主な著書に『13歳からの天皇制』(かもがわ出版)。 ----------」

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 現代の日本人は、昔の日本人・日本民族とは別人のような日本人である。
 戦後民主主義教育を受けた高学歴な知的エリートや進歩的インテリ、特にマルクス主義者・共産主義者といわれる日本人の多くは民族的な歴史力・文化力・伝統力・宗教力が乏しいかない為に、日本民族の歴史・宗教・文化が嫌いである。
   ・   ・   ・   
 昭和天皇「本土決戦を行えば、日本民族は滅びてしまう。そうなれば、どうしてこの日本という国を子孫に伝えることができようか。自分の任務は祖先から受け継いだ日本を子孫に伝えることである。今日となっては、一人でも多くの日本人に生き残ってもらいたい、その人たちが将来ふたたび立ち上がってもらう以外に、この日本を子孫に伝える方法はない。そのためなら、自分はどうなっても構わない」(1945年8月10日聖断)
 天皇にとって民(日本民族)は「大御宝(おおみたから)」である。
 仁徳天皇「私はすっかり富んだ。民が 貧しければ私も貧しい。民が豊なら私も豊ななのだ」(かまどの逸話)
   ・   ・   ・   
 天皇・皇族・皇室を戦争をして命を捨てても護ろうとした勤皇派・尊皇派・天皇主義者とは、日本民族であり、身分・地位・家柄・階級・階層が低い、下級武士、身分低く貧しい庶民(百姓や町人)、差別された賤民(非人・穢多)、部落民(山の民{マタギ}・川の民・海の民)、異形の民(障害者、その他)、異能の民(修験者、山法師、祈祷師、巫女、その他)、芸能の民(歌舞伎役者、旅芸人、瞽女、相撲取り、その他)、その他である。
 日本民族には、天皇への忠誠心を持つた帰化人は含まれるが、天皇への忠誠心を拒否する渡来人は含まれない。
 身分・地位・家柄の高い上級武士・中流武士や豪商・豪農などの富裕層・上流階級には、勤皇派・尊皇派・天皇主義者は極めて少ない。
   ・   ・   ・   
 日本列島には、自然を基にした日本神話・民族中心神話・高天原神話・天孫降臨神話・天皇神話が滲み込み、その上に石器時代縄文時代弥生時代古墳時代日本民族が住んできた。
 日本民族は、ヤポネシア人、石器人・日本土人縄文人弥生人(渡来人)、古墳人(帰化人)が乱婚して混血して生まれた雑種である。
   ・   ・   ・   
 正統男系父系天皇制度は、数千年前の弥生時代古墳時代に、ナラの有力豪族達が集まって弥生の大乱を鎮め平和と安定、幸せと豊かさの為に話し合って作り上げた制度であった。
 日本は正統男系父系天皇制度のお陰で陰惨な虐殺に次ぐ虐殺という、中国や朝鮮の様な思想地獄、西洋や大陸の様な宗教地獄、ソ連中国共産党共産主義諸国の様なイデオロギー地獄は起きなかった。
   ・   ・   ・   
 1847(弘化4)年 マルクスエンゲルスは、プロレタリア革命を広める為に共産主義者同盟の綱領を起草して、共産党宣言を行った。
 マルクス主義社会主義共産主義は歴史の浅い、反宗教無神論の新しいイデオロギーである。
   ・   ・   ・   
 リベラル派・革新派そして一部の保守派やメディア関係者は、女性天皇女系天皇即位に賛成し、天皇制度を正当女系母系天皇制度への変更を求めている。
 自民党内でも、正当女系母系天皇制度においても女性天皇女系天皇即位に賛成する政治家が多数派である。
 日本国内において、正統男系父系天皇男制度を護って女性天皇女系天皇即位に反対する日本人は少数派である。
   ・   ・   ・   
 現代の日本人は、昔の日本人・日本民族とは別人のような日本人である。
 戦後民主主義教育を受けた高学歴な知的インテリや進歩的インテリ、特にマルクス主義者・共産主義者といわれる日本人の多くは民族的な歴史力・文化力・伝統力・宗教力が乏しいかない為に、日本民族の歴史・宗教・文化が嫌いである。
 現代の国際常識、世界正義は、男女平等、女性権利の向上、フェミニズムジェンダーで、正統性男系父系天皇制度は悪とされている。
   ・   ・   ・   
 昭和7(1932)年 ソ連コミンテルンは、社会ファシズム論から日本共産党に対し32年テーゼ「日本に於ける情勢と日本共産党の任務に関するテーゼ」を送った。
 「帝国主義戦争の内乱への転嫁を目標とする日本共産党」に、暴力革命勝利の為の「統一戦線戦術」を命じた。
 日本人共産主義者は、人民の正義の為に昭和天皇や皇族を殺すべく活動を本格化させた。
   ・   ・   ・   
 三十二年テーゼ
 1932年5月コミンテルン執行委員会西ヨーロッパ・ビューローによって決定された「日本における情勢と日本共産党の任務に関する方針書」のこと。日本の支配体制を絶対主義的天皇制とみなし,きたるべき日本革命は天皇制を打倒し,地主制を廃止するブルジョア民主主義革命であり,社会主義革命はその次の段階とする二段階革命論の立場を明確にした。日本では河上肇翻訳で同年7月 10日『赤旗』特別号に掲載され公にされた。同種のものには 27年,31年のものがある。これらのテーゼは当時の日本の経済理論,社会主義運動理論に大きな影響を与え,活発な論争を引起した。
 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
   ・   ・   ・    
 日本の歴史には2つあって、民族の伝承・宗教によるローカルな神話物語とアフリカを源流とする科学的根拠によるグローバルな人類史である。
 ローカルな神話物語とは、古事記日本書紀を正統根拠とする日本神話・民族中心神話・高天原神話・天孫降臨神話、つまり女性神天照大神最高神とする天皇神話である。
 それが、皇国史観であった。
 グローバルな人類史には、科学的経験的正当性はあっても宗教的合理的正統性はない。
 神話物語と人類史の2つを持つのは、民族としては日本民族琉球民族アイヌ民族だけで、国家としては日本国だけで、その歴史に正当性を裏書きしているのが正統な天皇の神格である。
 その意味で、日本は特殊で特別であるが、日本国と日本人が優れているとは無関係である。
 天皇は日本を統一して日本建国宣言の詔を発していない為に、日本には建国年と建国記念日は存在しない。 
   ・   ・   ・   
 天皇の存在意義とは、国内においては国家と国民統合の象徴であり、国外においては日本国と日本民族の信用の源泉である。
   ・   ・   ・   
 日本国憲法が、日本国と日本国民の国際的信用を保証してはいない。
 そもそも、日本国憲法を保証しているのは天皇である以上、正統な天皇の承認なくし日本国憲法の正当性はない。
 日本において、数万年の石器時代縄文時代及び数千年前の弥生時代古墳時代から受け継いできた歴史・伝統・文化・宗教における天皇の正統性は、1946年成立のキリスト教マルクス主義共産主義によって書かれた日本国憲法の正当性の上位にある。
 戦後民主主義教育を受けた日本国民や外国人日本国籍保有者が、日本国憲法における国民主権で自分達が日本国の国際的信用を責任を持って保証すると宣言した所で認められない。
   ・   ・   ・   
 天皇の正統性とは、最高神の女性神を神聖不可侵にして絶対不変の根拠とする、民族宗教、神話物語、血筋・血統の家世襲万世一系の男系父系天皇制度である。 
 天皇の正当性とは、イデオロギーで作成された憲法・法律を根拠とする、非民族神話、非崇拝宗教、非血筋・非血統の非家世襲万世一系を排除した女系母系天皇制度である。
 現代日本の国民世論の90%以上が、正統性の男系父系天皇制から正当性の女系母系天皇制度への制度変更を要求している。
   ・   ・   ・   
 日本民族が崇拝してきた八百万の神々が正統な神である事を保証しているのは、最高神・女性神の血筋・血統の家世襲万世一系の男系父系天天皇の神性である。
 つまり、民族宗教、神話物語でる天皇神話である。
 近代の憲法や法律の宗教法人法が認定する神仏には、合憲・合法に基づいた正当性がっても、神性・神聖の正統性はない、つまり金儲けの為に作られたウソの神仏である。
 当然、非民族神話、非崇拝宗教、非血筋・非血統の非家世襲万世一系を排除した女系母系天皇には神仏を認め保証する神力はない。
 日本の八百万の神々は天皇家の祖先神である伊邪那岐命イザナギノミコト)と伊邪那岐命イザナミノミコト)から生まれた、それが天皇神話である。
   ・   ・   ・   
 日本の天皇制度は、閉じた王家として、即位する正統必須条件は、日本民族であり、民族宗教、神話物語で語られる最高神・女性神からの血筋を神聖不可侵の絶対根拠とする血筋・血統の家世襲万世一系の男系父系天皇家・皇室の家族・一族のみである。
   ・   ・   ・   
 日本は建国物語として、世界のいずれの国とも違い、特殊・特別で、神の宗教的民族神話と人の科学的民族伝説の二つを持っている。
 神の宗教的民族神話とは、古事記日本書紀を正統根拠とする天皇神話、つまり天皇の祖先である女性神最高神として崇める高天原神話・天孫降臨神話・諸神話である。
   ・   ・   ・   
 日本民族は、数万年前の石器時代縄文時代から日本列島に住んでいた。
 天皇家・皇室は、数千年前の弥生時代古墳時代に、内戦や争いを避け平和と安定を取り戻す為にムラ論理で、古代の有力豪族達による長老者会議において衆議の結果として「天皇下駄論」・「天皇人身御供説」・「天皇生け贄説」で作られた、責任を押し付けて逃げるという無責任な生存論理である。
 その神聖不可侵の裁可者・天皇という地位を護る為に考え出されたのが、「政治的無答責の君主」、つまり政治権力も宗教権威も持たない天皇の権威つまり「天皇の御威光」である。
 祖先と国と民族に対して重い責任を負うのは、益荒男・日本男児の責務であって、手弱女・大和撫子ではなかった。
 故に、日本天皇は、最高神の女性神による民族神話、神話宗教、血筋・血統の家世襲万世一系で受け継ぐ事で正統性を与えられていた。
 つまり、民族神話で正統と認められた宗教的万世一系の男系父系天皇制度とは、数万年生きてきた日本民族の歴史的叡智の結晶である。
   ・   ・   ・   
 天皇下駄論・天皇人身御供説・天皇生け贄説とは、日本民族にとって面倒な事や厄介な事を困った事を「否応もなく」天皇と皇族に引き取って貰う事である。
 つまり、押し付けられる損な役回り・貧乏くじを嫌だと言わず拒否せず無条件に「引き受けて貰っている」、「やって貰っていただいている」、という事である。
 それが、天皇の御威光、天皇の権威、天皇の御稜威・大御心である。
 日本民族天皇・皇族・皇室を護ったのは、「責任逃れをする為に犠牲を強要していた」からである。
   ・   ・   ・   
 日本国・日本民族を1つにまとめている3つの力が存在している。
 1つ目が武力の政治権力、2つ目が経済力の宗教権威、3つ目が文化力=畏れの天皇の御威光・権威・御稜威・大御心であった。
 日本の歴史において、政治権力と宗教権威は人間の強欲・私欲・個人欲で栄枯盛衰を繰り返し目まぐるしく入れ替わっていたが、その中で文化力の天皇の御威光だけは変わらなかった。
   ・   ・   ・   
 世界の王侯貴族は他国からの軍人征服者であったが、日本の天皇は民族の伝統・文化・宗教の権威者であり保護者であった。
   ・   ・   ・   
 祖先霊・祖先神・氏神の人神信仰は、命と魂、血と身体、遺伝子とDNAを受け継ぐ事である。
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💍19)─1─開かれた皇室が好き嫌いの庶民化・アイドル化となって皇室無用論を招く。〜No.82No.83No.84 

   ・   ・   ・   
 関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。
   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・  
 現代の日本人は、民族的な歴史力・文化力・伝統力・宗教力がなく、日本人の歴史を語れても、日本民族の歴史は語れない。
 同様に、武士・サムライや百姓や町人の事を語る資格はない。
   ・   ・   ・   
 2021年12月31日 MicrosoftNews AERA dot.「小室眞子さんの結婚で皇室の危機は本当に去ったのか?「庶民化の矛盾」を上皇さまの同級生が指摘
 © AERA dot. 提供 2016年に来日したベルギーのフィリップ国王夫妻を歓迎する宮中晩餐会に臨んだ内親王時代の秋篠宮ご夫妻の長女眞子さん
 平成の終わりから令和にかけて皇室は、秋篠宮家の長女、眞子さんの結婚問題に揺れた。それは、皇室を長く支えてきた人たちにどう映ったのだろうか。司馬遼太郎が『坂の上の雲』で描いた陸軍情報将校、明石元二郎の孫であり、上皇さまの同級生の明石元紹さん(87)。学習院の幼稚園で明仁親王に出会い、戦時下では明仁皇太子とともに日光で疎開生活を送り、高等科ではともに馬術部で青春を過ごした。上皇さまの退位問題の際には、届かぬ上皇さまの声を官邸や世間に伝えようと橋渡し役を担いもした。その明石さんに今後の皇室のあり方について思いを聞いた。
  * * *
――海外メディアに撮影された画像を見る限り、眞子さんは、自由なニューヨーク生活を満喫しているようです。その様子に国民は安堵を感じる一方で、結婚問題で生まれた皇室への不信感や行き場のない感情は「わだかまり」としてくすぶったままです。
 明石さん:眞子さんが結婚会見で発信した言葉や宮内庁秋篠宮家による金銭問題への対処の仕方は、皇族に相応しいとは言い難いものでした。
 僕ら80年近く皇室を見守り続けてきた学習院の仲間のあいだでも、「これではもう、皇室はなくなっていいのではないか」と、嘆いた人間もいたほどでした。
 結婚問題で顕在化した「皇室の危機」。それは、眞子さんひとりに、「責任」をかぶせて蓋をすればいい、というものではありません。
 眞子さんが民間人となって日本を離れたから、「終わった」わけでもありません。
 何が眞子さんの結婚問題を引き起こしたのか、現在の皇室の抱える矛盾や限界を振り返り、背景を理解する必要があります。
 その根底にあったのは、極端なまでの「皇室の庶民化」にあったのではないかと感じています。
――それはどのような意味でしょうか。
 明石さん:皇室はいまだに、日本で唯一、「生まれながらに特権的な身分を持つ」存在です。
 第2次世界大戦のなかで、私は疎開した明仁親王とともに日光に疎開し、そこで玉音放送を聞きました。
 戦争と敗戦で皇居は焼け、皇室解体の危機に直面しました。
 1947年に、日本国憲法が施行されると、身分制度を作りあげていた華族制度は廃止され、天皇は「象徴」となりました。しかし、皇室典範によって皇室だけは、「生まれながらによって特権的な身分制度」を維持し続けることになったのです。
 戦後の日本においては、ある意味で異質であり、憲法に矛盾した存在でもあります。
 そうしたなかで過激派などが反皇室闘争を掲げゲリラ事件が頻発します。皇室がどうなるのか、先が見えない時代が続きました。
――昭和の後半にかけては、「天皇の訪欧・訪米反対」、「皇太子の訪沖反対」、「天皇の戦争責任追及」などを掲げる過激派勢力が、皇居内に乱入して火炎瓶を投げ、原宿の皇室専用ホームに発煙筒を投げ込み、さらには天皇の特別列車の爆破未遂事件など、皇室に対するゲリラ事件が頻発しました。
 平成の前半は、政府の外交に巻き込まれた時期でもありました。
 天皇は、政治の意思は受け止めざるを得ない立場にある。その一方で、天皇訪中など国論が割れるような問題については、『日本国民の総意に基づく』地位にある者として、国民が納得する訪中にしなければならない。
 難しい状況のなかで、平成の天皇は国の象徴としての姿勢を保ち、その責務を遂げました。
 明石さん:戦争と敗戦で皇室解体の危機を目のあたりにした上皇さまは、皇太子時代から象徴とはどうあるべきか、と考え続けた。
 そして上皇ご夫妻は、命がけで皇室を守ろうとなさってきた。
 国民と皇室との垣根を取り払い、信頼を築きあげてきたのが、おふたりでした。
 そのひとつが、国民と同じような私生活を送り、「開けた皇室」であり続けることでした。国民と同じ生活をすれば、人びとの気持ちをよりいっそう、理解できる。それは、分かります。
――ロイヤルファミリーの庶民化は、世界的な流れです。たとえば、英国のキャサリン妃は高級なファッションブランドと同時に「ザラ」などのお手頃価格の服を着こなす。このように庶民感覚をうまくアピールしている点も人気につながっています。一方、日本の皇室はどうでしょうか。
 明石さん:相互理解は大切です。ただ、日本の皇室の場合は、「国民を理解しよう」という思いが強すぎたのだと感じます。
 天皇は人びとのために祈りを捧げる祭祀王でもある。また神武天皇祭など「万世一系」に根ざした先祖祭を続ける祭祀を行う皇室は、神秘性を合わせ持つ存在でもあります。神秘性や国民と隔絶された部分があるからこそ、「生まれながらにして特権的な身分」を持つ皇室が敬愛の対象になってきた側面もあるでしょう。
 一方で、国民と同じ生活や感覚を持ち続けた皇族は、「公」に生きるという覚悟よりも、「ひとりの人間として生きたい」という自我が強くなるのは、自然な流れです。
――眞子さんの結婚問題では、世間からは、「皇族もひとりの人間だ」「自由に生きる人としての権利を尊重すべきだ」といった声が強くあがりました。今の社会には、生身の人間に「公」を最優先する人生を強いるべきではないという空気があります。
 明石さん:皇室メンバーが普通の人間であることを認めれば認めるほど、同じ人間の中に皇室という「特権的な身分」が存在する、制度の矛盾が膨らんでいきます。
 いまの皇室は、国民の気持ちを理解するために、国民と同じ私生活を送ってきた。それは長い歳月をかけて、ねじれを生み、「公」よりも「私」を優先させた眞子さんの結婚問題につながったともいえるでしょう。
 前にも言いましたが、学習院の仲間でさえ、「皇室はもう無理ではないか」と口にする人間が出てきた。とういことは「もはや皇室は、なくてもいいのではないか」と考える国民は、確実に増えているはずです。
 まさに、皇室の危機です。
 ただ、それに上皇さまやいまの天皇陛下が気づいておられるのか。どう、お考えなのかも、私には分かりません。
――天皇が「現人神」であった戦前と「象徴」にかわった戦後の昭和、そして平成、令和。明石さんは、皇室を見守り続けてきました。 明石さんの目に、皇室の未来像はどう映りますか。
 明石さん:厳しい意見を言えば、皇室存続の鍵は、「国民と同化し過ぎた皇室」から脱することができるかどうかだと私は思います。
 たとえば、常陸宮妃の華子さまは、車から国民に対して車の中から気軽に手を振ることは、ほとんどなさらない。華子さまは、旧伯爵の令嬢として生まれた方です。
 香淳皇后さまも、そうでした。明治天皇大正天皇昭和天皇は、国民と一線を引く「我慢」をなさってきたのだと思います。
――つまり、以前は一線をひくことで皇室を守り、国民との信頼関係を守っていたわけですね。しかし、この時代に皇室が、「国民と同化せずに」、神秘性を保ち続けることは可能でしょうか。現在のネット社会は、秘匿したいと思うことでも、一瞬で情報が拡散する世の中です。
 明石さん:確かに、いまの皇室が「菊のカーテン」に閉ざされ、謎めいた存在であり続けることは難しい。
 眞子さんの結婚問題では、お相手であった小室さんの家族の過去のトラブルまで、すべて露わにされました。
 お相手と皇族自身も、心身共にうけた傷の深さははかり知れません。
――古くは皇室に入りご苦労をされた上皇后美智子さま。そして、2004年に適応障害と診断されてから18年近く体調が戻らない皇后雅子さま。して眞子さんも、結婚問題によって、複雑性PTSDと診断されました。
 明石さん:国民と同化し、開かれ過ぎた皇室の“弊害”が、浮き彫りになったのだと感じます。
 報道はもちろん、ネットの書き込みも含めて、皇族もお相手もすべてのプライバシーが露わになり、執拗な攻撃を受けかねない。
 眞子さんの結婚問題は、皇室に関わればプライバシーなどなくなると日本中が思い知った出来事でした。「皇室と関りを持つことはリスクである」という印象が、世界中に広がってしまいました。
 眞子さんの件では、極端な「庶民化」と「自由意志の尊重」が、お相手選びを含めて問題を引き起こしたのだと思います。
――次世代の皇室を担うのは、秋篠宮家です。秋篠宮家には、皇位継承順位1位の皇嗣である秋篠宮さまと、2位の悠仁さまがいます。悠仁さまは22年4月には、高校に進学します。将来の天皇となる悠仁さまには、今後、ますます国民の関心は高まっていくことでしょう。
 明石さん:いまは悠仁さまの進学先に注目が集っていますが、ご結婚も、そう先のことではありません。お相手とどちらで出会い、ご結婚をなさるのか。そうしたことが、問題なく進むのか……。 
 ある意味、「矛盾した存在」となりつつある皇室と関わってもいいと手を挙げる人間がいるのか。それは、皇室に対して、適切な距離を保ことのできる人物なのか。
 「もう皇室は無理だーー」。
 そんな失望を抱えた国民によって、皇室の時代は終わりを告げるかもしれない。
 コロナ禍は続いています。お金の面でも生活の面でも、国民の苦しみが続いているなかで、皇室は新年の祝賀行事を執り行うことを、自身でどうとらえるのか。
 皇室は、国民と真摯に向き合い、襟を正していただきたいと思い。
 僕は上皇さまとの長い間の接点を持って、皇室を見てきました。
 いま皇室が直面している危機は、そばにいた僕らの責任でもあります。
 しかし、その一方で、今の皇室も相当の覚悟を持って、揺り戻しをはかる必要があるのではないでしょうか。
(構成 AERAdot.編集部 永井貴子)」
   ・   ・   ・   
 世界における開かれた王国とは、自国民でなくても他国民でも国王に即位できた。
 西洋諸王国の即位する正当必須条件とは、人種は白人、民族はゲルマン系、宗教は西欧キリスト教、職業が王族か軍人、人物・才能・能力優先で血筋・家柄・身分・階級は二の次、女性でも即位可能である。
 イギリスの歴代国王の出身部族は、先住民ケルト人を征服したアングロ・サクソン系、ノルマン系、フランス系、スペイン系、ドイツ系であった。
 ヴィクトリア女王の共同統治者である夫アルバート公子は、ドイツ人でザクセンコーブルク=ザールフェルト公エルンスト(後のザクセンコーブルク=ゴータ公エルンスト1世)の次男。
 ロシア女帝エカテリーナ2世は、ドイツ人でプロイセン軍少将の娘。
 メキシコ皇帝マクシミリアンは、ドイツ人でオーストリアハンガリー皇帝フランツ=ヨゼフ1世の弟。
 女王エリザベス2世の夫フィリップ (エディンバラ公)は、ギリシャ人でギリシャ王家の王子。
   ・   ・   ・    
 天皇・皇族・皇室を戦争をして命を捨てても護ろうとした勤皇派・尊皇派・天皇主義者とは、日本民族であり、身分・地位・家柄・階級・階層が低い、下級武士、身分低く貧しい庶民(百姓や町人)、差別された賤民(非人・穢多)、部落民(山の民{マタギ}・川の民・海の民)、異形の民(障害者、その他)、異能の民(修験者、山法師、祈祷師、巫女、その他)、芸能の民(歌舞伎役者、旅芸人、瞽女、相撲取り、その他)、その他である。
 日本民族には、天皇への忠誠心を持つた帰化人は含まれるが、天皇への忠誠心を拒否する渡来人は含まれない。
 身分・地位・家柄の高い上級武士・中流武士や豪商・豪農などの富裕層・上流階級には、勤皇派・尊皇派・天皇主義者は極めて少ない。
   ・   ・   ・   
 数千年前の弥生時代は大乱が起き殺し合いを続けていが、人々は争う事に疲れ平和と安定を希望した。
 ナラの有力豪族達は集まり長老者会議を開き、ムラ論理(無責任な生存論理)で衆議の結果として、人がよく欲得が少ない正直で誠実な弱小豪族の一家・一族に責任を押し付けて逃げる事にした。
 それが、現皇室・天皇家の祖先である。
 無責任な生存論理とは、天皇下駄論・天皇人身御供説・天皇生け贄説の事である。
 そこで正統性を持たせるために創作されたのが、崇拝宗教としての民族神話、天皇神話、つまり天皇の祖先である女性神最高神として崇める高天原神話・天孫降臨神話・諸神話である。
 祖先と国と民族に対して重い責任を負うのは、益荒男・日本男児の責務であって、手弱女・大和撫子ではなかった。
 故に、日本天皇は、最高神の女性神による民族神話、神話宗教、血筋・血統の家世襲万世一系で受け継ぐ事で正統性を与えられていた。
 つまり、民族神話で正統と認められた宗教的万世一系の男系父系天皇制度とは、数万年生きてきた日本民族の歴史的叡智の結晶である。
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 天皇の正統性とは、最高神の女性神を神聖不可侵にして絶対不変の根拠とする、民族宗教、神話物語、血筋・血統の家世襲万世一系の男系父系天皇制度である。 
 天皇の正当性とは、イデオロギーで作成された憲法・法律を根拠とする、非民族神話、非崇拝宗教、非血筋・非血統の非家世襲万世一系を排除した女系母系天皇制度である。
 現代日本の国民世論の90%以上が、正統性の男系父系天皇制から正当性の女系母系天皇制度への制度変更を要求している。
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 日本の天皇制度は、閉じた王家として、即位する正統必須条件は、日本民族であり、民族宗教、神話物語で語られる最高神・女性神からの血筋を神聖不可侵の絶対根拠とする血筋・血統の家世襲万世一系の男系父系天皇家・皇室の家族・一族のみである。
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 日本は建国物語として、世界のいずれの国とも違い、特殊・特別で、神の宗教的民族神話と人の科学的民族伝説の二つを持っている。
 神の宗教的民族神話とは、古事記日本書紀を正統根拠とする天皇神話、つまり天皇の祖先である女性神最高神として崇める高天原神話・天孫降臨神話・諸神話である。
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 天皇下駄論・天皇人身御供説・天皇生け贄説とは、日本民族にとって面倒な事や厄介な事を困った事を「否応もなく」天皇と皇族に引き取って貰う事である。
 つまり、押し付けられる損な役回り・貧乏くじを嫌だと言わず拒否せず無条件に「引き受けて貰っている」、「やって貰っていただいている」、という事である。
 それが、天皇の御威光、天皇の権威、天皇の御稜威・大御心である。
 日本民族天皇・皇族・皇室を護ったのは、「責任逃れをする為に犠牲を強要していた」からである。
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⚔13)─5─大航海時代は東の東南アジア産スパイスと西のジパング産黄金で起きた。〜No.47 ④ 

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   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・  
 西洋の大航海時代は、前半はインドから東南アジアにかけて生産されるスパイスを求めた交易時代で、コロンブス以降の後半は黄金伝説のジパングを目指す欲望と野心の冒険時代であった。
 その副産物として、中世キリスト教会とイエズス会などの積極的戦闘的修道会による布教活動とアフリカ人・日本人奴隷交易が起きた。
   ・   ・   ・   
 奥州での金の発掘は1300年以上前の奈良時代から。
 最盛期は、奥州藤原氏が活躍した900年前の平安末期。
   ・   ・   ・   
 奥州・平泉は、金塊を宋やタイに輸出し、東南アジアの黄金文化を支えた。
 ジパング産黄金とは、奥州産金であり、倭金である。 
   ・   ・   ・   
 YAHOO!JAPANニュース
<歴史探偵>「黄金の国ジパング」を探せ! 東北に「モンスター金」が掘り出される“奇跡の地質”
 1/5(水) 17:30配信
 MANTANWEB
 1月5日放送の「歴史探偵」で特集される「黄金の国ジパング」 (C)NHK
 俳優の佐藤二朗さんらが出演するNHKの歴史番組「歴史探偵」(総合、水曜午後10時半)。1月5日の放送では、マルコ・ポーロの「東方見聞録」に登場する「黄金の国ジパング」の謎に迫る。
 【写真特集】東北で見つけた「モンスター金」の正体とは? 新年の「歴史探偵」は金だらけ!
 黄金の国ジパングは、西欧の冒険家たちが一獲千金を夢見て飛び出していったが、見つけることができなかった幻の国。
 今回の番組では、調査で浮かび上がってきた、東北地方・北上山地一帯に存在する“奇跡の地質”を追う。「ジパングには、すべてが金で飾られた『黄金の宮殿』が存在する」という記述を頼りに中尊寺金色堂へ。東北は「モンスター金」と呼ばれる重さ2キロほどの巨大な金塊がザクザク掘り出される、世界的にも珍しい「黄金であふれる土地」だった。
 「歴史探偵」は、佐藤さんと同局の渡邊佐和子アナウンサーが「探偵」として、歴史上の謎に挑む歴史番組。
   ・   ・   ・   
 世界史の発展と人類史の悲惨の発端は、マルコポーロの『東方見聞録』であった。
 世界史の発展とは、地球上に埋もれていた金銀銅など貴金属鉱石が大量に西洋に流入して富をもたらし、経済と金融を動かし国際市場をつくった事である。
 人類史の悲惨とは、西洋海洋諸国による植民地拡大、中世キリスト教会による布教という宗教侵略、白人キリスト教徒商人の金儲けによる非白人奴隷交易、などである。
 奴隷交易の商品とされたのは、非白人非キリスト教のアフリカ人、日本人、その他であった。
 が、それらは人類の発展、世界の文明、生活の文化の為の必要悪とされている。
   ・   ・   ・   
 ジパング黄金伝説。宋書平安時代に奥州を支配した藤原氏は、岩手県西部の山岳周辺で大量に採掘されていた黄金を奥州産金(倭金)として中国の宋王朝に輸出していた。
 奥州産金の輸出量は、年間370kgで、当時の世界で取引されていた黄金の15%を締めていたといわれる。
 この話がジパング黄金伝説を生み、マルコポーロは『東方見聞録』で世界に広めた。
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ウィキペディア
 ジパングは、中世・近世ヨーロッパの地誌に現れていた東方の島国。現在の日本という説がある。
 ジパング=奥州平泉説
 マルコ・ポーロが伝え聞いたジパングの話は、平安時代末期に平安京に次ぐ日本第二の都市として栄えた奥州平泉の中尊寺金色堂がモデルになっているという説がある。当時の奥州(現在の東北地方)は莫大な砂金を産出しており、奥州藤原氏によって国際貿易に使用されていた。
 マルコポーロ元王朝に仕えていた13世紀頃、奥州の豪族安東氏は十三湖畔にあった十三湊経由で独自に中国と交易を行っていたとされ、そこからこの金色堂の話が伝わったものとされる。

異説
 上記のごとく、マルコ・ポーロジパングが日本のことを指すという見方が現在一般的であるが、異説もある。
 中世の日本はむしろ金の輸入国であり、黄金島伝説と矛盾する。
マルコ・ポーロの記述やその他の黄金島伝説ではツィパングの場所として(緯度的にも気候的にも)明らかに熱帯を想定しており、実際の日本(温帯に属する)の位置とはかなり異なる。
 元が遠征に失敗した国は日本以外にも多数存在する。
 などの理由から、ジパングと日本を結びつけたのは16世紀の宣教師の誤解であるとする説もある。またジパングの語源としても、元が遠征した東南アジアの小国家群を示す「諸蕃国」(ツィァパングォ)の訛りであるとする。

 ワクワクとの関連
 地理学者イドリースィーの1154年製作の世界地図。上が南方向となっており、南方全体から東方にかけてをアフリカ大陸が覆う。地図の左端、アフリカ大陸東端に金泥で描かれた山があり、「ワークワーク」(الواق واق al‐Wāq‐Wāq)と書かれている。
 イスラーム世界(アラビア語・ペルシア語圏)において「ワークワーク(الواقواق al‐Wāqwāq)」というスィーン(al-Ṣīn、中国)の東方にある地域(または島)の記録があり、9世紀半ばに著されたイブン・フルダーズベのアラビア語最古の地誌『諸道と諸国の書』(Kitāb al-Masālik wa al-mamālik)によると、ここでは黄金を産出し、衣服から犬の首輪まで黄金が用いられ、輸出も行っているとされる。またシーラ (Shīlā) という国がカーンスー(Qānṣū、杭州か揚州)の沖にあり、ここも黄金に富むという。
 ワークワークは日本の旧称「倭国(わこく)」に由来するという説もあるが、スマトラマダガスカル、ボルネオ、フィリピンなどのアフリカや東南アジアという説もあり詳しいことは分かっていない。
 シーラは山が多い、多くの王がいる、環境が良いため入国者がそのまま居住するとされ、古代の日本に当てはまる記述もあるが詳細は不明である。
 イドリースィーの地図は1154年頃の知見を集めたものであるが、ポーランドにあたる地域の記述など資料の取り違えとみられる点もある。
  ・  ・  
 玉山金山(たまやまきんざん)は、岩手県陸前高田市竹駒で金を産出した鉱山である。マルコ・ポーロの『東方見聞録』にある「東方に国あり、その名ジパングという。その国で特に驚くべきことは金の多いことである。その金は掘れども尽きず。」の主体が当山であるとされる。
 概要
 玉山金山は、氷上花崗岩中の金が異常濃集した熱水鉱脈を鉱石として採掘し、同時に美しい水晶を大量に産出したため、水晶(玉)の出る山という意味の「玉山」と名付けられたとされる。玉山金山は「陸奥の金」として日本で初めて金が発見されたと伝えられる金山のひとつで、天平の時代にはすでに砂金のかたちで金を産出していたとされる。その産金は奈良東大寺の大仏に使われたほか、奥州藤原氏の黄金文化を支え、中尊寺金色堂にその産金量の膨大さが見て取れる。藤原清衡が宋に10万5000両もの金を贈り、朝廷に年々四貫目の金を朝貢して殿上人を羨望せしめたといわれる。平重盛が唐の育王山に寄贈した3500両の金も当山産出とされる。戦国時代には豊臣秀吉が直轄として金山奉行を配し、その後は伊達氏の所有となり伊達政宗以降三代の栄華の源となったほか、慶長遣欧使節に要する費用はすべて当山の産金によるものといわれたが、江戸幕府に没収されることを恐れて坑口その他を破壊し廃坑に見せかけたとされる。千人坑は当山最盛期の主要坑道で、一時は「玉千軒余」と呼ばれ大いに繁栄したが1673年頃から次第に産金量が減少し、黄金のベコ(牛)とともに坑夫千人が落盤の下敷きとなって死んだという「オソトキ」(飯炊きの女)の伝説を残しながら、廃坑のみが現在も残されている。和右ェ門坑は1611年に小野寺源太郎が3ヶ月で140万両の金を掘り出したと言われており、当山で最も多く金を産出した坑道とされる。1904年(明治37年)には日本銀行副総裁の高橋是清が、当山を抵当にして日露戦争の軍資金に英米から8億円の借入をしている。
 令和元年5月20日(月)に「みちのくGOLD浪漫―黄金の国ジパング、産金はじまりの地をたどる―」の構成文化財のひとつとして日本遺産に認定された。
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 金・貴金属買取 >金の雑学 >黄金の国ジパングとは
 2016年08月30日 2021年08月23日
 黄金の国ジパングとは
 東方見聞録の影響
 日本がヨーロッパにおいて“黄金の国ジパング”と呼ばれていた時代がありました。
 それは、イタリア・ヴェネチアの旅行家マルコ・ポーロ(1254~1324)が著したとされている、世界の記述とも呼ばれている東方見聞録が元となっているようです。
 実際、マルコ・ポーロ自身は日本へは渡っておらず、13世紀末(1299年)伝聞によりジェノヴァの牢獄で口述筆記により書かれたと言われています。
 東方見聞録の内容には、「この国ではいたる所で黄金が見つかるため、国人は誰でも莫大な黄金を所有している」、「宮殿は、それこそ純金ずくめでできている」、「この国の宮殿の屋根はすべて黄金でできている」、「床には分厚い黄金が敷かれている」、「黒胡椒も白胡椒もきわめて豊富である」などと大袈裟過ぎるほどに豊かさが伝えられていたようです。
 そのゆえんは、12世紀初頭に奥州藤原氏が奥州平泉に建立した、中尊寺金色堂が話の元となったようです。記載内容の信ぴょう性については曖昧なところもありますが、これを読み黄金の国ジパングへ行き、自分も金を手に入れるのだ!と夢見る人々を生み出したことは確かだったようです。
 東方見聞録の影響は非常に大きく、かのコロンブスを始め、多くの航海士が日本を目指し、大航海ブームが巻き起こったと言われています。
 なぜ黄金の国といわれるようになったのか
 当時の日本の生産量の多さで黄金の国と呼ばれたというよりは、16~17世紀の世界生産量5~10t/年に対して、貨幣として200tを流通させていた点。
 さらに世界の産金量はもっと少なかった中尊寺が建立された12世紀末ころに、宋からの経典購入に105,00両(1.7t)もの金を支払った点。
 そして一番の影響力となった東方見聞録による財宝あふれる日本のイメージなどから、“黄金の国ジパング”が生み出されたようです。
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 中華皇帝は、朝貢に訪れた諸国の使節団に対して倭金(奥州産金)が下賜された。
 当時、タイなど金産出量が乏しい東南アジア謝国は、中国から輸入した倭金(奥州産金)を利用して黄金文化を築いた。
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 平清盛は日宋交易で、足利義満は日明交易(勘合貿易)で、富を築いた。
 江戸幕府までの日本で産出される金銀銅は、天皇・朝廷、幕府の富つまり国の富みではなく、その土地を支配する領主の私有財産であった。
 時の権力者であった平清盛足利義満も奥州の領主ではなかった為に、奥州産金を手にし自由にはできなかった。
 同様に、世界の経済・金融を動かした石見銀山佐渡金山などでもいえた。
 有望な鉱山を持たないが故に平清盛足利義満も、危険を冒して大陸との交易で富を築くしか方法がなかった。
 つまり、ジパング黄金伝説とは、日本と鉱山を所有する封建領主の話であって、天皇、日本国、権力者、日本人とは直接には関係がない。
 事実、歴史教育に於いて、人類史や世界史を動かしたジパング黄金伝説は子供達に教えられていない。
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🏞目次)ー2・Bー江戸時代。徳川家斉から徳川慶喜。ロシアの日本侵略と幕末。ブラックな江戸。~No.308  * 

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 関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。
   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・  
 当ブログは、歴史の定説を恣意的に書き替える為に作成している歴史修正主義民族主義のブログである。
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 現代の日本人には、民族的な歴史力・文化力・伝統力・宗教力はなく、その為に日本民族の歴史が理解できない。
 戦争に反対する現代の日本人には、死を覚悟し命を賭けて戦った武士・サムライと百姓や町人を語る資格はない。
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 開国・尊皇攘夷・幕末・討幕・近代化の前史。
 日本には、ロシアの軍事侵略とキリスト教の宗教侵略という天皇・国・民族、宗教・伝統・文化・言語を絶滅させる脅威が存在していた。
 ペリーの黒船艦隊を日本の開国と説明する歴史書はウソである。
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 寛政5(1793)年 寛政日露交渉。ラクスマン外交
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2022-07-31
🏞75)─1─ルイ16世は蝦夷地・樺太調査目的でフランス艦隊を派遣した。1785年。~No.308 
2022-08-01
🏞75)─2─イギリスの蝦夷地植民地化計画と徳川幕府の対応。1796年。~No.309 
2022-08-03
🏞75)─3─ロシアの対日戦略目的は初期は友好・交易で中期以降は領土・植民地であった。~No.310 
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2018-11-26
🏞76)─1─開国・尊皇攘夷前史。寛政日露交渉。松平定信。大黒屋光太夫林子平。エカテリーナ女帝。~No.311No.312・ @ ㉔
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2023-05-07
🏞77)─1─江戸時代のヒット商品はお上の規制に対する庶民の知恵と創意工夫から生まれた。〜No.313No.314 
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蝦夷地・北方領土四島探索。
2019-04-19
🏞78)─1─英国立公文書館北方領土4島を日本領とする1811年版古地図が発見された。〜No.315 
2023-10-24
🏞78)─2─江戸時代、北海道、樺太、千島、カムチャッカ松前藩領(日本領)だった。〜No.316 
2018-11-16
🏞79)─1─アイヌ人に対する差別と迫害は儒教朱子学)が原因であった。松浦武四郎『近世蝦夷人物誌』。~No.317No.318No.319・ @ ㉕
2018-11-15
🏞79)─2─アイヌ人に対する田沼意次松平定信の違いは、儒教朱子学の毒の有無であった。同化と異化。~No.320・ @ 
2024-04-15
🏞79)─3─北前船。江戸の経済と文化と料理を支えたアイヌとの北方交易。~No.321No.322 
2020-04-22
🏞80)─1─弘前城天守閣はロシアの侵略に備えた軍事施設であった。文化7(1810)年。〜No.323No.324No.325No.326・ ㉖
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水戸学。
2018-11-27
🏞81)─1─水戸学は、日本を守る為に日本ナショナリズム・近代的天皇教・軍国日本・国民皆兵を創作した。~No.327No.328No.328・ @ 
2018-12-02
🏞81)─2─水戸学の対ロシア世界包囲網戦略が日本の近代化の原動力となった。幕末日本の優れたインテリジェンス。~No.329No.330No.331・ @ 
2018-11-29
🏞81)─3─『新論』。尊皇原理主義による攘夷と鎖国徳川幕府の制限付鎖国政策とキリシタン弾圧は正しかった。~No.332No.333No.334・ @ 
2018-12-03
🏞81)─4─大日本帝国の原型は1830年以後の水戸藩に出現していた。徳川斉昭天皇の御聖断と御親政。~No.335N・ @ 
2023-04-14
🏞81)─5─幕末動乱に多大な影響を与えた天皇主義後期水戸学。~No.336 
2023-04-26
🏞81)─6・A─水戸学の三傑・幽谷、正志斎、東湖が大成した後期水戸学。~No.337
2023-06-01
🏞81)─6・B─後期水戸学と日本は神の国教育勅語の世界観。~No.337 ㉗ 
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2019-03-31
🏞82)─1─日本の儒学は、武士は官学の朱子学で、庶民は私学の陽明学であった。〜No.338No.339No.340No.341・ ㉘
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徳川家斉(1773~1841年)11代将軍(1787~1837年)
松平定信(1758~1829年)寛政の改革1787~1793年。
大田南畝により「白河の清きに魚のすみかねて もとの濁りの田沼こひしき」
2018-11-12
🏞83)─1・A─松平定信。町人や下級武士達は、漢訳本だけで地動説や万有引力を学び、和算だけで惑星の楕円軌道を計算した。1790年~No.342No.343No.344No.345・ @  
2022-05-23
🏞83)─1・B─「重力」「遠心力」「真空」などの用語を生み出した江戸の天才通訳。本木良永と志筑忠雄。~No.342・ @ 
2023-04-07
🏞83)─1・C─江戸時代のムラ社会における村型民主主義と百姓根性・ムラ人根性。~No.343No.344No.345 
2018-11-21
🏞83)─2─1815年4月5日 インドネシア・スンバワ島のタンボラ大噴火と火山の冬。コレラパンデミック。イエローストン国立公園。~No.346No.347No.348・ @ 
2018-11-24
🏞83)─3─文政のコレラ大流行。水戸藩の忠五郎事件と大津浜事件。第一次英緬戦争。シーボルト事件。宝島事件。1817年~29年~No.349No.350No.351・ @ ㉙
   ・   ・   ・   
徳川幕府は東北諸藩に北方領土蝦夷地の防衛出兵(約4,000人)を命じた。
2018-11-13
🏞83)─4─徳川幕府は、北方領土蝦夷地を守る為に東北諸藩に出兵を命じた。フェートン号事件。天草崩れ。1800年~No.352No.353No.354・ @ 
   ・   ・   ・   
 白蓮教の乱、1796〜1804年。
 総人口は、1791年の3億435万人が1801年に2億9,750万人に減った。
   ・   ・   ・
2019-07-28
🏞84)─1─尊号一件事件。松平定信の大政委任論・王臣論。〜No.356No.357・ 
2021-07-19
🏞85)─1─朱子学による異学の禁。寛政期の出版統制。文化期の表現規制。逃亡者浮世絵師・葛飾北斎。〜No.358No.359 
   ・   ・   ・   
ロシアの文化露寇、文化3年(1806年)と文化4年(1807年)。
2021-08-24
🏞86)─1─文化露寇。ロシアのアラスカ開発失敗の原因は徳川幕府であった。〜No.360No.361 ㉚ 
   ・  ・  ・   
2020-04-28
🏞87)─1─ブラック社会における庶民の抜け道としての旅事情。伊勢詣で。〜No.362No.362No.363・ 
2018-12-24
🏞87)─2─御所千度参り。天明の大飢饉で苦しむ庶民は天皇に助けを求め、光格天皇は幕府に被災民の救済を求めた。~No.364・ @ 
2023-02-14
🏞87)─3・A─江戸時代に起きた庶民の旅行ブーム。旅費は3か月で100万円。~No.365 
2023-04-28
🏞87)─3・B─江戸時代。庶民に一番人気の街道が東海道ではなく中山道だった。~No.365
2022-08-16
🏞87)─4─第11代将軍・徳川家斉は17人の女性に54人の子を産ませた意図とは。~No.366 ㉛ 
  ・  ・  
2018-11-20
🏞88)─1─日本の産業革命は、寛政期に地方で生まれた新たな金融システム・帝印金融(皇室資金)によって始まった。~No.367No.368・ @ 
2020-12-02
🏞89)─1─閉塞・閉鎖された日本は特殊・特異な庶民文化大国であった。~No.369No.370 ㉜ 
  ・  ・  
2022-06-13
🏞90)─1─徳川幕府はロシアの軍事侵略から蝦夷地・北方領土アイヌ人を守っていた。~No.371 
2023-11-19
🏞90)─2─松前城はロシアの侵略から日本を守る為の最後の城郭であった。~No.372 
  ・  ・   
2018-11-06
🏞91)─1─世界の非常識。「恨みっこなし」の喧嘩両成敗と仇討ち。~No.373No.374・ @ 
2022-05-20
🏞92)─1─庭番(隠密、忍び、忍者)でも長崎奉行勘定奉行若年寄などに出世できた。~No.375No.376No.378 * 
2022-06-01
🏞92)─2─庶民・下級武士から成り上がった奉行様。~No.379No.380No.381 * 
2022-06-02
🏞92)─3─江戸時代の武士は少数派。武士道は明治以降。~No.382No.383No.384 * 
2024-03-04
🏞92)─4─与力の収入の半分以上は「賄賂」だった。同心が得ていた「袖の下」。~No.382 
2018-11-05
🏞93)─1─百姓学者・細井平洲は武士待遇となり武士や百姓・町人を平等に教えた。~No.385No.386No.387・ @ 
2018-11-19
🏞93)─2─武士になった庶民。長久保赤水山田方谷二宮尊徳伊能忠敬高島秋帆苗字帯刀。~No.388No.389No.340・ @ 
2018-11-18
🏞93)─3・A─悪名高き日本ナショナリズムの胎動。身分低い国学の四大人。商人の子・本居宣長。~ No.341・ @ 
2023-11-10
🏞93)─3・B─国学者平田篤胤佐藤信淵。日本人が知らない本当の戦前 ~ No.341 
2022-07-06
🏞93)─4─継体系天皇本家の血筋は欣子皇女で絶えた。1820年代の皇統危機。~No.342 
2022-12-04
🏞93)─5─文政5(1822)年、宮津藩の農民一揆。農民供養「平地地蔵」。義民の吉田新兵衛。~No.343No.344 ㉝ 
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水野忠邦(1794~1851年)天保の改革1830年~43年。
2019-05-27
🏞94)─1─天保の改革。100万人都市江戸への一極集中を解消する為の人返しの法は失敗した。〜No.345No.346No.347・ 
2019-09-24
🏞94)─2─水野忠邦の改革とは、江戸人口集中を解消する地方・農村の復興改革であった。〜No.348No.349No.350・ @ 
2019-09-06
🏞94)─3─清国の『海国図志』。天保の改革の一つが戦争準備(海防強化)であった。〜No.351No.352No.353・  
2020-03-08
🏞94)─4─徳川幕府ハリネズミ式全方位型専守防衛戦略。〜No.356・ 
2023-11-11
🏞94)─5─徳川幕府は外国船の脅威から日本海輸送路を守るべく疋田船川を開削した。文化13(1816)年。〜No.357 
2020-09-12
🏞94)─6─シーボルト台風の被害は全国で2万人以上。文政11(1828)年9月17日。〜No.358 ㉞ 
  ・  ・  
2018-12-05
🏞95)─1─蛮社の獄。オーストラリアのアボリジニン人大虐殺。ロシアとアフガン戦争。1830年~No.359No.360No.361・ @ 
2018-12-06
🏞95)─2─水戸藩はロシアの侵略を防ぐ為に蝦夷地への屯田兵を幕府に請願した。西洋式要塞・助川城。1834年~No.362No.363No.364・ @ 
2018-12-07
🏞95)─3─大塩平八郎の乱。檄文で窮民救済の正当性を天皇の神徳に求めた。新たな皇国史観の目覚め。1836年~No.365・ @ 
2020-07-31
🏞95)─4─天保の大飢饉徳川幕府と町衆の日雇いへの御救い金・御救い米。~No.366
2020-11-20
🏞95)─5─江戸幕府の被災者救済策。「危機管理」は江戸時代に学べ!~No.367 ㉟  
   ・   ・   ・   
 アイヌ人は、日本民族日本人の味方か敵か。
 江戸時代のアイヌの人口は、記録上最大約2万6,800人であったが、天領とされて以降は感染症の流行などもあって減少した。
  ・  ・  
 ロシア・キリスト教勢力の日本侵略で中立はありえない。
 事実、樺太アイヌ人と千島列島アイヌ人はロシア人によって地上から消された。
 アイヌ人として生き残ったのは日本の蝦夷アイヌ人と北方領土アイヌ人だけであった。  
  ・  ・  
 アイヌ人は、日本国を守る為に日本人と共に戦ってくれるのか、それとも日本人を助けず見捨てて日本国から逃げるのか。
  ・  ・  
 ハワイ王国は武器を持った暴力的抵抗をせず、日本やイギリスから見捨てられ、アメリカ・キリスト教勢力の侵略で滅亡した。
  ・  ・  
3」西洋キリスト教文明・白人の功罪。中国共産党ソ連・ロシア人共産主義者による日本人女性子供虐殺事件。 
  ・  ・   
☭目次1』─弐ー露西亜の日本侵略。ロシア人共産主義者による日本人大虐殺。~No.1 
  ・  ・  
2017-09-17
☭10』11』12』─1─田沼意次蝦夷地・北方領土探索隊。立原翠軒の国難警告。アメリカ・イギリス・ロシアの北太平洋航路探検競争。1738年~No.23No.24No.25No.26No.27No.28No.29@・ 
2018-06-12
☭13』14』─1─文化露寇事件。ロシアの日本侵略を武力で防いだ徳川幕府歴史修正主義。1807年~No.30No.31No.32No.33No.34@・   
2017-09-22
☭15』16』17』─1─対馬事件。尊王攘夷派はロシア軍将校と水兵を襲撃した。ロシア軍艦による対馬武力占拠と租界要求事件。1854年~No.35No.36No.37No.38No.39No.40@・ 
   ・   ・   ・   
2020-06-27
💖5)─2・B─日本人は朝鮮人アイヌ人を感染症から救っていた。~No.18No.19No.20No.21  
悪い日本人はいたが、良い日本人もいた。
良い日本人は2割、悪い日本人は3割、何もせず眺めて傍観する日本人は5割。  
   ・   ・   ・   
 1840~42年 阿片戦争
   ・   ・   ・   
 捻軍の乱、1853〜1866年。
 1852年に発生した華北の飢饉が引き金となった。
   ・   ・   ・   
 回教の乱、雲南省のパンゼーの乱 1856〜1873年、陝西省甘粛省のドンガン人(中国系ムスリム)の蜂起 1862〜1873年。
 漢人と回民の両方が報復として虐殺を繰り返し、戦乱を恐れて多くの住人が逃亡した。
 1861年 甘粛省の人口は、1,945万9,000人が1,394万人に減った。
 1880年 甘粛省では495万5,000万人、陝西省では772万人に激減した。
 陝西省の回教は70〜80万人いたが10年後にはおよそ9万人まで減少した。
   ・   ・   ・   
徳川家慶(1793~1857年)第12代将軍1837~1853年。
阿部正弘(1819~1857年)安政の改革嘉永7(1854)年~安政4(1857)年。
2018-12-11
🏞96)─1─老中首座・阿部正弘(27歳)が江戸幕府滅亡の端緒を開いた。~No.368No.369No.370・ @ 
2018-12-10
🏞96)─2─「新伊勢物語」。徳川斉昭阿部正弘に水戸学の原理を伝授した。天皇制度国家の創出と天皇の軍隊の創設。1840年~No.371・ @ 
2023-03-10
🏞96)─3─12代・徳川家慶が行なった武芸上覧と町入能。天保13(1842)年。~No.372No.373 
  ・  ・  
2020-11-21
🏞97)─1─徳川幕府は薩摩に琉球防衛を許可した。琉球王国は独立国ではなかった。~No.374
2021-05-13
🏞97)─2─琉球・北谷の住民は難破したイギリス船の乗組員67人を救助した。1840年。~No.375 
  ・  ・  
2021-03-17
🏞98)─1─小山肆成は国内初の国産天然痘ワクチン開発者。嘉永2(1849)年~No.376No.378No.379  
  ・  ・  
2019-12-23
🏞99)─1─大野藩(4万石)の藩政改革。財政赤字を解消して黒字化とした。~No.380No.381No.382・ 
2018-12-15
🏞99)─2─百姓一揆に屈服した幕府。庄内藩の三方領地替え、天保義民事件。~No.383No.384No.385・ @ 
2018-12-13
🏞99)─3─南部藩の三閉伊一揆。1847年~1853年~No.389No.390No.391・ @ ㊱
   ・   ・   ・   
 1951~64年 プロテスタントキリスト教徒中国人の反乱である太平天国の乱では、人口約4億3,000万人中1億6,000万人以上が殺害されたという。
 大陸世界では、信仰宗教をめぐる戦争による虐殺が繰り返さる殺戮地獄であった。
 日本人は、キリスト教徒の反乱に恐怖した。   
   ・   ・   ・   
2018-12-14
🏞100)─1─ペリー来航以前に来航した異国船に対する江戸幕府の対応。マンハッタン号事件。~No.392No.393No.394・ @ 
2018-12-16
🏞100)─2─ペリー艦隊来航情報。ロシア帝国は、日露国境をウルップ島と択捉島の間と定めた。19世紀半頃の世界地図「日本海」。1852年~No.395No.396No.397・ @ 
2018-12-17
🏞100)─3─ペリー艦隊の石垣島砲撃事件。アメリカ、イギリス、ロシア帝国、スペインは、日本近海の島嶼領有をめぐって対立した。1853年~No.397No.398No.399・ @
2023-05-28
🏞100)─4─幕府がペリー提督と結んだ日米和親条約は外交交渉の勝利であった。~No.398No.399 ㊲ 
  ・  ・  
2020-01-08
🏞101)─1─軍国日本は阿部正弘安政の改革から始まった。1853年〜No.400No.401・
2021-01-02
🏞102)─1─薩摩藩は軍資金を不正手段で蓄財した。〜No.402No.403  
2020-08-21
🏞103)─1─足利学校を訪れた幕末の志士達。〜No.404No.405 
2021-12-20
🏞104)─1─太平天国キリスト教徳川幕府吉田松陰そして明治維新。1851年。~No.406No.407 ㊳ 
   ・   ・   ・   
徳川家定(1824~1858年)第13代将軍1853~58年。(
2018-12-18
🏞105)─1─大工・与七は、水戸藩の命で武士となり大砲などの武器を製造する反射炉を作った。1854年~No.408No.409・ @ 
2018-12-19
🏞106)─1─フランスは、対馬の租借権を要求した。日米和親条約。琉米修好条約。安政南海大地震。1854年~No.410No.411No.412・ @ 
2018-12-23
🏞107)─1・A─アメリカ海軍は小笠原諸島琉球王国を領有する為に占拠した。蕃書調所。1855年~No.413・ @ 
2022-07-15
🏞107)─1・B─安政地震。戸田の舟大工たちは設計図で西洋式木造大型帆走軍艦「ヘダ号」を建造した。~No.413 
2021-06-16
🏞107)─2─近代的西洋平等主義市民革命は大阪の適塾と長崎のポンペ養生所から始まった。1855年~No.414No.415 
2018-12-28
🏞108)─1─日米修好通商条約締結。88卿列参事件。安政コレラ大流行。安政の大獄。1857年~No.416No.417No.418・ @ ㊴
  ・  ・  
2018-12-26
🏞109)─1─安政地震群。被災者救済の原型は徳川幕府にあった。弱者救済を求めた天皇。そして庶民。~No.419No.420No.422・ @ 
2018-12-20
🏞109)─2─「稲むらの火」。小泉八雲「生き神様」。11月5日は世界津波の日。1854年。~No.423・ @ 
2021-11-03
🏞109)─3─戦前の国定教科書・修身に載った偉人・濱口梧陵。~No.424No.425No.426 
  ・  ・  
2019-04-26
🏞110)─1─江戸時代・明治初期。お大尽さんと貧乏人との切っても切れない深い関係。〜No.427No.428No.429・ 
  ・  ・  
2018-12-25
🏞111)─1・A─身分低い職人は技能・技術で武士になった。松原嘉蔵。田中久重。~No.430No.431No.432・ @ 
2021-04-28
🏞111)─1・B─農民が努力・学識・実績で幕臣となった。柴田収蔵。~No.430No.431No.432 
2018-12-29
🏞111)─2─水戸学の一橋慶喜将軍擁立とは日本を遠征型軍事国家に改造する事であった。日本軍国主義の核心思想。~No.433No.434No.435・ @ 
2018-12-30
🏞111)─3─3万石の極貧朝廷が400万石の徳川幕府を威圧した。徳川斉昭と毀鐘鋳砲(きしょうちゅうほう)。~No.436 @ 
2021-05-03
🏞111)─4─斉昭・慶喜・栄一、歴史を動かした水戸学の水脈。それはルサンチマンである。~No.437No.438No.439 ㊵
  ・  ・  
井伊直弼(1815~1860年)
安政5年(1858年)4月23日万延元年(1860年)3月3日
2020-04-05
🏞112)─1─安政5(1858)年から3年にわたりコレラが流行した。死者約10万人。〜No.440No.441No.442No.443・ 
  ・  ・  
2018-12-31
🏞113)─1─幕府は公式外交の場で大日本帝国の大君と名乗り、諸外国はその称号を認めた。対馬事件。1859年~No.444No.445No.446No.447・ @ ㊶
   ・   ・   ・   
徳川家茂(1846~1866)第14代将軍1858~1866年。
2021-12-04
🏞114)─1・A─水野忠徳と小笠原諸島徳川幕府の優れた先見性と高い外交交渉力。1861年12月。~No.448No.449No.450  
2019-01-01
🏞114)─1・B─坂下門外の変生麦事件。薩英戦争。アメリカの中国人が経営する売春施設に売られた数十名の日本人女性。1862年~No.448No.449No.450・ @ 
2022-06-30
🏞114)─1・C─孝明天皇。時局御軫念の御述懐。文久2(1862)年5月11日。~No.448No.449No.450 
2019-01-02
🏞114)─2─禁門の変。四ヵ国艦隊下関砲撃事件。ベルギー国王レオポルド2世は、日本を植民地とし所望した。1863年~No.451No.452No.453・ @ 
2019-01-03
🏞114)─3─尊王攘夷派の四国艦隊下関砲撃事件。高杉晋作はイギリスの彦島租借要求を拒否した。~No.454No.456No.467・ @ 
2019-01-07
🏞114)─4─オリッサ飢饉。開国による金融危機百姓一揆が頻発した。薩長同盟不平等条約と関税率問題。第二次長州征討。1866年~No.468No.469No.470・ @ ㊷
  ・  ・  
2019-01-05
🏞115)─1─内戦の為に鉄砲が大量生産され、日本の近代産業が誕生した。1864年。~No.471No.472No.473・ @ 
2021-03-06
🏞116)─1─徳川幕府による日本沿岸台場は1,000か所。~No.474 
2023-04-12
🏞116)─2─本当に強かった日本 米海軍しのぐ軍艦29隻、幕末日本の経済力 急速な海軍整備に裏打ち。~No.475
   ・  ・  ・  
2020-05-09
🏞117)─1─佐幕派会津倒幕派長州は「仇敵同士」だったはウソ?〜No.476No.477No.478 
2019-09-04
🏞118)─1─西郷隆盛大久保利通倒幕派に転向したのは水戸天狗党が原因であった。元治2(1865)年〜No.479No.480・ ㊸
   ・   ・   ・   
徳川慶喜(1837~1913年)第15代将軍1866~1867年。
2019-01-08
🏞120))─1─日露間樺太島仮規則(樺太雑居条約)。パリ万博。ロシアは、北海道を強奪する為に日本領樺太に軍隊を派遣した。1867年~No.481No.482・ @ ㊹ 
   ・   ・   ・   
2020-09-11
🏞121)─1─安政江戸台風が江戸幕府の終焉を早めた。洪水と高潮の犠牲者は約10万人。~No.483 
2023-09-12
🏞121)─2─江戸幕府南海トラフ巨大地震で衰退し滅亡した。~No.484 ㊺ 
   ・   ・   ・    
日本の感染爆発。
2020-05-07
🏞122)─1─江戸後期のコレラ流行が日本国を近代国家へ急速に変えた。~No.485No.486  
2020-06-13
🏞123)─1─多くの藩は疫病が発生しても隔離自粛を制度化していなかった。~No.487No.488 ㊻ 
   ・   ・   ・   
日本医学は徳川幕府によって生み出された。
2020-06-06
🏞124)─1─百姓医師の子が御殿医となり将軍や大奥の診察と治療にあり位階勲等を極めた。~No.489 
020-06-06
🏞124)─2─伊東玄朴 貧農生まれながら幕府奥医師まで登り詰め、蘭方の地位を確立。~No.490 
㊼ 
   ・   ・   ・   
江戸時代の人材登用術。
2021-05-02
🏞125)─1─江戸の芋づる式人材登用術が、幕末・明治維新・近代化を成功させた。~No.491No.492 ㊽ 
   ・   ・   ・   
幕末の謎。
2021-05-16
🏞126)127)─1─英邁な名君徳川慶喜は、なぜ大政奉還を決断したのか?~No.493No.494No.495No.496No.497No.498 
2021-05-14
🏞128)─1─幕末史の謎、第121代孝明天皇毒殺説を支持する新研究の登場。~No.499No.500No.501 
2024-03-31
🏞129)─1─孝明天皇が「攘夷祈願」の為に神武天皇陵を定めた。皇国史観の成立。~No.502No.503No.504 
   ・   ・   ・   
江戸時代の秘密。
2021-01-22
🏞130)─1─ブラックな江戸が約260年間も続いた原因は庶民の零細職業にあった。~No.505No.506No.507 ㊿
   ・   ・   ・   
2023-01-17
🏞131)─1─江戸時代はブラックであり、日本人は決して幸福ではなかった。~No.508 
🏞131)─2─西洋人は江戸時代後期・明治期の日本人が幸福である事に驚愕した。~No.509No.510 
   ・   ・   ・   
2022-09-17
🏞132)133)─1─日本の近代化。一歩間違うと植民地の可能性あった神戸・旧居留地。~No.511No.512No.513No.514No.515No.516 
   ・   ・   ・   
2023-04-18
🏞134)─1─最後の成り上がり縁故旗本、新門辰五郎(煙管職人の子)。~No.517No.518No.519 
   ・   ・   ・   

 日本の総人口は、江戸開府の1600年頃では約1,200万人~1,800万人で明治5(1872)年には約3,295万人(琉球人とアイヌ人を除く)に増加していた。
 人口増加は、慢性的な乳幼児死亡率が高い中で起きていた。
 江戸時代の人口増加を支えていたのは、伝承としての継続的変革と一新する破壊的イノベーションであった。
 日本の総人口は、江戸開府の1600年頃では約1,200万人~1,800万人で明治5(1872)年には約3,295万人(琉球人とアイヌ人を除く)に増加していた。
 人口増加は、慢性的な乳幼児死亡率が高い中で起きていた。
 江戸時代の人口増加を支えていたのは、伝承としての継続的変革と一新する破壊的イノベーションであった。
 江戸時代は人口が微増して、人生50年といわれ、年齢的人口構成は若者が多く老人が少なかった。
   ・   ・   ・   
 明治維新とは、ロシアの軍事侵略から如何にして神国日本を守るかという体制選択であった。
 伝統的な徳川将軍家を中心とした諸国・諸藩連合の地方分権体制か、革新的な天皇を中心として一国中央集権体制かである。
 佐幕派は前者であり倒幕派は後者であった。
 つまり、日本の生き残りを賭けた、佐幕派の継続的変革か倒幕派の破壊的イノベーションかの選択戦争であった。
 何れにせよ、世界が大きく激変する時代において、継続的変革には未来はなく滅亡し、破壊的イノベーションのみが未来で生き残る。
 それは、現代でも変わる事のない普遍的大原則である。
 日本の近代的軍国主義政策は、ロシアの軍事侵略、キリスト教の宗教侵略、そして最も恐ろしいマルクス主義共産主義イデオロギー侵略が原因であった。
   ・   ・   ・   
 日本人は、架空の時代劇は好きだが、事実や真実にもとづいた歴史が嫌いである。
 その傾向は、高学歴出身知的エリートに強い。
 「日本人は、歴史が好きである」は、ウソである。
   ・   ・   ・   
 日本社会はブラック社会である。
 日本民族日本人とは、血も涙もない、冷血で、薄情で、非情で、冷酷そして嫉妬深く、陰険で、陰湿で、悍ましい。
 つまり、羅生門の鬼である。
 日本民族日本人が持っている一つの魂には、和魂と荒魂の2面性がある。
   ・   ・   ・   
 日本人の庶民はブラックである。
 百姓は、乱取りで女子どもを奴隷とし捕らえて人買いに売り、戦場荒らしで死んだ武士の身包みを剥ぎ取り、落ち武者狩りで逃げる武士を嬲り殺して首を切り取って褒美を貰っていた。
 幕府や大名は、何を考えているか分からない底意地悪い庶民を信用せず「由(よ)らしむべし、知らしむべからず」の政治を行っていた。
 つまり、「生かさず殺さず、見捨てはしないが親身に深入りせず、打ち捨てておく、放置しておく」である。
 徳川家康など歴代将軍は、日本人の陰湿・陰険・冷血・非情な意識を洗脳した。
 つまり、日本を騙されない性悪説の国から騙されやすい性善説の国に改悪した。
   ・   ・   ・   
 日本を支配する悪しき同調圧力・空気圧・空気は、江戸時代に徳川幕府によって広められた。
   ・   ・   ・   
 西洋キリスト教から見ると、異教徒日本民族日本人は悪鬼・怨霊・悪霊・悪魔に祟られている。
 中世キリスト教世界にとって、日本人は奴隷であった。
 日本人を奴隷から救ったのは、統一国家の強大な軍事力であった。
 軍事力を否定し話し合いで問題を解決すべきだという者は、奴隷容認派である。
   ・   ・   ・   

💍目次)ー7ー令和皇室。正統な血統・皇統の天皇家存続の危機と女系容認論。反天皇的中道系リベラル派。~No.1 * 

   ・   ・   ・   
 関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。
   ・{東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・  
 当ブログは、歴史の定説を恣意的に書き替える為に作成している歴史修正主義民族主義のブログである。
   ・   ・   ・   
💍第126代令和の天皇(昭和35{1960}年2月23日~)。即位、令和(2019)元年5月1日~
 徳仁(なるひと)、称号は浩宮(ひろのみや)。
   ・   ・   ・   
 歴史的事実として、キリスト教マルクス主義共産主義は反天皇反民族反日本的である。
   ・   ・   ・   
2019-10-22
💍2)─1─天皇陛下万歳に込めた日本民族日本人の期待。~No.2No.3・ ① 
   ・   ・   ・   
即位。   
2019-09-25
💍3)─1─天皇即位の礼の儀式は「合憲」か「違憲」か。~No.4No.5・ 
2019-05-01
💍3)─2─令和元年5月1日。新たな今上天皇の即位。~No.6No.7・ 
2019-05-03
💍3)─3─傲慢な日本人が壊す、皇室が厳守してきた不磨の慣習法と歴代天皇の遺言・遺訓・家訓。~No.8No.9・ 
2019-05-10
💍3)─4─日本国憲法象徴天皇制度とは、皇室を軟禁、監視し、天皇・皇族の人権や自由を奪っている。~No.10No.11・ 
2019-10-28
💍3)─5─海外メディアは「即位礼正殿の儀(即位の礼)」で天皇を改めて評価する。~No.12No.13・ 
2019-11-15
💍3)─6─世界は天皇陛下即位礼を祝福した。ポーランド。〜No.14No.15・ 
2019-11-25 
💍3)─7─ローマ教皇来日。フランシスコ教皇「戦争のため原子力使用は犯罪」。〜No.16 
2024-02-01
💍3)─8─東京地裁は「即位・大嘗祭」国家賠償請求に棄却判決。〜No.17 
   ・   ・   ・   
皇室に対するテロ
2019-05-06
💍4)─1─皇居上空に出没するドローンを法整備で完璧に防ぐ事は困難。 ~No.18No.19・ ③ 
   ・   ・   ・   
男系皇位継承 
2019-11-24
💍5)─1─皇位継承の行方。男系皇位継承と女系皇位継承で国論は分裂。〜No.20・  
2020-11-06
💍5)─2─男系維持、旧宮家養子を 保守系議員団、皇位継承で政府提言。〜No.21 ④ 
   ・   ・   ・   
女系天皇即位・女性宮創設。
2018-09-10 女性
💍6)─1─左派系メディアは、皇族の減少を食い止めるために『女性宮家を創設すべき』と主張してきた。~No.22No.23・ @ 
2019-12-26
💍6)─2─女性天皇女系天皇即位、女系宮家創設の容認論と現代の道鏡事件。~No.24No.25・ 
2019-06-06
💍6)─3─護憲派人権派・男女平等推進派は、皇統は伝統(血統)よりも憲法が優先すると主張している。~No.26No.27・ 
2019-07-12
💍6)─4─愛子天皇待望論と悠仁親王廃嫡論。~No.28No.29・ 
2019-07-14
💍6)─5─日本国内外に暗躍する男系皇室消滅を企む陰謀論。~No.30No.31・ ⑤ 
   ・   ・   ・   
令和2年。
国内の共産主義
2020-01-15
💍7)─1─2020年 中国共産党は困った時に“天皇利用”を悪用して窮地から逃れる。〜No.32No.33・ 
2020-01-27
💍7)─2─京都とマルクス主義者・共産主義者。〜No.34No.35・ 
2020-01-28
💍7)─3─日教組教研集会 政治色にじむリポート発表「日本はひどい」。2020年。〜No.36No.37・ ⑥ 
   ・   ・   ・   
女系母系女性天皇即位賛成派。
2020-02-01
💍7)─4─自民党政府内での皇位継承策の見送り論。女性宮家は必要と言及も。〜No.38No.39・ 
2020-09-23
💍7)─5─菅政権は皇位継承議論をどう進めるか、政府・与党幹部に「女系」容認も。〜No.40 
2021-02-26
💍7)─6─旧宮家皇籍復帰意向確認「現時点で考えず」 加藤官房長官。〜No.41No.42 ⑦  
   ・   ・   ・   
2020-11-08
💍8)─1─立皇嗣宣明の儀。秋篠宮殿下の立皇嗣の礼。男系父系皇位継承順位1位。〜No.43No.44No.45 ⑧  
   ・   ・   ・   
皇位継承議論。
2020-12-08
💍9)─1─現代の政治家や学者は正統な男系父系天皇による皇位継承の議論に真剣ではない。〜No.46No.47No.48 
2020-12-13
💍9)─2─「男系男子による皇位継承女性差別」。国連女性差別撤廃委員会を利用する反天皇反日的日本人達。〜No.49No.50No.51 
2020-12-14
💍9)─3─日本の皇室が手本とすべき欧州の男系女系双系継承制度。〜No.52No.53No.54 ⑨ 
   ・   ・   ・   
2020-12-31
💍10)─1─日本の中道系リベラル派は、フランスの啓蒙思想の強い影響を受けている。〜No.55No.56No.57 ⑩  
   ・   ・   ・   
令和3年。
皇位継承有識者会議。
2021-03-24
💍11)─1─皇位継承有識者会議。リベラル派・革新派の正統性男系父系旧宮家皇籍復帰反対。〜No.58 
2021-12-22
💍11)─2─皇位継承議論。男系継承前提で女系容認が流れる。〜No.59  
2021-12-24
💍11)─3─多数派の正当性女系母系天皇容認派による皇位継承報告書批判。〜No.60 ⑪ 
   ・   ・   ・   
2021-05-21
💍12)─1─「拉致被害者全員奪還」を口にしたらキリスト教団をクビになった元牧師。〜No.61 
2022-07-22
💍12)─2─拉致被害者救出の安倍晋三外交と北朝鮮を擁護した外務省、リルベラ・革新勢力、左派系メディア。〜No.62No.63 ⑫ 
   ・   ・   ・   
2021-07-16
💍13)─1─死者の民主主義。長期的願望=民族・国民の理想=血筋世襲の宗教的正統男系父系天皇。〜No.64No.65No.66 ⑬ 
   ・   ・   ・   
2021-09-08
💍14)─1─2021年自民党総裁選。旧皇族皇籍復帰案。旧宮家養子案。〜No.67No.68No.69 ⑭ 
   ・   ・   ・   
2021-11-14
💍15)─1─国民は「市民の絶対化」で天皇・皇族を下僕として天皇制度を廃絶しようとしている。〜No.70No.71No.72  
   ・   ・   ・   
2021-12-07
💍16)─1─小室夫妻のNYセレブ逃避行は国内外の反天皇反民族反日本勢力による陰謀。〜No.73No.74No.75 
   ・   ・   ・   
2021-12-13
💍17)─1─反論できない皇族をサンドバッグのように扱う反天皇反民族反日本的日本人。〜No.76No.77No.78  
   ・   ・   ・   
2021-12-26
💍18)─1─令和皇室の存在危機。雅子皇后陛下愛子内親王を傷つける心ない噂。〜No.79No.80No.81 
   ・   ・   ・   
令和4年
開かれた皇室と皇室無用論。
2022-01-11
💍19)─1─開かれた皇室が好き嫌いの庶民化・アイドル化となって皇室無用論を招く。〜No.82No.83No.84 
   ・   ・   ・   
正当女系母系天皇
2022-01-12
💍20)─1─日本国民は民族神話・祈りなしの正当女系母系天皇制度を求めている。〜No.85No.86No.87 
2022-01-13
💍20)─2─保守派自民党内の民族神話なし女性天皇賛成派・正当女系母系天皇支持派。〜No.88  
2022-02-27
💍20)─3─政治家や官公庁の高学歴者に広がる正当女系母系天皇賛成・推進派。〜No.89 
2022-04-04
💍20)─4─愛子様が“天皇の母”になる日。世界の開かれた王室は男女関係なく長子優先。〜No.90
  ・   ・   ・   
正統男系父系天皇
2022-01-14
💍21)─1─正統男系父系天皇支持者は少数派で世界の趨勢が理解できない時代遅れ。〜No.91 
2022-01-16
💍21)─2─《男性皇族はわずか5人》皇室が直面している“断絶リスク”…「男系男子のみ」はもう限界。〜No.92 
2022-01-17
💍21)─3─戦後民主主義教育世代と次世代が正統性男系父系天皇制度を廃絶しようとしている。〜No.93No.94No.95No.96
   ・   ・   ・   
政治家と皇位継承の具体策。
2022-01-15
💍22)─1─政治家は安定的な皇位継承の具体策は決めず逃げて先送りする。〜No.97 
2022-01-22
💍22)─2─立憲民主党は皇統男系男子の養子を「門地差別」と懸念。〜No.88 
2022-02-01
💍22)─3─正統性男系父系天皇継承の為の旧宮家皇籍復帰は「門地による差別」ではない。〜No.89No.90 
   ・   ・   ・   
2022-03-12
💍23)─1─皇室ヘイトはリベラル派・革新派・一部の保守派が抱くルサンチマン。〜No.91No.92No.93 
   ・   ・   ・   ・   
2022-05-10
💍24)─1─米ユダヤ人組織トップが表敬 松野氏と面会、ウクライナで連携。〜No.94No.95No.96 
   ・   ・   ・   ・   
2022-06-05
💍25)─1─天皇家はお金持ちで特権階級・上級階級という日本人の勘違い。〜No.97No.98No.99 
   ・   ・   ・    
2022-06-06
💍26)─1─核兵器廃絶でノーベル平和賞を受賞したNGO代表ベアトリス・フィンの「3発目も日本」発言。〜No.100No.101No.102 
   ・   ・   ・   
2022-06-25
💍27)─1─皇宮警察が隠蔽した中国人皇居侵入事件。令和3年10月19日。〜No.103 
2023-03-01
💍27)─2─海外メディアが驚いた日本国中枢に蠢く皇室バッシング。〜No.104No.105 
   ・   ・   ・   
2022-08-31
💍28)─1─日本は「ゴミのような存在」「二度もナチス政権支持」…中国とロシアの外国公館。〜No.106No.107No.108 
   ・   ・   ・   
2022-09-21
💍29)─1─日本で急増する陰謀論集団「Qアノン」信奉者…背景に野放し状態の「ブログ」文化が。〜No.109No.110No.111 
   ・   ・   ・   
2022-09-25
💍30)─1─英語を話して国際交流ができる皇族、英語が話せない一般国民日本人。〜No.112No.113No.114 
   ・   ・   ・   
2022-09-27
💍31)─1─暗殺された安倍晋三元首相は万世一系の父系男系天皇制度を死守した。〜No.115No.116No.117 
   ・   ・   ・   
2022-10-13
💍32)─1─英紙も注目する若き日本人マルキシスト達。反宗教無神論・反天皇反民族反日的「新しい生き方」。〜No.118No.119No.120 
   ・   ・   ・   
2022-10-22
💍33)─1─愛子さま待望論再び?安倍元首相の死で盛り返す女系天皇容認派。〜No.121 
2023-01-12
💍33)─2─10年後の皇室に迫るプリンセス不在と高齢化。世間の「愛子天皇」待望論。〜No.122No.123 
   ・   ・   ・   
2022-12-02
💍34)─1─反皇室と日本民族バッシングはネット・SNS、メディア、教育に存在する。〜No.124No.125No.126 
   ・   ・   ・   
令和5年
2023-01-07
💍35)─1─欧州では他国の女性君主が次々誕生、自国の男系男子の伝統を守る意味はあるのか。〜No.127No.128No.129 
2023-01-27
💍35)─2─このままだと由緒ある古き良き現皇室は2086年には皇統が途絶える。〜No.130No.131No.132 
2023-03-04
💍35)─3─政権与党も野党も本気・真剣に皇位継承の在り方を議論する気がない。〜No.133 
2023-11-08
💍35)─4─巧妙な後継ぎルールの御影で男系天皇が126代も続いた。〜No.134No.135 
   ・   ・   ・   
2023-04-06
💍36)─1─宮内庁広報室長に警察庁外事課のエリートが就任した。〜No.136No.137No.138 
   ・   ・   ・   
2023-05-16
💍37)─1─民族中心神話から知た戦前の日本の本当の姿。〜No.136No.137No.138 
   ・   ・   ・   
2023-05-30
💍38)─1─LGBT法案を安倍元首相は「皇室の危機」に繋がると懸念していた。〜No.139 
2023-08-10
💍38)─2─皇位継承の歴史、皇位継承と男女平等は無関係。〜No.140No.141 
2023-09-11
💍39)─1─紀子さまを攻撃するリベラル左派やエセ保守の本音。〜No.142No.143 
2023-09-22
💍39)─2─メディア業界による皇位継承第二位の秋篠宮悠仁内親王に対するバッシング。〜No.144No.145 
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2023-11-18
💍40)─1─羽生結弦(28)の追い詰められての悲しい離婚発表。〜No.146No.147 
   ・   ・   ・   
2023-11-21
💍41)─1─LGBT理解増進法の本質は男尊女卑の法律。〜No.148 
2024-02-11
💍41)─2─最高裁はリベラル的な「性転換手術なしでも性別変更可」を決めた。〜No.149 
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2023-11-28
💍42)─1─国連広報センターが日本で「家父長制を解体しよう」と呼びかけた。〜No.150No.151 
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2023-12-07
💍43)─1─「雅子さまは人権侵害を受けてきた」適応障害を発症された本当の理由。〜No.152No.153 
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令和6年
2024-03-01
💍44)─1─リベラル左派とエセ保守は日本を大改造する為に教育勅語を否定している。〜No.154No.155 
   ・   ・   ・   
2024-03-11
💍45)─1─女性母系天皇擁立の目的は男系父系皇統の断絶である。〜No.156 
2024-03-15
💍45)─2─日本国民の75%が女系女性天皇即位に賛成している。〜No.157 

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 昭和7(1932)年 ソ連コミンテルンは、社会ファシズム論から日本共産党に対し32年テーゼ「日本に於ける情勢と日本共産党の任務に関するテーゼ」を送った。
 「帝国主義戦争の内乱への転嫁を目標とする日本共産党」に、暴力革命勝利の為の「統一戦線戦術」を命じた。
 日本人共産主義者は、人民の正義の為に昭和天皇や皇族を殺すべく活動を本格化させた。
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 三十二年テーゼ
 1932年5月コミンテルン執行委員会西ヨーロッパ・ビューローによって決定された「日本における情勢と日本共産党の任務に関する方針書」のこと。日本の支配体制を絶対主義的天皇制とみなし,きたるべき日本革命は天皇制を打倒し,地主制を廃止するブルジョア民主主義革命であり,社会主義革命はその次の段階とする二段階革命論の立場を明確にした。日本では河上肇翻訳で同年7月 10日『赤旗』特別号に掲載され公にされた。同種のものには 27年,31年のものがある。これらのテーゼは当時の日本の経済理論,社会主義運動理論に大きな影響を与え,活発な論争を引起した。
 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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 日本の歴史には2つあって、民族の伝承・宗教によるローカルな神話物語とアフリカを源流とする科学的根拠によるグローバルな人類史である。
 ローカルな神話物語とは、古事記日本書紀を正統根拠とする日本神話・民族中心神話・高天原神話・天孫降臨神話、つまり女性神天照大神最高神とする天皇神話である。
 それが、皇国史観であった。
 グローバルな人類史には、科学的経験的正当性はあっても宗教的合理的正統性はない。
 神話物語と人類史の2つを持つのは、民族としては日本民族琉球民族アイヌ民族だけで、国家としては日本国だけで、その歴史に正当性を裏書きしているのが正統な天皇の神格である。
 その意味で、日本は特殊で特別であるが、日本国と日本人が優れているとは無関係である。
 天皇は日本を統一して日本建国宣言の詔を発していない為に、日本には建国年と建国記念日は存在しない。
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 天皇の存在意義とは、国内においては国家と国民統合の象徴であり、国外においては日本国と日本民族の信用の源泉である。
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 国際社会において、国家が国家として認められ、国民が国民として認められるには、正当性を持った不動の信用がなければならない。
 国家が、納税者の国民と税収を得る領土と税金を使う統治組織・政府機構を持っていても、安心して国交を開くにたる信用を保証する正当性な根拠がなければ、国際社会は相手を真面な国家とは認めずならず者集団・犯罪者組織として対等な仲間とは認めなかった。
 代表例が、イスラムスンナ派イスラム国(IS)である。
 国民の信用の根拠をそこで生活している人間である事と主張しても、国際社会は認めない。
 国際社会が戦争や災害で逃げ出してきた他国の難民を受け入れて助けるのは、信用とは別次元の話である。
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 日本国憲法が、日本国と日本国民の国際的信用を保証してはいない。
 そもそも、日本国憲法を保証しているのは天皇である以上、正統な天皇の承認なくし日本国憲法の正当性はない。
 日本において、数万年の石器時代縄文時代及び数千年前の弥生時代古墳時代から受け継いできた歴史・伝統・文化・宗教における天皇の正統性は、1946年成立のキリスト教マルクス主義共産主義によって書かれた日本国憲法の正当性の上位にある。
 戦後民主主義教育を受けた日本国民や外国人日本国籍保有者が、日本国憲法における国民主権で自分達が日本国の国際的信用を責任を持って保証すると宣言した所で認められない。
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 明治維新が成功し、国際社会で財政破綻している明治新政府が認められたのは、天皇の存在が国際的な信用を保証していたあらである。
 もし、天皇の信用がなければ、日本はムガル帝国のように滅亡していた。
 国際社会は、ムガル皇帝の信用がインド国家とインド国民を保証しないと裁定を下した為に、正統なムガル帝国国際法及び世界ルールに従って滅ぼされた。
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 国際社会、世界は、信用が保証されていない相手・国家・国民に対して、悪人であろうが善人であろうが、世の為人の為に、世界の為に人類の為に、如何によい事を数多く行ったとしても、非情で、残酷で、苛酷で、えげつなかった。
 国際社会から国家の信用が停止され剥奪された、チベット宗教国家は反宗教無神論中国共産党に侵略されチベット人は虐殺されて消滅し、ハワイ民族王国はアメリカに併呑されハワイ王家は廃止させアメリカの一州に編入されて地球上から消えた。
   ・   ・   ・   
 天皇の正統性とは、最高神の女性神を神聖不可侵にして絶対不変の根拠とする、民族宗教、神話物語、血筋・血統の家世襲万世一系の男系父系天皇制度である。 
 天皇の正当性とは、イデオロギーで作成された憲法・法律を根拠とする、非民族神話、非崇拝宗教、非血筋・非血統の非家世襲万世一系を排除した女系母系天皇制度である。
 現代日本の国民世論の90%以上が、正統性の男系父系天皇制から正当性の女系母系天皇制度への制度変更を要求している。
 現代の日本人は、昔の日本人・日本民族とは別人のような日本人である。
 戦後民主主義教育を受けた高学歴な知的インテリや進歩的インテリ、特にマルクス主義者・共産主義者といわれる日本人の多くは民族的な歴史力・文化力・伝統力・宗教力が乏しいかない為に、日本民族の歴史・宗教・文化が嫌いである。
 現代の国際常識、世界正義は、男女平等、女性権利の向上、フェミニズムジェンダーで、正統性男系父系天皇制度は悪とされている。
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 日本の天皇制度は、閉じた王家として、即位する正統必須条件は、日本民族であり、民族宗教、神話物語で語られる最高神・女性神からの血筋を神聖不可侵の絶対根拠とする血筋・血統の家世襲万世一系の男系父系天皇家・皇室の家族・一族のみである。
   ・   ・   ・   
 世界における開かれた王国とは、自国民でなくても他国民でも国王に即位できた。
 西洋諸王国の即位する正当必須条件とは、人種は白人、民族はゲルマン系、宗教は西欧キリスト教、職業が王族か軍人、人物・才能・能力優先で血筋・家柄・身分・階級は二の次、女性でも即位可能である。
 イギリスの歴代国王の出身部族は、先住民ケルト人を征服したアングロ・サクソン系、ノルマン系、フランス系、スペイン系、ドイツ系であった。
 ヴィクトリア女王の共同統治者である夫アルバート公子は、ドイツ人でザクセンコーブルク=ザールフェルト公エルンスト(後のザクセンコーブルク=ゴータ公エルンスト1世)の次男。
 ロシア女帝エカテリーナ2世は、ドイツ人でプロイセン軍少将の娘。
 メキシコ皇帝マクシミリアンは、ドイツ人でオーストリアハンガリー皇帝フランツ=ヨゼフ1世の弟。
 女王エリザベス2世の夫フィリップ (エディンバラ公)は、ギリシャ人でギリシャ王家の王子。
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 日本は建国物語として、世界のいずれの国とも違い、特殊・特別で、神の宗教的民族神話と人の科学的民族伝説の二つを持っている。
 神の宗教的民族神話とは、古事記日本書紀を正統根拠とする天皇神話、つまり天皇の祖先である女性神最高神として崇める高天原神話・天孫降臨神話・諸神話である。
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 日本民族は、数万年前の石器時代縄文時代から日本列島に住んでいた。
 天皇家・皇室は、数千年前の弥生時代古墳時代に、内戦や争いを避け平和と安定を取り戻す為にムラ論理で、古代の有力豪族達による長老者会議において衆議の結果として「天皇下駄論」・「天皇人身御供説」・「天皇生け贄説」で作られた、責任を押し付けて逃げるという無責任な生存論理である。
 その神聖不可侵の裁可者・天皇という地位を護る為に考え出されたのが、「政治的無答責の君主」、つまり政治権力も宗教権威も持たない天皇の権威つまり「天皇の御威光」である。
 祖先と国と民族に対して重い責任を負うのは、益荒男・日本男児の責務であって、手弱女・大和撫子ではなかった。
 故に、日本天皇は、最高神の女性神による民族神話、神話宗教、血筋・血統の家世襲万世一系で受け継ぐ事で正統性を与えられていた。
 つまり、民族神話で正統と認められた宗教的万世一系の男系父系天皇制度とは、数万年生きてきた日本民族の歴史的叡智の結晶である。
   ・   ・   ・   
 天皇下駄論・天皇人身御供説・天皇生け贄説とは、日本民族にとって面倒な事や厄介な事を困った事を「否応もなく」天皇と皇族に引き取って貰う事である。
 つまり、押し付けられる損な役回り・貧乏くじを嫌だと言わず拒否せず無条件に「引き受けて貰っている」、「やって貰っていただいている」、という事である。
 それが、天皇の御威光、天皇の権威、天皇の御稜威・大御心である。
 日本民族天皇・皇族・皇室を護ったのは、「責任逃れをする為に犠牲を強要していた」からである。
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 天皇・皇族・皇室を戦争をして命を捨てても護ろうとした勤皇派・尊皇派・天皇主義者とは、日本民族であり、身分・地位・家柄・階級・階層が低い、下級武士、身分低く貧しい庶民(百姓や町人)、差別された賤民(非人・穢多)、部落民(山の民{マタギ}・川の民・海の民)、異形の民(障害者、その他)、異能の民(修験者、山法師、祈祷師、巫女、その他)、芸能の民(歌舞伎役者、旅芸人、瞽女、相撲取り、その他)、その他である。
 日本民族には、天皇への忠誠心を持つた帰化人は含まれるが、天皇への忠誠心を拒否する渡来人は含まれない。
 身分・地位・家柄の高い上級武士・中流武士や豪商・豪農などの富裕層・上流階級には、勤皇派・尊皇派・天皇主義者は極めて少ない。
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