🎑23)─1─歌舞伎役者は、身分卑しい下層民で穢れた人間であった。〜No.44No.45No.46 

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   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・   
 歌舞伎などの日本の伝統芸能は、天皇家・皇室のように、特殊な血筋の特別な一族で直系男子のみに御家の芸事を一子相伝として伝えた。

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 伝統的な日本芸能は、女性を華やかな舞台から排除して成立している。

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 日本の伝統芸能は、天皇家・皇室と深い繋がりを持っている。

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 非人の堀越重蔵は、下総国幡谷村(現在の千葉県成田市幡谷)で生まれ、江戸に出て、侠客(きょうかく)・唐犬十右衛門のもとで頭角を現し、江戸の侠客・遅蒔(おそまき)重兵衛の娘と結婚した。

 結婚してから7年経っても子が生まれなかった為に、出生地の幡谷村に近くにあった成田山新勝寺に参籠祈願し、そして授かった男の子に海老蔵と名付けた。

 海老蔵は、成長して歌舞伎役者になって初代市川団十郎となる。

 堀越重蔵の祖先は、甲州武田家の家臣であった。
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 「死」の穢れを秘めた歌舞伎役者と河原乞食。
 幕府は歌舞伎を「悪所」として弾圧した。
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 芸能の民は、公権力が及ばない周縁で、公権力に抵抗し、庶民に毒を撒き散らしながら生きる「異界の人」である。

 異界の住人に、人並みの常識や道徳を求めても無駄であった。

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 田崎健太郎「本来、芸人とは日常生活の埒外(らちがい)に生息する人間たちだ」

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 小林よしのり「権力に対する批判精神を持っているのは立派なことだ。

 元々、芸能は河原乞食から始まったものでしょう。

 時の権力に虐げられ、搾取されたものたちが強者たちを茶化し、からかうことにこそ、芸能の神髄がある。それを忘れず、権力に抗うのは意味のあることです。

 権力と戦うものにとって、風刺は大事な武器なんです。〝王様は裸だ!〟とバカにすることが出来ないと、表現者は丸腰になってしまいます」

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 日本の伝統芸能は、差別された非人・賎民・河原乞食ら下層民が始めた芸事であった。
 江戸・大坂・京は、地方の下層民が大量に移住していた。
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 屍体と血は「穢れ」として忌み嫌われた。
 屍体と血を扱う仕事をする者は、卑しい人間として軽蔑され差別された。
 演技とはいえ「死」を身体で表現する歌舞伎役者は、穢れた人間として差別された。
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 血と死に塗(まみ)れる日本人と言えば、武士・サムライと歌舞伎役者・能楽者と非人・エタなどの賤民は同類であった。
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 芸人といわれた上は歌舞伎役者から下は落語家やサーカス団員に至るまで差別された半人前以下、社会の爪弾きモノ者あるいわかたわ者と蔑まれ、社会的な地位や身分は極端に低かった。
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 歌舞伎は、西洋の演劇や中国の京劇とは違う、日本独自の芝居である。
 まして、朝鮮とは縁もゆかりもない。
 歌舞伎は、日本文明・日本文化・伝統芸能である。
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 日本社会は、アリとキリギリス(セミ)の寓話世界で言えばあり社会である。
 歌舞伎役者は、明らかにキリギリス(セミ)の生き方である。
 日本において、アリはキリギリス(セミ)を見捨てる事なく助ける。
 日本だけが庶民文化を伝統文化へと高め発展できたのは、歌舞音曲に生きるキリギリス(セミ)が真面目に働くアリに助けられたからである。
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 日本は、血と死を忌み嫌い、血と死を扱う者はもちろん演じる者も穢れた者として嫌われ差別され迫害対象となった。
 非人や穢多は、それ故に嫌われ、差別され、迫害された。
 自然災害による飢饉や疫病が発生すると、地方・田舎の被災者達は食べ物を求めて非人や穢多が住む貧民窟に流れ込んでいた。
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 初代 市川 團十郎(いちかわ だんじゅうろう、万治3年(1660年) - 元禄17年2月19日(1704年3月24日))は、元禄歌舞伎を代表する江戸の役者。立役を得意とし、荒事芸を歌舞伎に導入した。團十郎が考案した見得は「元禄見得」と呼ばれる。  

 歴史
 初代市川團十郎の父は甲州出身で、異名を「面疵(つらきず)の重蔵」、「菰(こも)の十蔵」と呼ばれた侠客だったという。さらにさかのぼると武士で後北条氏の家来であったという説もあるが、これは甲州の出ということ以外は疑わしい。「菰の十蔵」というのは十蔵が非人出身なのでお菰(コジキ)の意味でそう呼ばれたものとされる。十蔵は甲州から出てしばらく下総国に住んだのち、江戸和泉町に住み着いたといわれている。
 昭和初期に山梨県笛吹市一宮町の旧家で発見された堀越氏系図によると、遠祖は能係を務めた武田家臣で、初代團十郎の曾祖父にあたる堀越十郎が市川三郷町(旧三珠町上野)の地を領し、武田滅亡後に下総国へ落ち延びたという。ただし市川宗家は、初代團十郎成田山新勝寺にほど近い幡谷の出身で、新勝寺とは少なからず縁があったと公式に表している。これが「成田屋」という市川宗家の屋号の由来である。
 近世初期には長吏頭・弾左衛門支配下にあった。しかし歌舞伎関係者は自分たちの人気を背景に弾左衛門支配からの脱却をめざした。宝永5年(1708年)に弾左衛門との間で争われた訴訟をきっかけに、ついに「独立」をはたす。江戸歌舞伎を代表する市川團十郎家は、このことを記念する『勝扇子(かちおうぎ)』という書物を家宝として伝承していた。またこの訴訟は、歌舞伎十八番の1つ『助六由縁江戸桜(すけろくゆかりのえどざくら)』成立の契機となったという有力な説もある。しかし、歌舞伎役者は行政的には依然差別的に扱われた。彼らは天保の改革時には、差別的な理由で浅草猿若町に集住を命ぜられ、市中を歩く際には笠をかぶらなくてはならないなどといった規制も受けた。歌舞伎が法的に被差別の立場から解放されるのは、結局明治維新後のことだった。
 経歴
 幼少の頃の事績はほとんど伝わらない。芝居の道に入って、最初は市川海老蔵を名乗ったが、延宝3年 (1675年) から市川團十郎を名乗る。同8年 (1680年) につとめた『遊女論』の不破伴左衛門が当たり役となった。
 貞享2年 (1685年)、江戸市村座において『金平六条通』の坂田金平を勤め、それまでの初期歌舞伎にあった「荒武者事」と金平浄瑠璃の荒事とを加味して、歌舞伎における荒事芸を完成させた。これによって江戸で絶大な人気を得、以後230余年にわたって江戸歌舞伎の頂点に君臨した市川宗家の基礎を築くことになる。
 元禄6年 (1693年)、上洛して京都の舞台に出演するが評判は悪く、1年あまりで江戸に帰る。ただしこのとき椎本才麿(しいのもと さいまろ)に入門して、才牛の俳名を得た。
 狂言作者としても三升屋兵庫(みますや ひょうご)の名で活躍し、『参会名護屋』などの作品を残している。初期の荒事が歌舞伎のなかに定着してゆく過程において、團十郎が役者と作者を兼ねたことは、市川家の荒事芸が独自の性格を持つことに繋がった。
元禄17年2月19日(1704年3月24日)、市村座で『わたまし十二段』の佐藤忠信役を演じている最中に、役者の生島半六に舞台上で刺殺された。享年45。一説に、半六は自身の息子が虐待を受けたことで團十郎を恨んでいたとも言われるが、明確な証拠はなく、この事件の真相は現在も不明である。
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🎑30)─1・A─万葉集は、日本の心を詠う。否定する反天皇反日的日本人と天皇廃絶論者。〜No.74No.75No.76 

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 万葉集は、ヤマト言葉で理ではなく情を伝える最古の歌集である。

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 2019年4月4日 朝日新聞「世界に開かれた万葉集の時代
 『令和』文化模索の世へのあこがれ
 上野誠
 新しい年号が『万葉集』から採られた。それは、年号の歴史にとって、新しい第一歩を踏み出したことになる。というのは、中国の皇帝制度から生まれた年号が、日本文化のなかに根付いて、ついには和歌集の漢文序文から採用されることになったからだ。
 ……
 天平の時代は、決して良い時代ではなかった。政変と飢饉は、人びとの生活を苦しめたし、疫病も蔓延した時代である。ところが、世界の美術史にも特筆すべき、すばらしい仏像を造り、『万葉集』の歌々は、その後の日本の文学の源流となってゆく。
 どんな時代にも、人びとは平和な時を求め、新しい芸術と文化を模索していたのである。
 『令和』という年号には、そういった平和への思いが込められている、と思う。と同時に、天平文化へのあこがれも内包されているのではなかろうか。万葉学徒のひとりとして、今、私はそんなことを考えている。
 『万葉集』とは、いったいどんな歌集なのだろうか。
 8世紀の中葉に出来た現存する最古の歌集で、その編纂者のひとりが大伴家持である。大伴家持の父が大伴旅人であり、大伴家持は、父と父の盟友ともいうべき山上憶良にあこがれて、歌を作り続けたのである。
 『万葉集』に収められている4,500首あまりの歌々は、後の時代の範となって、和歌の歴史を作ってゆくことになる。つまり、『万葉集』こそ、和歌始まりの歌集なのである。外来の文字である漢字を使って、自分たちの言葉であるヤマト言葉を、いかに表すか。そこから日本文学の歴史は始まるのである。
 『万葉集』の生まれた奈良時代ほど、日本が世界に開かれた時代はなかった。漢字・儒教・仏教・律令という中国文化を受け入れて、それをいかに自分たちのものにするのか。万葉びとは、悪戦苦闘した人びとでもある。
 一方、万葉びとは、常に自分たちの足元を見つめる人びとでもあった。漢文で書けば意味は分かっても、そのニュアンスが伝わらない。和歌は理ではなく、情を伝えるもので、それは、自分たちの言葉で情を伝えるということなのである。
 日本人は、歌で恋をすることを学び、人と人との絆を確かめた。『万葉集』は、その始まりの歌集ということができる。今、新しい時代が始まる──。」
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 天皇制度廃絶を目指す日本人は、言霊信仰に繋がる和歌(短歌)・俳句など精神的心情的情緒的短詩文化を、西洋のキリスト教的長詩文化・中華の儒教漢詩文化・マルクス主義共産主義)の反宗教無神論的革命歌文化などで消滅させなければならない。
 何故なら、和歌の源流は『万葉集』であるが、その深層は祭祀王・天皇の尊き調べである詔にあるからである。
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 和歌の歴史とは、日本国語の歴史であり、天皇の歴史でもある。
 和歌を日本国語で詠むとは、天皇を詠む事に繋がる。
 和歌とは、日本民族日本人の心である。
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 天皇制度廃絶論者は、日本民族所縁の有象無象すべての破壊者にならなければならない。
 日本民族日本人にとって、長詩は詩作に疲れるし、漢詩は気が重くなり、革命詩は意味不明であった。
 日本民族日本人が心癒やされ心安まるのは、日本情緒と日本の心・やまと心である。
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 日本の和歌・短歌や俳句における詩心の教養は、西洋や中華とは違って学歴や身分・地位・階級には関係ない。
 だが、和歌・短歌や俳句は日本民族日本人の独占ではなく、長詩や漢詩同様に人種・民族・部族に関係なく詠みたいと思った人すべてが詠む事がでてきる。
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 西洋人にとって、ローマ文字、アルファベットは表現する為の文字であるが、だからといってローマ文字、アルファベットそのギリシャ文字を生み出した人びとに涙流して感謝する事はない。
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💍4)─1─皇居上空に出没するドローンを法整備で完璧に防ぐ事は困難。 ~No.18No.19 ③ 

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 2019年5月3日13:00 msnニュース AERA.dot「皇居上空にドローンが出没 新天皇一般参賀控え、警視庁が捕獲作戦
 © Asahi Shimbun Publications Inc. 提供 明日、一般参賀にのぞまれる新天皇と新皇后(C)朝日新聞社
 新天皇、新皇后が即位後、初めて国民の前に姿を見せる一般参賀を明日に控え、”不穏な”情報が飛び交っている。
「皇居・半蔵門付近上空に点滅するドローンのような飛行物体を確認しました!」
 5月2日夜8時過ぎ、皇居・桜田門付近で警戒中の機動隊員の無線通報で、付近で警戒中の警察官は一斉に上空を見上げたという。
 ドローンの目撃情報は同時間帯で都内各地で相次ぎ、東京五輪のメイン会場である国立競技場の付近など10か所以上の目撃情報があった。捜査関係者によると、目撃されたドローンは白と赤のライトを点滅させ、特有の「羽音」をさせていたという。
 警視庁の捜査関係者はショックを隠さない。
「夜間でのドローン飛行対策は発見や捕獲が難しい。今回は特別警備の中での目撃情報で、警備に穴があることをいわば露呈してしまった」
 ドローンは遠隔操作や自動操縦で飛行する無人航空機。最近では小型化も進み、安価で入手は容易だ。
 2015年4月には首相官邸屋上で放射性物質の存在を示すシールが貼られた容器を搭載したドローンが見つかり、警視庁が威力業務妨害容疑でこのドローンを飛ばした男を逮捕する事件も発生している。
 事件を受けて同年に施行された改正航空法で禁止空域や飛行方法が定められている。そして、2016年3月には皇居などの上空飛行を禁じるドローン規制法が成立していた。
 警察庁によると、全国の警察が2018年に違法飛行など航空法違反容疑で摘発したドローンに関連する事件は、夜間の無承認飛行など82件だった。   
 警視庁が今回の警備にも投入したのは「迎撃ドローン」だ。各機動隊に配備し、操作に習熟した隊員が縦3メートル、横2メートルの網をぶら下げた大型ドローンを飛ばし、空中でからめ捕る。そして、網を地上から発射し上空のドローンを捕獲する手法だ。
 さらに、妨害電波を発してドローンを無力化する「ジャミング装置」も配備していた。
「夜間での確認、補足法など抜本的に対策を講じないといけない」(前出・捜査関係者)
 警視庁では飛行物体はドローンとみており、航空法違反容疑も視野に飛ばした人物の特定を急いでいる。
 5月4日に予定される新皇室の一般参賀でも、警視庁は数千人規模で周辺を警戒。ドローン対策も徹底する方針だ。(本誌・羽富宏文)※週刊朝日オンライン限定記事」
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 5月2日23:17 産経新聞「皇居周辺でドローン飛行か 都内の複数カ所で目撃
 2日午後8時ごろ、東京都千代田区の皇居周辺で、ドローン(小型無人機)のような物体が飛行しているのを警視庁の機動隊員が発見した。捜査関係者によると、ドローンのような物体は光を点滅させており、複数機が飛行していた可能性もあるという。皇居などの上空はドローンの飛行が禁止されており、警視庁で確認を急いでいる。
 捜査関係者によると、同じ時間帯に赤坂御用地(港区)周辺や武蔵陵墓地(八王子市)周辺などでも目撃情報が寄せられた。千代田区以外の一部は当時の状況からヘリコプターか飛行機を見間違えた可能性もあるとみており、同庁は目撃情報を精査している。」
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5月3日 産経新聞「皇居周辺に飛行物体 法整備もドローン「完璧に防ぐことは困難」
 皇居前広場では、翌日の一般参賀のために警察官が準備をしていた=3日午後、東京都千代田区(佐藤徳昭撮影)
 東京都千代田区の皇居周辺など都内の広い範囲で2日夜、ドローン(小型無人機)のような物体が飛行しているとする目撃情報が相次ぎ、警視庁は3日、不審な機体が落下していないか捜索を実施した。皇居周辺の飛行を原則禁止したドローン規制法や、人口密集地や夜間の飛行を原則禁じた航空法に違反している疑いがあるとみて、機体の形状や操縦者の特定を急ぐ。
 捜査関係者によると、目撃情報は2日午後8時ごろの皇居周辺を皮切りに、赤坂御用地(港区)周辺などからも寄せられ、同10時半ごろまで続いた。光を点滅させながら飛行していたという。これまでに、落下などによる人的な被害は確認されていない。
 同庁は目撃情報などを精査し、皇居周辺や赤坂御用地周辺で目撃された飛行物体はドローンの可能性があると判断。天皇陛下のご即位を祝う4日の一般参賀を控え、厳戒態勢を敷くとともに近隣を捜索した。
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 平成から令和へと変わって間もない2日夜、皇居周辺などでドローンのような飛行物体が相次いで目撃された。首相官邸の屋上に落下した事件などを契機に法規制が進み、警察当局にはドローンの捕獲などが可能な装置が配備されたが、厳戒態勢の中で不審物体に接近された格好だ。10月に天皇、皇后両陛下がオープンカーでパレードする儀式があり、東京五輪パラリンピックも来年に迫る中、ドローン対策の難しさが改めて浮き彫りになった。
 「ドローンじゃないか」。2日午後8時ごろ、一連の皇室関連行事の警備のため、皇居周辺を警戒していた機動隊員から声が上がった。目線の先にあったのは、光を点滅させながら移動する不審な飛行物体。同様の目撃はそれから数時間、都内の広範囲で相次いだ。「情報収集に努めている」。同時多発的に寄せられた目撃に、捜査幹部らは慌ただしくそう話した。
 ドローンの脅威が顕在化したのは平成27年4月、首相官邸の屋上に放射性物質を含む土砂を積んだドローンが落下した事件だった。同年の航空法改正で、国土交通省から許可を得た場合を除き、東京23区や空港周辺などは終日、ほかの地区も夜間の飛行が禁止された。
 翌年には首相官邸や皇居周辺などの飛行も原則禁じるドローン規制法が施行。今年9月開幕のラグビー・ワールドカップ(W杯)や、来夏の東京五輪パラリンピックに向け、取材メディア以外の競技会場上空での飛行を禁止する同法改正の動きも進んでいる。
 こうした法整備に加え、警視庁は27年12月、網で不審機を捕獲する大型ドローンなどを装備した「無人航空機対処部隊」(IDT)を発足。さらに今年、妨害電波で飛行を不能にするジャミング(電波妨害)装置も導入し、一連の皇室関連行事でも配備した。
 しかし、不審機は目視などで確認するため、夜間は発見が難しくなるとされる。捕獲やジャミングの装置も高度、スピード、範囲などの面で限度があるとされ、警察関係者は「一定の高度にある不審機の接近を完璧に防ぐことは困難」と漏らす。
 皇居周辺を飛行したドローンのような物体は比較的短時間で飛び去ったとみられるが、警察幹部は「今回の事案を精査して課題を洗い出し、対策を検討する」と話す。」
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 5月6日11:57 産経新聞尖閣周辺に中国船 25日連続
 尖閣諸島を含む東シナ海上空(鈴木健児撮影) 
 尖閣諸島沖縄県石垣市)周辺の領海外側にある接続水域で6日、中国海警局の船4隻が航行しているのを海上保安庁の巡視船が確認した。尖閣周辺で中国当局の船が確認されるのは25日連続。
 第11管区海上保安本部(那覇)によると、1隻は機関砲のようなものを搭載。巡視船が、領海に近づかないように警告した。」
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 天皇や皇族を殺そうとする反天皇反日的日本人は、昔から現代まで存在し、反皇室テロ事件が起きていないかといって「反天皇テロリストがいない」というのではなく、社会の表から消え、地下に潜り機会を狙って息を潜めているだけである。
 事実。キリスト教朝鮮人テロリストや日本人共産主義者日本民族憎悪論者らは、昭和天皇や皇族を殺そうとしたが失敗している。
 天皇・皇族殺害を目論む過激派テロリストに協力し支援する日本人は、少なからず存在している。
 日本において、過激派テロリスト・反天皇テロリストになるは高学歴出身知的エリートである。
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 革命は、血に発狂してではなく、血に酔って始まる。

 フランス革命は、庶民からなる都市民兵(国民衛兵)が廃兵院を襲って小銃と大砲を奪ってバスティーユ監獄を襲撃して始まった。

 過激なモンターニュ派は、人民裁判でフラン国王ルイ16世と王妃マリ゠アントワネットをギロチン刑で首を刎ね、フランス王家を滅亡させた。

 ロシア革命は、血の日曜日事件戦艦ポチョムキン号水兵反乱事件から始まった。 

 ロアシア共産党は、皇帝ニコライ2世とその家族を人民の正義で惨殺し、ロシア帝室を葬り去った。

 共和制は、王侯貴族を惨殺し、その血で専制君主制を葬り去って成立する。

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 革命は、人民の多数派が初めて成功させるのではなく、過激派の少数派が人民を犠牲にし踏み台にして成し遂げるものである。
 事実、フランス革命ロシア革命は、過激な少数派が指導し、数百万人とも数千万人ともいわれる人民を殺し尽くして成功させた。
 革命が成功するかしないかは、革命派が公的暴力組織である警察と軍隊を掌握して蜂起するかである。
 革命とは、大量の人民の死を必要な犠牲として強要うする。
 ロシア革命を成功させたボリシェヴィキロシア共産党)は少数派であったし、中国革命を勝ち抜いた中国共産党も多数派ではなかった。
 現中国共産党員は、中国の総人口約12億人のうち約8,000万人にすぎない。
 共産主義マルクス主義)の革命戦略は、5%の共産党員が革命を指導して人民を殺して、死体の山を築き、幾つも血の湖を作って、相手に抵抗しても勝てないという恐怖を植え付ける事である。
 革命は、少数派であるがゆえに成功し、多数派では確実に失敗する。
 少数派は、あらゆる手段を駆使して革命を成功させる。
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 戦前の軍国日本は、共産主義マルクス主義)革命勢力(中国とロシア)から母国日本と天皇を守る為に、世界から戦争犯罪と非難され、味方もなく孤独に戦っていた。
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 迎賓館ロケット弾事件(げいひんかんロケットだんじけん)とは、1986年(昭和61年)5月4日に東京都で発生したテロ事件。迎賓館迫撃弾事件とも呼ばれる。
 日本の新左翼中核派が起こした事件である。
 事件の発端
 1986年のゴールデンウィークは、大規模な式典が多く行われていた。4月29日の天皇誕生日には昭和天皇御在位60年記念式典が挙行され、5月4日から6日までは第12回先進国首脳会議が開催された。
 中核派は、これらの式典を「反動」中曽根内閣の反革命的策動とし、様々なテロ事件を起こしていた。
 
 事件の概要
 1986年5月4日午後4時20分頃、東京都新宿区矢来町のマンションの4階の一室からロケット弾の一種である迫撃弾が発射された。標的はここから2.5キロ離れた迎賓館で、この時間は先進国首脳の歓迎式典が挙行されていた。幸いにもロケット弾は迎賓館を飛び越えて1キロ離れた道路上に着弾したため、迎賓館に被害はなかった。産経新聞の報道によると、着弾場所の道路には直径20cm、深さ5cmの穴が開いたという。
 発射場所はまもなく特定され、警察が捜索したところ、このマンションの一室から5本の発射筒からなる発射装置が発見された。窓も発射時刻になると自動的に開くように改造されていた。この部屋は4月より自称「松本」が身分を偽って借りていた。

 事件の裁判
 中核派は犯行を認めるアジビラを配付していたため、この事件が中核派の犯行であることは確実である。
 警察は爆発物取締罰則違反で1987年に中核派活動家3人(須賀武敏、十亀弘史、板垣宏)を、1993年3月に中核派活動家の福嶋昌男をそれぞれ逮捕した。
 しかし、逮捕された4人は犯行を否認。検察はアジトから押収されたロケット弾開発関与に関するメモ類などを根拠に4人が事件に関与したとして爆発物取締罰則違反で起訴。また、1986年4月の中核派が関与した横田基地ロケット弾発射事件についても合わせて起訴された。しかし、それ以外は証拠が乏しかったため、当初の予想に反し長期裁判となった。須賀・十亀・板垣の3人に保釈が認められたのは2002年12月、福嶋に保釈が認められたのは2004年11月であった。

 3人の差戻し前の裁判
 検察は須賀に懲役15年、十亀と板垣に懲役13年を求刑したが、2004年3月25日、東京地方裁判所(木口信之裁判長)は、メモ類には事件に直接触れた記載はないことを理由に3人を無罪とした。これに対し、検察が控訴。二審の東京高等裁判所は2006年5月19日に「審理不十分」を理由に地裁に差し戻し、2007年10月16日に最高裁判所(泉徳治裁判長)も被告人側の上告を棄却したため、一審からやり直すことになった。

 3人の差戻し後の裁判
 差戻後の第一審において、東京地方裁判所(林正彦裁判長)は、2010年6月2日に須賀に懲役11年、十亀と板垣に懲役8年を言い渡した。この判決の中で裁判長は「適正な防御権の行使の範囲を明らかに超えた、被告側の不当な訴訟活動が審理を長期化させた」と述べた。3人の被告人が控訴したが、2013年6月27日に東京高等裁判所(山崎学裁判長)は控訴を棄却した。2016年3月14日、最高裁山崎敏充裁判長)が上告を棄却し有罪判決が確定した。

 福嶋の裁判
 福嶋に対して2006年3月に地裁が懲役12年の判決を言い渡し、2012年3月に有罪判決が確定した(2500日間の未決勾留日数が算出され、服役期間は最長5年2ヶ月)[要出典
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💎25)─2─日本国内外に存在する反天皇反日運動・反天皇デモ。〜No.120No.121No.122 

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 2019年4月30日18:30 msnニュース 時事通信社天皇制反対の集会も=警官取り囲み、一時騒然-東京・新宿
 © 時事通信社 退位の礼を前にJR新宿駅前で天皇制に抗議する人たち=30日午後、東京都新宿区
 東京都新宿区のJR新宿駅前では、天皇制に反対する市民団体の集会が行われた。これに対抗し、右翼団体も街宣活動を展開。警察官約80人が取り囲むようにして警戒に当たり、周囲は一時、騒然となった。
 近くを通り掛かった都内の高校1年の男子生徒は、節目の日の集会に「迷惑だ。選挙で候補者を立てて主張すべきだ」と訴えた。また、別の男性は「日本だけなぜ、元号を使うのか分からない。(集会参加者の)気持ちは理解できる」と語った。 」
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 4月30日19:32 msnニュース 読売新聞「台湾で日本への抗議デモ「平成最後の日選んだ」
 【台北=杉山祐之】台湾の「中華海域漁業権益協会」は30日、日本大使館に相当する日本台湾交流協会台北事務所の前でデモを行い、「釣魚台(尖閣諸島の台湾名)は中華民族固有の領土」と主張し、周辺海域での日本側の台湾漁船取り締まりなどに抗議した。中国との連携も訴えた。主催者側は「平成の最後の日を選んだ抗議だ」と説明した。」
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日本人全員が、天皇・皇族・皇室を敬愛し守ろうという固い意志はない。
 日本人共産主義テロリストやキリスト教朝鮮人テロリストら反天皇反日派らは、昭和天皇や皇族を殺す為につけ狙ったいた。
 過去の歴史において、中国共産党ソ連(ロシア人共産主義者)と共に天皇を殺して日本を転覆させるべく日本人共産主義テロリストに活動資金や武器を提供していた。
 中国共産党は、北朝鮮と共同で、極秘にアヘンを日本に運び込んで蔓延させていた。
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 皇室は、死滅した在来種の日本産トキである。
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 4月3日21:51 産経新聞右翼団体幹部ら2人を逮捕 天皇制反対のデモに抗議中、機動隊員に頭突き
 天皇制に反対する団体が開催したデモの警備にあたっていた機動隊員らに頭突きを加えるなどしたとして、警視庁公安部は30日、公務執行妨害容疑で、デモへの抗議活動を行っていた右翼団体の幹部ら男女2人を現行犯逮捕した。
 逮捕されたのは、右翼団体「菊水国防連合」幹部の前田健一容疑者(38)=神奈川県横須賀市=と、東京都大田区の江川麻莉容疑者(27)。公安部によると、江川容疑者は団体には所属しておらず、個人で排外主義的な活動に取り組んでいるとみられる。
 逮捕容疑は30日午後5時ごろ、新宿区のJR新宿駅東口前の広場周辺で、天皇制に反対するアピール行動をしていた市民団体の警備に当たっていた機動隊員らに対し、頭突きをしたり首を押さえつけるなどの暴行を加えて職務を妨害したとしている。隊員らにけがはなかった。
 現場では午後4時ごろから、前田容疑者ら側の約40人と市民団体側の約130人による罵声の浴びせあいが始まり、両者が接近するなど一時騒然とした。」
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 5月1日18:46 msnニュース 共同通信社全労連メーデー式典 「ゆがんだ政治を正せ」
 © KYODONEWS 全労連系の第90回中央メーデーで気勢を上げる参加者=1日午後、東京・代々木公園
 全労連系の第90回中央メーデー式典が1日、東京都渋谷区の代々木公園で開かれ、主催者発表で約2万8千人が参加した。小田川義和議長は、政府が進める働き方改革について「安価な労働力として女性や高齢者、外国人を調達するためのものだ」と批判し、「ゆがんだ政治を正すため力を合わせよう」と訴えた。
 小田川氏は、平成の30年間で平均賃金は低下したにもかかわらず、大企業の内部留保が5倍になったと指摘し、「元号が変われば、富の偏在や賃金低下は解消されるのか」と訴えた。
 共産党志位和夫委員長は「8時間働けば普通に暮らせる社会を一緒につくりましょう」と呼び掛けた。
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 5月5日 産経新聞尖閣周辺に中国船 24日連続
 尖閣諸島沖縄県石垣市)周辺の領海外側にある接続水域で5日、中国海警局の船4隻が航行しているのを海上保安庁の巡視船が確認した。尖閣周辺で中国当局の船が確認されるのは24日連続。
 第11管区海上保安本部(那覇)によると、1隻は機関砲のようなものを搭載。領海に近づかないよう巡視船が警告した。」
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 産経新聞 iRONNA「日本の寂しい天皇制反対派 改元に沸く国内で縮小
 『BBC
 2019年05月03日 18:38 公開
 ノッポルン・ウォン・アナン、BBCタイ語
 天皇の譲位と新天皇の即位、改元という歴史的な変化を目前にした4月末、小規模の集団が東京のはずれに集まった。
 「天皇の戦争責任を忘れるな」と繰り返しながら、集まった人たちは公園に向かってデモ行進した。
 抗議行動に参加した人のほとんどは白髪で、人数は少なかった。
人数は少ないものの、日本の天皇制反対派は、天皇制はもう廃止すべきだという主張を声高に続けている。
 日本では、皇室は世界最古の世襲王朝だと言われている。神話によると、皇室は天照大神の末裔(まつえい)だとされる。
 第2次世界大戦が終わるまで、天皇は「現人神」だと見なされていた。
 一方で、反天皇制運動連絡会(反天連)は30年前から、天皇制廃止を求めて活動してきた。
 天皇の名の下に日本が1930年代から1940年代にかけて戦った戦争を償うには、天皇制を廃止するしかないという主張だ。
 反天連メンバーの「ノムラ」さんはBBCに対して、「戦争はきちんと終わらなかった」と話した。「ノムラ」さんは右翼団体の攻撃を警戒し、記事ではフルネームを使わないという条件で取材に応じた。
 都心にある「反天連」の小さい事務所でノムラさんは、第2次世界大戦中に人道に対する罪を犯した昭和天皇は戦犯だと述べた。
 「昭和天皇は軍部に強い関心を抱いていた。米英との戦争を恐れたのはただ単に、日本の軍隊が劣っていると知っていたからだ」、「アジアで戦争することにためらいはなかった」とノムラさんは話した。
 1926年から1989年まで在位した昭和天皇は、日本の敗戦後に神格を否定し人間宣言を発した。
 アメリカが起草した日本国憲法の下、日本は天皇を日本国と日本国民統合の「象徴」と位置づけ、立憲君主制国家となった。天皇の政治行為は禁止されている。
 戦後にこうした形で天皇制を維持したため、昭和天皇は結局、戦争で果たした役割について責任をとることがないままだったと、ノムラさんは言う。
 平和の象徴
 昭和天皇の晩年にかけて、天皇制に反対する日本の世論は今より強かった。天皇にゆかりのある場所が左翼過激派の小規模な攻撃を受けることも、たまにあった。
 しかし、昭和天皇の長男・明仁さまは、1989年の即位から、4月30日に高齢や健康問題を理由に退位するまでの30年間で、皇室を平和の象徴と位置づけることに成功した。
退位によって上皇陛下となった明仁さまは、父の昭和天皇が「終戦詔書」をラジオで発表したとき(ほとんどの日本人はこの「玉音放送」で初めて天皇の声を聞いた)、11歳だった。
 米オレゴン州にあるポートランド州立大学のケン・ルオフ教授(日本研究所所長)は、先代天皇にとって「一番の課題は戦時から残る傷を癒す(いやす)ことで戦後に区切りをつけることだった」と指摘する。
 「日本によって被害を受けた各国との関係改善のために、できる限りのことをした」
 1975年に当時皇太子だった明仁さまは美智子妃と共に、皇族として戦後初の沖縄訪問を果たした。沖縄は日本国内でも特に悲惨な戦場のひとつとなり、一般住民10万人以上が犠牲になった場所だ。
 上皇陛下は天皇としてほかに、中国やインドネシアなど、甚大な戦禍に遭った国々を訪れた。さらに、政治的発言は禁止されている立場ながら、戦争がいかに悲惨なものか忘れないよう繰り返し国民に呼びかけた。
 第2次世界大戦中の日本軍の残虐行為による被害が特に大きかった国の中には、日本はいまだに十分に謝罪していないし、十分に償ってもいないという主張が残る。この時期の評価は今も、深く割れている。
 しかし、平成の時代の日本国内において、皇室の人気は大いに高まった。ルオフ教授によると様々な世論調査で、国民の7割から8割が天皇制の維持を支持しているという。
 伸び悩む支持
 都内の事務所で取材に応じた「反天連」のノムラさんは、支持者の数は年々減りつつあると認めた。
 1980年には抗議集会を開けば3000人は集まったものの、今では新しいメンバーがなかなか見つからないという。
 4月29日のデモ行進に参加したのは約80人。行進を取り囲む警官数百人の方が多かった。デモに注目する通行人はほとんどいなかった。
 ノムラさんは、人気のない目標に向けて闘い続けていると、寂しいと感じることもあると話す。ただし、天皇制がどういう問題になり得るか、国民を教育することが大事だとも言う。
 「経済停滞の続く日本は今、国としてアイデンティティーの危機に直面している」とノムラさんは言う。さらに、安倍晋三首相率いる政府と右派は「天皇を通じて自分たちの権威付けをしようとしている」とも言う。
 ノムラさんは健康の許す限り、あと10年は活動を続けるつもりだという。
しかし、前途は多難だ。日本の皇室の系譜は2000年以上前にさかのぼると言われ、天皇の役割は日本社会に様々な形で密接に結びついている。
 国民に敬愛される天皇が自ら譲位し、新しい天皇が即位した。多くの国民がこの代替わりに感動し、天皇家に対する親愛の気持ちもいっそう高まった。天皇制廃止の議論はここへきて、おそらく封印されたはずだ。少なくとも次の代替わりの時期までは。
 (追加取材:グレイス・ツォイ)
 (英語記事 Emperor Naruhito and Japan's lonely republicans)
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 日本に愛着と天皇・皇室への崇敬を感じない外国系日本人が増えれば、正比例的に反天皇反日的日本人も増える。
 世界各地で起きている少数派と多数派の差別・対立・暴動・内戦は、先住民の多数派・旧勢力と移民の少数派・新興勢力の間で起きている。
 宗教を狂信的原理主義的に信仰する異常者日本人が増えれば、伝統的な日本の祖先神・氏神の人神崇拝や皇室神道は宗教テロに晒される。
 事実、靖国神社などの宗教施設に対する宗教施設へのテロ行為や昭和天皇・皇族に対する殺害失敗事件は頻発していたし、今後もにたようなテロや犯罪が起きる危険性は日本国内に存在している。
 そうした反天皇反日的日本人は、多数派ではなく、少数派の中のさらに少数者である。
 イスラム教テロリストは、イスラム教徒十数億人の内の数千人か数万人に過ぎない。
 宗教系テロリストは、イデオロギー系テロリストより数が少ない。
 皇帝・国王、大統領・首相を殺す凶悪テロリストは、集団ではなく一人だけである。
 それが、「一人一殺」のテロである。
 昭和天皇や皇族を殺そうとしたテロリストは、キリスト教朝鮮人テロリストと日本人共産主義テロリストである。
 昭和天皇を殺そうとしたテロ集団はキリスト教系韓国上海臨時政府であったが、殺害を実行したのはキリスト教朝鮮人テロリストは一人である。
 今なお皇族・皇室に対してロケット弾発射などの犯罪行為を行っているのは、イデオロギー過激派(共産主義者マルクス主義者・無政府主義者ら)である。
 だが、彼等を支援する日本人や外国人が日本国内にいるのも事実である。
 そうした日本人は、高学歴出身知的エリートに多く存在し、政党・政治家、官僚、学者、メディア関係者とつながっている者も少なくない。
 日本は、古代から反天皇敵日の外国勢力に取り囲まれ、そうした諸外国(中国・朝鮮・ロシア・ソ連など)から何時侵略され虐殺されるかわからない油断も隙も内緊張状態にあった。
 歴史的事実として、外国勢力でもっとも危険性のあるのが中国共産党天皇制度打倒の共産主義マルクス主義)信奉勢力である。
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 2019年5月16日号 週刊新潮「今どき『反天皇デモ』に参加する人々
 『お祝いを強制するな!』
 『天皇制、ハンタ-イ!』
 そんな野太い声が、銀座の街に響いた。改元初日の5月1日、天皇制反対のデモが行われ、抗議の右翼も集まり騒ぎとなったのだ。
 そもそも。共同通信が5月1日と2日に実施した世論調査では、〈天皇に親しみを感じる82.5%〉に対して〈感じない11.3%〉。今どき天皇制に反感を持ち、デモに参加する面々は、どんな人たちなのだろう。
 『30年前のXデーを経験した世代、高齢の方が多いですが、若い方もいますよ』
 とは、主催した市民団体『おわてんねっと』の女性メンバー。曰く、名前や年齢は明かせないそうで、
 『デモには500名ほどの人たちが参加してくれました。数が多くて具体的には把握していませんが、様々な職業、思想を持った人間が集まっています。反差別や反戦・反基地活動を行う人もいますが、皆に共通するのは、〝戦争責任がある天皇の退位を、国やメディアがこぞって大騒ぎするのはおかしい〟という主張です』
 活動は退位のご意向が報じられた2016年の7月頃に始まり、月1、2回ほど会合を開くとか。
 別のデモに参加した20代のフリーター男性が言う。
 『参加者の職業は多様で、サラリーマンもいれば、トラックやタクシーの運転手、教師もいます。年齢層は50代から60代が多く男女比は7対3。私自身は、大学から無期限停学、その後は除籍処分となり、今は復学要求の活動をしています』
 他方、同時期に関西でも同様なデモがあった。
 参加した60代男性は、
 『関西の集会では大学教授や僧侶もいますが、40代以上がほとんど。確かに昭和が終わった30年前に比べると高齢化は進んでいます。もっと各地で頻繁にデモもあったし、参加者の数も今と桁がひとつ違いましたね。私も年金生活者なので、あまり遠出はできなくなりました』
 当面は今秋に予定される即位礼と大嘗祭まで、街頭でのデモは続くそうである」
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 「『極左過激派』は裏で何をしていたか
 『天皇制反対!』と、デモで声を上げるだけの人々と違って、『極左過激派』は、非合法活動も厭わない。
 振り返れば昭和から平成の御代に替わる頃、過激派は世間を騒がせる存在だった。
 〈昭和天皇崩御とそれに伴う今上天皇の御即位があった平成元年から2年にかけて、過激派は「90年天皇決戦」を主張して、かつてない規模で「テロ、ゲリラ」事件を引き起こし、2年中には全国で143件も発生しました〉(警察庁『焦点』第269号)
 実際、各地の皇室関連施設へロケット弾が発射されたり、警察寮に爆発物が仕掛けられる事件が相次ぐ。
 警察官1名が殉職した新宿の警視庁独身寮爆破事件では、天皇制打倒を掲げる革労協が犯行声明を出し、犯人は捕まらないまま2005年に時効となった。
 翻って『令和』である。一連の皇室行事が行われた大型連休中、過激派が派手に犯行声明を出し、被害者が出るような大きな事件は幸いにも起こっていない。
 しかし、彼らが発行している機関紙の見出しには、
 〈「祝賀」強制と対決し「天皇代替わり攻撃粉砕」〉
 〈天皇即位粉砕、元号粉砕〉
 〈10月「即位礼」粉砕〉
 などと物騒な文言が並び、未だ好戦的な姿勢は変わっていない様子が窺(うかが)えるのだ。
 もっとも『警察白書』などによると、学生運動華やかりし頃、60年安保闘争では1ヵ月平均で約24万人がデモに参加。中核派などの極左勢力のピークは69年の約5万3,500人だったが、99年には約2万7,000人に半減、現在は2万人を割る。メンバーの高齢化が進み、学生活動家は減少傾向というが、彼らは裏で何をしているのか。
 『天皇や安倍首相がめでたくても、貧困に喘(あえ)ぐ我々民衆にとって今回の祝賀ムードは違和感を覚えます』
 とは、中核派の活動家……
 『ロケットを飛ばすなどといったゲリラを行う予定は今のところ全くありませんが、私たちの活動の発展次第だと思っています。大衆の政治的な機運がもう少し高められれば、そうした活動もできるようになる。天皇制に象徴される資本主義体制を倒す、本当の意味で社会を変えるためには、民衆の法律を超えた行動、暴力が必要になると私は考えますし、そうあるべきだと思います』
 世間との乖離(かいり)も甚だしいが、これもまた〝絶滅危惧種〟と謂われる所以だろう」
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💎23)─2─天皇制度廃絶を党是とする合法政党の発言の表と裏。〜No.111No.112No.113 ⑱ 

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   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博
 2019年5月1日 05:00 産経新聞「共産・志位委員長「即位に祝意
 共産党志位和夫委員長(春名中撮影)
 共産党志位和夫委員長は、1日に天皇陛下が即位されたことにあたり「新天皇の即位に祝意を表します。象徴天皇として、新天皇日本国憲法の精神を尊重し擁護することを期待します」との談話を発表した。
 昭和天皇崩御され、上皇さまが即位された翌日の平成元年1月8日付の共産党の機関紙「赤旗」は「人権抑圧と侵略戦争を推進 天皇が死去」との見出しの記事を掲載し、ご即位への祝辞はなかった。
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 5月1日17:26 産経新聞「共産・志位氏「安倍政権もろとも9条改憲を葬ろう」
 会見に臨む共産党志位和夫委員長=7日午後、国会内(春名中撮影)
 共産党志位和夫委員長は1日、都内で開かれた全労連系の第90回中央メーデー式典に出席し、安倍晋三首相が意欲を示す憲法9条改正について「首相自ら改憲の旗振りをすることが憲法違反の暴挙だ。改憲は首相が旗を振らなければ進まず、振れば厳しく批判される。ここに深刻なジレンマがある」と強調した。その上で「参院選で『安倍改憲にNO』の審判を突きつけ、安倍政権もろとも9条改憲を葬ろう」と訴えた。
 志位氏は式典終了後、天皇陛下のご即位に祝意を示す国会の「賀詞」への党対応を記者団に問われ、「1日に発表した『新天皇の即位に祝意を表します。象徴天皇として、新天皇日本国憲法の精神を尊重し擁護することを期待します』という談話の立場で対応したい」と述べるにとどめた。」
   ・   ・   ・   
 2019年4月30日20:06 産経新聞天皇陛下譲位 社民・又市党首談話全文「天皇の誓いと裏腹に憲法は空洞化」
 社民党又市征治党首は30日、天皇陛下の譲位にあたりコメントを発表した。全文は次の通り(原文のまま)。
   ◇   
 本日、天皇の退位等に関する皇室典範特例法に基づき、今上天皇が退位されました。日本国憲法下の生前退位は初めてのことです。
 全国民の代表者からなる立法府が国権の最高機関として、衆参両院の正副議長の下、全ての政党会派による静ひつかつ真摯な論議を行い、「国民の総意」をまとめる努力を積み重ねてきた結果であり、感慨深いものがあります。
 今上天皇は、30年前、即位に際し、「常に国民の幸福を願いつつ、日本国憲法を遵守し、日本国及び日本国民統合の象徴としてのつとめを果たすこと」を誓いました。しかしながら、今上天皇の誓いとは裏腹に憲法は、PKO協力法、周辺事態法、有事法制、テロ特措法、イラク特措法、「戦争法」(平和安全法制)などの相次ぐ違憲立法によって、空洞化が進みました。そして今や安倍政権は公然と明文改憲を標榜し、また公文書の隠蔽・改ざん、データねつ造・偽装、虚偽答弁、統計不正など民主主義の根幹が揺るがし、行政や政治の私物化もきわまっています。
 また、経済面でもバブル崩壊による「平成不況」で幕開けし、その後もアジア通貨危機ITバブル崩壊、リーマン・ショックなど大きな経済危機に見舞われ、「失われた10年」をはじめとする長引く不況に襲われました。そうした中、新自由主義的な構造改革路線が強化され、労働者の非正規化がすすみ、格差や貧困が拡大し、社会の二極化、将来不安の増大がもたらされました。
 さらに、1991年の雲仙普賢岳の噴火、93年の北海道南西沖地震奥尻島津波被害、95年の阪神淡路大震災、2011年の東日本大震災、16年の熊本地震等大きな災厄が相次ぎました。
 常に国民に寄り添い、象徴天皇の姿を模索してきた今上天皇は、被災者を一人一人慰問するとともに、「先の戦争のことを十分に知り、考えを深めていくことが日本の将来にとって極めて大切なこと」として、沖縄、長崎、広島をはじめ戦争にゆかりのある多くの地を訪問し、戦没者を慰霊する旅を続けてこられました。
 社民党は、これからも戦争の反省にたって、平和憲法が活かされ、誰もがともに、平和で安心して暮らすことができる社会を目指し、全力を尽くして参ります。」
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 5月9日11:17 産経新聞尖閣周辺に中国船 28日連続
 沖縄県尖閣諸島周辺の領海外側にある接続水域で9日、中国海警局の船4隻が航行しているのを海上保安庁の巡視船が確認した。尖閣周辺で中国当局の船が確認されるのは28日連続。
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 5月9日14:32 産経WEST「衆院で陛下ご即位「賀詞」議決 全会一致
2019.5.9 産経WEST
 衆院は9日の本会議で、天皇陛下のご即位に祝意を示す「賀詞」を全会一致で議決した。平成の御代替わりの際の賀詞に反対した共産党も、今回は賛成した。
 上皇さまの天皇ご即位の際の賀詞は平成2年11月12日に行われた「即位礼正殿の儀」直前の同月6日に議決し、共産党は反対した。
 今月1日に天皇陛下が即位された際、共産党志位和夫委員長は「新天皇の即位に祝意を表します」との談話を発表していた。
 賀詞の全文は次の通り。
   ◇   
 天皇陛下におかせられましては、この度、風薫るよき日に、ご即位になりましたことは、まことに慶賀に堪えないところであります。
 天皇皇后両陛下のいよいよのご清祥と、令和の御代(みよ)の末永き弥栄(いやさか)をお祈り申し上げます。
 ここに衆議院は、国民を代表して、謹んで慶祝の意を表します。」
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 2019年5月9日14:39 産経新聞「中国船が一時領海侵入、1隻は機関砲搭載 尖閣周辺
 9日午前10時ごろから、尖閣諸島沖縄県石垣市)周辺の領海に中国海警局の船4隻が相次いで侵入し、約1時間半航行して領海外側の接続水域に出た。中国当局の船が尖閣周辺で領海侵入したのは4月17日以来で、今年13日目。
 第11管区海上保安本部(那覇)によると、1隻は機関砲のようなものを搭載していたという
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 5月9日16:10 産経新聞「「『令和の御代』は憲法になじまない」 共産・志位氏
 会見で記者団の質問に答える共産党志位和夫委員長た=9日午後、国会内(春名中撮影)
 共産党志位和夫委員長は9日の記者会見で、同日の衆院本会議で天皇陛下のご即位に祝意を示す「賀詞」に賛成したことについて「天皇の制度は憲法上の制度だ。それに基づき、新しい方が天皇に即位するのだから祝意を示すのは当然だ」と強調した。
 志位氏は、賀詞に「令和の御代」という言葉が使われていることについて「『御代』は天皇の治世という意味になり、日本国憲法国民主権の原則になじまない」とも語った。
 平成の御代替わりの際の賀詞に反対したことに関しては「当時の綱領が『君主制の廃止』を掲げていたが、平成16年の改定で考え方は変えた」と説明した。」
   ・   ・   ・   

 


 天皇制度反対の政党に投票する国民は数百万人にも上り、その多くは高学歴出身知的エリートである。
 その数は、増える事はあっても減る事はない。
 外国人移民が増えれば、その数は急速に増加しする。
 外国人移民に、参政権・選挙権が与えられ、官吏・官僚に登用されればその数は爆発的に増える。
   ・   ・   ・   

💍3)─3─傲慢な日本人が壊す、皇室が厳守してきた不磨の慣習法と歴代天皇の遺言・遺訓・家訓。~No.8No.9 

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   ・   ・   【東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博】・   

 現代の日本人は、歴史や伝統が嫌いであり、ゆえに歴史や伝統を守ろうという意志はない。

 政治家、官僚、学者、教育者、メディア関係者などの高学歴出身知的エリートにその傾向が強く、民族特有の歴史や伝統が改竄され消滅していく。

 外国人移民(主に中国人移民)はそうした傾向が強く、そうした外国人移民が参政権・選挙権を取得すると日本は根底から改善される。

   ・   ・   ・  

 明治政府がまとめた皇室典範は、不文律として受け継いできた不磨の慣習法を成文化した法律で、大日本帝国憲法明治憲法)と並ぶ成文憲法である。

 日本の近代憲法は、大日本帝国憲法皇室典範の二本から成っている。

 日本は、この二本柱の成文憲法で、周辺諸国(中国・朝鮮・ロシア)による反日包囲網に対して国家の主権を主張した。

 そして、軍事力を強化して周辺諸国の侵略から母国を防衛し、国家の自主独立と国民の命と幸せを守っていた。

   ・   ・   ・   

 アメリカ製日本国憲法平和憲法)は、伝統的慣習法の皇室典範よりも上位に存在している。 

   ・   ・   ・   
 日本国憲法は、皇室が2000年近く受け継いできた伝統的慣習法を無効し、令和の天皇まで125代の歴代天皇が受け継いできた遺言・遺訓・家訓を破棄しようとしている。
 現代の日本国民は、それを是として認めようとしている。
 つまり、主権在民国民主権の原則で、日本民族日本人が数万年かけて築き上げた日本式生活様式から創り上げた天皇神話・民族中心神話・天孫降臨神話を消し去ろうとしている。
 縄文人の子孫である日本民族日本人と伝統的天皇制度は、日本国憲法を信奉する日本国民によって消滅させられつつある。
 日本天皇日本民族日本人は、死滅した在来種の日本産トキである。
   ・   ・   ・   
 2019年5月2日16:53 msnニュース 共同通信社天皇陛下に「親しみ」82% 女性継承賛成79%
 © KYODONEWS 皇居に入られる天皇、皇后両陛下=1日午後2時54分、皇居・半蔵門
 共同通信社が1、2両日実施した全国緊急電話世論調査によると、即位された天皇陛下に82.5%が「親しみを感じる」と回答した。「親しみを感じない」は11.3%だった。男性に限られている皇位継承を巡り、女性天皇を認めることに賛成が79.6%、反対が13.3%となった。
 内閣支持率は51.9%でほぼ横ばい。4月の前回調査と比べ、0.9ポイント減だった。不支持は1.1ポイント減の31.3%。
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 5月3日08:00 産経新聞「【令和に寄せて】生者と死者を繋ぐ万世一系 拓殖大学学事顧問・渡辺利夫
 現世に生きる者が生者である。生者を生み育んだもののほとんどが死者である。私の祖父母も父母もとうに死んでいる。生者は死者があって初めて生者なのだ。そして生者は間もなく死者の仲間に入っていく。
 生者の一人一人は「個人」(individual)と呼ばれる。神や社会に対する究極的な存在として、もうこれ以上は細分化(divide)できない唯一の存在が個人だと考えられている。わが国の憲法でも「すべて国民は、個人として尊重される」とある。「婚姻は、両性の合意のみに基いて成立」するとも記される。夫婦は独立した個人の結びつきであり、共同体の基層をなす家族の形成主体だとは観念されていない。
 その上、個人の自由や権利は国家の権力に優越するというわが国固有の「立憲主義」なる思想が、アカデミズムやジャーナリズムを闊歩(かっぽ)している。
 現世を構成しているものが生者だけだという思想は、無数の死者たちが織り紡いできた歴史と伝統を軽視する風潮となってあらわれ、川面を漂う木の葉のような不安定な社会へと日本を誘(いざな)う。伝統から解放されて自由を与えられた個人が、寄る辺のない不安と孤立と無力感に苛(さいな)まれ、ついには自由を放擲(ほうてき)して権威主義へと逃げ込む人間性の背理は、新フロイト派のエーリッヒ・フロムによってつとに鋭く分析されている。
 現世を構成しているものが生者だけだというのは、錯誤の思想である。逆説と諧謔(かいぎゃく)をもってこのことを語ったのは、英国の思想家ギルバート・チェスタトンである。主張はまことにラジカルである。ラジカルの原義は「根源的」である。
 「単にたまたま今生きて動いているというだけで、今の人間が投票権を独占するなどということは、生者の傲慢な寡頭政治以外の何物でもない。伝統はこれに屈服することを許さない。あらゆる民主主義者は、いかなる人間といえども単に出生の偶然によって権利を奪われてはならぬと主張する。伝統は、いかなる人間といえども死の偶然によって権利を奪われてはならぬと主張する。…われわれは死者を会議に招かねばならない」(『正統とは何か』安西徹雄訳)
 チェスタトンは伝統とは「過去の平凡な人間共通の輿(よ)論」であり、民主主義とは「あらゆる階級のうちもっとも陽の目を見ぬ階級、われらが祖先に投票権を与えること」、つまりは「死者の民主主義」だという。
 氏の「現世中心主義」への嫌悪は、いかにも徹底的である。幾世代にもわたり「民草」が共通に感じ、共通に考えてきたことが伝統であり、死せる者の発する声に耳を傾けて現世の政治的決定がなされねばならない、と氏は主張する。
 同一の国土の中で、ほとんど同種の人々が、他国では使われることのない「孤立的言語」の日本語を用いて共同体と国家を編み、宗教上の争いが社会に亀裂を生じさせることもなかった、そういう「海洋の共同体」が日本である。
 天皇万世一系とは、動乱や侵略によって深刻な危機の淵(ふち)に立たされることなく、歴史が連綿として紡がれてきたことを証す血脈の物語である。
 新元号令和の時代が開かれた。明治以来、一世一元の制が敷かれ、歴史が瞬時たりとも途切れることなく受け継がれることが顕示されるにいたった。限りある個々の民草の人生がはるかなる血脈の中を流れ流れて今生きてある、そういう連続性の感覚を天皇家の血脈の連続性の上に投影できる。
 私どもの有限の人生を永遠なるものとして再確認しながら、現世の中に伝統をつねに再生させる、そういう生き方を、改元のこの機に立って深く心したい。
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 5月1日22:39 産経新聞皇位継承、歴史の重み 女性宮家創設論には問題 阿比留瑠比
 「剣璽等承継の儀」に臨む天皇陛下。手前は「三種の神器」の剣と璽(勾玉)を案上に置く侍従=1日午前10時32分、皇居・宮殿「松の間」(代表撮影)
 令和の御代(みよ)を迎え、政府は安定的な皇位継承の確保の検討を本格化させる。このまま皇族が減少していくのを放置できないのは明らかだからだ。ただ、そのための一案として譲位特例法の付帯決議に盛り込まれた「女性宮家の創設」には、見逃せない陥穽(かんせい)がある。
 現在、与野党を問わず女性宮家創設や、現在は皇室典範で父方の系統に天皇を持つ男系の男子に限られている皇位継承資格を、女性や女系の皇族の子孫に拡大することを検討すべきだとの意見が根強くある。
 とはいえ、これはあまりに安易に過ぎよう。
 仮に女性宮家を創設しても、一時的に皇族減少を防ぐだけで皇位継承資格者が増えるわけではなく、その場しのぎでしかない。
 皇室典範を改正し女性宮家当主やその子孫に皇位継承資格を与えるとすれば、それは1日に即位された天皇陛下を含め126代にわたり例外なく続いてきた男系継承の伝統の大転換になる。「一度切れた歴史はつなげない」(寛仁親王殿下)のである。
 女性宮家の配偶者をどう探し、その身分をどうするかという問題もある。
 戦後、連合国軍総司令部(GHQ)の意向で皇籍離脱した旧宮家や、それ以外の皇統に連なる男系男子の皇籍復帰に対する批判論の一つに「長年民間人として暮らしていた人や、その子孫が皇族となることへの違和感」というものがある。
 だが、例えば女性宮家の配偶者は皇族とすると定めたとしたら、「生粋の民間の男性」が皇籍を持つことになる。旧皇族の復帰はだめだが、もともとからの民間男性に皇籍を付与するのは問題ないとするのでは理屈が逆立ちしている。
 また、そもそも「女性皇族方は宮家当主となることを望んでおられない」(政府高官)との複数の証言がある。
 現行制度上、結婚すれば皇籍を離れる立場にある秋篠宮家の眞子さまであっても、婚約内定後に一連の騒動が起きている。これが宮家当主だったら、もっと注目され、報道も過熱していたことは想像に難くない。
 一番の問題は、女性・女系天皇の容認は、取り返しのつかない大きな混乱を招きかねないことである。
 平成18年2月、宮内庁秋篠宮紀子さまのご懐妊の兆候を発表した際、女性・女系天皇を認める皇室典範改正に熱心な当時の小泉純一郎首相と、慎重派の安倍晋三官房長官との間でこんなやりとりがあった。
 安倍長官「誠におめでたいことですが、これで皇室典範改正はよくよく慎重にしなければならなくなりました」
 小泉首相「なぜだ」
 安倍長官「生まれてくるお子さまが男子でしたら、皇室典範改正は正統な皇位継承者であるこのお子さまから継承権を奪ってしまうことになります。(皇子同士が皇位継承で争った)壬申(じんしん)の乱になりかねません」
 小泉首相「…そうか」
 皇室の悠久の歴史の中で守り続けられた男系継承という伝統を、後世の浅知恵で曲げれば、皇位の安定的継承どころかかえって禍根を残すことになろう。(阿比留瑠比)」
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 5月2日21:16 産経新聞「「令和の皇室」男性大幅減少 平成初期から構成様変わり 
 1日に行われた天皇陛下の即位関連儀式「即位後朝見の儀」では、ご参列の皇族十二方のうち女性が十方を占めるなど、令和の皇室は男性皇族が多数いた平成初期から構成が様変わりした。比率が増した女性皇族方については、宮家の公務を引き継いでおられる方もおり、新時代の皇室を支える役割が増している。
 現在の皇室は、天皇陛下と皇族十七方(上皇ご夫妻を含む)で構成。平成初期に七方だった男性の成年皇族は三方となられている。
 平成の同儀式には、1日の儀式にも臨まれた陛下、秋篠宮さま、常陸宮さまに加え、昭和天皇の弟の三笠宮さまと長男の寛仁(ともひと)親王殿下、三男の高円宮さま(いずれも薨去、こうきょ)の姿があった。次男の桂宮さま(薨去)を含めた三笠宮さまの親王(息子)三方は当時30~40代の働き盛りだった。
 寛仁さまが担っていた活動については長女の彬子(あきこ)さまが日本・トルコ協会、中近東文化センターなどの総裁職をご継承。次女の瑶子(ようこ)さまも社会福祉分野を引き継がれている。高円宮家は多くの公務を高円宮妃久子さまが継承されたが、長女の承子(つぐこ)さまが30年に全日本アーチェリー連盟などの名誉総裁を受け継がれた。
 これまで以上に重要な公務を担われそうなのが、皇嗣(こうし)となられた秋篠宮さまと秋篠宮紀子さま内親王(娘)の二方だ。長女の眞子さまはご夫妻が毎年臨まれた「全国都市緑化祭」と「みどりの感謝祭」式典、「国民体育大会」総合閉会式の行事に、次女の佳子さまは紀子さまが担ってきた「産経児童出版文化賞」贈賞式に出席される。二方とも夏から秋にかけ、海外公式訪問も検討されている。
 20代半ばから30代後半の眞子さま、佳子さま、彬子さま、瑶子さま、承子さまの五方が結婚されれば、皇族はさらに減少する。近年は高円宮家の次女の千家(せんげ)典子さん、三女の守谷絢子(あやこ)さんが26、30年にそれぞれ結婚により皇籍を離脱した。
 公務の担い手不足が進む中、女性皇族が結婚後、宮家を立てて皇室に残り、皇族として活動する「女性宮家」の創設案も浮上している。上皇さまの譲位を可能とした皇室典範特例法の付帯決議は、代替わり後、女性宮家創設など安定的な皇位継承策を政府が速やかに検討し、結果を国会に報告するよう求めている。菅義偉官房長官は3月、参院予算委員会で早期の検討姿勢を示しており、政府の今後の対応が注目される。
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 八木秀次・麗澤大教授の話 
 代替わり後、政府が安定的な皇位継承策を検討するが、男系でつないできた皇位継承原理をいかに正しく国民に発信し、理解してもらえるかが課題となる。
 上皇さまの譲位を可能とした皇室典範特例法の付帯決議には、女性宮家の創設も一つの案に上っている。若い男性皇族がいない状況をみれば、女性皇族方に結婚後も皇室に残ってもらう考えもあるが、女性宮家を作り、民間男性を配偶者に迎えて子供が生まれれば、歴史上存在しない女系天皇への道が開ける。それは皇室の正統性を否定することになる。
 これまで皇統が途絶えそうになったとき、傍系の宮家の男子が継ぐことで男系継承を維持してきた。女系に広げることはなかった。こうした歴史的経緯はまだ十分に国民に伝わっていない。
 政府は皇統の原理について正確に発信するとともに、女性宮家だけでなく、戦後に皇籍離脱した旧11宮家にいる男系男子孫を皇籍復帰させる案も並行して検討すべきだ。
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八幡和郎・徳島文理大教授の話
 皇位継承は男系男子があくまでも原則だ。これから議論すべきは、悠仁さまの皇位継承を前提とし、その後が続かなかった場合の候補者をどう確保するかだ。
 私は男系か女系かという議論は棚上げにして将来の選択に任せる前提で、両方の可能性を残せばいいと思う。具体的には3つの方法で皇室と縁があり、悠仁さまと同世代以下の若い男子に宮家を継いでもらい将来に備えればいいと思う。
 1つは旧宮家の男系男子による継承。旧宮家には明治天皇昭和天皇内親王が嫁ぎ、今の皇室と近い血縁の家もある。例えば、常陸宮家の跡を姉の子孫の東久邇家の誰かが継いでも違和感がない。
 2つめは女系の男子。眞子さまや佳子さまの男子が秋篠宮家を継ぐのは女性宮家よりは抵抗が少ない。
 3つめは皇族の女性やその子孫が遠縁の男系男子と結婚して生まれた男子だ。旧宮家に限らず、江戸時代から戦前に公家や華族になった者の子孫まで含めると、かなりの数の男系子孫の男子がいる。宮内庁は彼らの名簿を整えるべきだ。」

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 産経新聞 iRONNA「眞子さまご婚約に増長する民進党女性宮家は皇統の「禁じ手」である
 『竹田恒泰
 竹田恒泰(作家)
 眞子内親王殿下のご婚約が報ぜられると、民進党は、安倍政権を揺さぶる新しいネタを得たと思ったのだろう。彼らは早速、天皇陛下の譲位の特例法の付帯決議に「女性宮家の創設」を明記することを賛成の条件とした。
 そもそも女性宮家の話は、民主党政権下で野田総理が打ち上げたことだった。天皇陛下の心臓のバイパス手術の直後のことである。将来皇族が減少することで陛下のご公務が増えてしまうことは、陛下のご体調とお歳を鑑(かんが)みると問題であるとし、陛下のご負担軽減のために女性宮家を創設すべきと訴えたのは、野田総理その人である。
 もしその考えが正しければ、今回の特例法によって天皇陛下の譲位で若き新天皇が立った場合、ご負担軽減自体が不要になるため、そもそも女性宮家は不要ということになる。
 にもかかわらず、今般、女性宮家創設を約束しない限り、譲位特例法に賛成しないというのは、論理的に整合性が取れていない。
 また、民進党女性宮家を作ろうと躍起になっているのは、たとえば蓮舫代表であり、また参議院では白眞勲議員である。
 私の懇意にしている自民党参議院議員によると、白議員は、女性宮家を議論しない限り参議院憲法審査会は開催しないと述べているという。
 皇室を重んじる者が皇室を守るべく発言しているならまだよい。
 かたや二重国籍問題が未解決で、いずれの国にアイデンティティーがあるかどうかも不明な蓮舫代表、方や元朝鮮人で朝鮮日報の元東京支社長を務めた白議員が、一体どのような意図があって熱心に女性宮家を提案するのであろうか。彼らが本当に皇室のために意見を述べていると考えるのは、あまりに不自然であろう。
 白議員の話が事実であるなら、民進党は、憲法九条改正の審議をするのと引き換えに、女性宮家を作ろうとしていることが分かる。つまり、女性宮家創設は、彼らにとってそれほど重大な課題ということになろう。
 たしかに、将来的には皇族が減少し、皇位の安定的継承に問題が生じる可能性が高いことが危惧される。現在皇室には皇位を継承できる皇族男子は、若い世代には秋篠若宮殿下(悠仁親王殿下)のお一方のみである。
 しかも、今後皇族がご誕生になるのは、若宮のご結婚の先まで待つ必要があり、また、女性皇族のご結婚によって、今後皇族は激減することが確実である。皇族が極端に減少すると、天皇の外国ご訪問やご不例などで、天皇の国事行為や公的行為を代行する皇族が不在になる恐れがある。
 陛下のご不例の折には、皇太子殿下が国事行為の臨時代行者をお務めになり、また秋篠宮殿下が公的行為の一部をご名代としてお務めになったが、皇族の減少はそれを危うくする。
 それだけではない。もし皇族が二人未満になると、皇室典範が規定する皇室会議が開けなくなる大問題が生じる可能性がある。
 皇室会議とは、摂政の設置、皇位継承順位の変更、皇族男子の婚姻などを決議する機関で、三権の長をはじめ、皇族二名を含む十名の議員をもって構成される。もし、これが開けなくなると、皇室に関する重大事が決議不能に陥る。ところで、天皇は皇族ではないことも付言しておきたい。
 ただし、火急といえども、若宮のご誕生により、皇統の危機は数十年遠のいたのであり、半年や一年程度で結論を必要とするものでもない。女性皇族は天皇の御公務を分担しているわけではないので、女性皇族の減少と、天皇陛下のご公務の増加は、基本的に関係はない。
 いくら皇族が減少するとはいえ、皇族を確保するためにいかなる手段を講じてもよいわけではない。
 皇室典範は、皇位は皇統に属する男系の男子が継承すると規定している。そのため、いくら女性宮家創設で皇族の頭数を確保しても、皇位を継承することが可能な「男系の男子」を確保したことにはならない。それでは何も解決していないに等しい。
 ならば、戦後にGHQの指示によって皇籍を離れた旧皇族一族を活用することが先であろう。旧皇族を一部復帰させるか、あるいは既存の宮家が旧皇族から養子を取ることができるように法整備すべきである。
 女性宮家創設とは、すなわち民間出身の男子を皇族に迎え入れることである。もしこれが現実のものとなれば、皇室の歴史上、初めて民間出身の男性が皇族の身分を取得することになる。
 そして、その子や孫がなし崩し的に将来の天皇となった場合、男系継承の原則が崩され、初めて歴代天皇の男系の血筋を引かない天皇が誕生することになる。
 女性宮家創設というのは一般人の耳に優しく響くだろう。しかし、女系天皇を容認する国民的合意なくして、女性宮家について論じるのは適切ではない。女性宮家創設の皮をかぶった女系天皇論にほかならず、将に「禁じ手」というべきである。
 天皇の原理は、究極的には「血統」の原理である。天皇の基本原理が変更されたら、それは歴史的な天皇とは異なる原理の天皇に変化することを意味する。
 その様に成立した新しい原理の天皇は、ある一定の人は認めるかもしれないが、また別のある一定の人は認めないことになる。非の打ち所のない天皇が、非の打ち所のある天皇に変化してしまうことが、最大の問題といえる。
 人によっては認めあるいは認めないような天皇が、日本国の象徴、あるいは日本国民統合の象徴としての役割を全うすることは不可能であろう。
 女性宮家は「皇室の終わりの始まり」であることを知ってほしい。ゆえに、民進党が九条とバーターにしてでも女性宮家を実現させようとしているのである。甘い言葉に騙されてはいけない。
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 GHQ、ユダヤマルクス主義者、日本人共産主義者アメリカ人キリスト教徒らが仕組んだ、宮家の廃止と男系男子皇族の減少による皇位継承者の消滅と天皇制度の廃絶の危機。
 国民世論が、女系天皇の擁立・女性天皇の即位・女性宮家の創設を支持するのは戦後教育の成果である。
 戦後教育を受けた日本国民が、女系天皇女性天皇女性宮家を賛成するのは当然の事である。
 戦後教育は、日本の神(祖先神・氏神)を殺し、日本民族を絶滅させ、天皇神話・民族中心神話・天孫降臨神話を消滅させようとしている。
 戦後教育を信奉する高学歴出身知的エリートは、反宗教無神論者であり反天皇である。
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 天皇制度は、政治制度なのか、宗教制度なのか。
 政治制度なら、国民である事を条件として大統領選挙のように総選挙で選べばいい、
 宗教制度なら、ローマ教皇選挙のように人種・民族に関係なく信仰を基準として枢機卿大司教らの聖職者が行うコンクラーベの様に選べば良い。
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 天皇制度とは、政治制度なのか、宗教制度なのか、家族制度なのか。
 日本国憲法は、政教分離の原則から、天皇制度を宗教制度ではなく政治制度と認定しているが、家族制度を否定する事を裂けている。
 皇室典範は、天皇・皇族・皇室は、万世一系の男系家族であると定めている。
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 天皇・皇族・皇室とは、女性神最高神である皇祖・天照大神の命・魂、血・身体を正しく受け継いでいる子孫の事である。
 それが、天皇・皇族・皇室の「血統」である。
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 天皇位とは、天照大神の子孫である初代天皇神武天皇の志・心・精神を正統に受け継ぐ子孫の事である。
 それが、天皇・皇族・皇室の「皇統」である。
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 血統・皇統は、日本民族の日本中心神話・天孫降臨神話で正統とされている。
 日本の民族主義ナショナリズムは、日本中心神話・天孫降臨神話を源泉としている。
 日本中心神話・天孫降臨神話は、縄文時代の宗教儀式・呪術を体系化した神話であり、その原型は揚子江流域に栄えていた長江文明の宗教儀式である。
 日本皇室の源流は、黄河流域漢族ではなく、揚子江流域少数民族である。
 つまり、中華文明圏の子孫である漢族とは直接的に関係ない。
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 女系天皇擁立の為に皇室典範の男系規定の廃止ししうると言う事は、父親は皇族・皇室、場合によっては日本民族日本人以外の渡来人でも認めると言う事である。
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 男系天皇桓武天皇の母親は、渡来人の子孫であった高野新笠であった。
 これが、女系天皇になれば、父親は日本民族日本人ではなく中国人でも朝鮮人・韓国人でも、アフリカ人やユダヤ人、あるいはイギリス王家の王子でも構わなくなる。
 もし、人種や民族で配偶者を決めるとそれは「差別」になる。
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 女系天皇女性天皇の擁立を目指す日本人は、全ての事を承知で進めようとしている。
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💎19)─2─反天皇的宗教団体は、代替わりの一連の儀式は「憲法違反」と非難し中止を求めた。〜No.83No.84No.85 ⑭ 

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 関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。
   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博・   
 キリスト教イスラム教などの普遍宗教は、地球上に数多くあったローカルな民族宗教を邪悪な宗教・野蛮な宗教・未開の宗教として滅ぼし、その信者を皆殺し・根絶やし・虐殺してきた。
 宗教とは、人を狂わせる恐ろしい存在である。

   ・   ・   ・   

 日本の将来は、天皇制度が廃絶された共和制度国家であり、天皇・皇族などの皇室が消滅した人民社会であり、皇室所縁の神や仏が消えた反宗教無神論世界である。

 畏れや慎む心を失った日本人は、無節操にうつろいやすく、如何に親しみやすを感じても無責任な人気に過ぎず、信じる憧憬や崇拝などは所詮は朝露の如く消えうせる。

 昔の日本人と現代の日本人は別人である。
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 2019年5月1日 朝日新聞「代替わり儀式『憲法違反』キリスト教団体
 プロテスタントカトリックなど国内のキリスト教の教団や教派団体が30日、東京都新宿区で記者会見し、天皇代替わりの一連の儀式を国事行為・公式行事として行うことは『憲法上、国民主権の基本原理や政教分離原則に違反し、国家神道の復活につながる』と主張した。
 各団体は、5月1日にある『剣璽(けんじ)等継承の儀』は神道神話に基づく神器を受け継ぐ儀式と指摘。10月の『即位礼正殿の儀』で新天皇が『高御座(たかみくら)』に立つことは、天孫降臨神話に基づき天皇が生き神の性格を帯びてる意味を持つと述べ、両儀式が国事行為として行われることは『政教分離原則に違反する』と主張した。
 11月に新天皇が臨む大嘗祭(だいじょうさい)についても、『皇室の私的宗教行事』だとして、国費の支出に異議を唱えた」
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 中世キリスト教会や白人キリスト教徒商人は、需要と供給から日本人をアフリカ人同様に奴隷として売って大金を稼いでいた。
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 キリスト教朝鮮人テロリストなど狂信的キリスト教原理主義者達は、昭和天皇や皇族を殺そうとしていた。
   ・   ・   ・   
 宗教団体や宗教家・宗教関係達は、全ての事を知っている。
 反天皇反日活動は、全て「神の御名」によって執り行われた必然であった。
 日本民族日本人が被った全ての被害は、日本民族日本人が持っていた原罪にあり、神が下しもうた天罰である。
 日本民族や日本人は生まれながらにして呪われ、神に対して大罪を犯している、と彼らは告発している。
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 日本民族は、乱婚を繰り返して生まれた、混血児であり、ハーフであり、多種多様な雑種民族である。
   ・   ・   ・   
 神道神話とは、日本民族日本人が守り語り継いだ天皇神話、民族中心神話・天孫降臨神話のことである。
   ・   ・   ・   
 日本民族日本人が持っているのは、勢・活きよい、偶然、幸運である。

 日本の如何なる分野において、必然など存在しない。

 日本民族日本人には、必然など無縁であった。
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 日本民族日本人は、宗教を信じてはいないし、幾ら祈ろうとも神や仏など役に立たない事を知っていた。
 日本民族日本人には、甘え体質などないし、依存意識もない。
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 日本民族日本人は、如何なる宗教も有り難く受け入れ、全ての神や仏を無節操に拝むが、その実は、冷たい目を宗教に向け神や仏を突き放し見下している。
 日本民族日本人は、宗教に冷めた感情を持つだけに、真の信仰に目覚めないし、神や仏を信仰して狂信的に暴走する事はない。
 日本民族日本人が信じるのは、花鳥風月プラス虫の音、苔と良い菌が生み出す1/fゆらぎ、マイナス・イオンの中に立ち現れる自然の神性であり、人間が妄想たくましくして言葉巧みに作った宗教、神や仏など「嘘臭い」として信じない。
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 キリスト教イスラム教などの普遍宗教では、東日本震災の地震と大津波で犠牲になった人々を癒やし慰め励ます事はできなかった。
 当時のローマ教皇は、被災地で生き残った少女の「私に罪がありますか?」との問に言葉を失って沈黙した。
 日本民族日本人には、世界で信じられているような「生まれながらの原罪や宿罪」はない、当然「大罪」もなく、よって「天罰」もない。
 必然などない。
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 日本には信教の自由が認められている。
 反権力意識が強い人権派市民団体などは、宗教団体の取締に猛反対している。
 ただし、信仰を根拠として殺人、テロ、破壊工作、拉致誘拐など反社会的活動を行う宗教団体は取り締まっている。
 だが、宗教団体への適正な法の執行を躊躇う意識が強い為に、オーム真理教など凶悪宗教団体を放置する所がある。
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